食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

パンプキン・ピッキングとスクアッシュ・シチュウ

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これらは、日本でいうかぼちゃの親戚、スクアッシュでございます。

今週末は、パンプキン・ピッキングに行ってまいりました。

かぼちゃ狩り?

 

本当はリンゴを採りに行きたかったのに、目当てのオーチャードは「今年はもうおしまい」ということで、今年は行けなかったと以前書きましたが、職場でも同じようなことを話していた私。

 

それを聞いた上司が、近所の農家に問い合わせてくださり、「あそこのファームはまだやってるって。リンゴはもうそろそろ終わりになるけど、パンプキンやスクアッシュもあるから、楽しめるよ。」と。

 

ちょうどフランスに住んでいる友人が二週間ちょっとの予定で遊びに来ているので、みんなで行って来ましたよ。

「フランスの農家を期待しちゃダメよ、北米のファームだからね」と釘をさしつつ。

 

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広いファームの敷地内にはリンゴのオーチャードもありましたが、やっぱりほぼ終わりましたね、という雰囲気で。でもリンゴを採りに来てる親子連れもポツリポツリといました。

 

私たちのお目当は、旬のスクアッシュ。

パンプキンはハロウィーン前にはたくさんのお客さんが採りに来ていたでしょうけれど、私たちは子供もいないので、パンプキンをしつらえて飾り立てたりする気は毛頭なく、ついでに作るパンプキンパイなども好きではないので、パンプキン・ピッキングと言いつつ、本当はスクアッシュ・ピッキングですね。

 

いろんな種類のスクアッシュが転がる広い畑で、あまり大きすぎず、痛んでいなくて、程よい感じのものをじっくり探しました。

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私たちが選んだのはこちら。お店でよく見かけるものではなくて初めて見た種類を選んで見ましたが、上の真ん中のスクアッシュはお目当てのものだと思っていたのですが、よく見るとスパゲッティ・スクアッシュかも。ちょっと残念。

 

 

自分たちが選んで採取した(というより拾ったっていう方が的確な感じでしたけど)スクアッシュを持って入口脇の売店へ行き、お店の人に計量していただいて、1パウンドあたり50セントを支払い。

うちの収穫は14ドルでした。

 

この収穫を使って、お友達カップルが我が家でスクアッシュ・シチュウを作ってくれるというので、ワイワイ手伝いながら作り方もきちんと見ましたよ。

 

ということでメモ書きをば。

 

GとSのスクアッシュ・シチュウ

 

  • スクアッシュ (この日は上の写真のオレンジ色のスクアッシュ、アンバー・カップ一つと、写真には載っていないお友達収穫のエイコーン・スクアッシュ半分を利用)
  • 玉ねぎ中くらい一つ
  • にんにく大きめ3カケくらい
  • ケール 両手で束をつかむくらいの量(友人の家の畑より)(茎はブロス用に回し、葉っぱのみ利用)
  • ネイヴィー・ビーンズ (大きめのスプーンで4杯くらい=1,5カップくらいか)
  • トマトの水煮
  • 野菜のブロス(2パイントくらい)
  • 塩 小さじ1杯強
  • カイエンペッパー 小さじ1杯強

 自分メモ:ネイヴィービーンズは煮込んで溶けてしまったのか、存在感が薄くなったので量を増やす&入れるのはスクアッシュが柔らかくなってからにする。

 

手順

厚手の鍋にオリーブオイルを敷いて、玉ねぎとニンニクを炒め、ケールを炒め、トマトを炒め、ブロスを加えたら1インチ角くらいに切ったスクアッシュを入れ、ネイヴィービーンズも入れ、煮込む。

 

ブロスには、リークの緑色のところを3本ぶん、青ネギの緑色のところを5〜6本分、ベイリーフ、ローズマリーの茎、にんにくの皮、、、などが入っていますが、シチュウそのものにはスパイスはカイエンペッパーのみでした。

作ってくれたお友達はスパイス・ミニマリストなのですが、それがちょうどよくて美味しかった。

 

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アンバーカップは皮が薄いので、剥かなくってもいいんだそうです。味も栗のようで甘くて濃厚で、それだけでも嬉しいのですが、剥かなくていいのは大変嬉しいですね。

 

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大変美味しうございました。

 

 

煮物は温まりますね。。。


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秋本番、ヴィーガン・リーク鍋で暖まろう

今年は秋が来ないなあと思っているうちに、すでに十一月になりましたよ。

来ないなあといいつつ、寒い日もくるし、今週末には北米もとうとう夏時間がおしまいになりますので、本格的な秋です。

窓ガラスの結露が激しい季節です。

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とはいえ異様に暖かい日もあった先週。紅葉も若干あるものの、やっぱり緑濃い木々もあったりして。

 

お店にはリーク(西洋ねぎ、日本語ではポロネギということもあるようです。これってきっとフランス語の poireau(x)ポワロから来てるんでしょうね)がじゃんじゃん並んで、値段もぐっと下がりましたよ。

 

リークは私、大好物です。

自分の畑でも挑戦しましたが、未だに成功したことがないので、季節になって安くなるたびに6本くらいで一束になってるのを買って来てはガンガン使いますよ。

 

そこで昨夜は、ヴィーガン・リーク鍋で温まりました。

 

入れるものはその時次第ですが、いつもだいたい入れるのはこんな感じです;

 

リーク(日本で鍋やるなら白くて太いネギを使いますが、こちらでは高いのでリークです。)

白菜

春菊

えのき

しめじ

まいたけに似た形だけど実際は実体がよくわかってないマッシュルーム

しいたけ

豆腐

結び白滝(この10年くらい、当地でもかなり気楽にそこらへんのアジア系グローサリーストアで買えるようになりました)

 

 

リークは、品によっても若干違いますけれど、土がびっしり詰まってるようなものも結構ありますので、きっちり洗うのが結構大変です。

上の方の緑の部分が遠くに泥ドロしいです。

でも、きっちり洗ってやれば結構薄緑色の部分も食べられるので、白いとこだけ食べて残りは捨てちゃう、なんて勿体無いですよ!

もちろん、食べるにはちょっと繊維が強い部分や根っこの部分は全てストックにします。このストックと白い部分を細かく切ったのとジャガイモでリーク&ポテトスープにするのも秋の味です。

リーク&ポテトスープに「コンソメ」とか「チキンブロス」とかは一切不要です。リークの風味で十分旨いですもん。

 

昨日はリークと白菜、お豆腐がメインなさっぱり鍋でいただきまして(肉や魚を食べる人にはさっぱりすぎかもしれません)今日はこれに、目先を変えたお揚げボールを入れて見ました。

 

お揚げボールとは、冷凍庫に入れて忘れていたテンペをこれまた冷凍して忘れてたお揚げボール(中国系グローサーに必ず置いてある、油揚げと酷似しているのだが形状がキュービックもしくは球状なのでお揚げボールと呼んでいます)の中に入れたもののことでございます。(中身はその時々で変化します)

 

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私が育った家では、鍋は一晩みんなでワイワイやって、残りはおじやになっておしまいでしたが、父方の従姉妹の家ではお鍋は具を変えたりうどんを入れたりしつつ何回か夕飯に登場する習慣でした。

私もその従姉妹一家の風習をちょっと真似て、鍋をするとだいたいふた晩は具をちょっと変えて楽しみます。

うどんかおじやかで楽しむのは最後のお楽しみ。

 

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20年くらい前にチャイナタウンで購入した土鍋です。

ふたの収まりが悪くて、グラグラするんですけど、よく見たら蓋と本体で模様が違うんです。

多分陳列してるうちに蓋が割れたのと、本体が割れたのを、お店の人が同じサイズだからと組み合わせて置いておいたのを、知らずに買って来た間抜けな客が私たちだね、とこれを使うたびに笑ってしまうのです。笑

 

大根おろしと酢と醤油で食べるのが好きなのですが、たまには味噌とか入れてもいいかなあ。


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君の名は、、、そして実体は?

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先日書いた白崎裕子さんのマフィンの記事に、カリフォルニアを拠点に世界の美味しいものについて書いていらっしゃるMarichanさんからコメントをいただきました。

 

Marichanさんは白崎さんのレシピに登場する「てんさい糖」の代わりにココナッツシュガーを使われたそうです。

 

なるほど、ココナッツシュガーですね。忘れてましたが、うちにも使い残しがちょっぴりありました。

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今回は白崎さんのバナナマフィンを作って見ましたので、使いましたよ。

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クランベリーも入れてるので、バナナの香りがするクランベリーマフィンになってしまった。。。視覚的には「クランベリーの目玉ぎょろぎょろマフィン」ですね。笑

 

 

 

そしてついでに思い出しました、前からちょっと引っかかってた疑問があったのを、、、

 

 

 

ココナッツ・シュガー(またはオイル)とパーム・シュガー(またはオイル)って同一のもの?それとも別物?

そもそも、ココナッツって、パームってなに?

 

いや、もちろんココナッツの実は見たことありますよ。スーパーに行けば置いてありますから。

パーム・ツリーだって、カリフォルニアでたくさん見かけましたし、日本でも子供の頃にたまに見かけましたし、オンタリオでも、湖のビーチで有名なPort Doverのビーチに行けば、夏場はパームツリーが並んでいるのです(夏が終わると掘り出されて室内に保存されるらしい、、、、。)

  

そこでちょっと調べて見ました。

まず、パーム(Palm)とはなんぞや。

Arecaceae - Wikipedia

いわゆるパーム・ツリー(Palm tree, Palmae)は Arecaceaeというファミリーの総称だということです。

日本語には日本語の専門用語があるでしょうから、wikiの言語のコラムのところで日本語を選択しましたら、ほら、ちゃーんと日本語でも説明ページがありましたよ。

ヤシ(椰子)は、単子葉植物ヤシ目 ヤシ科に属する植物の総称である。(日本語ウィキページより)

日本語の専門用語、よくわからないのですっ飛ばしまして、利用という見出しの部分を見ましたら、ありましたよ!

利用[編集]

熱帯地域では資源植物として重要であり、古来より多くの種がさまざまな方法で利用されている[1]。最も有名なのはココヤシで、ヤシ油をとって食用や石鹸に利用したり、果実の中心にある透明な液を飲料としたりする[1]。また、アブラヤシの実からはパーム油の採取したり、そのほかの種でも食用、デンプンや砂糖の採取、タバコ代わりの嗜好品、条虫駆除薬、繊維利用、屋根葺きの材料など利用法は多岐にわたる[2]。また、ヤシ科植物は鑑賞用の植物としてなくてはならないものとなっていて、庭園樹や室内観葉植物として利用されているものもたくさんある[4]

ここでいう「ココヤシ」というのは、ココナッツのことでしょうね。

で、「アブラヤシ」の実からは「パーム油」を採取したり、、、、ということか!

 

ココヤシ=ココナッツ=coconutsについて 

Coconut - Wikipedia (英語のページ)

アブラヤシ=(多分パーム油をとるヤシ)=oil palm =Elaeisについて

Elaeis - Wikipedia (英語のページ)

砂糖をとるヤシはそれはそれで存在するようですね。

Borassus - Wikipedia (英語のページ)

 

何せ解説にはラテン語や現地語(生息する地域では**と呼ばれていて、、など)の単語が散りばめられているので、読んでるうちに訳がわからなくなりがちです。笑

 

要するに、ココナッツというのはヤシのファミリーの一員であって、だから「ココナッツ・パーム・シュガー」という表現もありうるよと、そういう訳ですね。

でもって、ココナッツ以外のパーム(ヤシ)から採った砂糖もありますよ、と。

ココナッツ以外のどのパームから砂糖をとるのか、そこらへんはもう頭が混乱してきてよくわからなくなりました。

 

日本語で見て見たら、もうちょっと明快に書いてありました。

パームシュガー - Wikipedia 

パームシュガー(もしくは、ヤシ糖)とは、ヤシ類の花序や幹の樹液(パームシロップ、パームハニー)から採取できる砂糖である。もともとパルミラヤシナツメヤシサトウナツメヤシの樹液から作られた。現在はサトウヤシ(Arenga pinnata)とニッパヤシから作られている。東南アジアだけでなく、インドスリランカパキスタンアフリカ南アメリカおよびカリブ海地域で生産される。

現在はサトウヤシ(Arenga pinnata)とニッパヤシから作られていると。

ニッパヤシの日本語ページには砂糖にするという話は載っていませんでしたが、英語のページを見ると、フィリピンなど東南アジアで甘い樹液を飲む習慣があるとあります。

Nypa fruticans - Wikipedia

Arenga pinnata - Wikipedia 

 

何れにしても、ココナッツシュガーもパームシュガーも、いわゆるヤシの実からではなくて樹液から砂糖をとることは共通しているようですね。

 

で、ココナッツ・シュガーは体に良い、という話と、パームシュガーは体に悪い、という話、これはどこまで根拠がある話なのかな、という疑問を解明したい。

 

・・・・ですが、インターネット・ユニバースの中では、この混乱は割と普遍的なものらしく、palm sugarでググってもcoconut sugarについての記事が混ざっているし、palm sugarとタイトルにある記事を見つけても、内容的にはココナッツシュガーのことを書いてあったり、、、。

 

 

ただ、こうやって色々と探してるうちに、「同じヤシ科の植物なのに、一つは体にいいと言われ、一つはよくないと言われている、って変じゃない?」と。(気がつくのが遅い)

 

だいたい、パーム・シュガーが体に悪いっていう話、サッっと見た限りではどこにも見当たりませんよ。

でも、随分前ですけれど、確かに聞いた覚えはあります。

あれはなんだったのか。

 

一昔前(ふた昔かも)はココナッツ・オイルも体に悪いから口に入れちゃダメなオイルと言われていましたけど、今じゃそんなこと誰も言いません。(”健康のため”に飲んでる人までいる始末)

当時、ココナッツ・オイルをダメダメと言っていたのは別の植物オイルを売りたい企業だったと言われていますけど、今、ココナッツ・オイルがここまで流行ってる背景には、やっぱりオイルを販売する企業のマーケティングの影響力がかなり大きいはずですしね。

 

と、いうことは、このココナッツ・シュガーが体にいいらしい、っていう話だってやっぱり怪しいのでは。

 

私が怪しいと思ったくらいですから、世の中にはそう思ってる人が当然いて、書いてらっしゃいますね。↓


ココナッツ・シュガーがケーン・シュガーより体にいい、とか、ケーン・シュガーよりGIが低い、とか、そういう触れ込みに踊らされるべきではないという部分は同感ですが、だからって「ココナッツ・シュガーはunhealthyである」というのは変な話だなと思いますけどね。

 

精製度が高ければ高いほど害悪が大きくなるのは、原料が何であれ同じだろうし、摂取量が増えればそれだけ体に負担がかかるのも同じこと。

 

そこまで甘いものばっかり食べなきゃいい話だ、と甘いものがなくても平気な私は思います。

 

 

それにしても、こういった食べ物の名称って言語によっても違うし、時代によっても若干変化するのか、とにかくわかりにくいものが多いと感じるのは私だけ?

 

植物、そして魚介類の名前などは、学名(ラテン語だったりする)と、よく食べられている地域の言語での通称と、それが英語圏やフランス語圏などに入ってきて呼ばれるようになった名称と、、、と何通りか名前がありますし、ものによっては、同じ綴りで同じ名前なんだけどこの言語ではA,B,Cを含むんだが、別の言語ではBだけ、とか。

 

インターネットでちょっと調べる程度だと、きっちりとしたサイトでないところ(例えばこのブログとか。笑)では通称だけだったり日本語訳だけ書いてあったり、もしくは英語圏だと英語訳だけ書いてあったりして「それは一体学名は何?オリジナルの言語での名称は何?」なんてことになります。

 

今回は、Palm (椰子)と Coconut (ココナッツ)の区別がとりあえず若干整理できたので良しとしましょうか。


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アボカドの発芽と今年の北の畑(2017)

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日本から戻ってきたら、八月の終わりに土に埋めて窓辺に置いておいたアボカドの種が、発芽していました。

 

アボカドの種は水栽培にすると芽が出るといいますが、水栽培にしていた間は全く微動だにしなかった種。

もうダメかな?と諦めかけましたが、「どんなに時間がかかっても必ず発芽する」と聞いたので、じゃあしつこく頑張ってやる、と。笑

 

でも、水栽培だと水が減るたびに足してやらなければならないし、なんとなく水が汚くなるような気がするので、水を換えてやりたくなりますが、どんな頻度で換えてやればいいのやらよくわからず、面倒臭くなって土に埋めたという次第です。

 

アボカドの発芽は、水栽培でも土からでも、個体によって時期は様々だそうです。

なんでそんなに違うんでしょうねえ。

私の種は、大器晩成なのか。

 

 

温暖な土地に住んでいたならば、庭でアボカドを育てて収穫、、なんてことも夢ですけれど、、、まあただの夢ですね。笑

 

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日本滞在中は、母のオクラがじゃんじゃん実っていて、温暖な気候がとても羨ましく思われました。

母の庭ではローズマリーなんかも多年草の茂みになっていて、花がいっぱいついているんですよね。

母の庭だけじゃなくて日本で植えている方は皆さんそんなもんだとお思いでしょうけれど、こういう植物は北米でもこの辺の気候帯だと一年草扱いです。

冬は土も凍ってしまいますので、毎年ローズマリーが欲しければ毎年苗を買うか、植木鉢で育てて冬は家の中に入れるか。

 

だいたいオクラは夏ならうちの庭でも育つのだろうか。

オクラを食べている文化圏ってやっぱり温暖なところばかりだから、うちの界隈では平均気温とか日照時間とか、そういう問題で苗が大きくなっても実をつけるところまでいかないかもしれませんね。

 

 

 無理なことはさておき、うちの界隈(北米のzone5です)でも育てられる野菜、今年はトマト、きゅうり、ラピニ、アルギュラ、ビーツ、バジル、、、を植えました。

 

結果からいうと今年はパッとしませんでした。

 

ビーツはリスに発見されてしまい、葉っぱが元気に大きく育つ前に食べられてしまい、それに気がついた頃には、発芽した葉っぱの半分はやられてしまっていました。

大急ぎで鳥やリス避けの網をかぶせましたが、相手も栄養たっぷりなビーツの葉っぱのうまさを知った以上、簡単には諦めなかったようで、効果なし。

葉っぱが食べられてしまったぶんはビーツの形にすらならず、かろうじてほんの少し残っていた葉っぱも、根っこまで栄養が行かなかったのか、くるみくらいのサイズが関の山でした。残念。

 

アルギュラとラピニは、義母と父の件で留守がちだった間に菜の花畑と化していましたが、これらは割と簡単に発芽して育ってくれるようなので、来年また撒いてみます。

リスもビーツの葉っぱばかりでこちらは食べませんでしたしね。苦味が嫌だったのかもしれません。

 

バジル、きゅうり、トマトに関しては、理由はわかりませんが、やはりパッとしない結果でしたね。

なぜだ。

 

りんごは、去年は8キロくらい収穫できましたが、今年は花が終わって実をつけたのが5つくらいと最初から不作で、その上これもリスに取られて人間の手に入ったのは二つだけでしたよ。

 

こういう果物を実らせる木は当たり年と外れ年というか、お休みの年もあるんだっけ、、と思い、来年に期待をかけましょう。

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赤くないのは、リス予防に紙袋をかぶせてあったせい。チブリッツさんのブログを参考にした技ですが、我が家周辺に住んでいる大食いのリス相手には完璧な予防策ではありません。

 

一つはお友達におすそ分けし、一つは夫と二人で半分こしました。


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白崎裕子さんのジャムマフィンに初挑戦

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卵もバターも使わないけれど美味しい焼き菓子といえば、という感じでお名前はよく拝見していましたが、実際に白崎さんのレシピでお菓子を焼いてみようと思ったのは実は今回が初めて。

単に今までレシピを持ってなかったからなんですけどね。

 

今回の帰省で入手したお菓子の本を参考にしました。

 

 

この本に載っていた「ジャムマフィン」のジャムをクランベリー・ジェリーにして、その上初めてのレシピなのに、クランベリーの実も入れてしまうという暴挙に出て見ました。

 

基本に忠実じゃないんです。

 

いや、きっと美味しいマフィンだろうから、そこにクランベリーを入れちゃったって美味しかろう、と思って。。。

 

豆乳と菜種油を「乳化」させるというところが他のレシピとちょっと違うところですが、この「乳化」サラダドレッシングなど作るときによくやるので簡単だろうと思ってたんですが、油を一気に入れちゃったせいか、なかなか乳化した感じになりませんでした。

 

豆乳にオイル、足しながら計量してたので、混ぜながらは計量しにくいから、いいや、ドバッと入れちゃえ、と荒っぽいことしたのがいけませんでした。

 

乳化させるための混ぜ方というのもあるようで、右回り、と。

なぜ?

地球の自転の方向と関係でもあるのでしょうか。

なら南半球で作る人は左回りにしなきゃいけないでしょうか。

 

なんて考えながら、一応こういった指示にも従って見ました(今更、ですけど。笑)

 

でも粉と混ぜた生地はいい感じでしたよ。

これを書いている今、オーブンの中です。

どうなることやら。笑

 

白崎さんのレシピは「てん菜糖」や「菜種油」をお使いなのですけれど、このてん菜糖、砂糖ビーツを原料にした砂糖ということですけれど、うちの近所のグローサリーではどこにも扱いがなかったんです。

 

中華系のスーパーで、パーム・シュガーがあったくらいで、あとは色や精製度の違いこそあれ、どれもこれもシュガーケーンを原料にした砂糖ばかり。

ヘルス・フーズ・ストアに行かないと見つけられないんでしょうね。

 

菜種油も、同様に見つけられなかったので、私はケーン・シュガーとグレープシードオイルを使いました。(菜種油は英語でrapeseed oil と言いますが、grape seedと一文字違いですよ、惜しい!笑)

 

 

レシピでは6個分でしたので倍量で作りました。(6個なんてそんな数は味見にしかならない。)

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クランベリー・ジェリーがドバッと横にはみ出してますが、これが予想されたため、今回もマフィン・カップを利用してしまいました。

 

乳化は問題なかったようで、マフィントップはサクサクと、中身はふわふわと、とても美味しくできました。

でもこれ、マフィンじゃなくてカップケーキですね。

ふわふわで、しかも日本のお菓子にしてはちょっと甘い感じがします。

クランベリーと一緒に食べるからちょうどいいですけれど。

 

 

本のタイトル通り、大変かんたんにできましたよ。


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