食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ヴィーガン・ラヴィオリ

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ラヴィオリとカレー風味ほうれん草ソース。見かけは置いといて、味は大変よろしくて。

 

パスタ・パーティー

土曜日は友人が我が家にご飯を作りに来てくれました。

料理好きの彼は、たまに料理を作って私たちを招待してくれるのですが、アパートの同居人が子供の母親と共同親権で子育てをしていて、娘が週替わりで一緒に住むのですが、彼女がいる週末には人を呼びにくいらしく、そんな時はうちに来て腕をふるってくれます。

 

彼の娘が母親の家に滞在している週末には遊びに行くので、その子、多分8歳くらいになるんですが、赤ちゃんの時以来会ったことはなく、冷蔵庫の写真で見るだけです。笑

人んちの子が大きくなるのは早いですねえ。

 

そんなわけで、友人Gが最近お気に入りのラヴィオリを作りにくると電話があり、その直後、

「あ、これ、ヴィーガンじゃないことに気がついたから、別のものにするわ」と。

 

そんなこと言われたらもっと食べたくなりますので、「ヴィーガンの具を入れたらいいから、大丈夫だから、やろうよラヴィオリ!」と熱烈コール。

 

よくよく話を聞いてみたら、彼は出来合いのラヴィオリを茹でて、そこにお手製の特製ソースをかけるつもりだったそうで、生麺から作る気はさらさらなかった模様です。

 

でも、気のいい友人G、「やったことないんだけど、きゃすぴえが手伝ってくれるんならやってみる」と。

 

食べたいと言う欲に駆られてGを焚きつけたものの、ラヴィオリを作ったことはないので、下調べしました。

 

ラヴィオリ制作のプロセスはどんなかな〜、とまず見てみたのは毎度お世話になっているSeriouseats.comです。

とはいえこちらのレシピをそのまま使って料理したことはあんまりないんですが。

www.seriouseats.com

 

パスタ生地を最後に作ったのは、ヴィーガンになる前だったので、卵抜きのレシピを持っていないため、ヴィーガンパスタ生地のレシピはこちらを参考にしました。↓

minimalistbaker.com

レシピなんて大げさですが、要するに粉と水、それだけです。

このレシピはセモリナ粉2カップと全粒粉の 薄力粉を四分の三カップとありますが、なければオールパーパスで、とあり、まあ要するに粉と水ですね。笑

次回はパン用の粉で作ってみようかな。

 

このレシピの分量で作ったパスタ、スターターにスープとパンをいただいたのと、ビールも飲んだので、3人でちょっと食べきれないくらいでしたが、ラヴィオリでなくて単なるヌードルとしてソースをかけていただくのであれば、もうちょっと作りたいかなと感じるような量でした。

 

次回は粉6カップ分くらい作って、余ったら冷凍しておこう。

 

Gは当初リコッタ・フィリングのラヴィオリ(出来合い)を食べさせたいと思っていたとのことですので、ヴィーガンリコッタレシピを探して参考にしたのが次のリンク二つ。

www.onegreenplanet.org

theveganword.com

 

両方とも「ヴィーガン・リコッタ」の構成は同じ材料で同じ分量なので、これってそう言うものなのでしょうか。

 

今回作ったパスタの量ではこのフィリングは使い切れませんでしたが、まあこれは他に何か作って食べ切りましょう。

 

 

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セモリナ粉がものすごく高値だったそうで、代わりに店員の勧めるイタリアの00という粉を買ってきたG(それならウチにある粉で上等だったのに)。そのせいか生地は白っぽくて柔らかく、成形に手間取っていました。成形はGが担当し、夫はヘリにフォークを当ててつなぎ目をしっかり閉じる係。私は麺をこねて伸ばす人でした。

 

それにしても、餃子もそうなんですけれど、こういうのってどんどん作るとそれを置いておく場所が必要になり、場所が足らなくなってしまいます。

今回は迂闊にも打ち粉をしてワックスペーパーを置いて二階建てにしてみたんですが、下の層が見事くっついてしまいました。 

次はもうちょっとそこらへんも考えて臨みたいものです。

 

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Gがイタリア系食材店で買ってきたパン。フランスのバゲットとはやっぱり微妙に違います。どちらも別の美味しさです。

 

 

それにしてもパスタにパンを合わせるって、ラーメンや焼きそばにご飯がついてるノリでしょうか。


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久々に夫作の夕ご飯 & 紙の本、紙の地図

 
夫が作った夕ご飯

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ヴィーガン・シェパーズパイ。(かかっているのはケチャップではなくて、Srirachaというホットソース)この名前はシェパーズパイに失礼かとは思いますが、肉食時代から夫が作り始め、肉入りと区別するためにそういう名前になってしまったのだからしょうがない。

 

 

家具の配置換えみたいな感じで、気分が変わるかな、と家事の分担の仕方を若干変えてみました。

春の気配も感じることですし。

という次第で、火曜日と木曜日は夫が夕ご飯を作る日になりました。

 

早速今週の火曜は、夫お得意のヴィーガン・シェパーズパイ。

カナダ人が作るシェパーズパイは、イギリスの方のレシピとは若干違うようで、挽肉とコーンとマッシュポテト、という三つの組み合わせが基本です。

夫は挽肉は入れず、野菜を数種類。

でもコーンは欠かせません。

 

職場で作る時に、コーンが切れていたのでグリーンピーズで代用したら、「今日のランチ、これ何?」と。笑

コーンが入ってないとシェパーズパイと認識されないようです。

 

ちなみにケベック州ではシェパーズパイ(英語名)=パテ・シノワ(フランス語名)ということになっています。

フランス語名の意味合いは、中国風パイ、というような。

なぜケベックフランス語ではそういう名前なのか、という話をしていましたら、歴史の先生の娘だという同僚が

「昔カナダで鉄道を敷く大工事が真っ盛りだった当時、中国人移民がたくさん労働者としてその仕事に関わっていて、労働者に支給された『肉・芋・コーン』という組み合わせを、ヨーロピアンの労働者はそのまま別々に食べていたのに対し、中国人労働者たちはそれを一緒に調理して今のパテ・シノワのようにして食べていたので、おお、それは美味しそうじゃないか、とみんなも真似して人気が出て、それ以来その料理のことを中国風のパイ、というようになった、、、」

という話です。

確かに、肉の焼いたのばーん、芋ばーん、コーンもばーん、と並べて塩かけて食べるだけ、工夫をしなくても飽きもしない人たちを尻目に、それじゃ美味しくないでしょ、と細かい作業をして美味しくしそうですよね、アジア出身者。笑

 

ちなみに、シェパーズ・パイであれパテ・シノワであれ、これに使うコーンが「クリーム・コーンでなきゃダメだ」とか、マッシュポテトのなめらかさ加減とか、色々とこだわっている人たちも存在します。

 

 肉を入れないシェパーズ・パイのレシピはこちらに書いてありました。

casse-pied.hatenablog.com

 

 
紙の本

冬の間は通勤で片道、メトロ3駅乗ります。

合計6分の道のりなので、車内で読書といっても2〜3ページ程度しか進めませんし、しおりを挟んだ見開きの、右側を読んでたんだったっけ、左側だったっけ、中ほどのパラグラフだったけ、下の方だったっけ、、、、と、それを見つけるのにも時間が取られてしまうと、読み始めたと思ったらすぐに到着してしまうことになります。

 

慌ただしいので、本当に楽しい本はもったいなくて通勤では読めません。

面白すぎて、のめり込んでしまって乗り過ごしてしまう可能性もありますし。

でもあんまりのめり込めないような本も、全然面白く読めない。

 

乗ってる時間6分というのは変えようがありませんので、苦肉の策で、しおりは表裏がはっきりしているものを使い、表と裏、模様の方向でどこらへんを読んでいたのか判断できるような独自のシステムを開発しました。

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例えばこのしおり、裏は白いのでこちらが表です。このように置いて、表側が見える方のページである右側のページの、鳥の頭の方、ページの上の方を読んでいたんだな、、と判断します。左側のページを読んでいた場合は、下の写真のようにしおりの表を左側に、ページ下の方を読んでいた場合は頭が下側に来るように置きます。

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たまに夫が私が読んでるものに手を出して、知らずにしおりの方向を変えちゃうこともありますけれど、それ以外はこのシステム、結構良いです。

 

メトロに乗って周りを見回すと、本を読んでいる、もしくは駅前で配られてるフリー・ペーパーを読んでいる人たちと、スマートフォンで何かを読んだりゲームをしたりしている人たちと混在していまして、比率でいえばどちらかといえばスマートフォンの人の方が多いかな、という印象です。

 

スマートフォンでダウンロードした本を読んでいる人や、新聞記事を読んでいる人たちもいますから、「彼らは本を読まずにスマートフォンに釘付けだよ」というのはちょっと変ですが、何となく批判的に言及されることが結構あるような気がします。

 

私は紙に触りつつ物を読むのが好きなので、自分のスマートフォンに何かをダウンロードするつもりは今の所ありません。(画面に出てくる文字のサイズを見ても、何かを読もうというつもりになれない、、、、。)

 

キンドルなど電子書物はどこまで読んでいたのか印をつけるのも簡単で、すぐに続きを読み進めることができるというし、私の栞システムよりもやっぱり便利なのかしら、などと気になることはあります。

 

でもまあ、家の近所に図書館があって、世間で流通している間は、私はずっと紙の本を読み続けるでしょう。

 

 
紙の地図

日本ではカーナビって言われていますが、GPS、これが普及して以来、出先で地図を手に入れるのが大変困難になってしまいました。

 

以前は、ガス・ステーションや高速の休憩所、観光案内所、スーパーやコンビニのレジ前など、いたるところに有料・無料の道路地図がありました。

よく行くところの地図は何度も広げては折り曲げ、今自分たちが使う部分がパッと出るように折り曲げ直したりして使い込んで行くうちに、折り目が破れてきたり。

 

それをテープで留めて、何年も使い続けるうちに、テープだらけになったり。

 

うちにはそういう地図を入れたシューボックスがあります。

神戸とか長崎とか、夫が地図を頼りに一人で行動したところの観光地図(縮尺がめちゃくちゃだし道が省略されてたりでひどいですが)も入っていてたり、30年前に入手したので開発が進んであてにならなくなった地図などもあります。

 

そういうのを「場所を取る」と捨ててしまうこともできますが、うちはまあ、それくらい置いておく場所があるので捨てずにたまに引っ張り出して楽しみます。

 

古い地図を古いと気付かずに自転車の遠乗りに持参し、新しく建設されたハイウェイが小さな田舎道を分断している場所に行き当たり、その時点で8時間くらい自転車に乗っていたのですでにクタクタだったのだけれど、ハイウェイを横断するわけにいかず(高い柵というか塀がありまして)、地図の発行年を確認しなかった自分たちの間抜けさを呪いながらぐるっと回り道をしたこともありましが。笑

 

 

旅の印象が残る気がするんですよね、紙の地図の方が。 


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Burmese Tofu、又の名をチックピー・トーフー

先日のヴィーガン居酒屋で作ったBurmese Tofu、ビルマ(ミャンマー)の豆腐です。

ビルマではチックピー粉以外にも、スプリット・ピーを挽いた粉で作ることもあるようですね。

私は表面をカリッとさせて食べましたが、真ん中に切れ目を入れて揚げて食べたり、サラダに入れたり、いろいろな食べ方がある模様です。

Burmese tofu - Wikipedia

 

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ちょっと手をつけてから写真を撮ったのでお見苦しいですが。

 

ビルマ料理は一度だけ食べに行ったことがありますが、ヌードル・サラダが大変美味しくて、もっと食べたいと思った記憶が、、、、。

 

チックピー粉、ベサン粉は、水と合わせておいて炒めた玉ねぎや野菜と一緒にオムレツのようにしたり、フリッタータやキッシュのようにしたりと便利な食材です。

以前、チックピーを水につけておいてフードプロセッサで粉砕したのを使ったレシピを見たことがあるのですが、ベサン粉で作るレシピもいくつか見つけたので、楽をさせていただいて、今日はその粉のレシピを。

 

powerhungry.com

 

ビルマの味付けはターメリックが入ります。

これが、ほんのりいい香りなのです。

上のレシピの材料は、チックピー粉、ターメリック、塩、そして水。

比率などはレシピを参照くださいませ。

 

別のレシピを見たら、そちらの比率はまた若干異なりましたので、まあそんなに固く考えなくてもいいということでしょう。

 

レシピには、火にかけたら6〜10分かき混ぜる、、とありましたが、4分くらいでもう良さそうな雰囲気になってました。

火力次第ってことでしょうか。

火にかけてかき回してるうちにカスタードを作ってる時のような重さを感じ始めますので、おお、そろそろか、とすぐに気がつきます。

カスタード同様、余熱で煮詰まると予想されたので、6分に至るちょっと前にすでに火から下ろしました。

型に流す段階ですでに固まり始めていましたので、次は6分にこだわらず、自分の感触でさっさと火を止めましょう。

 

上にリンクを貼ったレシピによると、冷蔵庫で保存している間に水がどんどん出てくるので、だんだん硬くなっていく、ということらしいです。

ということは、トロッとしてきて型に入れて冷ませば切り分けられる程度に煮詰めればいいわけなので、カチカチになるまで煮詰めなくっても平気ですよね。

 

やってて思ったのは、これはトーフというよりも、火傷しにくいポレンタっぽい。

 

ポレンタを固く煮詰めて冷ましてスライスしてカリッと焼いたりするのって、結構時間がかかると感じますが、これならすぐです。

ポレンタみたいにマグマのごとくボコッボコっと湧いてくることもなく、あそこまでガシガシかき回し続けなくてもすぐにできるので、これは良いものを発見したものです。

 

加熱してトロッとした状態のものを容器に移し、固まるまでちょっと時間がかかりますが、固まったら好みの大きさにスライスし、油を敷いたフライパンで表面をカリッと焼きました。

 裏返すときにちょっと気をつけないと、表面のカリッとした部分が剥がれやすいというか、焼き目の部分がフライパンにしがみつく傾向にあります。

テフロン加工のフライパンならくっつかないのかもしれませんが、ステンレスのフライパンの場合、しっかり加熱してカリッと出来上がってさえいれば、ひっくり返すときに表面が剥がれないようにちょっと扱いのコツを掴めば剥がれることなくひっくり返せます。(十分カリッとする前にひっくり返そうとすると剥がれやすい)

もし剥がれてしまったとしても、慌てずにちょっとググっと押してやればカリカリの表面はうまく取れますので、焦げ付いてしまった、と諦めることはありません。。

 

これ、固まってから冷蔵庫でちょっと寝かした後で調理したらまた反応が違うのかもしれないな、とも感じました。

レシピによれば、塊になったチックピートーフは二週間〜三週間くらい保存できる、というのですが、別のレシピを見て見たら3日くらい、と書いてあるものもあり、実際どれくらい冷蔵庫に置いておけるのやら。

ここら辺は自分で判断するしかないですね。

でも、口に入れるとカリカリと香ばしく、豆腐本体は口どけも良くとても美味しいので、これを一度作って三週間も放置することにはならないような気がしますね。

 

手軽で大変美味しうございました。

 

 

形状と栄養素から豆腐っていうんでしょうけど、味も食感も豆腐とは全く別物でございます。


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ヴィーガン居酒屋&完成間近なのに

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右側が年末に編んでいたスリッパ。左側は義母にクリスマスにもらって何年も履き込んだもの。アクリル100%の毛糸です。

 

以前こちらにも恥ずかしげもなく編みかけの写真をあげていたスリッパが、9割以上完成に近づいています。

あとはポンポンを作って縫い付けるだけ。

あと少しだ、、、と思うのですが、ここまでくるとなんだかやる気が萎えてきてるのです。

ただの飾りだから、要らないんじゃない?という気もしてきたり。笑

これと、先日お店したアラン風の帽子も、あとは裾にゴム編みを施して仕上げるだけなんですけれど、これもここでぷっつり興味が失せてしまい、、、。

 

完成させなきゃ、、放り出しちゃダメだ、、、と自分に言い聞かせております。

 

ウール v アクリル

写真左のが、義母が教会のバザーでどなたかが作った作品を買って私にくれたもので、作った方は多分年季の入ったニッター大先輩な方なんでしょう、夫のと私の、二足もらったんですけれど、両方とも同じような安定したクオリティ。

私が編んだものは、素人感満載で、失敗したところがあちこちに。

でもね、実は私が編んだものはウールの毛糸なんです。

母から譲られた毛糸がわんさとありまして、全てウール。笑

私ヴィーガンですので、「これカナダに持って帰る?」と聞かれた時、一瞬たじろいだのですが、母はもうそんなに編まないと言ってるし、ゴミになるくらいなら編まれて使われた方が羊たちもアビューズされがいがあるというものでしょう、、、。

いや、冗談抜きで、捨てるっていうことはできませんから。

 

世の中の断捨離の考えと逆行してますけれど、捨てられたらゴミになるだけ、これを作るまでに費やされたエネルギーも無駄になります。

 

で、これを編み上げて、端の始末やら縫い合わせるやらの作業をして片方が出来上がったので試しに履いてみて「うん、きつくない、丁度いい」と足に履いた状態でもう片方を作業していたんですが、片方だけヌクヌクだったので、義母にもらった方のスリッパを履いてみたんですよね。

当然かもしれませんが、ウールのスリッパの方が断然暖かい!

人間が自分たちの暖をとる手段に羊の毛を奪うに至ったのも納得です。本当に暖かい!

 

ぽこ33さんのブログでも言及されていらっしゃいますが、化繊の環境への悪影響は本当に恐ろしいほどあちこちに至っていますから、できることなら化繊は使いたくないものです。

ヴィーガンとしては、悩ましいところです。

私たちが想像するように、毛糸農家でのんびり草を食んで生きてる羊たちが、毛を刈られるシーズンには刈ってもらってスッキリして、また毛が生えてきたらまた刈ってもらうだけ、、、ならいいんですけれどね。

毛糸生産のためにはやっぱり羊が理不尽な苦痛を経験しているのが現実。

詳しいことは、羊毛生産 倫理 残酷、などのキーワードで検索すると色々出てきます。

 

大量生産のために人間が考え出すことって残酷ですね。

 

 

ゴミ減らしのためにも、今現在所有している毛糸製品は、古くなったりよれてきたりしたら、糸にして、何か別のものに再生させることにしようと思いますし、今所有している洋服全般も、大事に使って、なるべくゴミにしないようにと思います。

断捨離なんてとんでもないです。

 

 

ヴィーガン居酒屋

夕飯何しようかな〜、とインスピレーションを求めてクックブックとかレシピサイトとかお料理上手な方のブログとかをうろうろと彷徨っていますと、面白そうなレシピを見つけるのですけれど、「これ作ったら付け合わせに何すればいいだろう」「これ美味しそうだけど、これだけじゃ夕ご飯にはならないしなあ」なんていう具合に、献立として組み立てるのがイマイチなことってありませんか。

 

おかずを何種類も作る料亭みたいな方もたくさんいらっしゃいますけれど、私は北米で大雑把に簡単に済ますことに慣れてしまったロクデナシ、、、、あんまり献立として込み入ったことはしたくないので、いつも一種類バーン、でおしまいだったりしますしね。

 

そんなわけで、たまに「居酒屋」ってことで、適当なおつまみを並べちゃいましょう、というのをやります。

 

今日はそんな居酒屋ナイトでございます。

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お品書きは(っていうといかにもたくさんこしらえたような響きが、、、、)

  • パスタサラダ(しかも全然珍しくもなくレシピすらない、、、)
  • スパニッシュ風Socca (ベサン粉のオムレツ風)
  • Burmese Tofuビルマ風豆腐のこんがり焼いたの
  • がごめ昆布の酢の物
  • チックピーとほうれん草の煮込み&ライス
  • ピリ辛グリーン・オリーブ

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なんだかチックピー・メドレーになってますけれど。

 

食べきれないぶんは明日の夕飯に回します。

一度で二度美味しい!


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切り込み用の道具と、困ります〜

パンを焼く時に使う小さな道具

 

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いろんな刃物を試した挙句、現在落ち着いているのは両刃カミソリです。

何に使うのかというと、サワドー・ブレッドの生地に切り込みを入れる時。

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割り箸を一本、こうやって通して、弓状になったやつを手に、シャッ、シャッ、と素早く切り込みを入れる、、、、つもりですが、水分の多い生地はカミソリにくっつきたがり、なかなか上手に切ることができません。

でもまあ、心意気で。

生地の上に小麦粉や米粉をはたき、生地と刃の間に粉があることで、くっつかない、、、とかなんとか言いますけど、切り込んだ部分の生地と刃の間には何もありませんから、ちゃんとくっついて来ます。笑

 

でも下ろしたてのカミソリの時はやはり切れ味が違います。

 

 

 

ちょっと困った、、、

 

うちの近所の大きな中国系アジアン・グローサリー、

お店に入るとぷん、と臭い匂いがして(漬物の匂いなのか傷んだ野菜の匂いなのか、ドリアンの匂いなのか、ドリアンはいつもあるわけではないけれど、、、、)

お店で働いてる人たちは、お客が来るからこそ経営できてるんだと知ってるのか知らないのかぶっきらぼうで(商売人じゃないアジア人は人当たりがいいのに商売始めると態度が悪くなる法則)

置いてある商品はじーっと見つめて吟味しないと、腐ってることもあるし数が足らないこともあるし(だからこの店には夫は一人でおつかいにやれません)

レジのおばちゃんで愛想がいい人が一人いるのだけど、他のお客さんも彼女が好きなのか、そのおばちゃんのレジはいつも列ができていて(彼女と世間話する客が多いせいもある)

値段でいえば、街中のアジアン・グローサリーに比べると安いんだけど、近所にもう一軒できた新しいお店の方が鮮度も値段もイケてるので、最近は店内が閑散としがちで、、、(でもうちからだと新しい店は行きにくい上いつも動物園並みに混んでいるので我が家は滅多に浮気しない)

 

久々に買い物に行ったら、いつもガランとしてる店内がもっとガランとしていて、

夫が「何かおかしい」と。

 

買い物メモにある品を探すのに忙しい私は最初は気がつかなかったけれど、

夫が「そこの棚の品は安売りの例外品です、、、そっちの棚の品も例外品です、、、こっちも、あっちも、全部例外品ですよ」と言い出すので、何事かと思ったら、あちこちに例外品ですの張り紙が。

 

私は品物を探すのと、鮮度の良し悪しを見分けるのに忙しくて、店内商品40%オフ!の大きな垂れ幕にも、例外品ですの張り紙にも気がつきませんでしたが、言われてみると、どこの棚の商品も例外品ですよ。笑

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大きな垂れ幕ですが、店内がごちゃごちゃしてるせいか、あんまり目立ちません。

 

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野菜やフルーツの売り場には「割引は野菜&フルーツには適用されません」とあり。

玉ねぎ5パウンドで1.49$って十分安いですからね、ここから40%引きなんかしてられないんでしょう。

 

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豆腐と豆乳関係にも適用されず、、、、

 

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乳製品にも適用されず、、、(この棚乳製品の棚なのか?と思いますけど)

 

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生麺や皮にも適用されず、、、

 

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よく見ると垂れ幕下のパレットごと陳列されてる品々にも、ちゃんと「適用されません」という張り紙が。笑

 

じゃあ一体何が割引対象なんでしょ? 笑

 

私の買い物リストに載ってる品はことごとく対象外でした。

実際、対象外じゃない商品はどれなのかすらわからずじまい。

まあ値下がりしてるからと不要なものを買い込まずに済むからいいんですけれど。

でもちょっとコントみたいで笑えましたよ。

 

しかし、ここまでガランとして、様々な例外品以外の店内商品全て(笑)40%引きだなんて、潰れちゃったのか?どうしちゃったのか?

 

 

レジでおばちゃんに聞いてみましたら、引っ越すんだそうです。

しかも町の反対側に。

なんだ、このお店、うちの近所からなくなっちゃうんですね、困りますね。

日曜日が最終日だそうです。

 

 

でもこのままいくと、たぶん店内はガランガランで買いたいものは置いてないということになりそうです。(補充なんかしないでしょうからね。)

 

だから多分今日でこのお店とはお別れです。

再見、、あれ、2度と会わない時のお別れはなんて言うんでしょうね。

 

 

来週から、アジア系の食品の買い出し先、、、ちょっと遠くの不便な店までいかなきゃいけなくなるのか、、、、

 

豆腐、、、作る?

面倒くさい、、、、

  

 

レジのおばちゃん、引越し先の所在地が印刷されたお店のカードをくれましたが、そこにデカデカと印字されてる「10% discount!」も、多分店内のあらゆる商品が対象外なんでしょうきっと。片腹痛いわっ。笑


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