食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ヴィーガンお好み焼きと、、、

キャベツを使い切りたくて、お好み焼き 

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しめじとキャベツと青ネギお好み焼き

和食の材料、久々に作る時って「はて、何を入れるんだったっけ?」と頭を悩ませます。

お好み焼きもそう。

 

イカとか豚とかエビとかは入れませんからね。

キャベツだけ?

そんなまさか。

 

色々ググって見ましたら、

椎茸を入れてる方

コーンを入れてる方

米粉で作ってる方

ヴィーガンのお好み焼きソースを工夫してる方

ヴィーガン・マヨのレシピを公開してる方

 

たくさん。

でも、具のアイデアは椎茸とコーンか〜。

きのこ類たくさん入れて、やってみましょうか。

 

買い物に行った先のアジアン・グローサリー、最近生椎茸が切れてます。

あるときは特に必要ないですけれど、ない時に限って「ああ、あったらよかったのに〜」と。

 

しめじは大きなパックがあったので購入。

この店のエリンギはだいぶ前に写真を出しましたが、プラスティック・バッグに4本入ったのを、さらに発泡スチロールのトレイに乗せてラップでかっちり密封という、要らん過剰包装なので、この店では買いません。

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ひどい過剰包装

日本に帰省した頃、日本にはプラスティックを減らそうとかプラスティックは海洋汚染ひどいんだからダメだよねとかいう意識が不在なのかねえ、と夫と話していたのですが、北米も大差ないのね、、と。

アジア系のお店や製品が特にひどいから、認識度がやっぱり違うという気持ちはしますが。

 

 

さて結局しめじ、えのき、キャベツ、青ネギ、これでお好み焼きとしました。

こなは小麦粉とべサン粉を半々で。

塩少々と、あとは冷凍してあった長芋のすりおろしを一カップ分ほど。

これでふわっと行きました。

 

 

具はカリカリっとした部分やふわっとした部分、モチモチっと歯ごたえのある部分などのバリエーションがあると楽しめますので、今度やるときはエリンギを買えるお店に行ったら買ってこよう、と思います。

 

そうそう、帰省した時に買ってきた青海苔、青海苔という名前のものと「アオサ」っていうのがあったんですが、何が違うのかと思ったら、別物なんですって。

「アオサ」というのはお好み焼き屋さんやたこ焼き屋さんで使われてることが多い比較的安価なもので、香りも本物の青海苔よりも弱いようです。

 

今朝のラジオで聞いた報道

www.cbc.ca

カナダや北極は他の地域に比べて温暖化のスピードが早いとか。

アイスバーグが溶けて海水の水位が上がって小さな南の島国が海に沈んでしまう、、など、南の方が影響は過酷な感じですが、北に住んでる私たちも気候変動の影響を感じます。

 

 

色々気にすることが多いですけれど、自分たちが住んでる地球のことですからね


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手打ちうどんとEUのプラスティック排除・ヘイゼルタイン議員

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ハート型のうどん生地

 

ものすごく久しぶりに手打ちうどんやりました。

生地を捏ねて寝かせて、包丁で半分に切って半分は自分で延ばし、それを切ってる間に夫に残りの半分を延ばしてもらいました。

同時にお湯を沸かし始めて、切った麺をすぐに茹でられるように。

慣れない夫には生地を均等に延ばすのを注意してもらい、真ん中からあっちこっちへ、端から中央には綿棒を押さないように、と。

そしたら生地は均等に伸びましたが、ハート型になりました。

 

粉と水の配合は白崎裕子さんの無敵の即打ちうどんを参考にしました。

ネットで公開されてるかなー、と探してみましたが、ご本とDVDを販売なさっているようで、無料で公開されてるレシピは見当たらず。

グルテンフリーの麺のビデオはあったんですが、みてみたらやっぱりグルテンを扱ううどんの作り方とはかなり違いました。

でも面白かったのでこちらに貼っておきます。

youtu.be

 

 
料理を作る時に使われる「ビニール袋」

生地を捏ねて寝かせる時、「ビニール袋に入れて」とよくありますね。

この、ビニール袋、というのがいつも抵抗あるのです。

生地を入れることができるだけ清潔な新品のものでないといけないし、使った後はこういう袋は洗うと言ってもどこまできちんと綺麗にあらえるものなのか。

 

プラスティックごみ、出したくないですからね。

ということで、ワックスペーパーで包んでボウルを被せて休ませました。

10分やそこらなので大丈夫でした。

 

ビニール袋に入れて足で踏んでよく揉む、、、というやり方にはワックスペーパーではダメですけれども。

 

でもそんなにしっかり捏ねてないですけど、ちゃんと腰のあるうどんに茹で上がりましたよ。

 

茹でたうどんは野菜炒めと合わせて焼うどんに。

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キャベツと春菊で焼うどん

 

粉物以外にも、料理のレシピで「ラップをして休ませる」とか「ラップで小分けにして」とか、使い捨てプラスティックの使用を前提としたものが多いです。

 

でも、そういう道具が登場するより以前からいろんな料理が作られていたわけだから、プラスティックなしでどうにかできるはず、、、だと思っています。

洗い物が増えたり面倒が増えたりしがちですけれど。

 

 

EUが2021年までに使い捨てプラスティック10種類を禁止に

EU議会は、2021年までに使い捨てプラスティック10種を使用禁止にする法案を可決しました。

 

禁止になるアイテムは、主にEU諸国の海岸に打ち寄せられるプラスティックゴミのなかで多いものらしいですが、

ストロー

フォークやナイフ

綿棒

風船につけるプラスティックの棒

テイクアウトのコーヒーをかき混ぜる棒

などなど

 

他にも、ポリスチレン製の使い捨てカップやoxo-degradable(酸化型生分解性プラスチック?)の製品にも規制をかけようという動きがあります。

 

www.theguardian.com

 

EU議会の議員のうち560名がこの法案通過に合意、35票が反対、28票は棄権。

という次第で、プラスティック汚染に関する危機感は今や圧倒的多数に認識されているのですね。

 

まだまだ私の周囲では使い捨てのジップロックバッグやサランラップの乱用をなんとも思ってない人がいますけれども、そのうち変化していくと良いと思います。

 

 

 

今日の話題とは関係ありませんが 

見つけたのでこちらでシェアさせてください。

1995~1997年、メイジャー首相の内閣で副首相だった保守党のヘイゼルタイン議員のBrexitに関する発言ビデオです。

このかたのお仕事ぶりは一切存じませんが、仰ること、その通りだと。 

 

 


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単なる「売れるキーワード」にしないで欲しい

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鰻っぽいもの?
アジアン・グローサリーで見た日本的?製品

 

日式**というのは、日本風、ということなのだと思いますが、讃岐うどん風な冷凍うどんとか、他にも日本っぽい商品によく見かけます。

日本風と書くとと売れるのか。

ちなみにズッキーニは日本青瓜というようなのですが、ズッキーニってむしろイタリア青瓜では? 

で、このパッケージ、ローストされた鰻だそうです。

 

天然物の鰻がこんな姿でこんな値段というのはありえないと思いますが、天然健康とあり。

天然と健康をくっつけてしまうのは日本語の発想ではないような気がしますが、まあとにかく天然物で健康的よってことでしょうね。

ご丁寧にひらがなでふりがなを振ってありますが、誰のためのふりがななのだか。笑

 

それにしても170グラム入り(固形分はその6割くらいらしいですが)で4ドルってのは、格安なのか、質を想像するとそうでもないのか、、、私には関係ない話ですけれど。

 

 
プラント・ベースの油脂使用!

先日、いつものスーパーでいつものように買い出しをしておりまして。

レジに行きかけて「あ、ヴィーガン・マーガリンも買わなきゃ!」と気が付いて、夫に「先にレジに並んでて」と言って一人で売り場まで小走り。

 

以前は8ドルくらいの「ヴィーガンバター」を試したり手作りしたりしておりましたが、手作りは長持ちしないのでカビさせたりしやすい、8ドルの製品は悪くはないけど8ドルはちょっとね、、と思っていたところ発見した「ヴィーガン・マーガリン」を使うようになったのでした。

 

マーガリンですからね、あんまり頻繁に使いたくないですが、うちはこれ使うのは土日の朝食だけだし、使わないこともあるし、と妥協して。

 

この商品の製造元は、北米では手広く「比較的健康的」という触れ込みのマーガリン各種を販売している会社。

オリーブオイル入り、減塩、なんだかんだと「ヘルシー?」と思わせるキーワード入りのバリエーションが棚いっぱいに陳列されていて、「ヴィーガン」もその端っこに。

 

それがね、その日は「ヴィーガン」の品がどこにも見当たらず「売り切れ?取扱停止?それとも製造停止?」と思いながら、棚に並んでいるいろんなバリエーションのマーガリンを片っ端にチェックしてみたらば、どの種類の容器にも同じ表示があることを発見したのです。

Made with Plant Based Oil

(植物性オイル使用して作りました)

「え?じゃあ、どの種類もヴィーガンってこと?」

と一瞬思うじゃないですか。

 

でもね、こちとら昨日今日ヴィーガンになったんじゃないんだよ、そう簡単には猜疑心を抑え込めないよ。(とマーガリン製造元に啖呵を切ってみる)

 

ものすごく小さくてしかも滲んでて読みにくいフォントで印字されている原材料リストをじっくりみてみましたよ。

 

そしたらやっぱり、プラントベースと言いながら、ちゃんと「ホエイ」とか載ってます。

 

要するに、「プラントベースのオイルを使用してますけど、動物性の材料が入ってないとは書いてませんよ」ということですよ。

 

 

Withは要注意ワードです

パッケージの目立つ所に with **** と書いてあるってことは、****が入ってますよ、という意味です。

****には最近知名度が上がって人々が試してみたいと思ってる食品とか、スーパーフードと言われてるものとか、美味しいとみんなが認めるものとかが入ります。

 

でもそこにWithってついてるってことは、その食材(栄養素)がメインじゃないんですよ。

だいたいそういうことが印字されてる場合は、その****だけじゃない、むしろ、それは申し訳程度に入ってるだけで、消費者の購買意欲を掻き立てるための餌でしかない、というパターンが多いと思います。

 

ありがちなのはWith Maple Syrup と書いてあるコーンシロップとかね。

 

コーンシロップにメープルフレーバーを添加し、ついでにほんのちょっぴり本物も添加して、そしてレーベルにはデカデカとメープルシロップ!と印字して、でも小さく目立たないようにwithもつけておけば、嘘ではない、、、と。

 

それと同じことを今、マーガリン会社が Plant Basedという言葉でやり始めたってことですよ。

 

ヴィーガン・バターとマーガリンの違いってなんだ?と以前不思議に思った時にちょっと調べて初めて知ったのが「マーガリンはバターじゃないから、植物性油脂のみで作られてるものかと思ったら大間違い。バターのように牛乳だけが原料ではないだけであって乳製品が入ってるか入ってないかは製品ごとにみないとわからない」ということ。

 

casse-pied.hatenablog.com

 

 

ヴィーガン、プラントベース、の良さが広く認識され始めている=マーケティングツールになる

 

 

昨今メディアでもいろんなところで植物性食品、プラントベース、ヴィーガン、、が健康に良いとかガン予防に良いとかいろんな話題の中で取りざたされるようになりましたから、プラントベースっていう言葉を使わない手はないだろう、というのはまあ、人々に自社製品を売り込むマーケティングの手法としては驚くようなことでもない。

 

でもね、ヴィーガン商品を買う人たちにとっては、商品の表示は「これ買おう」「これは避けよう」って判断する一つの手がかりです。

プラントベース、ってレーベルについてるんだからそういうことでしょ?

と原材料リストを全部読まずにカゴに入れる人もいると思います。

しかもこの、嫌がらせみたいなマーガリンの容器の原材料リストですよ。

 

アレルギーなどもあって乳製品は避けなきゃいけない人たちだっています。

このフレーズを入れたら売り上げが伸びるかも、とか、そういうことで印字しないでいただきたい。

 

そして、どんなに嬉しいキーワードを見かけても、じっくり全ての材料リストを吟味することはやっぱり大事だと思うしかない。

 

食品製造会社は詐欺師集団だとでも思っておくしかないのかも


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オーブンが壊れた週末

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朝食、いつもの週末の。笑

 

週末の朝食のベイクドビーンズは、ネイヴィービーンズの900グラム入りパッケージを買ってきて、それを丸ごと使って大量生産しています。

 

casse-pied.hatenablog.com

 

 

 

土日で食べきらない分は小分けして冷凍庫に。

 

冷凍してある分を食べきったらまたネイヴィービーンズ買ってきて木曜日の夜水につけておいて、翌日(金曜日)夕飯準備のついでにダッチオーブン的厚手の鍋に材料を全部入れてオーブンに入れて調理開始すれば、寝る前には良い香りが家中に立ち込め、暖房効果も。

 

先週もそういう風に準備してたんですが、オーブンに鍋を入れた後しばらくしたら夫が「オーブンが火事になってる!何か燃えてる?」と。

慌てて柄の長い木のスプーンを水に濡らしてオーブンを開けてみると、火事というよりはオーブンのエレメントの一部分が過熱して他の部分よりも明らかに高温になって赤く輝いているのです。

何か汚れが落ちてそこが燃えてるのかな、と件の木のスプーンでエレメントの上を払ってやったのですが、予測に反して異物などが焦げ付いていたわけでもなく、何度スプーンでこすっても何の手応えもなし。

 

でもエレメントの一部分だけグロー・インザダークの赤いバージョンみたいに赤くブワーッと輝いてるんです。

 

これは危険かもしれないから、オーブンは消そう、ということになりまして、ベイクドビーンズ、調理開始からほどなかったんですが、オーブンから撤去。

 

とりあえずこの日のメニューは前々日の残り物の温め直し(でオーブンを使っていた)だったので、オーブントースターで温めなおすことにして、ベイクドビーンズの調理は超弱火でストーブトップで強行することにいたしました。

 

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ストーブトップでもちゃんとできました

まあね、キャンプでも調理できる道具とレシピな訳ですから、ストーブトップでできないわけはないか。笑

いや、キャンプで長時間加熱料理はコストがかかりすぎるから実用的じゃないですけれどね。

 

 

そういう次第で、オーブンが一時的に使用できなくなった我が家。

パン焼けない?

今日は焼かなくてもいいけど、明日には焼きたいなあ、、、?

平日は生地の様子をちょうど良いタイミングで見られないから、なるべくパンは週末に焼いてしまいたい。

 

 

という次第で、オーブンのエレメント、買いに行くことになりました。

 

こういう部品です↓

youtu.be

 

切れた電球を取り替えるのと同じレベルの簡単さです。恐れることはない。笑

 

いざいざ、ハードウェアストアに参上!

 

さて、エレメントのワイヤー取り付け部分。

ワイヤーにつなぐ部分は型によって微妙にサイズが異なることが判明しました。

上のビデオの画面の方が手に持ってる部分の、エレメントの両端がパネルにくっついてる部分そこの幅のことです。

 

最初に赴いたハードウェアストア、カナディアン・タイヤにはうちのオーブンに使える型は在庫なし。「レノ・デポへ行きなさい」と店員に指示されました。

 

レノ・デポはハードウェア関連、部品、釘や板などいろんなものが幅広く取り揃えられ、プロのコントラクターから自分でなんでもやっちゃうお父さんまで、支持層の厚いチェーン店です。

ここならあるだろう、、、と思って赴いたレノ・デポでは、なんとオーブン・エレメントの型自体3つくらいしか在庫してなくて見事に敗北。

 

線路の向こう側にあるホーム・ディーポ、あそこにはないかもしれないな、、、と思いつつも帰宅途中にあるので行ってみましたら、やっぱりここにもない。

 

 

こんなにいろんな型が存在するなんて知りませんでしたよ。

 

ホーム・デポの店員さんに、もうちょっと先に行ったところにあるキッチン・アプライアンスの専門店のことを教えてもらい、「そこならきっとある、そこになかったらどこにもない」とまで言われたので、月曜に夫が仕事の後寄って見るということになりました。

 

この店には一緒に行っていないのですが、台所のアプライアンス全般を扱うホールセールおよび個人客も相手にする店らしく。

夫が持参したエレメントと同じタイプのもの、ありました。

同じタイプを見つけた夫、「これでも大丈夫なんだったら、ホームディーポで見つけたあれだってよかったんじゃん」と。 

 

オーブンの壁面に空いてる穴にエレメントを通し、その奥にあるワイヤーに取り付けるのですが、その壁面の穴にエレメントがきちっとハマる、そのサイズ、それが一番重要で、あとはどの型だって240ヴォルトのオーブン仕様だから、同じみたいでした。

 

次回は行くべき店もわかったし、店員がよくわかってないらしいことも知ったので、取り替え作業もスムーズに行くはず。

 

古いオーブンですから、エレメントを取り替えたあとで別の部分がダメになる可能性も低くはないんですけれども、今は新しいオーブン&ストーブ(北米では一般的にこの二つは一体になって販売されている)を買う予定はないので、古いのをなだめて使い続けたい。

 

 

 

台所をリノヴェーションする暁には、新しいアプライアンスを入れて、、と思っていましたけれど、今回部品を買ったお店の方曰く、今持ってるそのストーブ、壊れるまで使い続けた方が良いよ、新しい奴はもっともっと壊れやすくできてるから、と。

 

新品の方が傷も汚れもなくて、つい欲しくなりますけどね、すぐ壊れるんだったらいりません。高いし。

 

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オーブン復活記念キャセロール

新しいエレメントを取り付け、機能復活したオーブンを使い、月曜の夕飯は残り物野菜と残り物フィロで作った復活オーブン・キャセロールでした。笑

 

中身は、残り物野菜とチックピー、チックピー粉と豆乳のベシャメルに、使い残しのフィロシートを要所で使ってパリパリ感を足したもの。

やー、オーブンがあるってやっぱり良いですね。

 

 

それにしてもオーブン庫内もちゃんと掃除しなければ、、、


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大量のほうれん草と春菊で、フィロ・パイ

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蒸したブリュッセル・スプラウツ、青菜のフィロ・パイ、ローストしたビーツ

 

近所にできたアジアン・グローサリー。

お店の人たちも皆さん朗らかで、売ってる野菜も基本的にだいたい鮮度はモントリオールのアジグロ的には良い方で、値段も近所の地中海系スーパーより若干安いものがあれこれあり。

 

 

困るのは、たとえ1パウンドあたりの単価が安くても、それら葉物野菜はプラスティックの大きな袋にぎゅうぎゅう詰めになって売られているので、葉っぱ野菜を一つ買うと、一週間連日それを使わないと使いきれない、、、ということ。

 

春菊とか、好きですけれど、春菊のおひたし、春菊の炒め物、春菊の味噌汁、春菊春菊、、、って連続するとやっぱり疲れます。

痛むのも早い葉野菜ですからね、何種類も買っちゃうと、本当に使い切ることは難しいです。

 

そんな中、Ottolenghiさんの料理本、「エルサレム」から一品ずつ全品作ろうプロジェクトをなさっているid:Marichanさんのブログで、Ottolenghiさんのレシピの青物入りフィロが紹介されていました。

www.maricafejp.com

 

Ottolenghiさんのレシピ、私も色々作りたーい、といつも思うのですけれど、イギリスよりもハーベスト・シーズンの短いケベックで、色々取り揃えるのが大変そうだなー、と思うようなよりどりみどりな材料リストを見るだに、ハードルが高くて、、、と思っているのですが、Marichanさんのブログを読むうちに、そうか、そうだったか、と。

 

そういうわけで、うちの冷蔵庫でしなり始めていた春菊と、新たに入手したほうれん草と、これまた先日作ったFalafelのために買い込んだけど使い切れなかったパセリを使って、全然ハーブパイじゃ無いけれど気持ちだけOttolenghiさん風に、フィロも買ってきて(作ればいいんでしょうけれど、まあ今日は手抜きで。いつもか。)作りましたよ!

 

Marichanさんのブログにはもちろんコピーライト保護されてるOttolenghiさんのレシピは載ってませんので、うーむ、味付けはどないしよ、、とネットで色々見てみました。

料理名と「レシピ」と入れてググると日本ではクックパッド、英語圏ではallrecipes.com が上位にヒットすることが多いですが、最近はPinterestのページが出てくることが結構増えましたね。

 

でも、Pinterestの写真って、それをピンした人がその写真の元々のリンクも入れてるのかどうか、とか、よくわからないんですが、レシピに到達しないこともあったり、見かけは綺麗でもレシピが謎だったり、あんまりあてにならないような、、、。

 

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いろんな写真が並びますが、関連性のないものも

 

いくつかレシピのページを見た感じでは、ほうれん草入りのギリシア系レシピだと、みなさん塩とフェタチーズくらいしか使ってないんですねえ。

 

 

ということで、適当にやってみましたよ。

 

 

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いつもながらプレゼンテーションは手抜き

買ってきたフィロシート、95%くらい使いましたが、もういいかな、と感じて使い切りませんでしたが、使い切ればよかったとあとで後悔。

薄いですからね、たくさん入れたつもりでも、具が濃いともうちょっと皮が欲しいと感じます。

でも美味しかったですよ。

 

 

いつものことながら、レシピというほどでもない、きゃすぴえ的メモ書きを書き留めておきます、、、

 

青物野菜入りのフィロ・パイ

材料

  • 青物野菜色々、食べたときにびろーんとならないように適当に切り分けて、中華鍋に入れて溢れない程度の嵩を用意します
  • マッシュルーム スライスする
  • 玉ねぎ 一個くらいを角切り
  • 豆腐 Firm Tofuをボロボロっと崩しておきます
  • ヴィーガンチーズ 残り物があったので小さく切り分けて使い切り
  • にんにく
  • ナツメグ
手順
  1. 青菜色々を適当にきり、中華鍋のような大きな鍋を火にかけて加熱し、量を減らす。(油は引かなくても平気ですが、風味づけに入れたければ入れればよし)
  2. 他の野菜類も切って、好みの油少々(今回はオリーブオイル)を入れた中華鍋(先の青菜はボウルに取っておく)でしんなりするまで炒め、スパイス類を適当に入れる
  3. 青菜とそれ以外の炒め野菜を大きめのボウルで混ぜ合わせる
  4. 豆腐とかチーズも混ぜる (豆腐が水気の多いものだったら事前に調理するなり水切りするなり下味つけるなり)
  5. オーブンを予熱
  6. オーブン皿に油を塗り、フィロシートを二枚のせ、野菜ミックスを満遍なくほどほどに敷き詰め(何層になるかわからないのでたっぷり敷き詰めない)上にフィロシートを2枚載せ、オリーブオイルを塗り、野菜ミックスを載せ、フィロシート、オイル、野菜ミックス、フィロ、オイル、、、と繰り返す。
  7. 一番上にフィロシートを載せたらオイルを塗り、ヘリにはみ出たシートをなんとなくまとめてからオーブン皿をオーブンに入れ、こんがりするまで焼く。

簡単なわりに見栄えが良いので子供受け、いや、多分万人うけする一品では無いかと思います。

 

パパッと参考にしたイナ・ガーテンさんのレシピです↓が、1時間焼くって、、それは無視しました。笑 

中身はヴィーガンチーズとトーフ以外全て調理済でしたのでね。

www.foodnetwork.com

 

 

パリパリサクサク、美味しいです。


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