食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

カナダのサンクスギビング

カナダのサンクスギビング・デーはアメリカのそれより、約ひと月はやくやってきます。たぶん、冬が一足早く来るカナダでは、アメリカのサンクスギビングを待ってたら、収穫した野菜は古くなっちゃうか食べ終わっちゃってるかだろうから、、、?

もともとは、イギリスからやってきたヨーロッパ人が餓死しそうになってるところをネイティブの人たちが食べ物を分けてあげ、北米で生きていく術を教えてくれたことを感謝するお祭り、、という起源を持つ祝日ですが、まあそれと、収穫祭とを合わせたような感じと言っていいと思います。

今年のカナダのサンクスギビング・ウィークエンドは、10月10、11、12日です。

毎年、サンクスギビングといえば、ターキーを丸ごとオーブンに放り込んで、付け合せに野菜のローストやマッシュポテト、マッシュ・スクオッシュ、ローストしたブリュッセルズ・スプラウツ、、などを用意したものですが、ヴィーガンになってからはもちろんターキーは使いません。

去年は何を作ったんだっけ、覚えてません。お祝いしない年もたまにあるので、しなかったのかも。。。。

今年は友人をよんでみんなで食事をすることになっています。

ヴィーガンの付け合せになるものは山ほどありますので、好きなものを栄養のバランスを考えつつ取り合わせればよし。でもメインで、ばーん、とハレのテーブルを賑わすものは、何がいいのでしょうか。

できれば自分で作りたいので、出来合いの「トーファーキー」みたいなものは避けたいです。以前見た、アメリカのヴィーガン料理家のミヨコさんの、セイタンでつくるターキーもどき、というのも美味しいみたいですが、ちょっと面倒くさそうかなあ、とも思いますし、何度かセイタンを作った時の印象では、あんまり長時間調理しないほうが美味しいような気がするので、セイタンでオーブンで焼くものを、というのはあまり気が進みません。やってみたら結構すごくおいしかったりして。。。

英語圏のヴィーガンの方々のご馳走レシピ、野菜のスープとかロースト、サラダなどは美味しそうなものもたくさんありますが、キャセロールとかは、なんだか重そうだったり、ヴィーガンチーズとかニュートリショナル・イーストが沢山入っていたりと、ちょっと食指が動かないものが多いのです。

日本のレシピサイトのだと、車麩とか凍りコンニャクとか、こちらでは手に入らないようなものが使われていたりして、こちらも手が出なかったり。

どこでも手に入るような材料で、あんまり加工品を多用しないでできるご馳走メニュー、ないでしょうか。。。

サンクスギビングの心は、日々食べることができる食物に感謝し、一緒に食卓を囲むことができる家族や友人がいることを感謝し、となにをおいても「感謝」なわけですので、あまり文句いわんと、心をこめてご馳走を作りたいと思います。 

北米にお住まいの皆さんはなにを料理なさいますか?

 


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