食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ジャック・モンロー女史のミート(じゃない)ボール

英国の新聞、The Guardianのサイトで、低コストで簡単に美味しい夕ご飯を作るアイデアやレシピを書いている(た)ジャック女史。

今年に入って、ヴィーガンになる宣言されました。

コストを抑えるために元々ほぼヴィーガンみたいなレシピばっかり作っていたと言いながら。とはいえ、そう宣言した後のレシピでハニーを使ったレシピを書いているあたりご愛嬌ですが。

イギリスの物価はよくわかりませんが、彼女のレシピには、一人分あたりいくらで作れるか、というコスト表示がされていることが多く、イギリスとカナダでは若干の値段の差はあるだろうけれど、彼の国で安価で使いやすい食材がこちらで高級食材ということはあまり考えられないので、まあ安く出来るんだろうな、という目安になります。

日本となると、ちょっと事情が変わるので(夏場は1パウンド、454グラムあたり99セントとか79セントとかで投げ売りされるようなズッキーニも、日本ではちょっとおしゃれな野菜という扱いになるらしく、全然安くないんだと、20年くらい前でしたが、こちらに1年ほど住んでから日本に帰国した知人が嘆いていました)どの程度目安になるかはわかりませんが。

ジャック女史のレシピと記事は、低所得のシングルマザーという視点が出発点なので、お高くとまってなく、現実的で、親しみやすいのがいいなあと思います。

で、昨日は彼女の「ミート(じゃない)ボール」を作ってみました。適当に日本語の名前にしてみましたが、彼女のレシピは Not Meatballs.

 

ナスと玉ねぎが主な具で、それをボール状にまとめて揚げ焼きする、というもの。

パン粉をつなぎに使うのですが、「パン一枚をグレーターで下ろして混ぜる」そのパン一枚というのが、どれくらいなのか、混ぜてこねながら「もうちょっとかなあ」と適当に足していくことで丁度いい硬さを達成すればいいんだろうと思います。

昨日、パン粉にするパンが、なかったんですよね。

いや、あったにはあったんだが、そのパンは今日明日のサンドイッチ用に夫のために残しておきたかったので、それ以外で余っていたパンの耳などをかき集めて使ってみたのですが、なんとなく足らない感じ。

そこで、チックピーフラワーをガバガバっと足して、これで硬くなるだろう、と思ったんですが、硬さはいまいちでした。

小麦粉を足せばよかったかな。

まあ、柔らかめのミート(じゃない)ボールも美味しくいただけましたけども。

つなぎを色々試してみて、これもまた自分流に作り変えていけそうなレシピだと感じましたよ。

興味のある方はこちらにレシピが載ってます。↓ 肉のレシピもあります。

材料と手順を簡単に書きますと、

ナス 1本

玉ねぎ 1個

赤唐辛子 1本

ブラックオリーブ みじん切り大さじ1杯

オイル おおさじ3

レモンの皮と絞り汁大さじ1〜2杯

パン一枚 (古いパンを使い切るのにいいレシピです)

生のバジル 一つかみくらい

 

ナスはサイコロに切って、油で炒めて量を減らし、やわらかくします。玉ねぎ、ブラックオリーブ、唐辛子も加えてよく炒め、それをボウルに移してからレモンの皮のすりおろしと絞り汁を加え混ぜます。

パン一枚をおろし器で下ろして加え、混ぜ合わせて団子を作ります(大さじ1杯くらいの量で一つ分くらい)

私は生のバジルはわざわざ買いませんでした。夏ならいくらでも足してやりましょう。

団子は油を敷いたフライパンでコロコロと焼き目をつけてやります。

 

昨日作ったやつは、ナスが大きかったからそれでふわふわになりすぎたんでしょうね。あと、団子にしてもフライパンでコロコロと転がせるほどの固さがなかったので、慎重に全面を焼いてからオーブンで焼いて中まで火を通しました。

それはそれで柔らかいボールとして楽しめましたが、今ガーディアンのサイトでジャック女史のミートじゃないボールの写真を見ると、もっとカチッとしてる感じですからね、次はもうちょっと歯ごたえのあるのを目指したいと思います。

 


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