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食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

食に関して保守的な田舎で驚いたこと

義母をたづねての週末・弾丸田舎訪問から戻りました。

今週末から出かけるバケーションに関してはいろいろと調べて準備を始めていましたが、近場の田舎訪問に関しては、準備らしきことは一切なしで。

出かける前日になって「あ、そうだ、あっちで食べるものの、バックアップ食料を持っていかなきゃ」と気がついた次第で。

基本的には乾物、長期保存が楽なもの、冷蔵保存が不要なもの、滞在中に使うことなくそのまま持ち帰ることになっても傷んだりしないもの、、、を持っていくように心がけています。

が、食べきらなかったハマスとか、夫が食べ忘れた前日の昼のお弁当とか(これは移動中の私の弁当にしました。夫はサンドイッチを作って持参。)

あとは、朝ごはん用および、外食でタンパク源や繊維質が不足した場合に使える、豆乳とチアシードを持参しましたよ。

豆乳は冷蔵バッグに入れて、アイスパックを二つ入れて8時間くらいなら大丈夫なように。そのバッグに弁当と残り物のハマスも入れました。

 

行きは、朝9時ちょっと過ぎに出発し、昼頃、高速のサービスエリアで昼食休憩を15分ほど。

私はそこで、冷蔵していた夫の食べ忘れの弁当を、サービスエリアの電子レンジで加熱して食べましたよ。

オンタリオ州の南部を東西に走る高速道路401号線は、トロントのあたりを除いて80キロおきくらいの間隔で、サービスエリア「ON Route」がありまして、そこにはほぼ同じようなファーストフード店が3つほど入っています。

カナダ人に幅広く根強く人気なドーナツ&コーヒーのチェーン店、ティム・ホー***や、北米あちこちにある、バーガー*ング、後もう一軒くらい何かと入っていますね。

後は、ぼったくりな値段設定でサンドイッチやフルーツ、チップスやTシャツなどを売っている売店も入ってます。

ファーストフード店で買える食べ物はヴィーガンにとっても肉食雑食人にとっても、ろくなもんはありませんから、高速で長時間移動の場合は自分で弁当を作って持参するのが一番間違いがありません。

うちの場合大概は片道8時間で義母の家、もしくはもう1時間くらい先の友人の家まで、と、移動で1日つぶれてしまう感じですので、途中で食べるものも、ある程度消化がよく、美味しく、腹持ちがよく、、、というレベルのものでないと、結構体にくるんですよね。

 

そんなわけで、途中での食事の準備も取り急ぎ済ませ、持参するものもぱぱっと急いで詰め込み、行ってきたわけです。

 

今回の弾丸滞在中のチャレンジは、義母が決めた外食先の、北米的中華料理屋と、北米的一般的グリーシースプーンでの朝食でした。

 

北米的中華、、悲しくもあり可笑しくもあり

北米にお住いの方なら誰もが経験したことがあると思うのですが、なんというか、、、、酷いですよね。

田舎にあるこの店も、例外にもれず、かなりひどかった。

ヴェジタリアン・メニューがあったので、おやおや、ありがたい、とそこに並ぶ字面を眺め、ウェイトレスのお姉さんに「こちらの、ヴェジタブル・スティアーフライに入ってる野菜ってなんですか?」

と尋ねたら「グリーンペッパー、ブロッコリ、ボックチョイ、、そんな感じね」と。

はあ、なるほど、、、じゃあ、ヌードルズ・ウィズ・ガーデンヴェジタブルズ、これに入ってるヴェジタブルって、なんですか?」

と尋ねてみたら、

「同じよ」

ああ、そうなんですか。笑

ヴェジメニューは6種類くらいあったので、いちいち6つともコレ何あれ何、って聞くのもお互い疲れますので、じゃあ確信をついた質問を、、と「こちらのメニューの中で、茄子が入ってるのってどれですか?」と聞いてみましたよ。茄子好きなので。

すると「茄子?、、ああ、、、うちは茄子は、、扱ってないのよね」と。笑

多分、6種類のヴェジメニュー、全部が基本は同じ野菜の組み合わせで、それにナッツが入ってるか、ヌードルが入ってるか、赤い着色料の甘いソースが混ざっているか、、まあそういうことなんだろうと思います。

ああ、やっぱり北米中華って悲しい。。。

 

とりあえず私用には、野菜炒め一種類とヴェジタリアン・フライドライスの卵抜きをお願いしたのでした。(このお店には白いご飯というのがありませんでした。笑)

義母や夫が食べたチキンやチキン入りのフライドライス、その他の料理は、全部同じ味がしたそうです。

今度行くことがあったら、みんなで私に合わせてヴェジタリアンのものを数種類注文した方がいいかもね、と。

ヴィーガンになる前は、こういう場ではみんなに合わせて「はいはい、なんでもいいですよ」と言った挙句、「うわ、脂っこい」「うわ、なんじゃこりゃ」という食事をしていたので、ヴィーガンになってからの方が、同じ北米中華でもちょっとマシな食事環境になっているのかも、と。

 

グリーシースプーンは、驚きの柔軟性

朝食で訪れたグリーシースプーンでは、ヴェジタリアンメニューはちょっぴりありましたが、朝食メニューでのヴェジというのは、いわゆる肉っ気が入っていないというだけで、卵ガンガン、ミルクやチーズたっぷり、という、全然ヴィーガナイズしようのないメニューです。

だから、朝食での外食って困ったなあ、と思っていたのでしたが、蓋を開けてみると、義母始め、シニアの皆様は、私以上にいちいち細かく個人仕様にメニューを変えてもらっているではありませんか。

例えば義母は、「添え物のポテトはいらない、ソーセージやハムなんかもいらない、スクランブルエッグを卵1個分と、トースト2枚、それだけでいい」という注文。

義母の妹とその旦那さんは、旦那さんが注文する、ソーセージとポテトのホームフライ(揚げ焼きのようなポテトで、フレンチフライよりもちょっとだけ油が少ない)そして卵は目玉焼きを二つ、これにトースト」というのを、義母の妹が皿を一枚もらって、そこからちょこっとずつ欲しいアイテムを分けてもらい、二人で一人分を食べる、、という。

義母も義母の妹夫婦も他の皆さんも、毎週日曜に教会の後でここに来る常連なので、カフェ側も慣れているというか、全然問題ないようです。

そこに私が登場して、夫が注文した「2eggs over easy with sausages and home fries」(卵二つを両面焼きの目玉焼きにして、ソーセージとホームフライを添え物に)

の「卵抜き、肉抜き、あとは全く同じで」と注文しても、「ああ、そうですかはいはい」

という感じで、全然抵抗なく受け入れてもらえました。

ヴィーガンという言葉はあえて使わなかった(酪農や肉食産業盛んな田舎の、老人で満席のカフェでこれらを否定していると宣言する気持ちになれなかったので)のですが、個人の希望を細かく伝えてメニューを自分用に変えてしまうというアプローチ自体は、実は別にヴィーガンだからとか、そういう理由だけじゃないんですよね。

個人主義的な考え方が根強い欧米ですから、他人が細かく要求を突き付けてくることには慣れてるんですが、私はやっぱり協調性を重んじる日本の出身なので、なんとなく自分だけがいろいろと細かいことをお願いするというのがはばかられる、、とつい思ってしまうのですが、ヴィーガンということ自体全く理解されていないであろう田舎の老人御用達のカフェで、ヴィーガンだろうとアレルギーだろうと偏食だろうと、そんなことで遠慮しなくったっていいのよ、お客なんだし、、という強気の態度を老人たちに見せていただいた次第です。

 

この週末から出かけるもう一つの田舎の食事でも、この姿勢はきっと同じようなものでしょうから、覚えておきましょう。笑

 


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