食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

夏も便利にスロークッカーで料理

スロークッカーといえば、持ってるけど使わなくなって棚の奥に押し込まれて埃がつもってる家電の代表格とも言えるのではないでしょうか、、、

うちにも一つあります。

うちの場合は、冬場は結構しょっちゅう使うので、埃がたまる暇はないのですが、今まで夏場はなんとなく使わずにしまいこんでいました。

が、今年の夏は違います。

今年は連日この土地にしては暑い日々が続き、オーブンやストーブを使いたくないなー、という気持ちになることも頻繁でした。

そこで、調理してても熱気があんまり感じられないスロークッカーにご登場願ってみたのです。

夏だって煮込み系の料理が結構登場しますからね。

うちでよく作る煮込み系といえば、

チリ

ダール

ラタトイユ

タジン(タジン鍋は持ってません)

スープ各種

トマトソース

おでん

煮込み料理ではありませんけど、乾燥豆を水煮するときだってスロークッカーを使うことはできます(私はどちらかといえば圧力鍋を使っていますけど。)

 

おでん以外は夏でも美味しくいただけますね。

おでんは、夏は作ろうと思ったことがありませんけれど、多分気温と料理のあったかさ加減の関係で食べたいと思えないっていうことなんでしょうね。

でも最近朝晩の冷え込みを感じるようになってきましたので、そろそろおでんも再開できるかもしれません。。。。

 

さてスロークッカー。

いつもよく作ってるもの以外にもいろいろあるだろうと思い、スロークッカー、ヴィーガン、でいろいろと探してみたら、ナスを使うインドの煮込みが出てきたので試してみました。

スロークッカーのレシピは、普通に作る煮込みの「最初に玉ねぎを炒めて、次にこれを炒めて、それからあれを加えて炒めて、、、」という順番がなくて、あれもこれも生のまま入れて、スパイスやハーブ、塩コショウを入れて、蓋してスイッチオン、という感じなので、実際に作ってみないと本当に美味しいのかな、と不安なのですが、低温調理と、素材の水分と加える調味料や油などがうまく働くとちゃんと美味しいものができます。

ナスを使うレシピの場合、ナスをきっちり美味しく柔らかく炒める(もしくは揚げる)ためには油を結構たっぷり使います。

油控えめに、と言って水を使うとか先に塩をしておいて、、とかありますが、やっぱり油をある程度たっぷり使ったほうが美味しくできると思います。

水を入れるやり方だと、どうしてもべちゃっとしたりグジュグジュになっちゃったりしやすいかと。

ローストするか、油でしっかり炒め(揚げ)るか、どちらかなような気がします。

(油控えめで本当にしっかり美味しくなるコツがあるのに単に私が知らないだけという気もしますけれど、ご存知の方は是非とも教えていただきたい。)

スロークッカーで作るこのレシピでは、油はカップ四分の一だけでしたので、あれだけの量の茄子を調理するとしたら、油控えめで良いかも。

レシピはwww.theperfectpantry.comのものを参考にしました。

 

プンジャビ風茄子とジャガイモのスロークッカー煮

材料

  • 二分の一インチ角に切った茄子 10〜12カップ
  • 二分の一インチ角に切ったジャガイモ 大きめ1つ中くらいなら二つ
  • 生姜のすりおろし 大さじ一杯ほど
  • ニンニクみじん切り 大さじ一杯ほど
  • グリーン・チリペッパー 4本ほどを刻んだもの(辛さにより好みで調整)
  • クミン(粉末)大さじ一杯
  • ホットペッパー(粉末)大さじ一杯(好みで)
  • ガラムマサラ 大さじ一杯
  • ターメリック 小さじ一杯
  • コリアンダーシード 大さじ一杯
  • カルダモン(粉末)大さじ半分
  • 植物油 四分の一カップ
  • 粗塩 大さじ半分

 

手順

  1. 材料を切ったら、クロックポットに放り込み、スパイス、塩、油などを入れて全体に満遍なく混ぜ、蓋をして、高温で1時間調理する。
  2. 1時間たったら全体に混ぜ合わせ、さらにもう1時間調理する。
  3. 合計2時間の調理時間が過ぎたら、全体に混ぜて水分の様子を見、水っぽいようなら蓋を開け、それほど水っぽくなければ蓋をしたままで低温で30分調理する。
  4. 時間がたったら全体に混ぜ合わせ、刻んだ生のコリアンダーの葉などを振りかけて召し上がれ。

高温で2時間低温で30分ですので、材料を切ってスパイスの準備さえしておけば、夕方帰宅してから全部合わせて放置しておけば夕飯に間に合います。

私はこれをセットしてからダールの支度をし、出来上がる30分前に圧力釜でダールの調理をしてこの茄子のプンジャビ風煮込みと一緒にバスマティ・ライスで夕ご飯にしましたが、2時間半あれば余裕です。やる気になればナンも仕込んで焼くことができるくらいの時間がありますね。

 

覚書

レシピでは、材料をスパイスごと一気に混ぜて調理開始し、途中で混ぜ合わせる、というものですが、粉末状のスパイスを沢山使用するので、最初にスパイスを玉ねぎと一緒に炒めるとか、粉末ではなくて種の状態のスパイスを炒めて最後に合わせるとか、ちょっと工夫するといいかもしれません。

 

やっぱりスロークッカーは時間の有効利用と手抜きの味方です。

ヴィーガンにしぼって検索してみましたが、いろんなサイトがヒットしました。

10の、12の、15の、50の、、とレシピの紹介数はどんどんインフレーションしていきますが(笑)チリやインド風煮込み(カレーと言われることが多いですが)乾燥豆やレンティルの煮込みなどの頻度が高いですね。

 

実際に参考にしたレシピではありませんが、こんなものがあるよ〜、という参考までにレシピのサイトを下に貼っておきます。 

 

ohmyveggies.com

 


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