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食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

大好評・スクワッシュ・スープ

以前に作ったジェイミー・オリヴァー氏のレシピのロースト・スクワッシュの残り物を職場に持っていって昼ごはんに食べていたら、皆さんヤイヤイと「あら、スクワッシュ食べてる」「おお、スクワッシュだ」とスクワッシュのレシピの話で盛り上がりまして、

 

「そのうちここ(私の職場)のランチでもスクワッシュが出てくる?」と聞かれまして。

 

 

 

職場のメニューは諸事情を考慮した上で以前は私が組んでいたのですが、私の担当業務が増えすぎたので、メニュー部門は上司が代わりにやってくれることになったのです。

 

メニュー考えるのは職務というよりも楽しみだったので、「ええ、いやいや、続けますよ、平気ですって」って抵抗したんですが、他にもっと時間を割いてやるべきことがあるんだからと、奪われてしまったのです。笑

 

でもねー、私の上司、とてもいい人だし上司としても最高な人なのですが、何しろ料理そのものは、特に好きでも嫌いでもない、特に情熱もない、まあ一般的な北米の合理的な方なのです。

いつもメニューが似たり寄ったりで、仕入れる野菜も同じものばっかりで。

玉ねぎ、人参、セロリ、ジャガイモ、パプリカ、ズッキーニ、マッシュルーム、ブロッコリ、レタスときゅうり、トマトがあればいい方か、、、

たまにリクエストしてナスとか注文してもらうと、野菜なのに高いと感じるようで。

 

いつも同じものばかりだと、季節感がなくなりますし、せっかく旬のものがあるのなら、時期が合えば値段は安くなりますし、やっぱり変化が必要ですからね。

 

なので、スクワッシュ、私自身はそれほど愛着があったわけではないのですが、皆さんの反応を見ていて「やっぱり秋冬の旬の間に一度くらいはねえ」と。

 

そんなわけで、メニューに組み入れ、大きめのスクワッシュとスイートポテトも仕入れてもらいました。(スイートポテトは日本のサツマイモに見た目は似ているが別物です。サツマイモよりマズイ、という日本人がいますが、私は別物、と思っています。)

 

スクワッシュの話で盛り上がった時に、「自分の親戚がいつもとても美味しいスープを作ってくれるので、レシピをもらってくる」と言ってくれた方がいたので、今回はその彼が持ち込んだレシピにほぼしたがって作りました。

 

でも私、実はレシピに100%従えない性分なのです。

ついつい「あ、これはもうちょっと入れちゃおう」「あれが入ってないけど、入れちゃえ」「これは、、、入れなくてもいいでしょ」と、細かい部分を変えちゃうのです。

今回も、ほぼ忠実に従いましたが、レシピにはなかったニンニクをうっかり入れちゃいました。ははは

でも、今回は、我慢して、本当なら入れたいベイリーフなどは入れず、レシピに載ってるスパイス類を、レシピの分量にほぼしたがって入れて見ました。だから味が、本当に自分のいつもの味とはちょっと違って、それはそれで新鮮でした。

そして、皆さんが口々に「今日のスープは素晴らしく美味しい、ありがとう」と言ってくださったので、自己流に変えてしまわなくて本当に良かったです。

 

20年くらい前に新聞に載っていたのを切り抜いて使っていたらしい、職場の方のおばさんのレシピだそうです。

 

スクワッシュ・スープ

 

  • バターナット・スクワッシュ 3ポンド(1.3キロほど)くらいの大きさのもの
  • スイートポテト 2つ(割と大きめのを2つ使いました)
  • 玉ねぎ1個 (みじん切り)
  • ニンニク 中くらい3かけ (本来のレシピにはありませんでした)
  • ナツメグ 小さじ4分の1
  • 生姜(粉末)小さじ2分の1
  • 塩、胡椒
  • 水または出汁(私はヴェジタブル・ストックを作って使用)

 

クランベリー・ソース
  • クランベリー
  • 砂糖
  • りんごジュース (本当のレシピではポートワインですが、うちの職場じゃ予算的に無理)

 

作り方 (作り方はレシピを無視した部分あり。ここでは改変した作り方を書きます)

 

オーブンを375℉に予熱する。

  1. バターナット・スクワッシュは縦半分に切り、タネを出し、身の部分に深めに切り目を入れ、(皮まで切らない程度に)オリーブオイルを表面に塗る。
  2. ベーキングシートに2分割したスクワッシュを実の部分を上にして二つ並べ、アルミナムフォイルできちっと実の部分を包む(乾燥しすぎないようにするため)
  3. オーブンに入れて50分ローストする。(オリジナルのレシピでは、茹でる)
  4. スクワッシュをオーブンに入れたらすぐに、スイートポテトの皮をむき、1インチ角のキューブ状に切り分け、ボウルに入れる。(1インチ=2、5センチ)
  5. ボウルにオリーブオイルと塩少々を入れ、スイートポテトの表面に満遍なくまぶすようにボウルを揺すって混ぜる。
  6. グラタン皿のような深さのあるオーブン用の容器にスイートポテトを重ならないように並べ、上にアルミナムフォイルを被せて(これも乾燥を防ぐためなので、容器が蓋つきならばアルミは不要です)スクワッシュを入れたオーブンに入れます。
  7. (職場のオーブンはコンベクション・オーブンでパワフルなので、レシピで400℉の場合は350〜375℉でいいくらいなので、それくらいに調整し、さらに庫内に入れるものが増えるので、ヒート・キャパシティを考慮して、調理時間をちょっと長めにとりました。スクワッシュは400℉で50分くらい、スイートポテトはサイコロに切った状態で450℉で20〜30分くらいですが、両方一緒に375℉で、スクワッシュは60分くらい、スイートポテトは40分くらいでした。)
  8. オーブンが仕事をしてくれている間に玉ねぎをみじん切りにし、ニンニクもみじん切りにし、セロリを刻みました(これらはスープ用の玉ねぎ及び、サンドイッチの具に使うもの)野菜の屑は水を張った鍋にほりこんで、強火でガンガン加熱し始め、野菜の出汁をとります。


 
金曜日の料理当番の利点は、今週の残り物を使いまわせる点なのですが、やはり週の半ばに刻みすぎた人参とか、そう言ったものがタッパに入って冷蔵庫に残されているので、そういうのも野菜だしの鍋にほりこみました。残しておいたって誰も使わないのです。

 

出汁を取っている間に玉ねぎのみじん切りをスープ用の鍋で炒めます。

今日はボランティアが登場するのがかなり遅かったので、炒め作業は別の作業と同時進行だったので、弱火で蓋して炒め煮しました。

 

あとは、ローストが終わったスクワッシュの実をスプーンですくい、フードプロセッサーでペーストにして鍋に入れ、スイートポテトも同様にして鍋に入れ、野菜だしを加えて濃度を調整します。

野菜出汁を入れる前に、ナツメグとジンジャー・パウダーも加えます。

 

出汁の量(水分量)でスープのとろみ加減の調整ができますが、あまり水っぽくしたくない場合は火加減に注意が必要。

 

クランベリー・ソースは10分くらいあれば作れるので、作業の合間にチャチャっとやります。

水でさっと洗ったクランベリー(約3カップほど)に、カップ半分ほどの砂糖を絡めてやり、鍋に入れ、中火くらいで火を通します。焦げないようにちょっと気をつけながら。

水分が出てきてジャムのような感じになり始めたら、水またはりんごジュースなどを加えて伸ばしてやります。甘さの好みなどもあるので、りんごジュースじゃなくてレモンジュースを入れてもいいですが、クランベリーそのものがかなり酸っぱいのでそこらへんはバランスを見て。

 

クランベリーソースはジップロックバッグに入れて、袋の角にハサミで穴を開け、スープを注いだボウルにシャシャッと素敵な模様を絞り出してあげます。

 

元々のレシピでは、クランベリーソースもプロセスして、皮の部分は漉して取り除く、とありましたが、果物から繊維質をのぞいたら単なる砂糖の塊(プラスビタミンや味がありますけど)なので、あえて繊維質は取り除きませんでした。

なので、おしゃれなスムーズな模様は描けず、ぼて、ぼて、ぼて、、という感じで素朴な斑点模様付きのスープができましたとさ。

 

職場では、このスープにツナ・サンドイッチを添えて出しました。

ツナ缶を開けるたびにこの臭さに身震いするんですが、ヴィーガンになる前はこんな臭いものも平気で食べていたのだろうか、、、と不思議に感じますね。

生の魚が生臭いならまだわかりますけど、、、缶詰、、、ものすごく臭いですね。

 

ツナ・サンドイッチの具には、玉ねぎ、セロリ、ズッキーニ、人参、のみじん切りを入れ、レモン汁だっぷり、マスタードたっぷり、とマヨネーズ、塩こしょう、で合えました。レモンやマスタードを入れるときに「臭みよ消えろ〜」と念じながら。笑

 

ところで、オンラインでレシピを見てるとスープのレシピに「コンソメ」を一つ入れるっていうのがたまにありますね。

コンソメを入れる、っていうの、やっぱり慣れなんでしょうね。

「コンソメ」なんて言いますが、要するに化学調味料と塩と油脂を固めたものでしかないので、入れないと最初は物足りないかもしれませんが、すぐになれます。なれたら、化学調味料の味なんか要らなくなります。

今回のスープは、元々のレシピにもバターも牛乳もクリームも使われておらず、私もそんなものは一切入れませんでしたが、肉食をする人たち(または、しょっちゅう塩が足らないだのなんだのという、加工食品の味に舌が犯されてしまったような人たち)でも、今日は一切「塩くれ」とか「バターが欲しい」とか、そういうクレームがなく、完全なるヴィーガンなスープでしたが、とても好評でした。

 

 


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