食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

帰宅後に作れる!ヴィーガン・ピッツァ

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先日仕込んでおいた、毎日5分でアーティザン・ブレッドが食べられる生地を使って、昨日はピッツアで夕ご飯でした。

 

仕事から帰って、ホッとしてまずビールを一本飲みながら、材料をテーブルの上に並べ始めたのが、6時。

 

ピッツァ・ソース用にトマト・ペーストとハーブ類

上に乗せる具に、オリーブ、玉ねぎ、マッシュルーム、赤いパプリカ、ズッキーニ

チーズは、自分でヴィーガンチーズを作ってもいいですが、今日は手抜きと、市販のヴィーガンチーズの試食を兼ねて、出来合いのを買って来ました。

 

そして早速生地の準備です。先日仕込んでおいた毎日5分で、、のパン生地です。

生地はグレープフルーツくらいの大きさをバケツから取り出し、丸めて打ち粉をした台で広げ、コーンミールを敷き詰めたピッツア・ピールに移してトッピング、、、が、私はピッツァ・ピールを所有していないので、普通のクッキーシートにコーンミールを敷き詰めてそこに生地を広げます。

生地を綺麗に整えたら、トマトソースを広げる前に、フォークで穴をちょこちょこと開けておきます。

 

ここまで、10分かかりませんでしたが、本を確認したりしてたので、5分ではありませんでしたね。笑

 

生地の支度をしたら、トマトソース作り開始。ソースは手作りですが、手抜きで缶入りのトマトペースト、水、ハーブ、ガーリックパウダー、オニオンパウダーなどを入れたもの。

缶入りトマトものは缶の匂いがしますので、最初にオリーブオイルで炒めて匂いを飛ばします。

ソースの準備中は目が離せない(ペースト状のトマトが溶岩のようにブクッブクッと空気と一緒に空中に飛び散るため)ので、夫に野菜を切ってもらいます。

ソースを作るのに大体10分くらいかかりました。簡単ですが、目と手を離せないソースです。

 

材料も切りそろえ、ソースも出来合いのチーズも生地も揃いましたら、あとは全部を順番通りに合わせていくだけです。子供がいると楽しい作業かもしれませんね。

順番は、ソース→チーズ→具 です。

ちょっとだけ注意するのは以下のこと、、、

  1. ソースは塗りすぎると生地がグニョッとして美味しくないので、あんまり厚く塗らないこと。
  2. ソースもチーズも、あまり縁の近くまで持ってこないこと。(調理の熱でぶくぶくと溢れてしまうこともあるので、そうすると生地の端から下側に垂れて焦げになったり、ピザ生地を置いているベーキングシートやピザストーンに焦げ付いてしまうことがあるため)

具の入れすぎ、ソースの塗りすぎ、チーズのかけすぎ、どれもピザがまずくなる原因です。程々が一番。クラストがパリッとクリスプに焼けて、トッピングもそれぞれ程よく焼けて、チーズがとろける、そのバランスが一番大事ですよね。

 

熱く熱したオーブンに入れて、15分から25分くらい。オーブンにより時間差あり。

うちはへなちょこ家庭用オーブンですので、職場の厨房なら15分で焼きあがるところ、20分少々かかりました。

 

で、7時にはピザ完成!

 

今回のフォーカスは、先日仕込んだ生地と、出来合いのヴィーガンチーズです。

生地は、薄く伸ばしたピザ生地でしたが、もっちりと、でもカリッと、そしてところどころに大きな気泡があいていて、なかなかいけました。

次は是非これを丸く成形してパンにしなければ、と思いましたね。(元々パンのレシピですけれど。)

 

ヴィーガンチーズは、自分で作ったモッツァレラもどきチーズよりもチーズっぽいかなあと一瞬思いましたが、焼き上がりは自作のと、あまり違いがないような。

 


でも、自作のは鍋でとろとろにしたものを、生の餅を扱うような要領でピッツァの上にドロドロっと落として使ったので、あんまり扱いやすくなかったんですが、こちらの出来合いのは、牛のミルクから作られるピザ用チーズと同じ感じで既にシュレッドしてあり、ピザの生地の上にパラパラと満遍なく撒き散らすにはちょうどいい感じでした。

調理後の食感と味の点では、自作のチーズと大差なく、じゃあ今度からはあえてこれを買わなくてもいいかな、、、まあ面倒臭い時に買うかなあ、、程度のことでした。

227グラムで8ドルくらいと、値段的には結構しましたので、余裕のあるときに自分で作って、冷ましてチーズグレーターで自分でおろして冷凍しておけばかなりお得にできますよね。うん、次はそうしてみましょう。

 

いずれにせよ、材料さえ揃っていて、このパン生地が冷蔵庫にある場合、5分はまあ無理としても1時間以内で生地から手作りのピッツァが作れるというのは、結構いいですよね。

 

無理なくヴィーガンのピッツァを

イタリア系の人たちが多く住む界隈には、マリナラ・ピッツアと言って、ピザの台にトマトソースだけが塗られているものが売られています。

これは、チーズや具を後から乗せて焼くものなのかなあ、と思っていたら、そうではなくて、そのままを切り分けて食べるのです。

マリナラ・ソースやピザの生地が美味しいから、チーズとか具を載せなくてもそれだけで十分美味しい。

こういうピザもあるんだから、具を載せたピザだって、あえてチーズもどきを載せなくてもいいんじゃないのかなあ、、と最近思うようになりました。

パスタだって、チーズを入れないパスタソースは沢山ありますし、食べるときにチーズをかけて食べる人もいるけど、かけない人だってたくさんいますよね。

 

味噌汁から味噌を抜いたらただの汁ですけど、ピッツァからチーズを除いたってピッツァなのです!

 


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