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食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ヴィーガンと蜂蜜の関係

ヴィーガン・ダイエット(ここでいうダイエットとは痩せるための食餌法のことではありません)をしている、というと、周囲の反応は様々ですが、食品グループごとに、若干反応が違うと言う印象を受けます。

肉は食べ過ぎちゃ行けないのよね〜、私はやめられないわやっぱり、でもほどほどにしているよ、などと、肉といえば罪悪感付きで愛情表現をする人が結構多いような。

中には、牛肉とか赤身は食べないことにしているけどチキンならヘルシーだから食べる、などと肉の中でも差別化している人も結構いますね。

本当にチキンが赤身よりヘルシーなのかどうかは、疑問ですが。

 

魚なら食べるんでしょ?え?魚までダメなの?困ったわねえ、などという反応をされることもたまにあります。

魚も生き物ですから、というと、哺乳類の肉を食べないというのは理解できるが、海の中で生きてるあの魚の命まで尊ぶのはちょっと行き過ぎなのでは?みたいなことを言われることもたまにあります。

自分の姿や生活圏に近いものは同情心が及んでも、自分とは似ても似つかない存在や遠くにある生き物までは及ばない、ということでしょうか。

 

ヴィーガンではなくても、環境問題や健康への害などを理由に魚介類を避けていると言う人も北米には結構いらっしゃいますね。 

日本だと、魚介類を避けるのはなかなか大変ですよね。ほとんどの出汁にカツオやいりこが入ってますからね。

乳製品・鶏卵

乳製品はヨーロッパ系の人たちにとっては日本の魚介類と同じようにあらゆる食品に使われていて避けきれないという感じがありますね。

飲み物としての牛乳やチーズなどは私はなくても平気というか、牛乳は美味しいと思ったことがありません。

でもヨーロッパ系食生活で育った夫などは、やはりチーズがあると落ち着くようです。

ヴィーガンチーズが色々とあるのも、やっぱりチーズが恋しい人が多いことの表れかと。

卵に至っては、洋菓子などで、いろんな形で使われますので、卵が使えないとなると作れないものがたくさんあります。

ヴィーガンレシピでも、卵のそれぞれの役割ごとに、これは膨らませるときに、これは材料をまとめるときに、などと代替品目が色々と工夫されてますが、やはり卵のあの万能ぶりはすごい。 

 

蜂蜜

蜂蜜もヴィーガンの視点から言えば動物性食品だから、食べません。

というと、かなりの確率で、「そこまで頑なにならなくても」というような反応をされます。

昆虫の命まで気にするなんて頭がおかしい、という反応をされたりもします。

「そういうオカシナことばかり言い出すから、ヴィーガンには付き合いきれない!」

などと、ヴィーガニズムへの拒否反応につながる場合も。

農作業の過程でも昆虫の命は奪われるのに、ミツバチの命のために蜂蜜を拒絶するようなヴィーガン原理主義者がいるから、ヴィーガニズムを宗教みたいだとか、過激だとか思われるんだ、、、ヴィーガニズムを理解してもらって広めるためなら、蜂蜜もヴィーガンってことでいいじゃないか、と言う人たちもいるようです。

 

ヴィーガンではない人たちにとったら、ヴィーガンの選択や行動っていちいち極端に見えるでしょうから、あんまり極端な変人みたいになってしまうのはやめとこうよ、と言うことでしょう。

 

Vegan Brosのこちらのビデオは、そんな意見を軽快に伝えています。(軽快ですが、煩くて嫌だわ、と感じる方もいらっしゃるかも、、) 


私個人的には、昆虫の命というよりは、環境問題の方が気になるというか、蜂がかわいそうだから、ということではありません。

農作業中に命を失う昆虫の命を考えると、野菜だって食べられなくなる、と言うのは極論というか、ヴィーガンはそういうことを言ってるわけではないと私は思いますが、私が知らないだけで、極端なことを言う方ももちろん存在するのでしょうね。

 

蜂蜜がヴィーガンか、そうでないのか、ヴィーガンはどう言う態度を取るべきなのか、、、私自身はそんなのはどうでもいいと思います。

 

ヴィーガンの考え方の基本に即して、自分が摂取する食品や使うものの原料や材料を吟味する、その個人ごとにどうしたいか決めればいいだけのこと。

 

これが正式にヴィーガンと認定されるか否か、は問題の本質ではないと思います。

 

ただ、例えばレストランや弁当屋などで「ヴィーガンメニュー」と言う場合は、基本はヴィーガンの基準みたいなものが守られていないと「私は蜂蜜は食べないのに、このヴィーガンメニューには入っていた」なんてことになると面倒でしょうね。

でも大概のヴィーガンもしくはヴェジタリアンの店なら、材料が表示されていますよね。それを見て注文するかどうか決めればいいだけの話。

 

Vegan Brosが言うような「蜂蜜までダメだなんて、ついていけない、だからヴィーガンにはならない、だから、牛肉でも豚肉でも食べ続ける!」と言う人たちは、蜂蜜が良かろうがダメだろうが肉を食べ続けると思うんですよね。

肉食をやめてみようかなと考える人たちは、動物保護の観点か環境保護の観点かに関わらず、蜂蜜までは付き合いきれないけど、でもまあ哺乳類はやめてみようかな、とか、肉と魚は控えてみようかな、くらいなんじゃないでしょうか。

 

蜂蜜まで食べないというのは私には無理だから、私は完璧なヴィーガンにはなるつもりはないけど、動物性は控えてみよう、と言う人が一人増えるのだって大きな進歩。

毎日三食ヴィーガンなのは辛いから週に**日だけ、とか、外食では難しいから家の食事だけ、とか、そういうふうに無理のないやり方でもいいと思います。

 

 

ヴィーガンの「動物を人間のために使わない」という考え方を知ってくれて、一部分でも同感してもらえるのなら、たまにでもそういう発想で動物性食品を取らない、という機会を持ってもらえるのなら、それだけで十分だと私は思います。

何しろ、ヴィーガン100%の生活を続けられる人を増やすことよりも、暮らしの中の10%でもヴィーガンに近い食生活を続ける人たちを増やすことの方がうんと現実的です。

Vegan Brosが言っているのも、基本的には似たようなことですよね。

 

私は基本的に味が嫌いなので、蜂蜜は以前からあえて食べることはありませんし、蜂蜜が使えないから困ることもありません。

甘く味つけたいときにはメープルシロップを使えばいいのです。

 

一方で、ヴィーガンじゃない知り合いが、私のためにと卵やバター抜きのお菓子を作ってくれたり買ってきてくれた時、そこに蜂蜜が使われていたことを知っても、そのお菓子はありがたくいただきます。(実際は、甘いものが苦手な私ですので、あまりそう言う状況はないし、勧められても一つだけいただいてそれでもう結構、と言う展開ですが。)

 

それで私のことを「ヴィーガンじゃないじゃん」と言いたい人がいるなら、言わせておけばいいだけのこと。

ヴィーガニズムは肩書きのためにやるもんじゃないですから。

 

以前書いた蜂蜜の記事はこちら

 

 


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