読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

クリスマス当日に焼いたクリスマスケーキ

暮らし

本日は12月25日、クリスマス当日でございます。

日本では24日が盛り上がり、25日は「翌日」感がかなりあって、しかも時差のせいで今頃は26日の朝ですから、クリスマスなんてもう、過去の話でしょうか。

 

北米の我が家では、まだまだ25日です。オーブンでディナーをローストしてる最中ですよ。

 

今年は家で夫と二人でのんびりと。

出かけるわけでもなく、お客さんを呼ぶわけでもないので、ついついケーキ、というもののことをうっかりしておりました、、、

いや、デザート、というもののことはちらっと頭に浮かびましたので、ずいぶん前に作って冷凍してあったパイ生地を冷凍庫から出し、これに何か乗っけてパイでも作ろう、とは思っていたんですよ。

クリスマスっぽくもなんともないですけど。

 

 

さて、うちの町では25日はどこの店も閉まっていますので、24日に買い出しに出かけて帰宅し、ビールを開けてやー、やれやれ、とのんびりした頃に夫が

「あ、フルーツケーキ買ってなかったね」と。

 

フルーツケーキ、とは、ドライフルーツがたくさん入ったどっしり重めのケーキで、市販のものにはまずいものが多く、私も嫌いなのですが、これがクリスマスケーキとされる文化圏があるのです。

 

北米にはヨーロッパ各地からの移民が昔からたくさんいますからね。

 

多分このフルーツケーキは英国系なんじゃないかな、という気がするのですが、オランダ系の夫もこれがクリスマスケーキだと思ってるということは、オランダでも?

 

夫の実家のクリスマスに参加すると、毎年夫のおじさんが、地元の修道院の修道士さんたちが売っているクリスマスケーキ(フルーツケーキ)を必ず私と夫に一つずつくれるので、内心困っていたものでした。

 

なぜって、まずいから。

しかも、重い。(1キロ近くあったような)

 

夫と結婚するうんと前にもクリスマスケーキをいただくことはたまにあったので、持ち帰ってルームメートに「これあげる」というとみんな一斉に「え?クリスマスケーキ、いらないよ」と。

これが好き、という人とはまだ出会ったことがございません。

夫以外は。

笑。

 

夫は別にこれが美味しいと思ってるわけでもないようで、なんとなく、「クリスマスはこれを食べるもの」という習慣が深く根付いているだけな気もするのですけどね。

 

で、今年のクリスマスケーキ、「今から買いに出かける?」というと、それはもう面倒になっちゃったようで「いいや、別にいらない」と。

 

そこで、久々にこのケーキを焼いてみましたよ。

Yorkchire Come Again Cake

これ、フルーツケーキなんですけど、結構美味しいんです。

私は味見だけして残りは友人と夫とで「もう一切れ」「これで最後」とか言いながら、やめられなくなるようで、残ったらおやつにでも、なんて思ってると、全部消えているのです。

 

店で売ってるクリスマスケーキ(フルーツケーキ)もこれくらい美味しくすればいいのに、と思うんですけどね、なんでまずいのを毎年作ってるんでしょうか。

 

そんなに難しくはないんですよ。

ただ材料混ぜて焼くだけです。

でも、クリスマス当日に重い腰を上げて材料をテーブルに揃えている時にふとレシピを見て気がつきました「最低でも一日は寝かせること」という注意書き。

 

うーん、困りましたね。

買い物から帰った昨日の時点で焼いてればよかったな。

でもしょうがない。

 

というわけで、急遽レシピを2倍で作り、一つは寝かせて、一つは味見ということで。

 

夫にもその旨伝えましたので、もしも作りたての今日の味が不満でも文句は言いますまい。

いや、修道士作のあのまずいクリスマスケーキで文句が出ない人ですから、多分文句は出ないでしょう。

 

レシピは味見などして確認後、後日改めて公開いたしましょう(公開できるほどの出来だったらばね。)

 

 

ひと月ほど前、もっと美味しそうなフルーツケーキを焼いて写真を載せてらしたcipoさんが書いていらっしゃる、La dolce vita againというブログについコメントをさせて頂いたことがあるのですが、フルーツケーキといえば、「まずい」が定評のアングロサクソン文化圏。ずいぶん昔ですが、テレビの 60 minutesというドキュメンタリー番組で、なんとこの、クリスマスケーキ(フルーツケーキ)特集をやっていましてね。

その番組でも、街ゆく人々に「クリスマスケーキはどうしてる?」とインタビューすると、答える人たちがみんなして 「あんなの食べないよ、まずいから」「あれをもらうと嫌がらせかと思うよね」「ドアストップにするよ」などと散々なことを。

ドアストップにするのが一番いい利用法なんだという回答が揃っていたのが印象に。

夫のおじさんにもらっていたケーキも毎年毎年重かったですからね、もらうたびにあの60 minutesのインツァビューで「ドアストップにする」と答えていた人々の声を思い起こしたものでした。笑

 

で、その60 minutesでは、まずいと言われるフルーツケーキの愛好家の人たちのことを紹介していまして、みなさん古いTシャツをラム酒に浸して、それでフルーツケーキを包んで、上からビニール袋とかをかぶせて、長期保存するんだそうです。

これがまた1年前のもの、5年前のもの、10年前のもの、などと随分長いこと保存して、ちまちまと味見をしてはじっくり熟成される味を楽しみ続ける、、などという。

 

というわけで、今回の大急ぎフルーツケーキ、ひょっとして失敗してたら、古いTシャツをラム酒に浸して、来年まで置いておこうと思います。

味が深まって美味しくなるかも。

 

 

 

あ、やっぱりうちでは無理かもしれません。

おじさんにもらった(まずい)クリスマスケーキをラム酒Tシャツで熟成させようという私の試みは、毎年クリスマス休暇で家にいる夫のせいで叶わぬものだったのでした。 

 


ヴィーガン ブログランキングへ