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食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

日本語を聞き取る練習になるような、、

考える 暮らし

週に一度、フランス語を母国語とする方と、ランゲージエクスチェンジなるものをやっております。

 

フランス語をもうちょっとマシにしたい私と、日本語、もうちょっと流暢になりたい彼女。

 

私のフランス語は、カフェなどで盛り上がってワイワイ喋ってると、たまに人が振り向く「なんじゃこりゃ、喋ってるやつは誰だい?」というようなレベルですが、生活の場で常に触れる言語なので、下手くそとはいえまあ言いたいことは言えるし、よく使う言葉はスルスルっとでてきます。

 

反対に、日本語という、周囲に使っている人がほぼいない言語を学習している彼女は、一度マスターしたはずのひらがなやカタカナも「あれれ?す、す、す、、ってどうやって書くんだったっけ」などと、現状レベルを維持するのにも努力が必要です。

 

そんな彼女にもっともっと日本語を聞いてもらって馴染んでもらおうと、以前からユーチューブなどで、分かりやすい日本語の教材(になるもの)を探しているのです。

 

探しては「これどうだろう」と一緒に観てみて、頑張って理解しようとする彼女の質問に答えたり、すごく早口なので聞き取れないという部分をゆっくり言い直してあげたりします。

 

彼女もフランス語のニュースとか料理番組とかドラマとかを観せてくれて、やはり一緒に言い回しを書き起こしたり、よく使う表現をメモったり。

即効性はありませんが、徐々にやっぱり上達しているのか、職場でも「前に比べると(←ここ重要)あなたフランス語上達したよね」と言われることが。

 

上達したよね、って言われてるうちはマダマダなんですけれどね。

それでも周りは、以前よりは私のフランス語に耐えられるようになっているので喜んでくれているのでしょう。笑。

 

いや、今日の話題は私のフランス語ではなくて、日本語学習者にとって使える日本語ビデオについて、です。

 

使えるビデオ、、、、まだ出会ったことがないんですよ、、、実は。

 

日本人の私が観て、これは単純なことしか言ってないし、彼女の興味に沿っているし、、これはそんなに早口じゃないし、、と思っても、いざ一緒に観ていると、やっぱり学習者には難しい!

 

お料理が大好きで、日本の食べ物も大好きで、食べ物に関しては割とボキャブラリーもある人なので、料理に関するものを選ぶことが多いのです。

 

料理番組なんていかにも使えそうでしょう?

 

「今日は***を作りましょう。材料は、*、*、*、そして、*です」「最初に*を切ります。次に*と*を炒めます。そして塩と胡椒を加えます」なんて感じでいかにも順番の表現とか、数字の数え方とか、食べ物の名前とか、料理するときに使う動詞とか、はっきりわかりやすく説明してくれそうですよね?

 

でもなかなかそういう簡単なものってないのです。

 

最近試したのは、土井善晴さんの焼き飯なんですが、土井さんが関西弁だってことをうっかりしていました。

これです

卵たっぷりの焼き飯、ヴィーガン的には迷いましたが、日本語学習のための教材だと割り切って。笑

 

 

彼女、全く聞き取れなかったようです。関西弁のせいじゃありません、単に以前学習した表現や語尾などとぜんぜん違う言い回しが続出するせいです。

 

でもね、聞き取れなかったのは関西弁だからというだけではなくて、例えば、「卵です」が「卵になります」とか、「こういうのは、、あれですよ、、」とか、そう言った表現が頻出するせいもあります。

現実の会話って一文ずつきっちり話し始めて話し終わるとは限らないですからね。(特に日本語はその傾向が強いのかも、、、とも思いますが。)

 

まあ、「焼き飯」で始まった番組が途中で「チャーハン」に(言い方が)変わるくらいは、現実の社会で使う言葉ですから、両方同じことよ、覚えるしかないのよ、ってことですが、言葉を濁す文末というんでしょうか、これがなかなか難しかった。

 

あと、日本語は主語を使わずに話し始める言語ですので、料理しながら話し始めて、ちょっと間が空いて文を言い直したり、いきなり言い終わったりするときなどは、これをきちんとした一文に言い直してあげてからでないと説明のしようもない。

 

やっぱり大人の料理の番組は難しすぎたのか!と。笑

 

では子供向けの番組なら、もうちょっと語彙も表現も子供向けでわかりやすいかなと。

 

はてなでよく訪問させていただいているブログ、「色々虎威 ゆるり」の虎ちゃんさんが、以前お子さんがお好きだという子供向けの料理&教育番組「キッチン戦隊クックルン」についてブログで紹介されていたので、これはいいかも、と一緒に観て観ました。

 

 

 

でも実際に一緒に観ていたら、やっぱり「ちゃんとした文法を使っていない日常的な言葉遣い」「子供番組(アニメ番組)ならではの語彙」「滑舌があまりよくない子供俳優が言ってることが聞き取りにくい」「日本人にしかピンとこないカタカナ語が頻出」という壁が。笑

 

もちろん、この番組は日本で育っていて日本語がちゃんと喋れる子供達を対象にしているので、別に文法的にしっかりしていなくても、大人の日常生活で使えるボキャブラリーじゃなくても、滑舌が悪くて外国人には聞き取りにくくても、そんなことはどうでもいいのはわかっているのですが、一緒に観ていて、かなりの頻度でビデオを止めて、

 

「戦闘」っていうのはね、、、、普段使う言葉じゃないんだけど、戦うっていう意味でね、、、、」と解説したり、「今この子が言ったのは、***、ちょっと滑舌悪いから聞き取りにくかったね」とか。

 

これ、別に日本の子供番組の中で特別難しいとかそういうわけでは全くないと思いますが、これを見て普通に聞き取って理解できるっていうのはやっぱり日本語ネイティヴの耳と語彙力、表現力があるからなんだなあ、と改めて納得しました。

 

子ども向け番組を初級編、入門編、と捉えることには若干無理があるのか、、、。

 

一方大人向けの料理番組だと、やっぱり番組を持つくらいに有名で人気な方がお料理しながら説明している、という形式で、その説明の合間にその方の面白さというか個性を発揮させるような喋りが挿入されるので、この喋りの部分が学習者にはやっぱり難しいと思うのです。

しかも、みなさん結構早口でまくし立てるんですよね。

 

現在、余計な喋りがあまりなくてただ淡々と手順だけゆっくり話してくれるビデオを探しています。

でもそういうのは普通に日本語が堪能な日本の視聴者には特に面白くもないでしょうから、あんまりありませんよねえ。

 

 

彼女はフランスのお笑い系ドラマのビデオとかドキュメンタリーとかを観せてくれるんですけれど、日本のお笑いはとてもじゃないけど学習者に見せてもついていけないだろうし、日本のドキュメンタリーやドラマも、なんだかね、きっちりと文章ができているものってなかなか、、、。

 

日本語って、きちんとした文法の決まりはあるはずなのに、実際にネット上のビデオなどで耳にするものは、助詞が抜けていることはしょっちゅうだし、砕けすぎていてどう説明していいやら、、という表現もたくさんだし、カタカナ語なのか、意味のわからない擬音語とか、音?も結構あります。

 

砕けた言い回しがいけないわけではないのですけれど、言語のアナキズムがすごいとでもいいましょうか。

 

聞いていて、この言語を母国語として話していた人間なはずなんだけれど、この言葉、こんな風にしか話せないものだったっけ?

と聞いていてなんというか、ちょっと恥ずかしい気持ちになることもしばしば。

女性が「ちょっと頭悪い」っぽい話し方をする、もしくは対話の中で「よくわかってない人」の役割を演じている場面もよく見るのですよね。

こういうのは見ていて不快感を感じるので(日本出身の自分がそうなので、フランス出身の人にはもっと不快なのではないかとおもわれます)あえて見せたくもない。

 

やっぱり料理番組程度のものが、食べ物の話で楽しみつつも語学学習に集中できる一番いい素材かなあと。

 

何か、外国人の日本語学習車に見せてあげたいようなYouTubeビデオ、ご存知の方いらっしゃいましたら教えてくださいませ。

 

 


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