食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

財布をなくしたら。。。

今日は全く食べ物やヴィーガンとは関係ない話題です。

 

三日くらい前に夫が「財布が見つからないんだけど、、ひょっとしてきゃすぴえの部屋に置いてない?」と。

「何で私の部屋にあると思うの?」

と聞いたら、家中ひっくり返して必死に探したけれど見つからないから、きっと私の部屋に来て、一緒にパソコンの画面でオンラインで何か一緒に見たときにでも、お尻のポケットに入っている財布がうっとおしくなって取り出してポンとその辺に置いたんだろうと。

 

夫ね、ものすごーく散らかすんですよ、何でも。

整理整頓ができない。

頼むよ、片付けてよ、と口を酸っぱくしてもなかなかまるでできない。

二人とも自分専用のオフィスがあるんですけれど、それは相手の持ち物でごちゃごちゃにされたくない私と、相手にいちいち片付けろだの掃除しろだの言われたくない夫との二人のエゴのせいもあります。

本当なら一部屋を二人でシェアして使って、もう一部屋を客間にするとかダイニングルームにするとか壁をぶち抜いて大きなリビングにするとか、、そういうこともできるんですけどね。

 

そんなわけなので、この家に入居して以来10年間、夫の部屋がどんなにしっちゃかめっちゃかに散らかっていようと、文句は言わないで来ました。

でもね、文句は言わないんですけど、夫が自分の部屋で仕事ができない(散らかっててパソコンや書類を広げるスペースもないから)からと、キッチンテーブルやリビングルームのテーブルなどに進出して来たらすかさず言います、

 

「自分の部屋で仕事できないからと共有スペースを自分のオフィスにするのはルール違反でしょ。自分が持ってるスペースをきちんと使えないならちゃんと掃除しないと、共有スペースを君のオフィスみたいなゴッチャゴチャのスペースにされるなら、君のオフィスのケオスは君の問題じゃない、二人の問題だ、だから私も干渉するしかないんだよ」

 

すると、渋々ちょっと掃除してちょっと片付けて、仕事くらいならできるようにしてくれます。あちらも干渉されないスペースを確保したいですからね。

 

もうね、彼の習慣って、今流行ってる断捨離の正反対ですよ。

何でもかんでもとってあります。

いや、とっておこうと思ってとってあるんじゃなくて、面倒臭いからぽいっとその辺にほっぽり出して忘れてる。

 

そのぐちゃぐちゃの上に新たに職場から持ち帰った書類がどーんと置かれたり、それを広げてあっちこっちに持ち歩いたり。

よくもこれでものをなくさないもんだ、、と思いましたら、、、

 

ついに無くしちゃったってことですよ。

書類じゃなくて、財布を!

 

財布って大事なものだから、私はいつもカバンの同じポケットに入れてあります。

週末に買い物に行く時など、財布を取り出しても、週明けには仕事に持って行くカバンのそのポケットに戻します。

財布だけで服のポケットに入れることはまずありません。

 

彼は、財布はお尻のポケットに入れてあるので、帰宅すると座るときにゴワゴワするし、家では必要じゃないので、とりあえずポケットから出して、その辺にポンと起きます。

 

その辺というのがまた、本当にその辺で。

 

ダイニングテーブルの上、キッチンカウンターの上、玄関脇のラジエーターの上、玄関(入ってすぐに階段が3段ある)の階段の上、二階へ上がる階段の手すりの土台(っていうんでしょうかね、ちょっと幅のある、カウンター状態なんです)カウチの手すりの上、カウチのクッションの上、床の上、棚の上、冷蔵庫の中に入っていたこともありますよ!笑

 

冷蔵庫の中は今まで一度だけでしたけどね。

多分、ビールを取り出そうとしつつお尻のポケットから財布を取り出して、ビール瓶を抜いたところにポンと置いたのでは。。。。

 

冷蔵庫の扉を開けて、財布が目の前に鎮座してるのを見つけたときには笑うしかありませんでしたけどね。

 

そんなわけですので、財布をなくした、、、あああ、来たるべくして来たと、思いましたよ。

 

でもね、財布とか鍵とか、そういう日常に携帯する重要なアイテム(無くしやすいアイテム)ってなくすと、本当に落ち込みますよ。

 

私もにたような経験があるので、「なんて馬鹿な!無くすなんて!」と責める気持ちにはならず、「ありゃ〜、本当に?いや、それは大変だ、それはさぞお気落としのことでしょう、、、わー、そんなに落ち込まないで〜、誰でも(本当か?)一度はそういう経験してるんだし、自分を責めても何も解決しないんだから」と。

 

そう言われたってすぐにパッと忘れて気分を切り替えることはできませんよね〜。

 

それはそれは、落ち込んだ夫。

 

実は、ぐちゃぐちゃな部屋のどこかに紛れ込んでいるのではないか、、という気もしていたんですけど、一生懸命あちこち探したり、「あ!ここは探してたっけ?」と言ってまたゴソゴソ探しに行く様子を見ていると、あんまり適当なこと言ってもかわいそうだなと。

 

財布のありかがわからなくなってから約二日後に、「きっと買い物したときに落としたんだと思う」という結論にたどり着き、、銀行に電話してデビットカードとクレジットカードをキャンセルし、運転免許証の紛失を警察に届け、、、。

(結論にたどり着くのに時間がかかったので、ひょっとしたら誰かに悪用され始めてるんじゃないかという気持ちもちょっとあり、さらに暗い気持ちに。。。)

 

こういう手続きも、これまた時間と気持ちを消耗するんですよね。

 

クレジットカードを紛失した、と伝えたいから電話してるのに「クレジットカード番号をナンバーパッドで入力してください」とか。笑

 

たまたま家にカードの請求書があったので、そこに印刷されている番号を伝えましたが。

 

その後、信販情報を管理する会社に、万が一誰かの手に渡った免許証や保険カードの情報からアイデンティティセフトにあった場合のためにレポートをしようと電話したら、

カード紛失の届け出というオプションを進んでいたのに(全て録音メッセージでオートマティックなやりとりだったらしい)今さっきクレジットカードをキャンセルしたばかりなのに、手続きの手数料のチャージをするためにあなたのクレジットカード番号を入力してくださいというメッセージが流れて「なんじゃこりゃ!」となったり。笑

 

無くしたものの重要さ(免許証やクレジットカード、保険カードなど)と無くしたというダメージで弱っている心が、こういう手続きを経るとかなりネガティブになりますよね。

 

この様子を見ていて、今後は自分が持ち歩いている重要なカード類の情報は、別の紙またはパソコンにでも、番号やら有効期限、消失の連絡先、などなどをきっちり書いておこう、と思いました。(やってる人はもうやってることでしょうけどね)

 

それにしてもカード紛失したんやって言ってるのにクレカの情報を入力しろ、ってのはひどいですよねえ。

 

ちなみに、夫ですが、今日帰宅して見たら、無くしたと思って落ち込んでいた財布が、棚の奥から出て来たそうです。(ものすごくホッとしたし嬉しかったと。ええわかりますともその気持ち。私もカバンのいつものポケットではないところに財布を入れちゃって無くしたかと思って青くなったけど気を取り直して探しなおして見たら出て来た、という経験があります。青くなってたのは正味2時間くらいでしたけど。)

 

なぜそんなところに!?と思うような場所ですが、そうやってぐちゃぐちゃの部屋にしてると、大事なものも隠れてしまうんでしょう。(紛失したんだろうという結論に至るまでに2日くらいかかってますから、本当だったらかなりひどいことになった可能性もありますよね。)

 

これをいいレッスンだと思って、もうちょっと部屋を整理整頓するように心を入れ替えてくれるといいのですけれど。。。

 

やあ、何が嬉しいって、彼の免許証も紛失してませんから、週末の買い出し、私がイヤイヤ運転する必要がなくなったこと、、でもあります。

 

お騒がせされました。笑

 


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