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食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ヴィーガン暮らしの疑問に答えましょう

大げさなタイトルにして見ました。笑

ヴィーガンになってから、***なんじゃないの?

などとたまに聞かれます。

聞かれたことのない質問も含め、思いつく限りの疑問に自分なりの現状を踏まえてお答えして見ましょう、、、と。

 

ヴィーガンになって健康面で変化はあるか

変化の中には、「痩せたか」「エネルギー溢れる健康体になったか」「肉や魚がないから弱々しくなったんじゃないのか」などが含まれます。

私の場合は、本当に申し訳ないのですが、「変化は感じない」というのが正直なところ。

痩せもしませんし、エネルギーのレベルは昔から同じ(職場でも友人にも、君はfull of energyだねと言われることが多いです。声が大きいせいかな?)

また、肉や魚を食べないせいで弱々しくなった、ということは全くありません。

 

自分がなんとなく感じてるだけでは人様に「大丈夫よ〜」と言い切れないかもしれませんが、血液検査で血中の鉄分その他、ヴィーガンダイエットで不足しがちなものも調べてもらいましたが、問題なしでした。

 

ただ、知人の知り合いの職場の人がヴィーガンダイエットを始めたら急に体調が悪化したのでやめた、とか、そういう話を聞いたりもしますので、(でも直接体験した人に聞いたことはないんですが)これってやっぱり人それぞれなんでしょうね。

 

健康に関しては、私は「食」のみで変えられるのはある程度までであって、日常生活のあらゆることが関連してくると思うので、昨今よく聞く、『**ダイエットで癌を治す』『デトックスして心も体も爽快に』みたいなのって過信してしまうのは怖いなと感じます。

 

 

ヴィーガンの食事は家計に響く?

基本的には外食ではなく、自分で料理するので、どちらかというと家計は楽になりました。

家計簿つけてないのではっきりした報告はできませんが、手を抜いてデリバリーで済ますときだって、ヴェジタリアンオプションは肉入りよりも1ドルくらい安いですし。

 

肉や魚や卵、チーズ、牛乳など割と高額商品を買わないせいで、楽ですよ。

ただ、ヴィーガンアイスクリームだとか、そういった加工品、乳製品のヴィーガンバージョンなものなどを買う場合はヴィーガンでないものより高価で量が少なめだったりするようなので、お金がかかる、という印象になるかもしれません。

 

 

肉や魚が恋しくて、食べないことを我慢しててつらい?

これはその人次第ですから、私がこうだから他の人もそう、ということは全くないのは当然なのでご了承ください。

私個人は、肉も魚も恋しくてつらい、ということは一切ありません。

日本に帰省したとき、ひょっとしたら鮮度のいい魚を目の前にしてくう〜〜、食べた〜〜い、と思うかな?と思ったんですが、なんだか自分には関係ないものを見てるという感覚で、まるっきり羨ましくもなく、唾液も湧いてこなくて、平気でしたよ。

私は牡蠣が大好きだったのに、20年前くらいにいきなり食べられなくなり、それ以降は「いいなあ美味しい生牡蠣があるのに私だけ食べられない」と、コンセプトの上の牡蠣には惹かれるものの、目の前に牡蠣があるのを見ると、体がぞわっとして、食べたいと思うよりも先に体が拒絶反応するようになったんです。

ヴィーガンなのは体のせいではないので、そういう反応はないのですが、自分はこれを食べないもの、と思っているせいか、例えば、そこらへんにリスの死骸が転がってるのを見て「おいしそ〜」と思わないのと似たような感覚で、魚も肉も私の食欲をくすぐることはありませんね。

 

職場でランチを調理するときに、たまに肉入りのメニューの時があるのですが、味見をすると、肉の旨味ではなくて、肉の臭み、肉の脂っこさ、という方を先に感じてしまって、これが一般に美味しいと思われる味付けなのかどうかイマイチ判断できないと感じるので、最近は味見は他の人数人に任せてしまいます。

 

じゃあなぜ肉もどきを食べるの?

自分一人の食事だったら野菜だけ、野菜と豆類だけ、などでもいいんですが、夫や友人など、肉を食べる人との食事の時にはソイ・ミートを取り入れて、例えばパスタ・ソースをマリナラソースではなくてボロネーズ風にするとか、野菜炒めを野菜と肉の薄切りの炒めたものっぽくするとか、肉入りのメニューに寄り添うことバリエーションを増やしてみようという意図ですかね。

でも、うちはソイ・ミート、何度か試したのですが夫があまり好きじゃないみたいです。湯で戻して何度か水を換えてすすぐんですが、ちょっと臭みが残るんですよね。

その臭みが好きじゃないらしいです。

私はどっちでもいいんですが、夫が嫌だというなら別に野菜だけでもいいね、というわけで、あまり活用していません。

夫はスーパーで手軽に買えるヴェジ・パテも、最初は便利だからと毎日のようにサンドイッチの具に使っていたのですが一週間か十日した頃、やっぱり嫌いだと。

多分加工品の添加物の匂いみたいなのが鼻に付くようになったんではないかと思います。

市販の肉もどきは、うちの界隈で手に入るものに関していえば、あんまり美味しいもんでもないんですよね。だから、うちでは試してみたけど結局今現在は使っていませんね。

 

これから夏になりますが、カナダ料理(なんてジャンルはないですが)であるBBQが盛んになります。

こういう場では肉を焼いてる人と一緒に食卓を囲むので、ヴィーガンの私はヴェジ・バーガーで参加します。肉が食べたいからごまかして肉もどきバーガーを作ってるというよりは、BBQして食べるものを、肉以外で、という感じですね。

バーガーでなければ、美味しい野菜をグリルしたのを色々と揃えるだけでもBBQは美味しいですしね。

 

ヴィーガンは友達と外食したり旅行へ行く時、大変?

これは、友達次第、旅行先次第ですね。

私の友人たちはみんな、ありがたいことに、ヴィーガンの私を受け入れてくれています。新しくヴィーガンのお店を見つけるのも友人たちと外食する時がほとんどです。

また、友人の中には私よりも前からずっとヴィーガンだったりヴェジタリアンだったりしてる人も結構いますので、地元で友達と食べに行く、遊びに行く、という時には問題はありません。

 

旅先で言えば、こないだの日本はきつかったですね〜。笑

でも、これも日本国内の行き先、旅の準備の仕方次第では不可能ではないんだろうと思います。

 

外食や旅だと、自分がコントロールできない要素が増えるし、同行する友人とか家族にも気を使うだろうし、自分にとって無理のない対処法を見つけるまではちょっと大変かな、と思うこともあります。

 

でも別にルールなんかないですから、妥協できるならすればいいし、自分で妥協点を見つけてそれでストレスを軽減するのも手だと思います。

私はそこらへんが一週間の日本滞在ではうまく見つけ切れませんでしたが、この先も日本に行くことはありますので、またお腹を壊すこともあるだろうけど、体当たりして来たいと思っています。笑

 

ヴィーガン・ダイエットをする人はヴィーガン・ライフスタイルを通すべし?

これも人によりますよね。

食だけではなく、衣服とか家具とか持ち物に動物性のものを使わない、歯磨き粉や化粧品などで動物実験されたものは使わない、と徹底するのがヴィーガン・ライフスタイルですが、私はできる限りはそうしていますが、ヴィーガンに転向する前に入手した革の靴は、履きつぶすまでは捨てる気持ちはありません。

なるべく調べるようにはしますが、調べきれなくて買って使っていた何かに動物性を起源とする薬品が仕上げ処理に使われてた、とか、後から知ることはたまにありますが、あんまり細かく神経質になることはないと思います。

わかる範囲で、できる範囲でいいと。

 

私は下手の横好きですが、編み物もするのですが、編み物に関しては、羊毛の生産プロセスでかなりひどいことを羊にしてるらしいことを知ってしまったので、ウールの糸は買いません。そうすると化繊の糸になるので、色とか強度とかいろんな意味でちょっと質が落ちるかなとも感じますが、まあプロでもないし、自己満足の趣味なので、やっぱりウールじゃなくていいやと思います。

 

ヴィーガンになったら我慢することがありすぎてつらそう?

私個人の姿勢としては、自分が無理して我慢してつらいのに行うことって続きませんから、無理は敵です。

 

前にも書いたことがあると思うのですが、ヴォルテールが書いた「知恵者のイタリア人が言った言葉:Perfect is the enemy of good」です。完璧を求めすぎて、完璧に至らないレベルの「良」を退けていては、「良」自体を認めないことになるので本末転倒である、というほどの意味です。

 

完璧じゃなきゃ何もできないなら、人生何もできないですからね。

 

動物の命を考えてのヴィーガンであれ、環境のためであれ、健康のためであれ、ヴィーガンという食べ方、生き方があると知って興味を持った人、やってみてもいいかなあ、でもハードルが高そうだなあと感じている人は、雑食(肉も野菜も食べる)をやめなければヴィーガンになれないというふうに考えず、例えば友達とランチを食べに行く時に、街で評判のヴィーガン・レストランに行ってみる、とか、週末など時間がある時に試してみる新しいレシピを、ヴィーガンのレシピにしてみる、とか、ちょっとずつ取り入れて行く感じでもいいと思います。

NY Timesでフード・コラムをよく書いているMark Bitmanは夕方6時までのヴィーガン(だから、夕食は好きなものを食べればいい)というのを提案していましたね。

彼がいうように、朝と昼をヴィーガンにするのもよし、朝と昼は面倒だから今まで通りにして、夕食だけヴィーガンにするのものよし、月曜だけヴィーガンにするのもありですし、家で食べる時だけヴィーガンにして、外食は一緒に行く人たちと合わせて美味しい店に行けばいい、というのもアリだと思います。

 

ヴィーガンが健康、動物保護、環境保護、などにいいことは明白ですけれど、完璧にヴィーガンになる人がこの街に10人だけいるよりは、パートタイムでヴィーガンをする人が100人いる方が絶対にいいです。

ハードルが低い方が、いろんな人に受け入れてもらいやすいし、実行し続けやすい。

つらいことを我慢して続けるのって嫌ですからね。

 

 

さて、そんなわけで、たまに耳にするヴィーガンへの疑問を思い起こして勝手に回答してみましたが、もしも上記以外でヴィーガンにぶつけたい疑問がございましたらコメント欄でどんどん聞いてやってくださいまし。

ヴィーガン代表の答えではありませんが、わかる限りお答えしますよ。