食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

貝割れ大根を育てて見ましょう

f:id:casse-pied:20170525085644j:plain

ガラス瓶にタネを入れて水を入れてすすぎ、ガーゼをかぶせて余分な水を捨てた後窓辺に置いて「もやし」を育てて食べる、スプラウティングは手軽にビタミン豊富な野菜を育てられるので数年前からちょこちょこやっています。

 

が、何せ面倒臭がりなので、今までは手元にある「種」を使うのみでした。

どういうことかというと、グローサリーストアで買える普通のレンティルとか豆類を使っていたわけです。

豆類もコメも麦も、種ですからね。粉になったり皮をむかれたりしていなければ発芽します。

 

先日訪れた南オンタリオのHagersville という田舎町にあるSweet Greensというお店で、注文したバーガーが出てくるまでの間にウロウロと店内を見ていたら、スプラウティング用のタネが色々と並んでいまして。

 

タネって私の中では、「野菜を育てるためのもの、もしくはそのタネそのものを食べるためのもの」なので、「スプラウティング用だよ!」とパッケージされたものは、なんというか、普通のタオルを「顔用だよ!」「手を拭く用だよ!」「指先用だよ!」とパッケージを変えて売ってるのと同じような、なんというか表面だけ変えて騙してるでしょ、っていう風に思えてしょうがないものなんですけれども、まあ暇だったし、頻度が上がったとて月に一度も食べにこられない店をサポートしたいという気持ちもありますので、買ってみました。

 


近所のスーパーでも買えるような野菜の種では面白くなかったので、大根の種を。

そう、貝割れ大根を育てるのです。ワクワク

 

本当は、大根を育てたいんですけどね。

去年まで、2〜3年ほど夏に大根に挑戦したんですけれど、毎回、親指くらいの太さになった程度ですがたってしまい、菜の花ばっかりで終わった、というのが続きまして、今年はどうしようかと。

 

スプラウトのタネですけども、ちょっとやっぱり土にもまいてみようかな。

去年までのタネと違うからちょっとは期待できるか。

それともスプラウト用だから、ダメか。(でもGMOじゃないと書いてありますからね、ということは普通にタネってことですよね?)

土に肥料をやったりして、きちんと育てないとダメってことなのかもしれませんけどね。

 

 

貝割れ大根といえば、むかーし昔、まだ個人がパソコンを持ってるのが普通ではなかった時代に、日本でO-157の食中毒になる方が続出したことがありまして(何十年前なんだ、ていう話ですが)私はカナダにいたのでそんなことはつゆ知らず、日本に帰国して遊びにいった親戚の家での会話で「お〜!いちごおなな」という言葉を聞いて「それなあに?」と聞いたらみんなに「ニュースを見ないやつ」扱いされた覚えがあります。(日本ではやってる食中毒がよその国でも流行ってるわけがないのに、、、)

親戚の家では叔母さんと従姉妹が宝塚ファンだったので、「また宝塚の舞台の話でもしてるのか」なんて思った(あの劇団関係のものってなんだかやたらと「お〜!」がついてるような印象があるもので。)

そうそう、そのO-157、原因は貝割れ大根が怪しいと言われていたんですよね。

 

食中毒って、そんな葉物からも発生するの?と驚いた記憶があります。

 

水が傷みやすいですからね、スプラウトを自宅でする場合も、水はせっせと変えて、冷蔵庫に保存するときもきちんと水を切って、傷まないうちにさっさと食べてしまいましょう。

 

というわけで、私もタネを水に浸水させますよ。経過の報告をお楽しみに、、、。