食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

もっとできること:7月は「脱・使い捨て」

Plastic Free Julyに賛同して、自分の生活の中でできることをして、私もプラスティック消費減に貢献しよう!

と思って前回のブログを書きました。

 

訪問してくださったスターから、noaさんのブログをみに伺いましたら、同じくnoaさんもPlastic Free Julyについて書いていらっしゃいました、

noa-s.hatenablog.jp

が、

やるのをやめました、と。

なぜなら、今の時点でやれることは全部やっているから、今やっていないこと=実行に移すのが大変難しいこと、だから、と。

 

それは確かにそうなんです。

私も、今の時点で使い捨てのプラスティック消費、自慢ですが、かなり減らした方だと思うんです。

だから、今自分が実行していないことって、実際に実行するのがかなり大変な部類のものが多いのはnoaさんと同様。

 

何しろ、何でもかんでも使い捨てのうすーいプラスティックのパッケージに入ってますからね。見た目が紙でもプラスティックのコーティング付きとかね。

なんで野菜ごときを発泡スチロールのトレイに乗せて、ラップまでするんだ!

と思いますし、ぶどうとかチェリーが入っているプラスティックバッグには、ジップロックバッグと同じような、ファスナー機能まで付いていたりして、なぜそんな無駄なプラスティックをつけるのかがわかりません。

 

そういう次第で、私の場合、バルクで買う、包装されていない野菜も売られているので、そっちを買う、という選択をする程度なのです。

あと、紙ナプキンを使わない、、というのも、厳密に言えばプラスティックじゃないですからね。使い捨てを減らすことにはなりますけれど。

 

でね、職場で今日、60人以上の懇親会というかパーティーがあったんですよ。

処方薬を使っている人が9割以上なので、アルコールこそ出しませんが、つまみ系、ケーキとかクッキー、色々と食べ物飲み物を出して、無礼講です。

 

こういうとき、実は私、心がズキズキと傷んでしょうがないんです。

なぜかと言えば、使い捨てオンパレードになるから!

 

使い捨てのお皿やフォーク、スプーン、紙ナプキン、カップ、個別包装の砂糖や甘味料、、、、。

 

こういう集まりでも、環境問題にきちんと理解のある人たちの集まりだと、バイオディグレイダブルな素材でできた使い捨て食器を使用したり、できる限りの工夫がされていてちょっとだけ安心できるのですが、うちの職場では「予算が足らない」ということで、そういうことは一切考慮されません。

 

今まで、こういう集まりではなるべく「砂糖ばっかりものすごいケーキとかスイーツ、コーンシロップ満載の炭酸飲料やアイスクリーム、塩分と粗悪な油脂がこってりのチップス」という選択肢だけでなく、果物などをもっと出しましょうよ、と意見したりするので精一杯で、プラスティックゴミの話まで持ち出しては来ませんでした。

 

だってね、いちいち「食べ物が不健康だ、使い捨てのこれとこれが環境に悪い、それも良くない」ってダメ出しばっかりしてたら、私のいうことなんか内容を理解する前に

「あ、きゃすぴえがまたなんかいだした、ラーララーララ〜、聞かない聞かない」

と聞き流されてしまいます。

 

戦う戦を選ばなければいけません。

 

でもね、ふと去年の年末のパーティーで気がついたのですよ。

なるべく粗悪なコーンシロップや砂糖まみれのものは減らそうよ、と言っていて、「そうよね」と同意してもらってたと思ってた上司なんですけれど、実は蓋を開けて見ると毎回相変わらずコーンシロップ満載製品や砂糖まみれのデザートが目白押しなんです。

 

そうか、私、戦うイクサを間違ってたかも。

 

やっぱりね、無礼講の時はみんな普段ちょっと我慢してるようなものを食べたい、というのがあるみたいで、そう思ってる人たちに「ほらほら、健康にいい野菜スティックだよ〜」っていうのもかわいそうだ、と思うのもわかりますし。

 

何しろ炭酸飲料とか甘いお菓子とかに元々興味のない私にはピンとこない欲求なので、なぜここまで上司がこういうものを毎回確保しているのか理解しかねるのですが、まあ、育った文化も違うし、そういうことかな、と。

 

今年のパーティーは出遅れてしまいましたので、例年通りのプラスティックのフォーク、紙皿、などで行いましたが、これをバイオディグレイダブルの使い捨て食器にするだけでもかなり変わります。

事前に値段とか調べて、nonn profit だから、ちょっと負けてくれないか、と交渉して、、と次にこういう機会がある時までに準備しておきましょう。

 

今まではなんとなく、他人に口うるさくいうのは嫌がられるだけだから、と、職場での選択もそういう感じで遠慮してたんですけれど、自分の職場ですしね。

 

でも押し付けは良くありませんから、どう取り組むか、色々と考えることはありますね。

上司は世代が古いので、環境問題とか食品の健康への影響の具合とか、やっぱり一世代考え方が古いところがあるので、うまく持っていかないと「またあんた変なこといいだしてる」と思われたらおしまいです。

ゆっくり、ゆっくり迫ろうと思います。

 

 

徐々に、ゆっくり、気がついたら「あら、全部バイオディクレーダブルだよ!」という風に持っていけたら。


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