食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

便利で使える緊急レシピ、バターチキン(バターもチキンも抜きで)

うちの街って結構いい加減というか、日本では考えられないような無茶なことが巻き起こること、結構あるのです。

一月くらい前には家の前の通りの下水工事のため断水。

 

通知が来ていた日には断水にならず、翌日通知なしで断水になったり、その三日後にも午前中だけいきなり断水になったり。

 

断水の後は「飲み水、サラダなど調理しないで食べるものに使う水は最低1分間沸かしてから使うように」という御達しが来て、それが解除されるまでにまた何日か放置されたり。

 

そんなことも終わり、やれやれ、と思ったら今度は、水は使いたきゃどうぞ、だけど、下水に流すのは禁止、という御達しが。

しかも月曜の朝から深夜近くまで。

 

帰宅後、野菜を洗って調理して、調理器具や鍋釜を洗ったり皿洗いしたりすることはできないなと思い、日曜のうちに仕込みを済ませて、月曜は温めなおすだけで食べられるようにしました。

 

皿洗いは深夜までできないけれど、桶に入れて水張っておけばいいかなと。

 

そういう状況で今回便利だったのが、スロークッカーで作るヴィーガン版(自分でヴィーガナイズしました)バターチキン。

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バターもチキンも入っていませんが、スロークッカーに材料を入れて、ご飯炊いて、それだけで美味しく食べられます。楽チン

 

オリジナルのレシピはニューヨークタイムズのサイトからいただきましたが、かなりレシピを大幅に変えていますので、メモをここに書いておきます。

 

スロークッカー・バターチキン ー(ヴィーガナイズド)

 

材料

  • 玉ねぎ 中3個
  • 長ネギの青いところ、ぶつ切りで1リットルくらい
  • ニンニク
  • 生姜(すりおろし)親指3本分くらい
  • ガラムマサラ 大さじ半分くらい
  • マスタードシードとクミンシード(各大さじ半分くらいずつ)
  • トマトペースト 三分の一カップほど
  • ヴィーガン・タンパク源(豆腐、テンペ、ソイミートなど)2パウンド(1キロ弱)
  • ナス (大きめの米ナスを適当な大きさに)
  • レモンのジュース(大さじ1)
  • ココナットミルク 750ml
  • ストックもしくは水 半カップ
  • コリアンダーの葉

 

手順

 

  1. ダイス状に切った玉ねぎをフライパンでちょっと茶色っぽくなるまで炒める。炒めるとき塩をちょっと降って水を出す感じで。にんにくもここで入れて炒める。
  2. 玉ねぎがいい感じになったら青ネギも入れ、トマトペーストも入れて全体に炒める。
  3. フライパンに油を入れてナスの表面を茶色くカリッと炒める。
  4. テンペはサイコロ状に切って塩と生姜と酒を入れた水の中につけておく。
  5. 豆腐もサイコロ状に切る。水切りが必要な豆腐は水切りしておく。
  6. スロークッカーに玉ねぎミックスを入れ、テンペや豆腐を入れてざっと混ぜる。
  7. スパイス類、ココナットミルク、水などもここで加える。
  8. スロークッカーにテンペや豆腐など、ナス、を加え全体に混ぜる。
  9. スロークッカーをLowにセットして5時間くらい加熱。
  10. 出来上がりに刻んだコリアンダーの葉っぱなどを散らす。

 

ブラウン・バスマティライスに乗せて召し上がれ。

 

私は玉ねぎを炒める前に油を敷いたフライパンにクミンシードとマスタードシードを投入し、爆ぜて来たら玉ねぎをドバッと入れる、というふうにしますが、ここら辺は好みで。

 

今回、チキンの代わりに使ったのは豆腐とテンペでしたが、テンペは煮こむほどになんとなく苦味のようなものを感じるような気がしました。

一度で食べ切るなら問題ないと思いましたが、温め直して翌日も食べるなどという場合は、ちょっとイヤかなあと。個人差もあるかもしれませんが。

 

すごく手軽で、でも濃厚です。

でも鶏肉じゃないので胃にもたれることはないし、蛋白源を変えれば色々と楽しめるような気がします。

 

次回は偽肉(そいミートとか)でやってみようと思います。


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