食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

失敗を恐れず、手作り納豆

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冷蔵庫の中の納豆。容器はヨーグルトメーカーの内釜(?)です。中身が減ってきたら、最後の大さじ1〜2杯くらいのところで大豆を仕込み、茹で上がって水を切った熱々をこの容器の中に(納豆の残り入りのまま)入れて、ぐるぐるとかき混ぜて、マシンにセットします。洗い物いらず、簡単ですよ。

 

自分で納豆を作るようになって数年になりますが、

そんな大げさなことではありません。

もともと、自宅のオーブンで作ろうと試行錯誤していたのですが、、オーブンが古くて温度調節があまり正確には行かず、しかも低音の設定が怪しい(高温も怪しいですが、熱いぶんにはなんとか応用が効く)ということで、失敗作が続き、誘惑に負けて日本で日本製のヨーグルトメーカーを購入して持ち帰ってきたのでした。

 

ヨーグルトメーカーですが、納豆しか作ったことはありません。

 

もう納豆の匂いがついてるので、他のものを作ろうとしても、納豆菌に邪魔されて何も作れないような気がします。

 

そんなヨーグルトメーカーでの納豆作りですが、レシピは簡単。

 

大豆(乾燥)を300グラム測り、ゴミを取り出して水でよくすすぎ、たっぷりの水に一晩つけておき、翌日好みの柔らかさになるまで茹でるもしくは蒸す。

熱いうちに豆の水切りをして、ヨーグルトメーカーの容器に入れ、納豆のタネ菌(以前作ってあった納豆)と混ぜてよくかき回し、蓋は密封せずに乗せる感じで、上から布巾をかぶせ、ヨーグルトメーカーを摂氏45度くらいに設定して48時間くらい保温し続ける(うちのヨーグルトメーカーの場合はタイマー設定にしておきます)。

 

それだけです。

簡単です。

 

で、もう何百回もやった単純な作業でしたが、先日仕込んだおり、ぼーっとしていたのか、タイマーをオンにしたと思ったのですが、オンにしてなかったようで、電源が切れた保温容器(でもそれほどの断熱効果はないと思われ)に入れっぱなしで24時間気がつかなかった模様で。

 

それに気がついたのは月曜の朝だか、何せ「今から仕事行くから、納豆の世話なんかしてられない!」という時間帯で。

 

焦りましたけど、「どうしようかな、温め直してもう一度セットし直すか、でもどう温め直すか、これを鍋に入れて鍋で、、とか面倒臭いな、、、、えええい、電子レンジで加熱しちゃえ!」

 

と乱暴にヨーグルトメーカーの容器のまま電子レンジで1分加熱して、それをまた保温容器(および加熱容器)に戻し、48時間のタイマーにセットして放置しましたよ。

 

失敗しちゃったかな〜、300グラムの大豆を無駄にしたかな〜、いや〜今度からもうちょっと気をつけよう〜、と思っていたのですが、、、、、

48時間後、出来上がってましたよ納豆。

ちゃんと糸を引きます。

いつもと同じ味です。

 

 

納豆の手作り法をネットとかで調べると、温度管理が大事だの、大豆を3粒以上積み上げてはいけないだのと色々と注意事項が述べられてるページがあるのですが、私のヨーグルトメーカーは、300グラムの大豆を調理して入れて、ほぼ9割くらいを占める程度の大き目の容器です。

3粒以上積み重ねてはいけないというならば、私のヨーグルトメーカーでは納豆なんか作れないわけですが、毎回ちゃんとできてますし、温度管理がそんなに大事なら、丸一日加熱をしなかった納豆が成功したのはおかしな話です。

 

なんだ、そんなに神経質になる必要はないんだね。

 

もちろん、容器を綺麗に洗っておくとか、汚くしない、とかは基本でしょうけれど、消毒とかそういうことは必要ないと思いますし(私はいつも台所洗剤で洗って干して、布巾で拭いて、、、という普通の扱いをしています)未挑戦の方々が「大変そうだ」と思うのではなくて「簡単そうだ」と思うようなネット情報がもっと必要だわ、と思いましたよ。

 

というわけで、早速自分でも書いてみようと思ったのですよ。

 

納豆、自作するの、そんなに堅苦しく考えなくてもいいですよ〜

温度調整、温度が高すぎるといけないかもしれませんが、大豆調理後24時間加熱しそこなってもできるくらいですから、大丈夫ですよ〜

 

細かいことを気にしすぎず、気楽に試しましょう。

 


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