食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

秋本番、ヴィーガン・リーク鍋で暖まろう

今年は秋が来ないなあと思っているうちに、すでに十一月になりましたよ。

来ないなあといいつつ、寒い日もくるし、今週末には北米もとうとう夏時間がおしまいになりますので、本格的な秋です。

窓ガラスの結露が激しい季節です。

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とはいえ異様に暖かい日もあった先週。紅葉も若干あるものの、やっぱり緑濃い木々もあったりして。

 

お店にはリーク(西洋ねぎ、日本語ではポロネギということもあるようです。これってきっとフランス語の poireau(x)ポワロから来てるんでしょうね)がじゃんじゃん並んで、値段もぐっと下がりましたよ。

 

リークは私、大好物です。

自分の畑でも挑戦しましたが、未だに成功したことがないので、季節になって安くなるたびに6本くらいで一束になってるのを買って来てはガンガン使いますよ。

 

そこで昨夜は、ヴィーガン・リーク鍋で温まりました。

 

入れるものはその時次第ですが、いつもだいたい入れるのはこんな感じです;

 

リーク(日本で鍋やるなら白くて太いネギを使いますが、こちらでは高いのでリークです。)

白菜

春菊

えのき

しめじ

まいたけに似た形だけど実際は実体がよくわかってないマッシュルーム

しいたけ

豆腐

結び白滝(この10年くらい、当地でもかなり気楽にそこらへんのアジア系グローサリーストアで買えるようになりました)

 

 

リークは、品によっても若干違いますけれど、土がびっしり詰まってるようなものも結構ありますので、きっちり洗うのが結構大変です。

上の方の緑の部分が遠くに泥ドロしいです。

でも、きっちり洗ってやれば結構薄緑色の部分も食べられるので、白いとこだけ食べて残りは捨てちゃう、なんて勿体無いですよ!

もちろん、食べるにはちょっと繊維が強い部分や根っこの部分は全てストックにします。このストックと白い部分を細かく切ったのとジャガイモでリーク&ポテトスープにするのも秋の味です。

リーク&ポテトスープに「コンソメ」とか「チキンブロス」とかは一切不要です。リークの風味で十分旨いですもん。

 

昨日はリークと白菜、お豆腐がメインなさっぱり鍋でいただきまして(肉や魚を食べる人にはさっぱりすぎかもしれません)今日はこれに、目先を変えたお揚げボールを入れて見ました。

 

お揚げボールとは、冷凍庫に入れて忘れていたテンペをこれまた冷凍して忘れてたお揚げボール(中国系グローサーに必ず置いてある、油揚げと酷似しているのだが形状がキュービックもしくは球状なのでお揚げボールと呼んでいます)の中に入れたもののことでございます。(中身はその時々で変化します)

 

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私が育った家では、鍋は一晩みんなでワイワイやって、残りはおじやになっておしまいでしたが、父方の従姉妹の家ではお鍋は具を変えたりうどんを入れたりしつつ何回か夕飯に登場する習慣でした。

私もその従姉妹一家の風習をちょっと真似て、鍋をするとだいたいふた晩は具をちょっと変えて楽しみます。

うどんかおじやかで楽しむのは最後のお楽しみ。

 

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20年くらい前にチャイナタウンで購入した土鍋です。

ふたの収まりが悪くて、グラグラするんですけど、よく見たら蓋と本体で模様が違うんです。

多分陳列してるうちに蓋が割れたのと、本体が割れたのを、お店の人が同じサイズだからと組み合わせて置いておいたのを、知らずに買って来た間抜けな客が私たちだね、とこれを使うたびに笑ってしまうのです。笑

 

大根おろしと酢と醤油で食べるのが好きなのですが、たまには味噌とか入れてもいいかなあ。


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