食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

あったかミトン・古いセーターのアップサイクル

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秋がぐんぐん深まってきましたね。

そろそろ冬支度も進めなければいけない時期になってきました。

我が家の場合、畑を片付け、庭の蛇口への水を止め(水があると凍って水道管が破裂するため)庭に置いてある様々な小物やBBQなどを倉庫へしまい、落ち葉を掃除し、雨どいに溜まった落ち葉や土などを掃除し、、、などなどします。

 

あとは、自転車通勤からメトロ通勤に切り替えるので、自転車をメンテナンスして片付け、徒歩&メトロ用の冬の装い(ヘルメットの下にかぶるピッチピチの帽子&耳カバーではなくて、人目に触れても格好いい帽子にするとか。笑)にしたり。

 

今週は金曜に気温がぐっと下がるという予報ですので、冬のジャケットも出しておいたほうがいいですね。

そして、冬用の手袋をどうにかしなくちゃ、、、。

実は私、ちゃんとした冬用の手袋なしで10年以上過ごしています。

日本に持っていくと友人たちに笑われる、「伸びる手袋」で毎年ごまかしているのです。(でもなぜ友人たちは笑うのだ、それがどうしても理解できませぬ。)

だって、ポケットに手を突っ込んで歩いてればなんとかなりますから。

伸びる手袋は優秀なんですよ、靴下みたいに、脱いだあとくるっとまとめてポケットに入れておけば滅多なことでは無くなりませんから。 

 

でもね、そうは言っても、マイナス20度以下の気温で、手を出して何かする場面になると、やっぱり伸びる手袋だけだとちょっと肌が痛くなります。

 

毎年毎年「ああ、今年こそはちゃんとしたのを」と思うんですけど、何しろ買い物が大嫌いなもので。笑 (手袋ってどこに行けば買えるの?店に入らなきゃ行けないの?というレベルなのです。)

 

 

そんな私の目の前に、今日、仕事でテーブルを出していたコミュニティーのリソース・フェアで、女性のシェルター、Chez Dorisの皆さんが販売していた手作りのミトンたちが飛び込んできましたよ! (Chez Doris とは、フランス語でDorisさんち、というほどの意味です。シェ・ドリス、と発音します。)

 

仕事中だったので販売中のテーブルの写真は撮り損ねましたが、シェルターにやってくる女性たちの自立や他の人たちとの交流を経て心を癒すこと、そして不要になった古いセーターの再利用を目的として、手袋作りが行われているんだそうで、その作品を販売なさっていたのですよ。

 

私が座っていたテーブルと、部屋を隔ててちょうど向かい側にあったそのテーブル、そこに並んでいた色とりどりのミトンはどれも可愛らしくて。

 

ちょっと同僚にカバーしてもらって、Chez Dorisのテーブルへ赴き、早速Chez Dorisの活動内容などを質問しながら、世間話をしながら、同じデザインは二つと無い手作りミトンを吟味しました。

 

本当は一番気に入っていたものが別にあったんですが、それはエクストラ・ラージだったので諦め、あれもいいしこれもいい、という中で上の写真のを選びました。

 

ミトンの外側は古くなったセーター、フリースの生地が裏地にしてあるので、見た目よりもちゃんと暖かいのです。

 

古いセーターは生まれ変わるし、シェルターにくる女性たちは楽しんでクラフトに参加したりこういう技術を身につけたりできるし、その上参加したら一回につき5ドルもらえるそうなので、ちょっとしたお小遣いにはなりますよね。このミトンを買うことはそういう活動をサポートするという意味でも有効です。(私も大嫌いな買い物に出かけなくてすみました!笑)

まさに、Win win winシチュエーションです。

 

Chez Dorisの活動についてはこちらをどうぞ

http://www.chezdoris.org

 

私も、家にある古いセーターなど、サルベーション・アーミーに寄付するにはちょっと、、、というようなものをこういう風に使うのもいいなあ、とアイデアをいただき、それもありがたい。

 

本当はミトン、自分で編めばいいんですけれど、ほら、昔五本指の手袋を片手だけ作って放置したこともありますし、なかなかね、、。

 

さて、古いセーターなどのアップサイクル、のあさんのブログじゃないですけれど、私もちょっと過去にやったことがありましたよ。

ついでですので写真を撮ってみました。

 

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今日買ったミトンと、昔作った古セーター利用クッション。(ミトンに比べると想像力が乏しいんですけど)

その背景にあるのは、紳士服のサンプル生地を長方形に繋げて作ったキルトの毛布(うちのカウチのカバーです)なのです。アップサイクルづくしでしょ。

 

セーターのクッションは、この写真ではセーターですよ、とお見せするためにあえてこういう風においてありますが、普段は「襟首が上にあると、一瞬首なし人間がそこにいるみたいに見えてギョッとするので、首の部分を見せないでほしい」というビビリな夫のリクエストに応えるべく、裏向きにしておいてあります。

 

 

もともとケチなので無駄は嫌い。断捨離と言って捨てるよりも再利用したいと感じるのです。寄付もありですよね。


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