食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

Veganomiconのレシピより、豆腐ポット・パイ

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急激な温度上昇&雨のあと訪れた、「またですか寒波」で凍えた週末の夕食です。

雪がたっぷり降ったので、スキーに行きたい行きたい、と思っていましたが、やることがたくさんでスキーしてる暇がなく、なんだかんだ言ってる間に日曜の夕食の支度の時間になりました。

 

で「あ、今週の買い出し、行くの忘れてたね。」と。

 

うちは毎週土曜あたりに買い出しに行くのですが、土曜は雪かきやら何やらで忙しく、うっかりしていました。

 

まあ、まだ冷蔵庫に残ってる野菜もあるし、飢えることはないわ、平気平気、と。

 

でも、飢えないだろうけど、何を作ろうか、、、と困って手に取ったのが、たまたま図書館で見つけて借りてきた、Veganomicon, The Ultimate Vegan Cookbook でした。

 

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ヴィーガン向けのクックブックって、傾向として、スナック、サラダ、ディップ、バーガー、デザート、スムージー、という感じの構成が多いと感じるので、特に冬場は使えないもの、という思いがあったのですけど、借りるのは無料だし、ヴィーガン先駆者達の工夫をたまには拝見しておかなきゃという気持ちも有り。

  

北米の方が書いてるタイとかインドとかコリアとかスシとかですので、ある程度微笑みながら見てるのですけれど、割と面白そうなレシピをいくつか見つけました。

 

で、ポットパイ。

 

おかず用パイのクラストに砂糖が入るところはちょっと不思議でしたが、砂糖はなかったので無視して、それ以外はレシピ通りに(いや、ヴィーガン・ショートニングなんてものもなかったのでココナッツオイルとヴィーガンバターで代用しましたが。)

出来上がりは割といけましたよ。

 

で、中身のレシピはふむふむと流し読みして、

玉ねぎ、人参、ニンニクは適当にレシピに合わせて準備。

セイタン→なかったのでextra firm tofu

ジャガイモ、セロリ、グリーンピーズ→なかったので、マッシュルームとチャイニーズブロッコリたっぷりで。(ジャガイモはあったけど、気分じゃなかった)

スパイス各種→なんとなく気分で大幅に変更

 

へえ、面白い、と感じたのは、ルーをチックピー・フラワーで作ってるんですね。

それはそのまま真似しました(が、計量せず目分量で)けれどホワイトワインはないので(うちは赤しか飲まない)ヴェジ・ストックで代用。

 

というわけで、このレシピを参考にしました、と言っても嘘ではないですが、本来のレシピとは似ても似つかないものになりました。笑

 

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ホースラディッシュを添えて食べました。美味しうございました。

 

もしもこの本を持ってる方がいらしたら、参考にしたのは159ページのAlmost All American Seitan Potpieです。

 

きゃすぴえバージョンのレシピは、かいつまんで書くと、

パイクラストを作って冷やしておく(玄関のドアの前が寒いのでそこに置いておきました)

野菜を適当な大きさに切って、玉ねぎ、人参などから順に炒めていき、別鍋で豆腐を角切りにしたのをカリカリっと焦げ目がつくように焼き、野菜の鍋の方にチックピーフラワーを適量入れ、全体に混ぜたらヴェジ・ストックを少しずつ加え、その都度よく混ぜて全体がとろりといい感じになるようにし、その上にパイクラストを乗せて(脇は鍋のふちに沿わせるように入れていく)375度のオーブンで40〜45分焼く。

 

ハーブやスパイスなどの味付けは炒め野菜にチックピーフラワーを加える前にしておきます。葉物の野菜はとろりとした後で加える方が扱いやすいと思われます。

 

レシピの本って結局は何を作ろうか迷ってる時に方向性を見つける時の手助けであって、レシピをじっくり読んでそれに従うことって、やっぱり苦手だなあと再確認しました。

 

インドとかイランとかエスニックの味で、どうやってこの味を出すのだろう、、とか普段から再現したくて不思議がってる料理関係のレシピなら従いますけれど、普段のおかず的レシピに関しては、どうも他人の味付けに従う気になれない、、、。

 

でも、このレシピを見なかったらこれ作りませんでしたからね、用無しだと言ってるんではないですよ。

 

中に入れた具も、次に作る時には全く違う野菜の組み合わせで楽しめますし、キャセロール系は自由がきくから便利です。

 

 

 

 夕飯の支度って、「何作ろう」の方向性が決まらないのが一番大変、、、「なんでもいい、は言わないで、何食べたいか言って」と母がよく言ってましたが(でもじゃあこれが食べたい、と言っても却下されたことは数知れず。)


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