食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

夢の台所とパーフェクト・ヴェジ・ストック

うちの台所はこの家が建てられた当時のオリジナルの建て付けのまま、古い作りなので何かと使いにくいのです。

台所をやりかえたいとずーっと思っているのですが、具体的なデザイン構想が思いつかないまま10年。

 

どんな台所が欲しいのかはっきりしないまま工事に取り掛かって後で後悔するのも嫌なので、ずるずるとここまで来てるんですけど、そろそろ重い腰を上げないと、使いにくい台所で10年以上過ごして、改装後すぐ家を売っちゃう、みたいな展開は嫌です。

 

たまにリノベーション・ブログをのぞいたりして、勉強しようと思うのですけども、ご自宅についてネット上で公開するような人たちは基本的に大きなお家でスペースもバッチリで、予算もバッチリ目なのか、私にしてみればあんまり現実味がない。

何しろうちは、小さなお家でスペースは限られていて、予算も庶民レベルですから。

 

とはいえ隣近所で色々と工夫している人たちの話を聞いたりリノ後の様子を見せてもらったりして、やっぱりやればできるのよねえと。

 

そんなわけで、自分のブログにも夢というかこんなのいいかも、みたいなことを書いて盛り上げてみようかと思います。

 

 

道具の収納アイデア

第一弾は、台所の全体のレイアウトではなくて、ちょっとした収納の工夫的なもの。

カリフォルニアで活躍されているFlo Brakerさんの台所。

www.finecooking.com

 

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プロのベーカーの台所だけに、広いし、プロの設えですけれど。

アイデア的に気に入ったのが、壁に設置された麺棒棚。

私は麺棒は2本しか持ってないので、こんなにはいりませんけども、よく使う道具をこういう風に道具のサイズに合わせた棚に置くのはいいかも。

よく使わない道具だと蜘蛛の巣が張ってしまいますからダメですけれど。

 

 

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もう一つ、ベーキングシートやらまな板やらの大判サイズを収納する場所に困っているのですが、このアイデア、大変気に入りましたよ。

これなら大枚叩いて購入しなくても、うちにある似たようなワゴンの棚の部分を改造すればすぐできそうです。 

ベーキングシートやら大判の平たい道具類、現在我が家では棚の上の方の段を狭くして、そこに全て重ねて入れているのですが、下の方のものを取るのが不便なんです。

これ、いいですよ。

 

これで台所のリノベーション計画が進むのかといえば謎ですが、気持ちが前向きになった記事でした。

 

 

 

パーフェクト・ヴェジ・ストック

煮込みとかスープを作る時、「ストック」を使うレシピは色々ありますね。

オンラインのレシピなんか見てると、たまにキューブのストックとか、顆粒だしとか見かけますけれど、出来合いのスープストック(顆粒でも液体でも固まりでも)は十中八九、塩分、油分、MSGの塊ですから、そんなものに頼りたくない。

 

ヴェジの私は野菜クズを貯めておいて、庭のハーブの茎なども貯めておいて、それらを煮出してブロスをとります。

 

よく使う野菜のクズがブロスの元になるんですけれど、うちの頻出野菜は、

  • セロリや玉ねぎの皮やお尻や頭
  • 生姜やニンニクの皮やお尻や頭
  • 人参の皮や、、、(以下略)
  • リークの根っこと濃い緑色の部分
  • 他の野菜も皮や固すぎて刻んでも食べて美味しくない部分
  • マッシュルーム類の軸の端っこ(軸も柔らかい部分は食べてますんで)
  • ベイリーフの枝、庭のハーブ類の枝など硬くて口には入れられないけど香りがいい部分など

 

ブロスに絶対入れないのは、ジャガイモの皮(えぐい)グリーンペッパーなど(個人的にそこまで好きじゃない)

 

ブロスを作るためにわざわざ丸ごと野菜を使ったりレシピを見て準備したり、ということはしないのですが、パーフェクト・ヴェジ・ストックのレシピというのを発見したので見て見ました。

 

www.saveur.com

 

ここに列挙されてる野菜やハーブは次のようなもの

2 tsp. whole black peppercorns
1 tsp. kosher salt
12 sprigs flat-leaf parsley
6 sprigs thyme
4 cloves garlic, crushed
2 bay leaves
2 stalks celery, roughly chopped
2 carrots, halved
2 bulbs fennel, roughly chopped
2 leeks, halved
1 yellow onion, halved
(1ガロンの水に入れて煮出すというレシピです。1ガロンは約3、8リッターくらい)
 
このレシピには塩が入ってますが、私は塩はブロスを作る時点では入れません。
後でそのブロスを使ってスープなりなんなりを作るときに塩分量をコントロールしたいので。
 

レシピって結構いい加減なものだから、上の「パーフェクト」なレシピでも、パセリの枝を12本、って、枝のどこらへんから使うのかによってはかなりボリュームが変わります。

タイムも同様。野菜だって大きさ次第ではかなり変わってきます。

というわけで、このレシピは大体の感じで、大まかに捉えておけばいいのです。

入れるハーブやスパイスも好みと用途で大いに変更あり。

 

のあさんのブログで以前、「野菜クズじゃない!」と言われていた写真がありましたが、上のレシピを見る限り、クズを使おうという発想そのものがない、「おいしいダシが欲しければ野菜をそのまま入れなさい」っていう言葉が聞こえてきそうですが、もちろんそんな言葉は聞き入れませんよ、私は。

noa-s.hatenablog.jp

 

要するに、水に対して煮出す野菜クズのボリューム(もしくは重量)と比率と、何を入れるか、っていう、そういうことだと思って自分に都合がいいように解釈させていただきます。

 

 

 捨てるところがないのよ、、、っていうのは野菜全般に言えることではないでしょうか。あ、アクが強い野菜とか、特殊なのももちろんありますけれども。


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