食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

すぐに食べられる食品の在庫と、非常用の水

すぐに食べられる食品の在庫

お菓子を食べる習慣がありません。

いや、食べることはたまにはありますが、習慣ではないのです。

なぜか、、、、なぜなんだろう、、、、。

子供の頃は学校から帰ってきて、おやつを食べるのが習慣でしたけれども、いつの頃からか、食事時以外に食べ物を口に入れる習慣がなくなりました。

 

その上味の点でも栄養価の点でも、市販のお菓子類って本当に買い置きしておきたい、と思えるものがありません。

いやむしろ、添加物とかパッケージとか、ゴミを買うようなもんじゃ、、、と感じるものが多いので、ケチな私はそんなもの買う気にならない。

 

そんな次第で、我が家にはお菓子やスナックなどの在庫が常にありません。

食べたいものは作ればいいと思っているので。

 

それに、空腹の楽しみというのもあるんですよね。

今ちょっと小腹が空いているけれど、これをもうちょっと我慢したら、夕飯で美味しいご飯を食べられるよ、と思うと、この小腹のためにチョコレートとか、クッキーとか、口に入れたいと思えないのです。

お腹が減ってる時にそういう甘いお菓子を口に入れたくないんですよね。

お腹減ってる時は食事が欲しい。

 

で、お腹が減ってない時は、もう余計なものはお腹に入れたくないので、甘いものを口に入れたいと思えるチャンスがあんまりないのです。

 

普段はこれで不便なくずーっと生活していますけれど、先週と今週、夫婦で風邪でふらつきまして、、お腹が減ったからといって野菜を取り出して包丁を取り出して鍋を引っ張り出して、、、っていう行動に移せないような力のない場面がありました。

 

こういう時、私はオートミールを調理してパパッと口に何かを入れて落ち着けばいいのですけれど、結構長引いたので、連日オートミール。

回復したと思ったら今度は夫が寝込んで、じゃあまたオートミール?

さすがにちょっと飽きますね。

 

何か、すぐに口に入れられるような食べ物を常備しておくのも必要かなあ、と感じました。

 

どんな食品が長期保存に耐え、常備食に適しているもんだか、ちょっと考えて見なければ、と思います。

 

 

非常用の水

ゼロ・ウェイストの活動を記録していらっしゃるぽこ33さんのブログでは先日「非常用の水の蓄え」について考察されていました。

gominaikurashi.blog.fc2.com

 

日本は近年大きな地震があちこちで起こり、今でもやっぱりゾッとするような大きな揺れを感じることがたまにあると聞きます。

そんな状況にあると、非常時に飲料水やエネルギーの供給が途絶えてしまう状況も想定して、避難用品や非常用の食品や飲料水を家に置いておくなど、安全対策もなおざりにはできないことなんでしょう。

 

長くて寒い冬と詰めの甘い地方自治体以外には天災らしいこともあまりないところに住んでいるので、こういった非常時に関する心の準備は全くといっていいほどできていない私と夫ですが、ちょっと考えさせられました。

 

プラスティックのゴミを減らすために一番簡単に誰もが実行できるのが、プラスティックボトル入りの水を買わないことです。

 

ミネラルウォーターとか天然水とか、水道水よりも良い、そういう触れ込みで水を売るという行為も買うという行為も、税金を出して浄水システムを確立している市民の公共の財産と安全対策に対して失礼なこっちゃ、と私は思っています。

公共の浄水システムに信用ならないならそれを改善するべきであって、「利益を上げることを目的としている企業」が公共の財産をボトルに入れてレーベルを貼って売り出したものをお金を出して買うことで安心を買う、なんておかしい。

そのボトルに入ってる水は、元はと言えばみんなの水ですよ。

 

とはいえ、非常用の水の蓄えは、バケツに水を張っておいたようなものでは衛生的ではないだろうし、それを持って避難することはできませんから、ボトル入りの水を買い置きするというのは自然なことだと思います。

 

いつ何時、非常事態が起こるのかわからないし、その事態が数時間なのか数日なのか数週間なのかわからないから、どれくらい蓄えておけばいいのかわかりません。

 

 

水に関していえば、私個人が考えられる対策は、自分で浄水する装置を用意しておこうかな、ということです。

 

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バックカントリーでクロスカントリースキーをしながらキャンプしたり、夏でも文明の及ばない田舎の果てにキャンプに行ったりする場合に使われる、キャンプ用浄水器。

 

水を運ぶのは重いですからね、ハイキングで一日歩き回るとき用にボトルを何本か持っていく程度ならできますけれど、やっぱり日数が複数になると、水の状態で携帯できる限界を超えます。

 

そこで、山や川や湖で綺麗な水源を見つけた時に、それを汲んで、浄水して飲料水にしようという発想です。

 

www.mec.ca

 

カヌーで川を進んで行っては日が暮れる前にそこらへんの岸辺にテントを張ってキャンプして、というのをやったことがありまして、水はそこらへんの水を汲み、浄水タブレットを溶かして飲んだりしましたが、化学処理した水は大変まずいのです。

 

まずいだけでなく、「これはどんな化学薬品が入ってるのか」も気になるところ。

 

体への害は未処理の水を飲んで健康を害する危険に比べれば大したことはないそうですが、妊婦さんとか、健康状態の条件次第ではやはり避けるべきらしいです。

フィルターでろ過する、できればそれを沸かして使う、というのが一番安全みたいですが、沸かすのはエネルギーと時間を要するので、非常時には考えられないかもしれません。

そういう次第で、フィルターです。キャンプ以外で使わなければいけない状況など訪れないことを祈りますけれど。。。

 

 

飲料水を持っている人と持っていない人、フィルターを持っていて水を浄水できる人と何もない人、といろんな状況の人たちが入り混じるであろう非常時に、周りにいる人々と助け合えるような心持ちでいたいものだ、とも思います。


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