アイルランドへ出かける前、庭のルバーブがたわわに。
写真はhttps://www.quora.com/What-is-rhubarbより拝借したもので、我が家のものではありません。
すぐにどうこうする暇はなかったので、収穫して包丁で適当な大きさにぶつ切りにして冷凍しておきました。
帰国後、今度はHillside Festivalへ出かける数日前に友人が遊びにきて、イチゴをたーくさんお土産にくださいました。
夫も私も、いちごは好きだけれど5粒も食べれば満足してしまって、残りは「古くなる前に食べなきゃいけない!」とストレスに感じる方。
なので速攻ヘタを切り取ってジャムにでもしようと、、、、
で、冷凍してあったルバーブのことも思い出して、一緒にルバーブ&ストロベリージャムにいたしました。
そのあとはもうHillsideに出かけるってんでバタバタしましたから、作ったジャムをどうしようなんて思う暇もなく、冷蔵庫に250ml入りのジャム瓶が二つ眠る状態に突入。
冷蔵庫の中にはまだ使いかけのマーマレードがありますので、使いかけのジャム瓶が増えるのは嫌なため、そのまま放置。。。笑
で、話は急に変わりまして金曜の夕方。
この日は暑さもそれほど厳しくなかったせいか、なんとなく夕飯にヴェジタブル・ポット・パイを食べたい気分になり、帰宅後急遽オーブンを予熱してパイ皮を仕込みました。
有り合わせで超カンタン野菜のポット・パイ
オーブンでも使用できるダッチ・オーブン系の鍋で中身を調理し、そのままそこにパイ皮をかぶせてオーブンで焼き上げるようにして、洗い物を減らしております。
中身はそのときに有り合わせた野菜と豆腐とかセイタンなどで作りますが、今回は
- 玉ねぎ、(中くらい2こ)
- セロリ、(3本)
- ニンニクを粗みじん切りにして
- キングオイスターぶつ切り (大きめなのを二つ)
- セイタン薄切りをぶつ切りにしたの (残り物だったので1,5カップくらい)
- チックピー(茹でて冷蔵庫に入れてあったもの)15ozくらい
- ざく切りにしたカリフラワー 一株
- スパイス、ハーブ、塩などなど
- チックピーの茹で汁少々とセイタンの煮汁も少々(合わせて1カップ程度)
- チックピーフラワーもしくは普通の小麦粉か片栗粉(とろみをつけるため)
材料を上から順番にじっくり炒めて味付けし、とろみをつけたら最後にカリフラワーを混ぜ合わせてから蓋をしてカリフラワーが余熱で蒸れるようにしてパイ皮の仕込みにかかります。
パイ皮を中身の上にかぶせたら空気穴をあちこち開けて、オーブンに入れていい焼き色がつくまで調理して出来上がり。
パイ皮のレシピは参考にしているもののリンクを下に貼りましたのでご興味のある方はどうぞ。
このレシピで作ると、実は毎回皮が若干余ります。
分厚く伸ばして使えば良いのでしょうけど、好みの厚さにするとどうしても余ってしまう。
この余ったのは冷凍しておいて、溜まったらまたパイ、、、とも思うのですが、こういうのって冷凍庫で消えてしまいがち。
あんまり冷凍したくないなあ、、、、、そうだ、ルバーブ&ストロベリージャムがあるわ、あれを使ってパイにしよう、、、
という次第で、おかずのポット・パイとデザートにルバーブ&ストロベリー・パイできました〜。
余った生地で作りましたので、その辺にあった小ぶりなココット皿(直径20センチほど)で間に合わせ、ほろほろの皮がブツブツとちぎれたのをちりばめたりして、見かけは不細工ですが、パイ生地はホロホロで扱いにくいくらいが美味しいと私は思います。
参考にしたレシピは Isa Chandraさんのもの。
別の方と共著のVeganomiconというクックブックで見たレシピで作って以来、気に入ってる配合です。
Veganomiconは図書館で借りたので、メモしたレシピを探すより彼女のサイトで探した方が早かったですね。
サイトで見つけたレシピはオリーブオイルを軽く冷凍して扱いやすくしてから作るレシピのようですが、そんな下ごしらえをする時間はなかったので代わりにここ数週間の夏日続きで柔らかくなっているココナッツオイルで作りました。
別レシピではヴィーガンバターを使っていらっしゃいますので、まあ同じようなものでしょう。
私はご飯向けのパイを作るときには砂糖は入れませんので、その余りで作るデザートパイも砂糖抜きですが、個人的にはそれでなんの問題もありません。
この日はデザートのパイは食べ忘れ、土曜に例のイチゴを土産に持って来てくれた友人たちが遊びに来たのでみんなで分けて食べました。
実はその友人、ルバーブは苦手で吐き気がするから私は食べないわ、と言っていたのですが、イチゴと混ざってると聞いて、味見したら「あら、ルバーブの気持ち悪い味がしない、、」と言って一切れ(小さいですが)食べてました。笑
えぐみと酸っぱ味が強いルバーブは、ジャムやパイにするときにはある程度砂糖を入れないと食べられたもんじゃないですからね、で、砂糖を入れて食べられるようになった後のルバーブを食べられないほど不味いって思う人も珍しいので、きっと彼女は砂糖控えすぎなルバーブを食べて不味いと感じたのではないかと思います。
クランベリーもですけど、元々の酸味が強烈で砂糖をガンガン足さなきゃいけないものって、健康に良いと手放しで喜べないのではないかと、、、。