食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

プラスティック・フリーご報告

Plastic free July 

今年も7月が終わろうとしています。

早いなー。

 

 

今年も張り切って参加するぞー、とオーストラリアのplastic free Julyに登録したのは6月頭のこと。

 

今年は4月後半のEarth Dayで職場を巻き込んでプラスティックごみ減らしキャンペーンをやったり、それ以降も職場にいらっしゃるユーザーの方々の素朴な疑問に答えたりするうち、かなりプラスティックゴミの害に関しての認識が広まった手応えもありまして、この勢いに乗って、プラスティック・フリーも職場で盛り上げてしまえ!!!

 

と思っていたのですが、何しろ職場のメイン・アジェンダは環境問題ではないので、忙しく業務をこなすうち、アレヨアレヨと7月に突入(休みももらいましたし。)

 

そして、一旦問題意識が定着したかと思われた職場でしたが、何しろ不特定多数の方々が出入りするところですので、ランチの仕込みで刻んだ野菜の使い残し、翌日にも使えるから保存容器に入れとこうね、、、という時にジップロックバッグに入れようとする方もやっぱり健在で。

 

「ジップロックバッグは使った後きちんと洗って再利用するのが難しいから、なるべく蓋つきの容器に入れて、使用後はきちんと洗って再利用できるように持っていきましょう」と提案すると「なぜ?」と。笑

 

でもね、なぜ?と聞いてくれる方がいる時はチャンスなので、ここぞとばかりプラスティックゴミの問題やどうやったらそれを減らせるのか自分たちで考えてみよう!と提案するきっかけとして使わせていただいております。

 

職場でのそういうプロパガンダ活動以外ではどんなプラスティック・フリー活動をしているかといえば、去年の7月に学んで生活に適用したこと以外では、特に新しいことはないのが悲しい現実。

 

 

強いていえば、

1)プラスティックで過剰包装された商品を多く扱う店には足を向けないこと。

野菜類もアイテムごとにプラスティック包装をしてある店、うちの近所ではケベックの大型チェーン店Provigoです。

この店はレジ袋廃止の動きにも醜く抵抗していますので、基本的には常に避けているチェーン店です。

 

2)プラスティックで包んである商品は極力避けていること。

避けきれないものもありますので、この点は偉そうに書けるようなものでもないんですが、常に気をつけてはいます。

同じものが二つ並んでいたら、包装の度合いが低めのものを選ぶように、、などなど。

 

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使い捨てのカップに入れられてしまわないように地味にマイカップを持ち歩くとか、普段からやってますけれど、、、(これは先日のHillside Festivalの時のもの)

 

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一歩進んで一歩下がる、、、(こちらもHillside Festivalより)同じ日に同じ場所で使い捨てを避けられて満足、、と思った直後に使い捨てラッパーに包まれた食べ物を買ってしまったりしますから。あまり細かく気にしすぎると気が狂うであろう、、、と元々の大雑把な性格を発揮して、そこらへんは気楽に構えることにしております。笑

 

 

3)疲れてる日の夕食に、出前を取らないこと。

自分にとって、休みの前日が気が抜けて出前に流れやすいとき。

うちの界隈で出前を取ると、容器はほぼ全て発泡スチロール。

しかも、いらないと言っても習慣なのか既に紙袋に入れてセットしてあるからなのか、わが町ではリサイクルされない#6のプラスティックでできた使い捨てフォーク&ナイフが付いてきます。

出前を取ると二週間分くらいのゴミ箱が一気に八割がた一杯になってしまうくらいのゴミが出ます。

七月だけじゃなくて、普段からなるべく避けたいものなのです。

 

 

という具合に、今年の七月はそれなりに頑張りましたが地味〜な取り組みでした。 

 

やー、何か新しい試みを実行して写真撮ってブログに書けたらいいなあと思ったんですけれど、「控えめです」じゃ記事になりません。笑

 

7月に避けても8月にまたプラスティックごみを買う生活に戻るなら元の木阿弥、、、とも思うのですが、近年 結構定着しているno shopping dayと同じく、消費を控える時間を設けることで、消費活動の習慣を見直すきっかけを自分に与える、、という利点はやっぱりあると思います。

 

プラスティックで包装されている商品で私が買わなくなったものに豆腐がありますが、無ければないで済むもの。

たまに食べたいと思いますけれど、たまに、で済むのです。

これは以前コーヒーなしでは1日が始まらなかったのに、今ではコーヒーは他の人が飲んでいる香りで「あ、コーヒーの香り、良い香り」と思うだけで十分なのと同じか。

 

無くても平気なのに必要だと思い込んでいるものが減る、というのはゴミが減るだけでなくて自分にとってもかなり嬉しいです。

 

今後も気長に減らし続けていきたい使い捨てプラスティック。

2018年7月現在の課題を、自分への戒めとしてメモしておきます。

 

普段避け切れていないプラスティックパッケージと(7月の試み)
  • アジア系(日本食系)食品のプラスティック包装 (食べませんでした。ぬか漬けと自作納豆以外は和食抜き!笑)
  • 野菜のバルク売り場で計量用に使う薄手のプラスティック・バッグ(使わずに済むものは使用せず、皮が傷みやすいズッキーニのみ以前からの使い回しを使用。)
  • 基本的な食材が入っているパッケージ(買うのは必要な食材に絞り、かつパッケージが軽量なものを選ぶようにしました。7月に買ったのは夫のロールド・オーツ。)
  • ボタン・マッシュルーム(買わず。でも夫が買ったので結局意味なし。)
  • 出前(今月は出前取らず。)
  • 4リットルのお酢(今月はたまたま切れなかったので購入せず。酢は洗濯物の柔軟剤がわりや乾燥機の静電気予防、掃除、カビ除け、などに使用。複数ボトルを常備しているので、年間何本買うのか、今度調査してみたいと思います。)
  • 日焼け止め、虫除け系(数年前に買ったものが今でもありますので、7月には購入せず、でも6月末にアイルランドで日焼け止めを購入するなど、この手のものが必要な時の代替策がありません)
  • 歯ブラシ、歯磨き粉(歯ブラシは数年前に日本で買い込んで来てたっぷり在庫してあるものから大事に使っているので当分買い換える必要はありません。新しいブラシへ取り替える頻度は、昔に比べてかなり長期化してます。笑 歯磨き粉も安売りで買い込んだものがまだあるので7月に買い換える必要はなし。どちらも今後の課題です。)

 

そんな次第で、地味〜なPlastic Free Julyが過ぎて行こうとしております。

 

洗濯石鹸がそろそろ無くなるので自作洗剤を作らねば、、洗剤系は自作や中身だけ買うことのできるお店を使うとプラスティック容器がうんと減らせます。


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