食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

庭の木の剪定と、コーンの皮を剥がさないで

平日のお休みに時間が取れたので、週末だと激混みになるちょっと遠くの中華系スーパーまで買い出しに行ってきました。

そこのお店、ちょっとよそより安いんです。

 

なので週末は駐車場もいっぱい、入り口に置いてあるカートもカゴもなくなり、棚の前の人混みで買い物どころじゃないと察知、さらにお会計の長蛇の列を見てやる気をなくしてさっさと退散、、、。実話です。笑

 

久々にお豆腐が食べたくなったので、平日に時間が取れたら行きたいとずっと思ってたんですよね。

豆腐以外には紙パック入りのココナッツミルクとか、大根を見かけたので大根も。

 

 

そして、大根の隣に積んであったコーンの山。

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4本で1ドルですよ奥様。

 

ね、先日私が田舎の農家のスタンドで買ってきた1ダースで5ドルよりも2ドル安い。

でも良いんです、この店にコーンを買いに来たつもりはないし、、、きっとこのコーンはまだ酸っぱいに決まってるぜ、、、笑

 

でね、この値段の隣の黄色い紙切れに笑ってしまいましたよ。

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コーンの外皮を剥かないでください。剥いたら2倍の金額を請求しますよ!と脅し半分のお願いです。

上がフランス語、次にはフォントサイズ小さめで英語、ここまでは法律で決まってるんです。

英語から書き始めたりしたら言語ポリスに摘発されて面倒くさくなりますから。

で、一番下に中国語も。

中華スーパーだけに中国系のお客さん多いですから。笑

 

でもこんな張り紙をいちいち読んじゃいないと言う感じのおじさんが、私が写真撮ってるすぐ横でコーンの皮をちょっと剥いては良さそうなのをカゴに放り込み、あんまり良くなさそうなものは棚に返したりしてましたよ。笑

 

 

 

庭の木の剪定

この日はお休みだったので、ちょっと朝ゆっくり寝坊しておりましたら、通りに大きなトラックというか、クレーン車みたいなのと、大仰なトレーラーみたいなのが二台やって来て、我が家の前で止まりました。

 

なんだなんだ、とこれまた家にいた夫が表に出てみると、前庭の木の枝の剪定に来た業者でした。

 

モントリオールの住宅街は、だいたい家の前の芝生の歩道に近いあたり、家の敷地と市の管轄する土地の境界に木が植わっています。(注:見た目そこの家の庭に見える部分も、歩道と芝生の境目から2フィートくらい入ったあたりまでは市の管轄する土地なのです。従って木が植わってるスポットも家の持ち主の土地ではない、、ということ。根っこは勝手に張りますし実際は私有地にも入り込んでると思いますが。)

これは、家の住人の木ではなくて、市の管轄の木々です。

うちのはメープル。(剪定は市が手配しますが落ち葉や種の掃除は住民の責任です)

入居する前からずっと植わっており、この家にはメープルがあるね、と知って引っ越して来ました。(落ち葉掃除がこんなに大変と知らなかったばっかりに、、、。笑)

うちのお向かいさんは、前の住人が売りに出した家を見に来た一家が、中を見て、売買の交渉をして、購入を決めて、、と言うプロセスの間はずっと木がない前庭で、なんと、引っ越してくる前日に市が若い木を植えていきました。

すごいですよね、家という高価な買い物をするときには、いろんなことをじっくり検討しますが、さあ買って、引っ越しだ、と来てみると、買うときにはついて来てなかった木が一本植わってるんですもん。

モントリオールでは、木は気に入らないからと言って勝手に伐採することはできないのです。

たとえ自分の敷地内にあっても。

 

木々の枝が伸びて茂り始めると、電線に触れてしまい、大風の吹いた時などに電線が切れて停電になるなどの不都合を引き起こしかねません。

そのため、市が定期的に住宅地の木の枝の様子をチェックして、必要と判断された木の枝の剪定を、契約している業者に委託して行うのです。

 

これ、住人には一切お知らせがないので、以前にも、仕事から帰って来て、家の前まで来て木の枝がすっきり剪定されているのを見てびっくり、と言うことがなんどもありましたが、家にいるときに剪定が入ったのは初めて。

早速見物しましたよ。

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電線の間を器用に移動してあっちからこっちから枝を切っていくおじさん。

や、おじさんなんて言ってますけど同じくらいの年齢かも。笑

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高枝切りばさみっていう名前で日本のテレビの通販で見たものと同じような原理の柄の長いハサミ、これを上から駆使して切っていますね。

高枝切り鋏のみではなく、チェーンソーに持ち替えて太い枝を切り取ったりも。

 

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そして地上には四人の若い衆が、落ちてくる枝を拾ってはウッドチッパーに挿入したり、下から高枝切り鋏で別の枝を切ったり、ドライブウェイに散らばった葉っぱを熊手でかき集めたり。四人も必要なのか、と思わないでもないですが、市の道路工事の現場みたいに、五、六人がただ立って喋ってるだけっていうことは一切なく、みなさん何かしら絶え間なく作業してました。

市に委託されてるとはいえ中小企業なんでしょう、無駄な給料は出ないんですね。

下にいる若い衆はみなさんヘルメットかぶってます。

私の太ももよりも太い大きな枝がドカンドカンと落ちて来ましたので、ヘルメットは必須でしょう。笑

 

ひとしきり作業を進めた後、空中で作業をしていたおじさんもおりて来て、リーフブロウワーを手にした作業員が登場したので、埃が立って大変なことになるとばかり、夫と私は家の中に退散しましたが、手際よく片づけた枝剪定業者たち、作業が済んだらさっさと消えていました。

 

でもね、電線に枝が触らないように、、が目的だと思うのですが、彼らが去った後の木の枝、まだ電線に触れてるものもあるんですよね。

枯れた枝もそのまんまぶら下がってます。

 

左側の電線のすぐ下のあたりに見える茶色い塊が二つ、これ、小さな枝ですが枯れた枝です。

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なぜそこを切り取らぬ?とちょっと謎。

 

だからたまに停電するのかな?


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