食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ベルンド・ケストラー氏のミトンに挑戦

ベルンド・ケストラーのミトンという編み物の本から、基本の編み方のレシピを母に教えてもらいました。

f:id:casse-pied:20181016100327j:plain

面白い形なのです。

 

早速やってみたいと思いまして、母に譲り受けたウールの糸で編み始めました。

 

自転車で通勤しているので、そろそろちゃんとした手袋が必要だな、と思って編み始めたのが九月の終わり。

ただ10月は一年で一番忙しい時期で、日曜出勤の日があったり、一日12時間仕事する週があったり、日本のサラリーマンってこういう感じかな、と思うような。

一時期だけなので、日本のサラリーマンを引き合いに出すのは失礼ですが。笑

 

そんな次第で、手袋も、ふと気がついたら自転車で通勤できる時期のうちに仕上げるのはまず無理な感じです。

 

11月は夏時間が終わって日暮れがうんと早まりますので、自転車通勤は(寒さと暗さ=危険度)を考慮して春までお預けです。

でもなー、月初くらいならまだ行けるかなー。

 

メトロ通勤だったら手袋は実はあまり使いません。ポケットに手を突っ込んで歩くので。

 

ポケットに手を突っ込むのは有りか無しか 

子供の頃は、ポケットに手を突っ込んでいると母が「ポケットに手なんか突っ込むもんじゃありません。危ないでしょ。」と目くじらを立ててました。

特に反抗的な子供だったわけではないはずですが、今思うと何度も言われていた記憶はあるものの、全く聞き流していた子供時代の私。笑

 

ケベックの冬でも、手袋なしでポケットに手を突っ込んでメトロの駅までの10分間くらい平気です。

 

一方、夫の母は「手が冷たいならポケットに手を突っ込んでおきなさい」と言う人でしたので、夫に「私の母はポケットに手を突っ込んで歩くと危険だっていつも言ってたよ」と言いましたら「そうなの?どうして危険なんだろう?」と本気で不思議がっていました。

 

母曰く「手を突っ込んで歩いてて、急に転んだら、とっさに手を出して体を守れないから」

ですが、夫は「そんなことはないんじゃない?」と。笑

 

まあね、どっちにしてもポケットに手を突っ込んで歩いてて転ぶ状況には陥りたくないものです。笑

 

そんなわけで、ポケットに手を入れなくて済むように、ミトンを。笑

 

ケストラーさんレシピ初心者の感想

ベルンド・ケストラーさんのミトンは、形が面白いですが、編み方が簡単で合理的で、一つ作ったらどんどん応用して編めるらしい、、、、と言う触れ込みです。 

 

最初の親指から始める部分、、輪針でもいいんだけど、五本のDPNで編む方が増やし目をする位置がわかりやすいので、その方が良い、と言うのをネット上で拝見したので、これまた母に譲り受けた号数不明なDPNで編み始めたのですが、、、

 

いつ目を突っついちゃうだろうか、と思わんばかりの四目編んでは次の針、針を移動するごとに休んでる針がブラブラ、抜けるんじゃないかと心配だし、針を取り替えるごとに目をついちゃうんじゃないかという恐怖心、、。

 

f:id:casse-pied:20181018112133j:plain

これを持って編んでるところを写真にとってお見せできないのが残念ですが、目を突っついちゃいそう、、、な感じ伝わりますか?

 

親指を編んでる最中はずっと「短い輪針を買いに走りたい」衝動にかられておりました。笑

 

親指の部分が終わって、一針進むごとに増やし目をするパターンに入りましたら、確かに4本の針に編み地を分けて、もう一本で編んでいる限り、どこで増やし目?と悩むことなく、毎回新しい針に取り掛かる時に増やし目、で簡単さを実感しました。

「輪針なんか買いに行かなくっても平気だわ〜。笑」

 

ただ、母譲りのDPNは長い針ではなかったため、途中で編み地が落ちそうになり、60センチの輪針に切り替えました。

 

するとどうでしょう、針で目をついちゃうんじゃないの、と言う心配は全くいりませんが、増やし目をする部分にマーカーをつけておいて、マーカーに至ったら増やし目、その後マーカーを次の段の目に移して、、マークし忘れたらデザインがおかしくなっちゃうから大変、と言うストレスが!

実際は、マーカーが目から外れて落ちそうになりがちで、それもストレスでした。

網目に入れるマーカーではなく、針に直接入れるマーカーもありますが、あれを使うと私はなぜか知らない間に落っことしてしまうのです。

 

f:id:casse-pied:20181026071549j:plain

ひょっとしたら後半こそDPNの方が使いやすいのかも。

 

 

毛糸と編み針のサイズ表示、世界共通にならないものか

そして、毎回思うのですが、編み物の本って毛糸の種類が「メーカー名とブランド名」だったりして、それは実際にどれくらいの太さの毛糸なものかわかりません。

日本に住んでいて、その本が出版された時に見て毛糸屋さんで指定糸を確認できる場合はそれで問題ないのですけれど、昔の本だったり、日本に住んでいなくて指定糸を目にすることができない場合は、この糸の説明は全く使えません。

日本の糸と外国の糸のサイズ表示も違いますし、針のサイズ表示も日本、アメリカ、イギリスおよびカナダ、だけで三種類違うんですよね。

こう言うのを乗り越えてあちこちの国の編み図を解読して色々編んでいる人たち、凄いです。

 

 

そんなこんなですけれど、このミトン、編むの楽しいです。お勧めです。

 

 

編み物が楽しい季節ですので、暇をみては編んで行きたいと思ってます。 


ヴィーガン ブログランキングへ