食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

20%増!モントリオールのヴェジのお店

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今年も胡桃を割ってボリボリ食べる季節になりました。胡桃なんて年中手に入りますが。やっぱりこうやって食べると食べ過ぎることなく楽しめます。

 

殻を割りながらのんびり食べながら、、、はてさて、殻から出した状態で販売されてる胡桃はどういうプロセスでああいう風になるのか、、、高速で大量のクルミをガンガン殻から出していく機械を想像しながらも、やっぱり自分で割ると実も割れてしまいがちです。

 

 
モントリオールに押し寄せる、ヴェジの大きな波

モントリオール市内に、ヴェジタリアンやヴィーガンのお店がどんどん増えています。

 

新しい店を見つけても、それは単に自分が今まで知らなかっただけなのか、新たにできたのか、外食すること自体が少ない私には実感はなかったんですが、最近は職場などでも知り合いにそう言われることが増えまして。

 

そんなものかしらね〜、なんて言っていたら、先日はメトロの入り口などで無料で配布される24 heures と言う日刊紙に載ってる記事が目に入りました。

 

ヴェジタリアニズムとヴィーガニズムの波がモントリオールに押し寄せている!と言うようなタイトルです。

 

www.journaldemontreal.com

 

去年よりも20%増えてるんですって、ヴェジの店が。

外食する頻度がこれで増えるとは思えませんけれど、ふらっと街中で「お腹減ったね、その辺で食べていく?」と言う状況になった折には、2割増えてるとなればヴェジの店を見つけるのも比較的簡単でしょうから、嬉しいですね。

 

だいたい、そうやって商売を始める方が増えてるってことは、ヴェジの店を求める人たちが増えてるってことですしね。

 

記事の中でインタビューされているレストランオーナーの方曰く、環境や動物保護のためにヴェジであることがいかに有効かと言う認識が広まっていることによりヴェジタリアンやヴィーガンへの関心が高まっているのみならず、以前は「ヴェジのご飯作るのは難しいことじゃないよ」と言葉で聞いていただけだったのが、昨今はソーシャルメディアなどで写真付きでレシピを見る機会が増えているので、ヴェジの世界がより身近になっていると。

 

それはそうですよね。

 

ヴィーガンブログやヴィーガンレシピサイトがなかったら、私とてヴィーガン転向はそんなに簡単じゃなかったと思いますからね。

 

あとは日本語で書いてあるヴィーガンブログやヴィーガンレシピサイトがもっと増えてくれることを希望しています。

 

そしたらヴィーガニズムの波が日本にも届く日は遠くないでしょう、、、ね、、、、。

 

 

肉好きな人やノン・ヴェジの店を巻き込む

記事でインタビューされているヴェジ関係者は口々に、ヴェジという選択肢が増えることで、ヴェジタリアンやヴィーガンだけではなく、普段から肉を沢山食べている人々にもヴェジメニューに興味を持って試してもらえることを目指していると言っています。

 

また、動物性食品を出すお店でも、ヴェジやヴィーガンというオプションはサラダだけ、という時代は終わった、と。笑

 

ちょっと前にも触れましたが、ファーストフード・チェーンのA&Wがヴィーガン・バーガーとヴェジ・バーガーを始めて話題になりましたよね。

 

Association des restauranteurs du Québec (ARQ) ケベック飲食店主組合)が今年行ったサーベイによると、サーベイ回答者の50.8%がメニューにヴェジ・オプションを追加する意向があると回答しているそうです。

 

これはヴィーガンレストランが増えるよりももっと嬉しいことかもしれません。

 

だって、肉がメニューに載ってない店には入りたくない、というような人たちと同行する時でも、メニューにヴィーガンオプションやヴェジオプションがある店なら怖いものなしですよ。

 

 

あとは、この波がサーっと去って行ってしまわないで、ヴェジ文化が定着することを祈るのみです。笑


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