食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

塩蔵ワカメから美味しい塩を取る

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ついに入手しました、塩蔵ワカメ。先日コリアン・ジャパニーズ・ストアの前を通ったので。

 

塩蔵、エンゾー?

ずいぶん前にも一度買ったことがあったのですが、「生わかめかな?」と思ったらものすごく強烈に塩がしてあって、塩抜き作業が面倒だったのと、生わかめは懐かしかったものの、こんなに一気に食べられないし、、、と、二度と手を出すことなく何年も過ごしていたのです、、、、あの時までは、、、、、。

 

そう、ぽこ33さんのブログで、塩蔵ワカメ(という名前なんだということも知らなかったのです)から塩をとったら、それがとっても美味しい、、、という記事を拝見するまでは、、、。

 

gominaikurashi.blog.fc2.com

 

ケチで無駄の嫌いな自分、というアイデンティティを持っているきゃすぴえですが、ぽこさんの最初の塩蔵ワカメ記事を拝見した時は、「はっ、あの大量の塩を前に、勿体無いって一切感じなかったとは!」と恥ずかしく感じましたよ。

だって、食品についてる塩ですもんね、ゴミじゃないんだから、流してしまうなんて勿体無いってなんで思わなかったんでしょうね。

 

多分、塩がアホほど安い北米に住んでるせいでしょうねきっと、、、、食品が安いって、良いようで悪いとも思います。

だって無料だと人ってだんだん「そんなものいつでもどこでも手に入る」と無駄にしますし、安いと「これっぽっちなんてことない」って感じ始めますよ。

まあ言い訳というかごたくというか。

 

ということで、海藻の旨味が染み込んだ塩、私も真似させていただきましたよ!

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プラスティック容器から取り出すと、さらにもう一息、プラスティック・バッグに入れられたエンゾーさん。

 

前に買った時はここまで過剰包装じゃなかったような気がしますが、北米も日本に似てきたようで、先日はバナナがこう、5本くらいごとにプラスティック・バッグにすでに包装された状態で積み上げてあったので、どうせ買わないとはいえ、その場でショックを隠せませんでした。

 

バナナごとき、なぜ袋に入れて売るのだ?

 

いえ、今日の話題はエンゾーさんです。

 

ぽこさんが購入なさった塩蔵ワカメには、内容の詳細が表記されていたようで、「重量の三割が塩」だったそうです。

私が買ったワカメのパッケージには、そんな詳細はおろか賞味期限すら載ってませんでしたので、塩分の割合がどこまで日本の生活クラブで販売されている塩蔵ワカメと似てるものやら判別しかねます。

ひょっとしたら、私が買ったエンゾーは塩がケチられてるかもしれないから、思ったほど塩が取れなくてもがっかりしないように、、、、と思いつつ作業を始めましたよ。

 

韓国語がお分かりの方は、冒頭の写真のパッケージに手書きで書かれているハングル文字が何を言わんとしてるのか判別できますか?

私は韓国語はわかりませんが、このマーカーで手書きしてあるメッセージが気になって仕方ありません。

英語とフランス語で「ワカメ」(もしくは海藻)と書いてあるこのパッケージ、手書きの部分は「見切り品」とか書いてあるのでしょうか。笑

 

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塩まみれの生わかめに水をかけ、容器に溜めた水でちょっと揺すって表面の塩を水に流し、、、

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ワカメを取り出した後の容器の底の水。塩が底辺に塊になってますが、白い容器なのでかなり見難いです。

これを鍋に入れて、ワカメをもう一度先ほどよりも少なめの水で2度目のすすぎをし、その水も鍋に。塩を無駄にするまいと。笑

 

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ステンレスの鍋で強火で沸騰させ始め。

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火を少し弱めてグツグツと煮詰めるというか水分を飛ばすというか、、、

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かなり水分が飛んで、かなり塩分が塊になってる、、

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ここまで煮詰めたら火を止めて、鍋のヘリについてる塩をヘラでこそげ落とし、底に溜まってる塩をかき混ぜて、容器に移しました。

まだ水分が若干残っていて、サラサラとは程遠い塩ですが、換気扇のない台所で、あんまり蒸気を室内に噴出したくないと感じたものですから。

冷蔵庫で保存すれば平気でしょう、、、塩分の塊だし。

 

最初の写真の容器の半分くらいを処理しましたが、取れた塩はだいたい4分の1カップくらいでしょうか、、、水分をもう少し飛ばすと量も減ると思いますが。

 

で、この塩は、まだ味見していません。笑

塩の味を一番感じるのはどんな使い方だろう、、、と考えてしまって、下手に少量を大量な煮物とかにパラパラっと使ってしまいたくない、、、とか思ってしまったんですよね。愚かですねえ〜。

 

 

ワカメはざく切りにして、鍋に入れました。

もうちょっと茎っぽくて歯ごたえのある部分があったら鍋には最高でしたが、このワカメ、多分生わかめっぽい酢の物とかそういう使い方なんでしょうね。とても柔らかくて繊細な葉っぱって感じでした。

でも鍋に入れて食べるのも美味しいです。

 

残りのワカメも、同じように塩をとって、ワカメの部分はさっさと消費してしまいたいのですが、そうするとワカメ多めなラーメンとか、酢の物とかかな。

ぽこさんは乾燥わかめを作っていらっしゃいましたが、乾燥わかめは比較的楽に手に入るので、貴重な生ワカメ(エンゾーですが)を乾燥させるのはちょっと勿体無い、と感じてしまうのです。

 

今思いついたんですが、白菜の漬物に使ったら旨味が味わえるかもしれませんね。

おおお、週末に白菜買いに行ってやってみようっと。

 

ぽこさん、美味しい塩のアイデア、ありがとうございました。

塩水を煮詰めて塩を取るの、水蒸気はすごいですが、実際の手間はそれほどでもなく、時間もかからず、ハードル低いです。おすすめですよ〜。

 

 

友人が最近プラスティック問題に目覚めたようで「シーソルトにもマイクロ・プラスティックが混入してるって!」と教えてくださいました。もうね、マイクロプラスティック、きっと私の血液にも入ってるんだと思ってます。私はいいけれど、小さなお子さんとか赤ちゃんの体には入っていって欲しくないですよね。


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