食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

触れ合うレベルは私次第で良いですよね

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いわゆるチョコレートチップスは植物油と砂糖と色素にちょっぴりココアが添加されたるような感じで、全然チョコレートじゃないので、製菓用の溶かすチョコレートを半分に切って使ったヴィーガン・チョコレート・チップ・クッキー。前に作った時は時間をかけてチョコレートを四等分しましたが、今回は面倒で半分にしたのみ。故に夫いわく「ものすごい大きなチョコレート入りクッキー、こんなの初めて」

クリスマス・クッキー、遅々として進みませんが、まあいいや、と。

このチョコレートチップクッキーはOvenleyのレシピで、北米ではハズレのない確実な美味しさ。(日本では甘すぎるとか言われる可能性はあり)

ヴィーガンです。

 

 

casse-pied.hatenablog.com

 

 

人と人とのふれあいって、、

最近SNSでたまに見かける「親子で唇でキスするって、おかしい、不健全だ、子供の将来を考えると放っておけない」というご意見。

 

子供を持っていないので、あまり身近な問題としては感じていなかったんですが、ちょっと前にマモさんのブログで「イギリス人にとっては仲睦まじい親子の写真。何の違和感もない」とあって、ああそうなのか、イギリスでは普通なのか、と。笑

 

pan-panpan.net

 

考えてみれば、私の友人イギリス出身者も、唇でチュッと挨拶したりしますし、義母ともお別れの時にはチュッとやってました。(義母とはかなり仲良くなってからでしたけど。笑)

 

日本で一般的に友達や家族の間で行われる触れ合いの度合いは、あまりべたっとしていないというか、キスなんかは口であろうと頰であろうと、はたまた手の甲であろうと、そんなものは「外国の映画などの話であって、現実にはやらない」ていう感じですよね。

 

日本では、必要もないのに相手の体に触るってこと自体あんまりなかったような。

その一方で、たまーに、仲良くなったかなと思う頃に、ちょっとした冗談とか何かのおりに、笑いながら二の腕とか肩を叩く人、、、て居ましたね。

 

全員がそういう行為をするなら、それは日本文化?とも思えますが、愛情表現的に人のことを叩く人って、十人居たら一人くらい?

いや、数えたわけじゃないので本当のところは知りませんが、叩かれて「いや、なんで叩くの?痛いやん」とびっくりする程度の頻度でした。

 

そういう方に速攻で「私は叩かれるのは嫌いなので、やめてくれ」と言えたらいいんですが、会話の合間に自然に素早くバシッとやられるので、「え?」と途方に暮れてるうちに会話は進み、何も言えないうちにその場がおひらきになったりして、はっきりと「やめてくれ」と言えた記憶はありません。

 

叩く、っていう形で触れてくる人は今の所居ませんが、北米にも何かと、肩とか肘とかに触れてくる系の人は居ます。

指で突っついてくる人も。

あと、肩ハグしてくる人も。(両手ではなくて片手でこちらの肩に腕を回してきてぎゅーっという感じ)

 

会話の流れで「あ〜、も〜、またそんな冗談ばっかり言って〜ははは〜」っていう感じでくるので、触れられたりつっつかれて、ギョッとしても、なんというかはっきりそこで「それやめてくれないかしら?嫌なのよね」って言えないというか、言いたいと思うんですが、あっけにとられてしまうので、ついそのきっかけを逃すんですよね。

 

なので、触る系だな、と認識した相手とは距離を置く、そうしてます。笑

 

面白いことに、こういう系の方は友人関係の方たちの間には存在せず、職場関係の方ばかり。(クライアントとか同僚とか学生とか。)

 

友人だったらもうちょっとはっきり言いやすいし、友人だったらやっぱりそこらへんの個人的な好みは理解してくれているから、触る系の人も我慢してくれてるのか、もともとそういう感じの接し方をする人たちとは近寄らないようにするから親しくならないのか、、、卵が先か鶏が先か、、、、。

 

 

触るんじゃなく、握手の延長的なふれあい 

そういうのとはまた別に、やっぱりお辞儀や握手や会釈が基本の日本人には抵抗がありがちかなと思われるのは、欧米人の挨拶のハグとかキスですよね。 

 

前にも書いたかもしれませんが、私はこっちから積極的にハグやキスしに相手に向かうことはあまりありませんが相手がこちらにそういうジェスチャーをしつつ近寄ってきたら、拒絶はしません(友人や親戚のみ)。

 

職場ではハグやキスは一切しないという姿勢で望んでおりますので、それでもぐわっとやってきてしまう情熱的な方を除いては、基本的に一切行いません。

 

いろんな文化圏からきた人たちが共存している都市部ですので、ハグ文化で育っている人でも他人を思いやれる人はちょっと様子を見て(こちらがハグも大丈夫だと判断した上で)迫ってきますし、基本的には問題ないです。

 

ああ、でもでも、そういえばオンタリオや英語圏のカナダの方たちと挨拶するときのハグは、あんまり好きじゃないのでした。

ケベック州ではハグよりも比較的両頬にチュッチュ、とエアキスをする(本当にすることもありますが)挨拶が一般的(よその州から来た人や移民もいるから、一概にはいえないですけれど)なのですが、それに慣れてると、ぎゅーっと胸板を押し付けられるハグ、暑苦しー、と感じます。

まあ相手との関係や距離がやっぱり大きいですけどね。

親子とか家族、親友とかパートナーだったら、むぎゅーっと好きなだけハグしたりキスしたりしますよね。

 

日本の親ともハグします。

子供の頃はほっぺを合わせて「好き好きー」とかやってましたが、流石にそれはもうお互いやりませんけれど。笑

だから、親子の唇と唇でキスも、そんなに心配するようなことじゃないだろう、と言う気はしますね。いや、他人が心配する必要は全くない、と断言しましょう。

 

 

所詮北米はピューリタンの名残り濃い土地ですから、ハグは良くてもキスはダメ、と言うことなのかもしれませんけれど、多様性を受け入れなければ。

 


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