食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

フライパンでパパパッ、と、OKAへ冬の丘散歩行ってきました。

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OKAの小山というか、ちょっとした丘を登った頂上から眺めた湖。真ん中辺に点在するアイスフィッシングの小屋の集まりが見えますか?

 

土曜日、一月二十六日、ケベックの州立公園ネットワークSEPAQが無料で解放されました。

たまにこういうことしてくれます。

そうしないと、普段のぼったくり値段のせいで足を向けない州民相手に商売が成り立たないのかも。

少しでも良さを知ってもらって、高いけどたまには、、、っていうお客を拡大したいのでしょう。

 

 

ケベックの州立公園の中には、本当に素敵で素晴らしい雄大な自然を思い切り楽しめる場所がたくさんありますが、とりあえず近場の州立公園、Parc National d'OKA に行ってきました。

 

本当はもうちょっと遠出してもうちょっと素敵なところに行きたいとも思いましたが、先週の悪天候でまだまだ運転したくない道路事情なので、高速道路の除雪は問題ないのですが、田舎の山道に入って立ち往生とか事故とかも嫌なので、近場で。

 

この日は無料とあってか、駐車場もほぼ満車でしたが、一旦山に入って歩き始めると、周囲に誰もいないひと時も結構あり、小さいようですがトレイルもあちこちあるので、混んでいるという感じではありませんでした。

 

冬を楽しむ

冬のケベックは、雪に埋もれ、気温も低く、日照時間も短く、基本的にはわざわざ日本から遊びに来るような所ではありません。

けれど、留学なりワーホリなり仕事で転勤になっちゃったなりでこの土地に住むことになって、冬が来ちゃった場合は、この冬を「寒いわー、暗いわー、辛いわー」と後ろ向きに受け止めるよりは、「簡単に雪を楽しむ良いチャンス!」と思ってウィンタースポーツを満喫するのが得策。

 

ダウンヒルのスキーはあんまり経験がなく、たまたまクロスカントリーの楽しさを先に知ったせいで、私にとって冬の娯楽はクロスカントリーです。

雪のなかで体がホカホカして(そのうち汗だくになるほど)動き回るのは、こんな良い歳ですけれど楽しいですよー。

 

それでもなんだかんだ言って、スキーだとやっぱりスキー板を抱えてトレイルのある公園などまで行かなければいけないので、手軽さで言えばスケート(市内各地の公園に無料のリンクがあります)子供と一緒に楽しみたければそり滑りだって良いです。

 

チャンスがあったら、ラケット(スノーシュー)など、道具を持っていない場合はレンタルで挑戦するような娯楽も試してみましょう。

レンタルって買うより一回あたりの単価は高いですけれど、試してみて「これなら道具を買って週末なんども楽しみたい!」と気に入るまでの間のお試し期間的な使い方で。

 

市町村運営の公園などでのレンタルだったらそんなに高価じゃないですし。

 

OKA散歩の途中で出会った数組の親子連れ、子供達ははしゃぎまくって、雪の上に寝っ転がったり、坂を駆け下りて、勢い余ってぐるぐる回ってたり。

雪ってやっぱり楽しいです。

 

 
フライパンでパパパっと調理三種

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左から、庄司さん的春菊蕎麦おやき、庄司さんにインスパイアされたレンコン焼き蒸し、チブリッツさんの大根磯辺揚げ

 

日本で B*ok Offという中古店で見つけた庄司いずみさんの料理の本。

だいぶまえのものみたい何ですが、100円になってたので買ってみました。笑

その本に紹介されていた「おやき」みたいな感じで、青菜をちょっと茹でたり蒸したり塩でシナっとさせたりしたものに、蕎麦粉をまぶしてまとめて焼く(もしくは蒸す)というの。

 

へー、蕎麦粉ってつなぎにも使えるんだ〜、とまずその発想に驚いたのですが、たまたま先週買った春菊を早く使い切りたいと思っていたので、これでやってみることに。

 

レシピのグラム数などは無視して、使い切りたい分の春菊に塩をちょっとまぶして弱火で蒸して、冷めた所に蕎麦粉を適当にふりかけ、混ぜてみて適当な頃合いでググッと団子にしてフライパンで表面をカリッとさせてから蓋をして火を通しました。

 

結構美味しかったんですけれど、もっと驚いたのは、夫も「これいけるね」とパクパク食べてたこと。

 

庄司さんのご本はパラパラとめくって、何となくインスパイアしていただいたんですが、あとは雰囲気で「レンコンも表面カリッと焼いてあとは蒸し焼きでも良いかも」と、使い残しのレンコンを割と厚切りにしてやってみました。

夫、これも気に入ってパクパク。

 

 

そして最後に、カリフォルニア婆さんで有名なチブリッツさんのブログで紹介されていた長芋の磯辺揚げと大根もちの磯辺揚げにインスパイアされて作った、大根の磯辺揚げもどき。

blog.livedoor.jp

こちらは、大根が水っぽくて、なかなかまとまらないのでかなり餅粉を入れてしまったせいで、ほとんど「もちを揚げた」ような舌触りになり、夫いわく「餅天ぷら」だとか。

夫にとっては、他に食べるものがあったらこれには手を出さないという感じのモチモチ度だったようですが、これはこれで私は気に入りました。

 

今度は芋系で磯辺揚げ試してみたいと思います。


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