食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

世界中のヴィーガン・フレンドリーな街ランキング

リップ・スマッキング(Lip-smacking)ヴィーガン餃子模索中

リップ(唇)スマッキングとは、食べ物が美味しいこと。

唇で音を出すことなので、あんまり上品な様子ではないけれど、美味しいものを無我夢中で楽しんでいる様子のことでもあります。

そんなヴィーガン餃子を作りたいもんだ、と模索中。

今回は結構美味しい具ができたのですが、皮を作る暇はなかっったので「冷凍してある餃子の皮を使おう」と思っていたら、冷凍してあったのは春巻きの皮だった。笑

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餃子のなりそこない=春巻きなり
レシピの覚書
  • 春菊(また!笑)
  • キャベツ(白菜ではなく)
  • 人参(チーズグレーターですりおろし)
  • えのき茸一袋を1センチ程度に切ったもの
  • 生姜たっぷり(大さじ4杯くらい)すりおろし
  • にんにくみじん切り
  • 台湾の春雨、2つ(袋の中で一回分ずつに塊が別れているのの二つ)湯で戻して短めにぶつ切り(食べやすさのため)
  • レンコン2センチ分の粗みじん切り(大変粗く)
  • ごま油、醤油、胡椒

 

レンコン、ほんの少しスライスして春巻きに巻き込んでやりましょうと思っていたのにうっかり忘れて全部巻き終わってしまいました。

しょうがないので乗っけて焼いて見たら、見かけは悪いですがカリカリっと美味しいアクセントになりました。

 

 
モントリオールは輝ける第**位!

 

ひょんなことで見つけた、世界中のヴィーガンフレンドリーな街のランキング記事です。

theveganword.com

 

ランキングをしてるサイトの運営団体に「これこれの基準をもとに世界中のヴィーガン・フレンドリネスを比較し順位をつける」という権威というか正当性が与えられてるわけでもなんでもありませんけど。

 

 

所詮は塩の一粒(と日本語で書くと変ですか)程度に眺めておきましょう。

 

 

さて、モントリオールは、このサイトのランキングではストックホルムやロンドンを差し置いて、輝ける第14位です。

人口に対してのヴィーガンレストランの数を基準に決めてるリストですので、この番付ではくくりきれないヴィーガン・フレンドリネスがあることは否めません。

が、モントリオールがトロントより上位に来てるとちょっと唇がほころぶモントリオール人。笑

 

 

このページのランキング、順位と都市名のすぐ下に、10万人あたりのヴィーガンレストランの数が記入されてるんですが、順位の数字とレストランの数字と同じフォントサイズなので、はっきり言ってざっと眺めて全体を把握しにくいレイアウトです。

 

なので、このページのランキングをこちらにまとめて書こうかなと思いましたが、やめます。笑

 

 

「ヴィーガンフレンドリーとは何か」

、、、、を考えるにあたり、ヴィーガンレストランの数のみでは決められないのは明らか。

リスト著者も書いてますが、全ての都市にあるレストランを調べつくすことはできませんし、ヴェジ・レストランはたくさんあるけどヴィーガンの店はそれほど、、という都市だってありえます。

 

先日日本に帰省した時にも強く感じましたが、ヴィーガンではない夫と一緒に外出していて一番嬉しかったのは、ヴィーガン・カフェを見つけた時よりも「日本ならではの食べ物を出すお店や雑食系の食べ物屋なのにヴィーガンなものを注文できる店」を見つけた時。

 

せっかく日本に来た人にブラックビーン・バーガーとかFalafelとか食べさせてばかりでは可哀想に感じます。

そして、そのたびに思うんですよね、「日本には精進料理ってものがあるのに、それを出す店が見当たらない!」と。

日本で滞在地を設定して「精進料理」をキーワードに検索すると、そのキーワードは一体何だったんだ、と思うくらい精進料理じゃない懐石料理などの高級料亭のリストが出てくるんですよね。

こういうのも若干ストレスに感じます。

 

ちなみに、宿坊に宿泊して朝晩は精進料理をいただくっていう手もあるなあ、と思って色々検索したんですが、宿坊の「精進料理」なのにかまぼこ(魚のすり身)や塩シャケ(鮭の切り身、、そのまんま)などが出てくるところが結構あるようで、ちょっと驚きました。

宿坊宿泊は今の所滞在予定地と日程などのタイミングが合わず、経験したことはないのですが、いつの日か、、、と思っています。

 

雑食もヴェジも両方出すような店でメニューにがっちり「ヴィーガンです」「ヴィーガナイズできます」と書いてある店ばかりでなく、食べたい一品を見つけて「これに入ってるチーズを、入れないでもらうことはできますか?」「チーズやサワークリームを入れずに、代わりにアボカドとか入れてもらえます?」と気楽にお願いできる店が多いかどうか、これも重要。

 

肉や動物性食品を前面に出してるお店でヴィーガンに対応できます?と聞いた時に、嫌な顔をされることと、「ヴィーガン?なにそれ?」とそこから説明しなきゃいけない場面、これが多い街はやっぱりストレスになると思うのです。

 

日本では夫と一緒に寿司屋に入った時「ヴィーガン」という言葉は使わず、「河童巻き、納豆巻きなど魚が入っていないお寿司もありますか?」と聞いても嫌な顔をされなかったのがこれに相当するのですが、お蕎麦屋で「かつおダシ抜きのおツユって可能ですか?」とかちゃんこ屋で「植物性のみのちゃんこってありますか?」とか、聞く勇気を絞り出すのが大変な場面もあります。

あ、ちゃんこ屋の場面は想像しただけで実行したことはありません。笑

 

「ヴィーガン・フレンドリー」な街を求めて

旅行先を考える時、重要です。

スペインやフランス、モンゴルやアルゼンチンなどなど、肉が食の中心にドーンとあるような国々。

それを避けつつ楽しく過ごせるのだろうか、、と考えるとちょっと気が遠くなるような国には、行きたいけれど調査や準備が必要だろうと思います。

 

しかも、スペインやフランスで伝統的もしくはその土地ならではな美味しい料理が出てくるお店を避けてヴィーガンの店ばっかりに出入りしてたら、同行者の旅の楽しみを奪うことになってしまう。

 

ヴィーガンレストランが何軒あるか=ヴィーガン認知度や需要の指標になる、という考え方自体には文句はないものの、「ヴィーガナイズしやすさ」という、ぱっと見で判断しにくい要素も結構重要だと感じます。

 

最近はいろんな情報が飛び交ってます↓が、自分の街のことをどう書いてるか、も参考になります。

www.vegantravel.com

 

実際に行ってきた人の話を聞くほど参考になるものはないと思いますが。


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