食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

パニーニ再現と昔ながらのダイナーで夕飯

 

casse-pied.hatenablog.com

 

ちょっと前に外食して気に入ったパニーニ、なんとなく再現してみました。

 

パニーニのパンは、ネットで探したレシピで作ってみたもの。

モチっとカリッと美味しく焼けましたが、生地の扱いにくさが玉に瑕。

中身は、薄くスライスしたフレッシュなビートルート、これまた薄くスライスされたきゅうり、ちょっと油っぽいヴィーガンマヨ、それにチックピーのペーストにコリアンダーが混ざった感じのもの。

 

薄くスライスした野菜は楽勝、ビーガンマヨはうちで作るものはそんなに油っこくないですが、まああるもので大丈夫、、、ということで、チックピーを茹でてペースト再現に挑みました、、、、

 

あれはフムスじゃなかったですからね、フムスじゃなくてチックピーのペースト。

挑戦した日、うちにはコリアンダーの葉っぱの在庫はなく(ないけど挑戦してみました、無謀ですが、大雑把なので。笑)替わりにたっぷりの春菊で。

でもね、塩いれて、ニンニク入れて、オリーブオイル入れて、、、なんだかぼやけた味なんです。

なんか足らないなー、何入れたらいいんだろうなー、と味見してるところへ夫がやってきて「フムス作ってんの?」と。

「違うよ、フムスじゃないよ、チックピーのペースト作ってんのよ」と言っておきましたが、味見をすればするほど、ものたらん。

レモンジュース入れたり、スーマック入れたりしてるうちに、ますます味は「ボケたフムス」になっていきましたよ。

 

そして、とうとう観念して、タヒニ入れて春菊入り替わりフムスの出来上がり。

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サンドイッチ閉じると食べた時に中身が飛び出しそうだったので急遽オープン・パニーニ

お店で出てきたパニーニは、チックピーペースト、マヨ、きゅうり、ビーツ、、だったと思うのですが(もう忘れた)たっぷりのチックピーペースト、サンドイッチを閉じるときっと食べた時に真ん中からぶよーんとペーストが飛び出そうだ、と思い、上にビーツを乗せた段階で作業中し、オープンパニーニとしましたが、それなら最初からビーツ、きゅうりを土台にして上にペーストを載せるべきでしたね。

 

結局、中身がビュッと飛び出やすい構造には違いなく(噛り付いた時ビーツときゅうりという板で柔らかいペーストを押し下げることになるので)家で一人で食べてたからいいけれど、かなり指であちこち補修しながら食べることになりました。

 

で、肝心の味ですが、本家本元の味をすでに忘れているせいもありますが、かなり美味しくできました、と断言しましょう。笑

 

大した中身じゃないんですが、パニーニがモチっとしてる点と、フムス(もうそういうことにしておきます)の味と、フレッシュなビーツときゅうりがいい感じにバランス取れてます。

 

そして、お腹いっぱい。  

 

 

昔ながらのダイナー、Green Spot

この後、友人たちと待ち合わせしてNeko Caseのコンサートに行ってきました。

で、その前にかなり昔からあるモントリオールの老舗ダイナー、Green Spotで夕飯しよう、と。

Green Spotは、Notre DameとAtwaterの角を西に二軒行った先、 Greeneとの交差点なのかな、と名前から勘違いしがちですが、(ストリートのGreeneとは綴りも違う)まあ緑のスポットっていう意味の名前なのかな、、、?

 

本当にずいぶん前ですが、学生の頃にバイト先のボスと遅くなると夕飯食べにここに来てたんですよ〜。

懐かしい。

当時は北米の定番メニューが美味しいと思えなくて困ってたんですが、馴染みになったせいもあったのか、あれこれ組み合わせを変えてくれたりして、客のワガママを聞いてくれる、その聞き方が日本とは全く違うんだなあと実感したのでした。

 

しばらくぶりに行ったら、もう当時のサーバー諸氏は当然いなくって、初めて見る顔ばかりでしたけれど。

 

クラブサンドイッチとかホットチキンとかスモークミートとか、そういうのを注文する連れとは別に、私はシェフのサラダとフレンチフライとビール。

フレンチフライは、正直、要らなかったわ。笑

 

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アイスバーグレタスがメインのサラダですけれど、シャキシャキッとさっぱり美味しく。

レタスがアイスバーグなことから明らかかと思いますが、庶民派です。

庶民派ですが、ビール(瓶ビールのみ)はラバットとかモルソンとかそう言う大企業の水ビールではなくて、ちゃんとしたローカルのものが揃ってます。

 

レトロでダイナーな内装は昔のまま。

壁のメニューや値段付きのメニューボードも昔のまま、、、ですが、ホットドッグ15セント、、とか、その値段を見て「そう書いてあるじゃないか!」って言うお客さんがいるからなのか、オリジナルの値段の上にステッカー貼って、現在の値段が書いてあります、、、、このステッカー操作がなければ、昔のままのレトロな看板で味があるんですけどね、無造作にそうやって今の値段を上に貼り付けてるあたり、雰囲気よりは面倒を避けたいと言う店の態度が、、。笑

 

テーブル脇についてるジュークボックスは、昔は本当に使えたんですが、今回ちょっと試しに、、と思ったら、もう壊れてて使えないんだよとウェイターに言われました。

残念。

 

ヴィーガンの方はシェフ’sサラダなら食べられます(他は多分全部肉なりチーズなり入っています)し、肉も魚もいける方は色々と北米のジャンクなダイナー・フードを楽しめます。

 

 お店の人たちは皆気さくで、忙しい時間帯でなければ世間話も楽し、忙しくてもきちんとサービスしてくれます。

 

https://www.yelp.ca/biz/restaurant-greenspot-montr%C3%A9al

 

グルメにあらず。笑


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