食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

旅先のヴィーガン外食・英国編

二週間のバケーションから戻りました。

旅先でのヴィーガン外食、地元よりもワクワクしますね。

美味しくて気に入ってもそうそう簡単にまたきます!って訳にはいかないのが残念。

 

気に入ったお店というのはそれほどなかった(笑)んですけれど、パン屋カフェで気に入ったのは、マンチェスターのPollenというお店。

サワドーのパンが売りで、サンドイッチなども作っているのでお店で朝ごはんを食べました。

 

友人の家に何泊かお世話になりに行くことだし、美味しいし、とパンを2つ購入。

サンドイッチで食べて美味しかった28hoursというのを買おうと思ったら朝10時すぎですでに売り切れてて、同じ生地に5種類の種が混ざった5seedsというのを。

 

f:id:casse-pied:20190725093220j:plain

5 seeds by Pollen

サンフランシスコのTartine BakeryのCountry Bread とお顔が似てますね。

酸味も割と強めで私は好きでした。

 

英国を去る前にまたマンチェスターに戻ってくるので、その時にまた食べよう〜、と思っていたらば、なんと月曜・火曜は定休でした。残念

 

 
パブでヴィーガン

マンチェスターではHappy Cowに紹介されていた店に何軒か伺いましたが、全般的には基本的に「パブで何かあるかも」で攻めて見ました。

 

すごい田舎のパブなのにヴェジタリアンはもちろんヴィーガンもちゃんと選択肢があるところが結構あって、それは驚きました。

 

が、すごい田舎のすごいいい感じのパブに入ってみたら、サラダメインの軽そうなメニューじゃない選択肢が「スイートポテトとほうれん草とチックピーのカリーとライス」だった、というのが続いたことがありまして、それはちょっときつかった。笑

 

実はこのスイートポテトとほうれん草とチックピーという組み合わせの「カリー」がメニューに載ってるパブに入ったのはその二回だけではなく、3度目以降は「いや、もうその一品はいらないから」と。笑

 

なんなんでしょうね、ジェイミー・オリヴァーあたりがテレビでそういう一品を紹介したのかしら。

 

甘いものが好きではない私は特にこのスイートポテトが入ってる部分ですでに辛いんですよね。笑

 

f:id:casse-pied:20190725093841j:plain

2度目の「スイートポテト+ほうれん草+チックピー」

あと、インド料理屋じゃないところで出てくる「ナン」は基本的に美味しくないです。

まあこれはしょうがないでしょうかね。

ナンは基本はヴィーガンじゃないんですけどね。

 

ライスも、バスマティじゃないし特に美味しくない、というのはまあしょうがないかな。笑

チップスは美味しい、、、、、飽きるほど食べてなければ。

 

二週間の滞在中にチップスに逃げたことも結構あったので、帰国後の今、この写真見て思うのは「チップス(フレンチフライズ)はあと半年は食べなくても良い。」

 

パブのヴィーガン・オプションでよく見かけたのはやっぱりヴィーガナイズしやすい「カリー」や「チリ」そして「ヴェジ・バーガー」でしょうか。

 

パブじゃなくて田舎のホテルのレストラン(でもパブ同様ビールを飲みにくるお客もいる)で食べた「タイ・グリーン・カリー」は野菜もフレッシュで歯ごたえもいい具合に残っていて、大変美味しかったので驚きました(写真忘れ)が、翌日、他に食べに行く店もないので同じホテルに出向いて注文したヴェジ・バーガーが、全ては総合的に悪くはない(特に美味しい!というわけでもない)のに、レタスの水切りが中途半端でバンの下半分に水が染み込んでベチョっとして、それがめちゃ不味くて残念だった、、、という、クオリティ・コントロールの問題、大変悲しく思いましたよ。

 

このバーガーを英国に来て最初に食べたらば、訪問者の印象は「あああ、やっぱり英国はまずい!」になるでしょうね。

 

レタスの水切り、、、、難しい技術も高級な食材も不要ですからね、ちゃんと押さえておいていただきたい。笑

 

 

B&Bの対応

泊まったB&Bは3軒。

1軒は「ゲストハウス」とあったし、金額に朝食が込みではなかったので「まあたまには他所で朝食食べてみたり買い込んだ食品で朝食してもいいかも」とそのまま朝食抜きで宿泊。

 

二軒の朝食付きの宿には事前にメールして了解をいただいていたので、どんな代替食品が出てくるのか、と思っていたらば、何の事は無い「あなたは卵もソーセージも食べられないけど、他に食べられるものはあるから、選んで」でした。笑

 

トマトとマッシュルームを炒めたものがついてくるのがウェールズ式だとか。

 

 

二軒のうち一軒は部屋に通されてみたら、備え付けの無料のコーヒーや紅茶のセットの脇にどどーんと豆乳の1リットル入りカートンがおいてあって「あなたヴィーガンってことだから、このミルクでいいかしら?」と。笑

 

部屋に冷蔵庫はもちろんついてないので、これ開封したらそのあとどうするの?とちょっと笑いつつパッケージを熟読しまして「開封後は冷蔵庫で保存して」とあったので、使用後は厨房に持って行って「使いきれないから冷蔵庫で保存して」と返却しました。笑

 

この宿ではウェルカム・ビスケット的においてあるお菓子もヴィーガン製品をおいていてくれました。(もう一軒の宿はしらっとバター&卵入りのクッキーが二つ並んでました。笑)

f:id:casse-pied:20190725094500j:plain

B&Bのヴィーガン朝食

B&Bの朝食はオレンジジュース、冷たいシリアル(温かいのをオーダーできる宿もある)やフルーツ、そして調理された一品(普通はハムかベーコンかソーセージにベイクト・ビーンズ、卵料理などの組み合わせ)

 

ベイクト・ビーンズは業務用の缶入りのものを使っているところが普通だと思います。

どこで食べても同じ味。笑

 

 

カナダの田舎のB&Bでヴィーガン朝食ってどうしたらいいのかしら、と聞かれたこともありますが、今回はハイキングでランチを注文する際に「ハムやチーズの代わりに何がいいかしら」と。

ヴィーガンチーズとかヴィーガン偽肉とかもあるとは思うけど、田舎のお店に置いてないこともありうるので、フムスを塗りたくってくれたらそれでいいですよ、といいましたら、フムスにレタス、トマト、きゅうり、というサンドイッチになりました。

 

あとエナジー・バーにはヴィーガンのバーを用意していただけました。

山を歩きますからね、タンパク質や炭水化物は豊富に準備しておきたいのです。

 

 

全体に

色々なお味や質のものが出てきましたが、全体的にやっぱりヴィーガン対応は手慣れたお店が多いな、という印象でしたよ、英国。

 

でも、インド料理屋ではない店で出てくる「カリー」は、もう当分食べたくないかも。笑

f:id:casse-pied:20190725100626j:plain

英国風「カリー」はひょっとして日本のカレーのモデル?という味

f:id:casse-pied:20190725100206j:plain

これで商売になるのなら私も店出したい!

 

f:id:casse-pied:20190725101417j:plain

マンチェスターのJerk Shackで。旨かった!

田舎のパブでも結構いける!のは驚きで感動でしたが、食べ物の選択肢の幅広さや美味しい移民料理の可能性という面ではやっぱり都市はすごい。

 

マンチェスターのJerk Shackは気楽なお店で値段も控えめで、満足感のあるお味でした。

使ってる米はパブの不味いライスと同じだと思いますがここのは美味しく食べられた。笑

 

英国、ご馳走様でした〜。笑

 

 

 

 

なんだかんだ文句言いますけど、飢えないで色々食べられてありがたいと思います。


ヴィーガン ブログランキングへ