食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ノルウェイのヴィーガン状況は

仕事でやってきたのはノルウェイです。

魚介類で知られたこの国、食べ物屋もやはり魚介類をグイグイ推してくるのかな、と若干の不安を感じつつ、同行する同僚は重度の魚介類アレルギー持ちなので、ウェイターにもしっかりそれを伝えておかねばね、と緊張して挑みましたが、今のところ魚介類はそれ程避けなくても気にならない程度。

 

ヴィーガンの方はといえば、その言葉を知らないような反応が多いような気がします。

とは言え、仕事で滞在しているホテルでの立食の夕食、そしてブッフェの朝食と昼食、あとは入国後に変な時間に入った小さなガストロパブに二回(ランチとディナー)、と、今のところ外食のサンプル数が少ないのでなんとも言えませんが、仕事の時間の後もネットワーキングと言う名の仕事が一、二時間目、そのあとで電車に乗って繁華街まで出かける気力が残っていないのが正直なところ。

仕事のイベントが終わったら一泊余分に滞在して遊んで帰る予定なので、そこでもっと面白い経験ができるかなと期待しています。

 

同じホテルのレストラン・宴会部門の人たちを比較しても意味ないですが、食事の機会が来るたびにそこらへんにいるウェイターやキッチンの人を捕まえては

「ヴィーガンの私にも食べられるものを教えてください、肉や魚、卵、乳製品を食べられません」としつこく説明するのですが、すごく親切にオススメの「あなたも食べられる」品々を示してくれたスタッフの若者は、「これはすごく美味しくてオススメですよ、チキンと、、、」

肉もダメなんですと言うと、そうだったか、と気がついてくれたようで、次々に「これはオススメですよ、なーんにも入ってないから!」と、ヴィーガンな品々を指差しては教えてくださいまして、This is very good for you, it contains NOTHING!と言いながら紹介してくれるその言い回しにちょっと受けてしまいましたが、彼女が言いたいのはアレルゲンに該当するものや肉類などはNOTHINGですよ、というのは明白。

親切な人が多いですね。

 

あと、ダイニングルームの向こうの端っこの壁際にはアレルゲンの入っていない品だけを陳列したコーナーもあって、おお、これはいい、と思って見たら、ちょっと牛乳っぽい雰囲気のパッケージに入ったミルクがあったので「これは牛のミルクよね、ラクトースフリーってかいてあるし」と言いましたら、「ラクトースフリー、これは牛じゃないですね、ラクトースというのは牛のミルクに入っているもの、それが入ってないというのは牛じゃないミルクです」と、何とも反論しずらい理由で牛乳も勧められ。笑

でも一生懸命手助けして食事を楽しんでもらおうという姿勢が伝わるので、同僚と「なんて親切なんでしょう」と感動しましたよ。

 

f:id:casse-pied:20190930053336j:plain

ランチブフェでも厳選したヴィーガン。ちょっと欲張ってしまいました。

連日同じ店にランチとディナーで2度も行ってしまったのも、ヴィーガンバーガーがメニューに載っているのを初日に見つけたから。

初日は入国して電車でホテルまでたどり着いた午後三時過ぎに小腹がすいたのでサラダをヴィーガナイズしてもらったのでした。

しかしそれにしてもやっぱり北欧は高いわーっ。

サラダ二人分でカナダドルで50ドル近かったですよ。

経費は出るのですが、余り金額が派手だとやはり気を使います。

 

ここまで書いた翌日、オスロへ出かける用事があったので、地元の方のオススメでヴィーガンのお店に夕食を食べに行きました。

 

f:id:casse-pied:20191002061944j:plain

ブッダ・ボウル 載せる具は自分で選びました

ヴィーガンの店まで辿り着きさえすれば一般的西洋ヴィーガン・メニューがあるかんじです。

美味しかった、、、高かったけど。

 

あと数日滞在するので、もうちょっと面白いヴィーガン飯屋を見つけられるかもしれませんね。

 

 

乳製品を避けるのが難しい感じです。


ヴィーガン ブログランキングへ