食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

会いたい人に会っておく、ヴィーガン・ラーメンを即席で

もう十二月も半ば近くになってしまいましたねえ。

日本では師走と言いますが、この辺ではホリデーシーズン。

クリスマスを祝う多くの人たちがプレゼントを買いに走り、チャリティーのイヴェントに出席して寄付をしたりラッフルティケット(くじ引きのようなもの)を購入したり、街角に出没する寄付金集めの人々に小銭をあげたりあげなかったり、、、。

この時期は、北米の多くの街では、恵まれない人々に自分の持っているお金や物質の余剰の部分を分けてあげる季節でもあります。

 

ディケンズのクリスマスキャロルっていうお話がありますが、「クリスマスが大嫌いで、他人を喜ばせてあげることなど大嫌い」なのはスクルージという惨めで嫌な感じなキャラクターで、それ以外の人々はみんな、他人同士で分け合い贈り物をしあう、というそういう設定。

 

私はクリスマスがらみの大騒ぎは嫌いですけどね。

物欲に走って無駄なお買い物に焦っていらないラッピングをしてゴミを大量に出して、モールなんかは一年の売り上げの半分以上はこの時期にあげてるんでは?という時期。

 

でもここ数年、最寄りのメトロの駅前の商店街がクリスマス音楽をスピーカーから延々と流す、というのを辞めてくれたので、ちょっと気持ちが楽です。

やっぱりキリスト教徒以外の人も多いから、気を使ってくれてるのかな?

 

 

暗くて寒い冬、同じ街に住むみんなと余ってるお金やものを分け合って助け合う、みんなで集まって楽しい時間を過ごすことで辛い冬を少しでも楽しく、、とか、そういうのはどんな社会にも必要ですけれど。

 

 

2019年を振り返り、2020年を考える

今年は、というか去年の年末から今年の年始にかけては、日本の親元へ夫と二人で帰省してまいりました。

 

夏はイングランド&ウェールズを訪問しましたが、これはウェールズのすぐそばの村に住む幼なじみの誕生日のお祝いに出席しつつ、そのお友達の両親にも会っておこうという目的がありました。

私の両親も年々年老いていくなあ、と気がついて焦っているのですが、昔から仲良くしていた友達の両親も、あの頃に比べるとやっぱり歳とっていて。

友達の家に行く前に両親の家に遊びに行ったのですが、あとで友人には「お父さん、歳とって痩せてたでしょ」と。

やっぱり友人も父親の老いを認識し始めて、色々と心配しているようです。

 

というわけで、2019年は自分と友人の両親との再会を果たしました。

日本も英国もやっぱりちょっと遠いですからね、しょっちゅうは行けません。

実の親の場合はそうは言いつつもまた来年も逢いに行こうと思っているんですけれども、遠隔地の友達の家族とは、次に会うのはいつだろうか。

 

 

年末は西海岸へ引っ越して行ってしまって滅多に会えなくなったお友達とその両親と会っておこうということになりました。

カナダ国内ですので、まあ若干行きやすいですし、向こうもたまに東側に遊びに来るので、英国や日本にいる人たちに会うよりかは楽といえば楽です。

 

 

この先の人生で、自分たちにとって大切な人たちにあと何回会えるのだろうか、と夫と話すのですが、お互いに大切な家族や友人が遠くに散らばっている(自分たちが飛び出てきたせいもあり)ため、今後、会える回数が片手で済んでしまいそうな相手も少なくありません。

  

友達や家族がみんな同じ地域に集まっているんだったらそういうことは考えなくても平気ですけれども、私の場合は皆遠隔地です。

 

グレタさんのようにセイルボートに同乗して訪問していたら、みんなのところへ行ってくるまでに何年かかるかな。

 

夫の両親は第二次世界大戦後にそれぞれにオランダからカナダまで、船で移民してきたのですけれども、義父は一人で、義母は両親と兄弟姉妹と一緒に、それぞれ「ヨーロッパを離れて北米へ赴いたら、2度と戻らない」という気持ちでやってきたという話です。

そうですよね、当時は一般人が簡単に船で大洋を横断したり飛行機に乗ったりできる時代ではありませんでしたから。

 

夫の両親は結婚して、子供たちも手が離れ、経済的にも安定した頃、移民してきてから二十年近くたった頃、やっとオランダへ遊びに行ったそうなのですが、自分たちが後にしてきた戦後のオランダと、近代化して前衛的な国として繁栄しているオランダとのギャップに驚いたり、歳をとった親戚との再会を喜んだり、その旅行で両親が思うところは私たちが旅行して感じるレベルを遥かに超えていたのだと思います。

 

それを考えると私はまだまだ親兄弟と頻繁にやりとりができている方です。

メールやスカイプでお互いの近況を報告しあったりもできます。

 

 

でも、会うならお互い元気なうちにあっておきたい。

祖父がよく言っていたらしいのですが「死んでから会いに来られてもこっちは知らないよ」「楽しい時間を共に過ごせるうちに会いに来て」と。

 

自分にできるあらゆることでカーボンフットプリントを減らしますが、飛行機の旅は来年も続けてしまうことになります。

 

 

餃子とくればラーメン

先週餃子を夫と友人と作ったので、なんとなく「ラーメン食べたい」と矢野顕子さんの曲が脳内を延々とぐるぐると回り始めました。

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即席ヴィーガン らあめんですよ

スープをきちんと作る時間的余裕がなく、夫は別のところでご飯を食べるというので急遽思いついたラーメン。

春菊とキャベツと生椎茸とエノキをごま油で炒め、ニンニクと生姜をドバッと 入れたら昆布だしと豆乳を少しずつ入れて好みの濃さにして、丼に入れてから味噌を小匙1ほど溶いて入れました。

味噌は友人作のオーガニックで、中味噌っていう感じの色合いです。

あと最後に辛い油もちょっとたらして。

 

 

ラーメン、また食べたい。


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