食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ブロッコリ・パスタと名前が不明な餃子屋さん

街の餃子屋さん

先日は仕事帰りに映画を見に行きまして、映画の前にささっとご飯を食べに、餃子屋さんへ行きました。

 

前にも行ったことのあるお店だったのですが、2〜3年ぶり?くらいだと思うので、所在地の記憶が曖昧なまま、夫とうろうろと探し、割と苦労なく見つけて入りました。

 

「ヴィーガン餃子なんかあった?」

「いや、前に来て食べた記憶があるから、あったんじゃない?」

などと言いながら。

 

中華とか東南アジア系のお店だと、ヴェジタリアンとあった場合、そこにチーズや乳製品が混ざってる可能性は低いので、卵に気をつけておけば結構ヴィーガンだったりしますよね。

 

メニューを見ながらお店のお姉さんに確認すると、やっぱり卵とトマトの餃子というのと、エビ入り(ヴェジタリアンのセクションにあったんですけれど、、、)以外なら全部大丈夫ですよと。

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野菜餃子、新メニューとか

勧め上手なお姉さんに美味しいですよ〜、と言われたのでアペタイザーに野菜餃子4つ盛りと、メインは木耳や白菜などが入ったメインの餃子(15個入りですが、ちっちゃいので大丈夫です)を食べました。

 

アペタイザーの餃子は皮がちょっと湯気でのびちゃったのか薄すぎたのか蒸し時間が長すぎたのか、蒸し器の底についてる部分が悉く破れてしまいまして、ちょっと残念でしたが、メインの方は皮がしっかり腰のある状態でおいしかったです。

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小さいのですぐ食べ終わってしまうのが残念

食べてて気が付いたんですが、映画の前だからまだ6時半くらいで早い時間だったとはいえ、我々の他には二人連れが2組いただけ。

前に来た時にはもっと賑わってたと思うし、この辺で食べる時は大概映画を見に行ったついでだから、同じ曜日だったろうし、、、、、

 

コロナの影響?

 

そういえば各テーブルには殺菌ジェルのパンプボトルが置いてありました。

 

この店を見つけるまで歩いて通り過ぎた韓国料理の店は窓が熱気でくもるくらい混雑してましたので、アジア料理店差別とかそういうことじゃなくて、単に店の人気が落ちたのか、たまたまこの日だけ閑古鳥だったのか。

 

この界隈の食べ物屋さんはどこも似たような店構えで、東アジア系だと店の名前がいまいちはっきりしないところも結構あります。

 

お店をブログで紹介しようと思ってビジネスカードをもらってきたのですが、なんと店名が中国語で書いてあるので、読めません!

読めないものはしょうがないのでカードを写真に撮って載せてみましょう。(中国語の読める方、コメント欄で教えていただけたら嬉しいです。)

 

この店がモントリオールの餃子屋さんの中で一番、というわけではありませんが、この界隈でヴィーガンで餃子を食べたい時には便利です。

 

住所は 1929 Rue Sainte-Catherine Ouest (514-931-8880) メトロAtwaterからConcordia方面に歩いて郵便局をすぎたあたり、店があるのは山手です。

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餃子の顔のイラスト付きですが店名が漢字だけ、、、

 

 

 

ブロッコリ・パスタ

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ブロッコリの旨味たっぷり

 

ブロッコリ好きですが、ナスや春菊や里芋や蓮根に比べたら、大好きー!ってほどでもないなあ、、と言う身分のブロッコリ。

 

日本では知り合い、親戚、親、友達、などなどのお家で何気に「茹ですぎ?なぜ?日本人は結構さっと茹でてシャキッと食べるのが好きなはずじゃあ?」と毎回ブロッコリの茹でレベルの違いに驚きます。

 

なぜブロッコリだけそんなに茹ですぎちゃうんだろう、、

 

北米だとブロッコリは加熱せずにそのままサラダに入ってたり、切っただけのをディップと共に食べたり、生が基準だからか、茹でたのの柔らかさが衝撃的です。

 

 

私の気に入りのブロッコリ・レシピはやっぱりダントツでローストなのですが、今回はとある料理上手な方のブログで「パスタを入れるところからブロッコリを入れて一緒に茹でたらすごく美味しい」を信じて、クタっとなるのにちょっと抵抗はありましたが、やって見ることに。

 

 

でもでも、茹でられすぎてくったクッタになったブロッコリは耐えられない!

 

 

ので、パスタを入れる前に茎の部分や大きめのブロッコリを入れて茹で始め、パスタを投入する頃にはそれらを引き揚げ、パスタと同時にクッタクタになってもいいや、と諦めた捨てブロッコリをそのまま鍋に残し、、、、。

 

結論は、軽く茹でただけのブロッコリはもちろんブロッコリの味がして、ブロッコリの歯応えがあって美味しいですが、パスタと一緒にくたくたになるまで茹でた方のブロッコリから滲み出る旨味がすごくて、ノックアウトされました。

 

 

ひょっとして日本のご家庭ででてくる茹でブロッコリが茹ですぎ気味なのは、みんなこのブロッコリ茹ですぎ風味が好きだから?

 

 

ローストした時の風味とはまた別の、茹で風味、不思議な旨さです。

 

 

ブロッコリパスタ(大食い二人分)
  • ブロッコリ2房(ふさの先の部分と茎を食べやすく切り分けておく。茎の根元の方は皮を剥いて、皮を茹でる水に入れて出し効果を狙いました)
  • パスタ
  • 茹で汁
  • 豆乳少々
  • ナツメグ少々
  • 胡椒少々
  • 美味しいオリーブオイル

 

手順
  1. 鍋に入れた水に塩を入れて沸かし、沸騰したらブロッコリの茎の皮や葉っぱを入れて火を細めてふつふつ沸かし、パスタを入れる前に茎の部分を入れて再度沸騰させる。
  2. パスタを入れたらブロッコリのふさのさきを一気に投入し、沸騰してから5〜6分茹でる。
  3. 茹でながらブロッコリがしなってくるちょっと前に歯応え用のブロッコリを湯から出しておく。(歯応えなんかどうでも良い場合はそのままそっとしておいてください)
  4. パスタがちょうど良くなるまで茹でたら茹で汁をカップですくっておき、残りの茹で汁は捨てる。
  5. 鍋に茹で汁少々を入れ、スパイス類を入れて混ぜ、豆乳も入れて混ぜ、パスタとブロッコリを戻して良く合える。
  6. 最後に美味しいオリーブオイルを回しかける。

 

皿に盛り付けて召し上がれ。

 

仕事帰りでくたくたで、洗ったり切ったり炒めたりをしたくない時に最適です。


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大根もち風な一品と学級閉鎖と子供の頃の記憶

卵焼き器で大根もちに挑戦 

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大根少なめ大根もち

お好み焼き、お焼き、えーと、韓国のあの薄いやつ、大根もち、、、

ああ言うの、全部好きです。

嫌いだって言う人を知りませんけれど。笑

 

大根もちを気持ちだけ真似て、卵焼き機で焼きました。

 

www.homarecipe.com

 

土曜だか日曜の夕飯の一品として作りましたが、昼間、アジア食材店に大根を買い足しがてら出かけましたら、もう、ショボーン、しなー、と、買う気の全くしない品物しか置いてなくて。

 

じゃあしょうがない、つぎに美味しそうな鮮度のいいのが見つかったらやってみましょうか、と思って大根は買わず、あれこれ別のものを買って帰宅。

 

夕飯の支度を始める頃、冷蔵庫を開けたら「おおお、そういえば先週大根おろしをして残ってた部分があったっけ」

 

早速この残りの大根をすり下ろして、上新粉はないから、、、、緑豆粉で代用して、たっぷり残ってて痛む前に使い切りたいと思っていた春菊と、昆布だしちょっとと、、(大根をレンジでチンしましたが、水分があまりでてこなかったし)で、止めは、「フライパンではなくて卵焼き機で四角く焼く」

 

正方形にきっちり、扱いやすい大根もちが焼きあがりました。

大きなフライパンで焼くと、ひっくり返すのも大変ですが、このくらいのサイズだからひっくり返すのが面白いほど簡単でした。

 

上のレシピには干し海老も入ってますが、私は春菊の茎がモッチモチ、葉っぱの先っぽはサックサク、そしてどちらもいい感じの苦味、、と言うのがちょうど美味しく感じました。

 

酢醤油で食べました。

ごちそうさまでした。 

 

 

マスクが新型コロナ予防にならない理由の記事

 

こんな記事見つけました。 

gendai.ismedia.jp

 

文系編集者ですから、科学的な知識が若干曖昧だけど、それでも理解して納得しましたよ、という記事ですが、あえて「女」入れてるのがちょっとなんだか嫌ですが、、、医師や教師に「女」をつけて呼ぶのは明治の話かと思ってました。 

 

 

細かいことは記事を読んでいただくことにして、この記事の結論は、「健康な状態ならマスクは使っても感染予防にはならないから、品薄になっているマスクを買うのはやめて、病気の方や医療現場の方に譲ろう」ということ。

 

 

大人になってからは風邪などのためにマスクをつける習慣はありませんが、そういえば子供の頃、マスクをしなきゃダメ!と親に言われていやいやマスクをして外出(親に連れられて)した覚えがあります。

あの時は、「学級閉鎖」で学校がおやすみになったので、父親の職場に連れて行かれて、父が働いてる間職場の敷地内で勝手に遊んでおいで、、、という、そういうことだったと思います。

 

多分8歳くらい。

 

だから、大人しかいない父親の職場に連れて行かれてかなり不満だった上、「マスクしないと連れてってあげないぞ」と(連れて行かれるまでは楽しいところを想像していたのかも)言われて、息苦しく蒸し暑くつけ心地の最悪なガーゼのマスクをしていやいや父の後ろをついて行ったのでした。

 

実は私がこれくらいの年齢の頃って、日本では子供を留守宅に残していくことに関する規制とか法律ってなかったと思うんですよね。

 

両親が両方とも外に働いていて、家には誰もいない鍵っ子だったんですけれど、祖父母が同居していまして、でも旅行好きの祖父母は一ヶ月二ヶ月単位でフラフラっとあちこちに遊びに行っていたので、鍵っ子の時期と家に祖父母がいる時期が代わりばんこにあったんです。

 

祖父母のことは大好きでしたので、帰ってくると一緒にいられることが嬉しかったし、また旅行に出かけると聞くたびに「ええ?また?行かないで〜」とぐずったり泣いたりした覚えもありますが、いざ祖父母不在になったら、誰もいない家に帰宅して、だーれもいない家の中で一人で本を読んだり、母親が帰宅するまでの間の一人っきりの時間を過ごすのが結構好きだったんですよね。

友達と遊んだ記憶もありますし、兄弟もいるので決してずーっと独りっきりだったわけではないですが、独りで誰にも文句言われずに読書する幸せってあの頃が最高だった気がします。

 

という具合に、家に一人でお留守番するのは普通のことだったんですけれど、なぜか学級閉鎖のあの日は親父に連れられてすぐに飽きるような大人の職場へ。笑

 

現在の日本はやっぱり部分的に欧米化してますし、留守番させる子供の年齢の下限とか、法律があるのでしょうかね。

全国の学校が閉鎖されたという報道と一緒に「子供が在宅になるため仕事に行けない親が困っている」という報道をみました。

 

子供たちはどうやって時間を過ごしているのでしょう。

 

病気でもないのに学校に行かなくて良かったあの日、子供のきゃすぴえは非日常的イベントというか、開放感というか、そういうのを感じてかなり嬉しかった覚えがあります。

 

多分学級閉鎖だったのは一日か二日程度だったと思うのですが、今の子供たちは先が見えないから、解放感を感じてる場合ではないのでしょうかね。

 

でももうすぐ春休みです。

 

やっぱり「しめしめ、学校休みだ春休みが夏休みみたいに長くなったぞ」って思ってる子供たちもいますよね?

 

それともやっぱり友達と遊びに行けないし、社会全体がストレスを感じている中だから、そういう気持ちになれないかな。

 

上のリンクの記事では「学校に行けない高校生くらいの子供たちが行きがちなカラオケが実は危険」ということが最後の方に書いてありますが、密室で、唾が飛ぶような熱唱をしてるときに口元に持っているマイクロフォンを共有し、何時間か一緒に過ごすわけですからね。

 

 

手洗いして、良く寝て、リラックスして体本来の抗体を活躍させて、、、人々の生き方のペースを改善するチャンスなのかもしれませんね。


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国際女性デー、女性服のポケットの不在または不足とDangerous coats 

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焼きビーフン、インゲンが無かったので代わりに蓮根を細かく切って入れてみました、見えませんが。笑

昨日の夕飯は焼きビーフンとブロッコリのローストでした。ブロッコリの茎の皮で出汁をとって焼きビーフンに利用。食べ尽くしました。

 

 

国際女性デーです

日本は半日先を行ってますので、この記事がアップされる頃にはすでに月曜日で「国際女性デーの翌日」ですけれども。

 

そうそう、今日はついでに、北米では夏時間が始まる日なので、時計が1時間早まります。

日本との時差が1時間縮まりますよ。

なので、朝いつも通りの時間に目を覚ましても、実は1時間寝坊した話になってまして、これに合わせるために人々は「眠りのサイクルが乱れて疲れて仕方ない」と不調を訴えたりします。

最近では夏時間制の導入を取りやめる州や国がボチボチ出始めています。

 

 

国際女性デーに話を戻します。笑

 

 

地球上のあらゆる国や文化圏では、程度の差こそあれ、女性の地位が男性よりも低いところばかりですよね。

昔に比べれば、どこも少しずつ改善されてきている、、、とは思いますけれど。

 

今私たちが当然のことと受け止めている「性別を理由とした格差がない分野」といえば、例えば選挙権とか、基本的人権とか、ありますけれども、他の分野にいまだに存在する男女という性別故の待遇格差を少しずつ減らして行けたらと思います。

 

祖母が若い頃に比べたら私が生きている今の世の中はずいぶんマシですけれど、同じように、私がお婆さんになる頃に現役で仕事を探したりキャリアを積んだりする若い女性が「あのお婆さんの時代に比べたらずっとよくなっている」ようであって欲しいですよね。

 

 

 

女性の洋服、ポケットの不在または不足

ヴィクトリア時代の女性は社会的な立場が低く、重要な事柄を決定したり社会参加したりする機会もなかった。(「ヴィクトリア時代」は何時代に入れ替えても話は通じますね。)

 

そんな女性たちが身に着ける服のデザインは、いかに体のラインが美しく見えるか、と言うことが重要なので、ポケットなどは必要なかった。(ついていてもそれは飾りであって、中にものを入れられないものも、、、これは現在でもありますよね。)

 

現在も女性の社会的地位は低いし、女性用の服には実用的なポケットがないものが多く、いかに体の線が美しく見えるかに気を配られた「スタイル重視」、女性たちもそれが当たり前だと受け入れて、「スタイリッシュ」なものを買い続ける。

気をつけてみると、ポケットが一切ない装いをしていることだって珍しくはない。

  

女性は小さなバッグを持ち歩いたりしますから、ポケットではなくてそこに細々したものを入れれば良いということでしょうけれど、ペンとかちょっとした仕事道具って、ポケットに入れておいて、必要なときにサッと取り出せる方が便利ですよね。

 

通勤の時も、定期券、財布、携帯電話、メガネ、文庫本などをコートの内ポケットや外ポケットに分散させて入れておけたらいちいちカバンを開け閉めしなくて良いから楽ですよね。

 

男性用のコートには内ポケットがついてないものを探す方が難しいと思うのですが、女性用は内ポケットがついているものはなかなか無いですし、胸ポケットなどは小さくて何も入らなかったりします。

 

女性服の(実用的な)ポケットの不在は社会の中で女性に与えられた役割を象徴していますし、女性の行動を制限する数多くの、行為主体の曖昧なマイクロアグレッションの一つでは無いかと思います。

 

 

Dangerous Coats

国際女性デーですからね、女性の立場の向上と幸せを思ってもう一つ書きます。

 

上に書いたポケットの話を思い出したのはこちらの写真の、↓これをネットで見つけたから。

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Dangerous Coats  (By Sharon Owens)

 

Someone clever once said  (昔 賢い人が 言いました)

Women were not allowed pockets(女性にはポケットが許されなかったと)

In case they carried leaflets (リーフレットを持ち歩くかもしれないから)

To spread sedition (謀反を促すために)

Which means unrest (それは社会不安を意味する)

To you & me (あなたにとっても、私にとっても)

A grandiose word (大袈裟な言葉ですね)

For commonsense (ただの常識的なことなのに)

Fairness (公正さ)

Kindness (慈愛)

Equality (公平さ)

So ladies, start sewing (女性たちよ、作りはじめよう)

Dangerous coats (危険なコートを)

Made of pockets & sedition (ポケットと煽動の思想が沢山縫い込まれているコートを)

 

下手な翻訳を付けてみました。

 

フェミニストが公正さ、慈愛、公平さを求める時、それを現行の平安で秩序ある社会を乱す余計なものと扱って除外しようとする、そういう構図は確かにありますよね。

 

社会の周辺層への差別は、それが性別、国籍、人種、宗教、何が理由であれ、社会全体で現状を省みて改善しなければ、社会そのものが弱くなっていくと思うんですよね。

 

去年でしたか、女性受験生の合格ラインを引き上げて、男性の受験生を多く合格させた医学部がありましたけれども、ああいうの、将来多くの人命を救うことができたかもしれない優秀な人材をその大学は受け入れることができなかったわけですから、その大学自体も損してます。

今年は国籍バージョンで同じような不正があったようですが、差別される方はたまったもんじゃ無いですが、国籍や性別で差別しない公正な大学が他に山ほどあるでしょうから、別の大学で才能を花開かせて欲しいものです。

 

 

 

ちなみに上の詩を書かれたSharon Owensさんって誰だろうとググりましたら、Barbara Streisandの物真似をするコメディアンというか歌手なんですね。

 

 

実用性があって使いやすいポケット満載のコート、作りましょう


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レシピを三倍、六倍にして焼くのと、フード産業の使い捨て

ファンドレイジングのためのベークセール

 

北米の学校や教会などでよくあるベークセール、我が職場でもやることになりました。

 

が、

 

職場のある立地条件が、インダストリアルと言うか線路の向こう側的と言うか、決して治安が悪いとかそう言うことではないのですが、用事のない人は通ることもないので初めてくる人たちがかなり迷う場所、、、、で、お客さんは来るのか?など課題は山積みです。

 

最近何度かクッキー焼いた旨を書きましたが、あれは実は、職場でクッキー大量生産するに当たって、片目をつぶってても失敗しないように練習していたのでした。

 

あと、「チョコレートチップクッキーは真ん中がしっとりしててちょっとチュウィなのがいい」と言う人や「カリッとサクッとしたのがいい」と言う人がいるので、どっちがいいのか、チュウィとカリカリのバランスの実験も。

 

色々試してサイズとかコツとかはわかりましたが、焼き色がいまいち薄くて不満だなーと感じていたのはやっぱりオーブンの不甲斐なさで、職場で試し焼きしてうちで焼くのと同じ時間焼いてみたら、見事に狸色になってしまいましたよ。笑

 

職場では市販のチョコレートチップスを使うのに対し、我が家では義母のために買った製菓用の結構良い本物チョコレートの残り(まだ結構残ってます)を刻んで入れてて成形のしやすさはやっぱりユニフォームな市販のチコレートチップスの方が簡単でした。

 

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焼く前は直径2インチちょっと

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焼き上がりは3インチちょっとに育ちます

このクッキーのレシピは以前にもリンクを貼りましたが、ヴィーガンなんです。

だからうちで焼きやすいから義母に持っていくのに焼いたのがことの始まり。

食欲のない義母に山ほど持って行ったクッキーは義理家族の皆さんに好評でした。笑

 

casse-pied.hatenablog.com

 

で、今回はこのレシピを職場で使ってみたところ、現在インターンしている栄養士の学生さんが「これは卵など使わないからきっちり計量しやすくて良いです。レシピを三倍、六倍にしても誤差が少なくて済むから大量生産しやすい」と太鼓判。

 

きゃすぴえがキッチン担当の日に、18枚焼けるレシピを三倍にして、本来54枚になるところを切りよく50枚にして、これを二回焼いて100枚生産します。

 

 

慣れてきたら最初っから六倍量のレシピにして一気に混ぜて焼くかな。

 

 

チョコチップクッキーばっかりも飽きますから、オートミールクッキーやダブルチョコレートクッキーなどバリエーションも加えましょうと言いましたら、学生さん、「このレシピをベースにしてバリエーションを作ってみましょう、そうしたら卵やバターのコストも抑えられるし。」

 

ネットで見つけたヴィーガンレシピが優秀な学生の手で応用されて幅が広がります。ワクワクします。

 

実はこれまで上司にキッチンで計量するときにあると助かるからキッチンスケール買いましょうよって運動してたんですが、丼勘定な北米的アプローチな彼女は、キッチンスケールでグラム数を測って、、ていうのがものすごく凝りすぎで無意味なことだと感じるようで、聞き入れていただけなかったんです(まあなくてもやれないことはないし。)

 

が、今回はコストを計算して材料を仕入れて、レシピ通りの枚数を焼いて値段をつけて、、というのを学生さんがきっちり管理して始まりましたので、学生さん「1ダース、2ダースなら誤差も少ないけれど、大量になると誤差も大きくなるのでデジタルのキッチンスケールできっちり測るのを強く勧めます。」と言ってくださいまして、めでたくキッチンスケール購入致しましたよ。

 

 

やー、優秀でやる気満々な学生万歳。

 

 

それにしても、我が家のオーブン、非力だなー、強力なのが欲しいなー、と思いましたよ。

でもね、買い換えるとこのオーブンがゴミとなってしまうだけですから、壊れるまではやはり使い続けます。

 

 

フード産業は使い捨て産業

ベークセールでは、半ダースのクッキーをセロファンか何か綺麗な透明の袋に入れてリボンをつけて、レーベルをつけて、ちょっとおしゃれにして6枚6ドルで売りましょう、という上司。

 

6枚6ドルは買う人が出してくれるのなら文句はありませんが、パッケージのサンプルとして持ち込まれたプラスティックの包装用品をみて心がグサグサと痛みます。

 

私のことをよくご存知の上司は「今回は環境のことは目をつぶらなきゃ」と先手を打ってきます。

 

しかも、エコ・フレンドリーなパッケージも色々と登場していますが、正直「本当に?茶色い紙だから良さそうに見えてるだけじゃない?」「バイオデグレーダブルって言ってるけど、本当?成分解後に毒素を土壌に残してしまわないという証拠はあるの?」

と思ってしまうのですよ。

 

とはいえ、バリバリの発泡スチロールパッケージやプラスティックの容器の方が安価なのに、高いコストをあえて出してこちらを選ぶ努力は買うべきか、、

 

で、今日は市内にある食品産業関係の必需品全般や食材を扱っているホールセールの店に調査に行ってきました。

 

 

ゲンナリしましたよ。

ゲンナリ、うんざり。

 

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プラスティック、プラスティック、これでもか、これでもか〜!とプラスティック。

もちろん最近のプラスティック問題への注目度を反映して、竹製や紙製や木製の商品もありました。

 

でもね、「エコ」パッケージ、値段が不利です。

 

プラスティックのフォークやお皿が1000個入りで20ドルだとしたら、代替品のは200個入りで17ドルとか、そんな感じで。

 

だいたい紙製のストロー、木製のフォーク、バイオデクレーダブルをうたう透明のカップ、それら「エコ・フレンドリー」で高コストな容器やカトラリーだって、ゴミになるのは同じですし、森林を伐採したり製紙工場で薬品を使ったり製造工程でゴミを出したりして大量に生産されてきたもの。

こういうのを「グリーン・ウォッシング」と言います。

環境に良さげという印象を纏っただけの、実は本当の意味では解決策ではないものたち。

 

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Ingeo Biopolymerってありますけど、なんですか?説明も付けてくれませんか?

写真のカップに興味がおありの方はIngeoのサイトへどうぞ。

やっぱりグリーンウォッシング臭い。

 

 

あまりにも無駄な、、あまりにも上部だけな、、 

使い捨て容器に入った食べ物とカトラリー、せいぜい15分か20分かけて食べて楽しんで、その後はゴミになるものに、レストランやカフェの人たちは「なるべくコストを抑えて、なるべく見てくれも良いもの」を何千個の単位で買って、環境のことまで財布と気持ちが回らないのも理解できますが、あんまりにも無駄なものですよね。

 

この店には結局上司が求めているようなセロファン素材のお菓子をパッケージングするような袋は在庫がなくて、代わりに紙袋のサイズや値段を写真に撮りまくって帰ってきました。

 

会話が想像つきますよ。

 

上司「どうだった?」

きゃすぴえ「セロファンはありませんでしたよ、でも茶色い紙袋は各種サイズが豊富で安価で、セロファンなどよりは環境への害が比較的少なく済むから、この際そうしてみませんか?」

上「あー、また始まった。」

きゃ「おしゃれな包装は確かに素敵ですけどね、サンプルをおしゃれなパッケージに入れて置いて、これを幾つくださいな、って言われたら紙袋に入れてレーベルを貼って明記してある商品を手渡したらどうでしょう?環境のために紙袋なんですよ〜、て。」

上(無言で目を回す←roll one's eyesって言うんですが、日本語ではこう言う表現ないですよね?日本でこう言うジェスチャーする人知らないし。呆れてる時にやるちょっと失礼なジェスチャーです。)

 

 

栄養士の学生とソーシャルワークの学生を巻き込んで運動してみようと思います。


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ヴィーガン・ジャーク・レンティル

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エアカナダの機内サービスの飲み物、竹製の棒になってた

料理の写真を撮り忘れて画面が地味なので、こないだ乗ったエアカナダで出てきた飲み物写真を載せてみました。

 

プラスティックのかき回し棒(日本語でなんていうのでしたっけ)が竹製に。

 

使い捨てプラ削減対策っぽくて微笑ましいですが、この時「取り出したティーバッグを入れるために空のプラスティックカップを一つつけてあげますね」

プラスティック汚染を知る前なら「なんて親切な」などと感じたでしょうが、この時は「無駄にゴミが増えるから要りません。」

つけないと怒るお客さんもいるかもしれないし、客室乗務員は大変ですね。

 

 

 

カリビアン料理でヴィーガン

 

カリビアンといえば、ジャマイカのジャークチキンとか、ロティとか、ゴート・ヘッド・スープとか、肉が必ず登場してるイメージがあります。

 

私だけ?

 

モントリオールに点在するカリビアン系の飯屋のメニューがやっぱり肉中心だからだついやっぱり、カリビアン=肉という連想が。

 

でも実は、ラスタファライの人たちは基本的に「ヴェジ」なんですよね。

 

だから、ヴィーガン・レシピもラスタの方々が食べてるものを参考に色々と楽しめるはず!

 

ということで、この方のビデオを参考に、ジャーク・レンティルを作ってみましたよ。

 

この方のビデオ、材料の分量とか明記してないというか、サイトを見に行っても詳細がついてるレシピは限られているので、多分レシピブックを出版する予定か何かあるんでしょうね。

 

ということで、分量は目分量で作ってみました。

 

 

 

適当に作った覚書

レイチェル・アマさんのジャーク・レンティル 我流
  • 乾燥レンティル(今回はビデオに倣って黒いやつを使いました)(私の)3カップ程
  • ニンニク 1バルブ 潰してあらみじん切り
  • ボネットとレイチェルさんがビデオで言っている赤いペッパー一つ
  • 青ネギ、うちの街のスーパーなどでよくある一把(女性の片手で一握りくらいか)
  • 紫玉ねぎひとつ割と大きめ、ソフトボールくらい 
  • 生姜すり下ろし 大匙二杯くらい
  • ジャークスパイスミックス(クミン、ジャマイカン・オールスパイス、シナモン、スモークト・パプリカ、ナツメグ、カイエンペッパー、、)全部合わせて大匙二杯くらい
  • 缶詰のダイスト・トマト 一缶
  • 昆布だしとリークの出汁の残り
  • レイチェルさんはメープルシロップを小さじ一杯ほど入れる、と仰ってますが私はうっかり入れ忘れました。

 

これらをビデオの順番にしたがって炒め、合わせ、煮込みます。

ものすごーく香りが良いですよ。

 

この方のビデオ見てると、ニンニク、生姜、紫玉ねぎ、青ネギ、スパイス類、という組み合わせが頻出するので、これってジャマイカ系なのかしら、と思ったり。

 

紫玉ねぎである必要はあんまり感じませんけれども、玉ねぎと青ネギ両方ってのは結構気に入りましたよ。

 

後、ボネット、と言われてる丸っこい唐辛子ですが、あえてそれを買いに行ったわけではなく、たまたま店頭にあったので買ってみましたが、結構ピリッとしていて美味しいです。

辛いものの苦手な友人が一緒にご飯食べにくる予定の時に作ったため、大鍋にいっぱいに作ったのにこのボンネットは一つだけ、なのでピリッときましたがそれほど辛くて大変ではなく。

 

中の種はしっかり取り除きましたよ。

ジャークスパイスミックスというの、うちにはそんなものはなかったけれど、「中身は何?」とググったらいくつかのサイトが作り方(混ぜるだけですが)を出していて、みたら全部うちにあるものだったので作りました。

ペースト状のジャークスパイスミックスというのを何度か使ったことがあるのですが、あれはライム果汁などが入っていたと思うのですが、粉末のスパイスミックスだけなら混ぜるだけで簡単です。

使うときは油を温めたところに入れてニンニクや生姜、玉ねぎなどと一緒に炒め合わせてあげるといいようです。

 

 

美味しかった〜。

おすすめです。(辛いものやカリビアン好きな方)

 

 

写真撮らなきゃと思いつつウッカリ食べてしまいました。


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