食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

モントリオールの春のバイク事情とサワドー

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春ですよ!川面の氷が緩んで壊れてじゃんじゃん流れてきます。

 

 

ことあるごとに春だ春だと書いていますけど、氷が溶けて流れていく様子も春だなあ、と感慨深いのです。

 

日曜は雨の予報。

土曜日、夫に「週末自転車で出かけるなら今日しかない、行こう」と誘われて、今年初の自転車散歩に出かけて参りました。

 

気温が5度くらいだったので、ごっつい手袋つけて。

 

天気が良くて暖かい週末には大勢の自転車散歩人たちがバイクパスに繰り出しますが、この日はそれほどでもなく。

 

道路のすみっこの1レーンがバイクパスになってる部分は、まだ正式にはバイクパス開通の時期ではないため、車が停まってたりします。

随分前ですが、親が初めて遊びに来たときに、モントリオールの町中の道路脇に停まってる車を見ては「ここにも路駐が!路駐だらけだ!」と驚いていましたけれども、路駐は合法です。

 

住宅地には路駐する権利は近辺の住人で登録してステッカーをもらってる人たちだけ、という通りもありますし、他は駐車できる曜日と時間帯が細かく指定されているので、できない時間帯にうっかり停めてしまったり、自宅の前であっても前日に停めたままうっかり忘れて移動するのを忘れていて、違反切符を切られてしまうことはあります。

 

話はそれましたが、バイクパス。

 

4月くらいから11月くらいまでは自転車専用レーンとなりますが、冬の間は自転車でそこを通りたくても、雪の塊がドーンと鎮座して、その合間に車が埋もれてたり(埋もれてると思ったら人がきて雪をかき分けて車を出したり。)

 

モントリオールの島の北の川べりまで行くと、川辺に緑地帯というか公園のようなものが点在するのですが、バイクパスはここを通り抜けます。

 

森林のなかを通り抜けるバイクパスにはまだまだ雪が残っているので、アスファルトの快適なパスを通ってからここら辺へくると、通れないので引き返してバイクパスでない車道を行くことに。

 

 

ケベックの道路は厳しい冬、凍結と解凍を繰り返すことで傷みやすいアスファルトという条件と、マフィアとの汚職がたまに騒がれるのですが、不正行為がなされてて材料を横流しするんだか仕事が適当なのか、とにかく同じような気候条件で道路を管理している近隣のオンタリオ、ニューヨーク、ニューブランズウィックなどの州と比較しても明らかなボロボロ状態。

春先は特に冬に傷みが進んで穴ぼこが増えていたりするので、道路の脇を細い車輪で進む自転車は要注意。

 

 

ほんのちょっと前から日本語を勉強してる夫に聞かれました。

 

How do you say bike riding in Japanese?

 

モーターのついたいわゆるモーターサイクルに乗ってる人たちも彼らの乗り物のことをバイクと呼びますが、うちの界隈ではバイクといえば自転車、バイクライド、バイクライディング、といえば自転車に乗って運動してくること。

 

 

思い出せないので唸っていたら、夫「自転車の散歩に行きます!」と。

 

ということでうちではbike ridingは自転車散歩ということになっています。

 

ケベックのバイクパスネットワーク

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La Route Verteはケベックのあちこちに広がるバイクパスのネットワーク

La Route Verte が一番広範囲にわたるネットワークですが、モントリオールにはモントリオール市のバイクパスが近年充実してきてますし、市町村ごとのネットワークと合わせると結構なものになります。

 

www.routeverte.com

 

モントリオール市内は、住宅街やダウンタウンを縦横するバイクパスネットワークが結構充実しています。

caroulemontreal.com

 

 

 

サワドーメモ

先日焼いたサワドーブレッドはまたしても膨らみ不足でちょっと不満。

しかも、発酵カゴから出した時にコーンミール(くっつき予防にパラパラと撒いています)の上をスライドしてコンボクッカーの側面に接近してしまい(でも予熱してあって熱いのでもう触れない)そのまま焼いたらまるでジェリービーンのような、そら豆のような形に。

 

ちょっと不満でしたので速攻サワドー種に餌をやって再度仕込みに入りました。

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また片寄りました

 

が、またしても生地がヘリに近寄ってしまったため、焼き上がりがそら豆系に。

今まで未経験だった失敗のパターンが2連ちゃんです。

ただ今回は写真ではよくわかりませんが、前回より高さが出ました。

 

 

前回と変えたのは、

  1. 成形後の発行2時間ほど冷蔵庫の外で発酵
  2. 寝る前に冷蔵庫に入れ、6時間後に冷蔵庫から取り出し、3時間ほど室温に置く

 

この2点のみ。

やっぱり冷蔵庫に入ってる間にグッと冷えた生地、30分くらい出しておくくらいでは室温に戻らないから、焼き始めるのはちょっと早いんでしょう。

 

冷蔵庫に入れることで表面が冷えて切り込みやすくなりますが、うちの台所では6時間置いておいても切り込みやすさはほどほどに。(冷蔵庫に一切入れない場合はフルフルしていて大変難しい。)

 

 

 

今後室温が上がってきたら扱いも変わりますね。 


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見知らぬ他人の評価をどこまで参考にするか

 

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湿気た海苔で、海苔の佃煮。酒みりん砂糖、醤油に山椒の瓶詰め。甘さ控えめ。

 

レビューサイト

皆さんは普段オンラインのレビューを参考にしますか?

 

 

地元のレストランを決める時にはレビューサイトはわざわざ参考にはしませんけれど、旅先の場合は、ヴィーガン外食と言うくくりでオンラインで店を探したり、ホテルを予約サイトで探す際に、そう言ったサイトに載っているレビューにもやはり目が行きます。

 

あとレビューを比較的じっくり読むのは、オンラインで何かを買う時。

 

そのサイトや出品者が信用なるかどうか、品物は商品の写真や記述から自分が思い描いているようなものなのか、実際に使った人たちはどう思っているのか、さらに「壊れたものが届いた」のあとの「カスタマーサービスが酷かった」など書いてあるレビューが複数あれば(その逆も然り)うーんやっぱり買うのやめよう、と思うことも。

 

通販って昔よりは抵抗がなくなっているとはいえやはり心のどこかで不安なのかも。

 

 

 

一方、レビュー読むなんて時間の無駄だと感じることも多々あります。

 

 

食べ物の場合は、評価している人々が普段どんなものを美味しいと思って食べているのかわかりません。

好みが違う人が高評価してても自分が同じものを気にいるとは限りません。

 

食べた時の体調とか、ウェイターが失礼なやつでムカついたとか、評価している人がなんでも否定的に書く人だとか、そういう個人的で主観的な条件にも影響されているかもしれません。

 

 

なので、レストランのレビューは ヴィーガンメニューあり、クレジットカード対応、要予約、等など、そう言う具体的な情報に重点をおきます。

けどやっぱり行こうと思ってる店に星がたくさんついていれば無意識に信頼度が上がってるのかもしれません。

 

 

 

旅先で

以前、アイルランドに旅行した折、細いヨーロッパの道を運転して事故に遭っては旅行が台無しだ、と長距離移動は電車を利用することに決めました。

アイルランドの都市、と言ってもダブリンくらいしか知りませんが、こじんまりしてて徒歩でかなり行動できますし、バスやタクシーを使えばもっと色々いけますし。

 

ただ、ちょっと辺鄙な場所にある風光明媚な見所などへいくのはやっぱり車がないと不便です。

 

という次第で西の町ゴルウェイからはアラン諸島ほど近くの絶壁を見にいく1日ツアーと、あとダブリンではホップオン・ホップオフ、と観光バスを初めて利用しました。

 

この時に初めて知ったのですけれども、ツアーバスのドライバーはお客をあちこちに連れていきながら、運転しながら行き先の説明やらその場所の歴史やら、バスガイドさんの仕事も同時にこなすんですね。

すごい口の立つ凄腕運転手じゃなきゃ、結構大変そうだと思いました。

 

ツアー客皆を笑わせる合間には「ツアーの後はトリップアドバイザーで星を5つお願いしますよ、あなたのおすすめのドライバー、私の名前はディミアンですよ」と宣伝も抜かりない。

最初はこの人だけかと思ったら、ホップオン・ホップオフのドライバー達も同様。

トリップアドバイザーではこの会社のバスが一番だと書いてね、私の名前はエイデンですよ、などと。

 

会社の方針で言わされてるんでしょうけれども、トリップアドバイザーってそんなに影響力あるんでしょうか。あるのかなやっぱり。

 

考えてみたら、ホテルの予約サイトも予約して泊まったあと、サイトから「お宿はどうでしたか、レビューしてください」ってメール通知がきます。

アマゾンからも買ったものが届いた後にレビューして、ってメールが来ますね、そういえば。

 

基本的には書きませんけれども。

私の貴重な時間と労力を無料で商売人に提供する理由はないと思うので。

 

 

こちらもプロじゃないんだから「お金出すからレビュー書いて」と言う依頼が来るはずはありませんけれども、こういう素人のレビューで売り上げが左右されるからこそ、レビュー書いてくれ、ってせっついてくるわけですもんね。

 

でもそれなら、どんなレビューでも書いたら後から1%のキックバック、とかすれば良いのです。

大勢が書くレビューですから、一つあたりの価値は低い(1%でも多すぎるかな?)でしょうけれど、それで営利が上がるんだから、無料で宣伝してもらおうなんて図々しい。

 

でも反面厳しいレビューを書く人もいるから、商売する方にしてみれば一律にお金なんか出せないかもしれませんけども。

 

 

 

気軽に人の仕事をレビューするということ

これはThis American Lifeと言う長寿番組で、オンラインのレビューにまつわるエピソードを集めたもの。

プロローグはある女優の伝記を書いたライター氏、発売開始からアマゾンのレビューが気になって、ひどいレビューを読んでは傷ついて、、でもある日、ひどいレビューを残した人たちが、他にはどんなレビューを書いているのか見てみたら、彼らの価値基準自体を相対的に眺めることができるようになって気楽になったというお話です。

www.thisamericanlife.org

エアB&B、Uberなどと同様、購入者や利用者が投稿するレビューを宣伝に使うやり方もある種のシェア・エコノミーで、だからやっぱり質もそれなり、信頼性もそれなり、ということになるのでしょうね。

 

 

評判って諸刃の刃ってことですね。


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緑の胡椒と、ミシュランガイドはツライよ 

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焼うどんに潜ませたグリーンペッパーコーン

  

ある時、緑色の胡椒を見つけました。

わー、面白いな、乾燥されてない胡椒、しかも緑色!

 

少量だったこともあり、「使い道はググればよかろう」と買ってきました。

 

物によってはググる前に買うのは躊躇われますが、胡椒だから大丈夫な気がして。

 

 

でもね、ググるときにGreen pepperと入れると、日本でいうピーマンの北米版(巨大)しか出てこないんですよ。

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緑のペッパーだけど

 

売り場に出ているときはケベックの法に従ってフランス語でpoivron vert (緑の胡椒)と。

 

フランス語や日本語ではちゃんとした言葉があるのに英語になると一つの単語の使い回しになって、何を言わんとするのか確認しなきゃ行けない、ということが食べ物の世界ではたまにありますが。

緑の胡椒、スパイスの緑のペッパー、などなど検索するも全てがピーマンの巨大な従兄弟のことだと思われてしまう。

 

しばらく考えて「あ、ペッパーコーンだ!」と思いつきましたけど。

Green peppecorns と入れるとすぐに見つかります。

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緑の胡椒

 

 

見つけた情報によると、生の緑のペッパーコーン、日持ちしないからすぐに食べるか処理するかしなさいと。

 

生で一つ口に入れてみたら、ピリリと刺激があり、うほっ、と嬉しくなりました。

刺激だけでなくてほんのり良い香りも。

香りの詳細を言葉で表すのって難しいですけれども。

 

そんなに辛くてたまらんってわけじゃないね、と夫と言いつつもう一個口に入れてみたら、辛さは口の中に蓄積されるというか、辛味が増してちょっとヒリヒリっと。

一気に食べ切るのは無理そうです。

 

 

東南アジアの国々では炒め物などに入っているようですね。

初めてのお試しに私は焼うどんに入れてみました。

一人15粒づつ使って残りはオリーブオイルに着けておきました。

 

ネットで見ると、瓶詰めになったものが出回っているようでレシピもありますが、主にお酢で漬けるようです。

お酢を使った処理は次回にでも試してみましょうか。

 

未挑戦ですけどリンクをば。

www.saveur.com

 

 

 

炒めて加熱された緑の胡椒は、辛味がマイルドになるので15粒なんて渋いこと言わずに一人一房ずつくらい食べることができたかもしれません。

ググって出てきた料理の写真などでは炒め物の上につぶつぶや房が散りばめられている様子のものが結構あったので、そういうものなのかも。

 

色々探していたら、グリーンペッパーコーンのディップ、なんていうレシピもありました。

今度これ試してみたいと思います。

お酢で処理するよりも面白そうです。

praneesthaikitchen.com

 

 

これ日本では普通に入手できるスパイスだったりするのでしょうか?

私がいた頃の日本にはなかったものも、最近では普通に出回ってるものが増えてるようですから、あり得ますね。

 

 

ピリピリっと辛くてでも美味しい風味があって、その上ビタミンCとKが豊富だそうです。

 

 

 

クチコミ、ミシュランの世界

自分の財布と判断でミシュラン・スター付きのお店で食べたことはありません。

正直、あんまり高価なお店に出向くのは気が進まないのです。

街の食堂!みたいなところの方が好きです。

お金の問題だけじゃないんですよ、雰囲気とか、色々と。

 

 

プロの料理人の世界では、ミシュランのスターがもらえる店にすること、スターを増やしてもらうこと、獲得したスターの数を維持すること、などが大きな目標というかストレスになるようですが、そのために命をたったシェフもいたり、涙を流す方がいたり。

 

 

ミシュランの星を基準に店選びをしない私には想像もつかない世界。

 

 

ミシュランはyelpとかグーグルなどのような誰でも投稿できるクチコミサイトとは格が違うので、やっぱり一人分に何百ドルも支払う高級な食事処を決める際には大きな影響力があるのでしょうね。

そして、トップクラスの料理人の世界では、きっと大変なライバル意識というか、何だか想像だけですけれども、色々あるんでしょうね。

 

そんなミシュラン・ガイドブック(レストラン部門)の悲喜こもごもの話やレストランを査定しに赴く覆面ミシュラン試食人の仕事内容などなど、こちらのポッドキャストで聞けます。↓ 

 

 

レストランの評価をしにあちこちの店を訪れるミシュランの方たち。

夫とか、本当に身近な人以外にはその仕事をしていることを打ち明けてはいけないんだそうです。

スパイみたいですね。

 

評価しなければいけない店の数をこなすためには連日連夜、こちらの街のこの店、あちらの店、あちらの街のあの店、と外食、しかもお腹が張そうなリッチなフレンチなどのコース料理を出す店での食事が続くわけです。

 

その上「昨日の晩も今日のランチも重かったから、今日はさっぱり和食にしとこう」なんて自由はききませんし、前菜からデザートまで、メニューにあるものを満遍なく食べなければいけませんから、甘いもの食べる気分にならないからデザートはいらないわ、とか言いたがる人には勤められまい。

 

連日一人で外食です。

友人や家族と美味しかったものの話をしたり、写真を撮ってもそれは報告用でインスタでシェアしたりはできないし、しょっちゅう出張だし、友達とも家族とも縁が切れてしまいそうですよ。

健康にも悪そう。

結婚生活が破定して(お父さんいつも不在で、、とか)離婚後しばらくして落ち着いても出会いはなかなかなさそうだし、例え誰かと出会っても、新しい関係を築くのも無理そうですね(出会い系アプリで出会った彼は食事に誘っても毎回断るし、先週の出張はどこに行ってたのと聞いても答えないし、仕事の話も避けるし、怪しすぎる、、とか)

 

評価する側もされる側もかなり命懸けな世界ですね。

美味しいものは食べたいけど、私はそこまでの犠牲は、ちょいと遠慮したい気がしますね。

 

 

 

所詮は他人の評価ですし


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来月はアースデー、プラゴミ問題と取り組み

 

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暖かい春分の日、前庭で見つけた春。
4月22日はアースデー

仕事で毎月催しているワークショップがありまして、先日関係者と来月の日程の調整をしていたら、あらあら、その日はアースデーじゃないですか。

 

もうそんな時期ですね。

早いな。

 

 

詳しくはこちらを。

www.earthday.org

 

 

数年前のアースデーのテーマはプラスティックゴミ問題で、職場を利用するクライアント諸氏と一緒に現状や各地の取り組み、各自でできることなどを話し合うワークショップやりました。

 

汚れた海洋の現状を知ると誰もがショックを受けますね。

 

 

7月のプラスティックフリーJulyの取り組みと同様もっともっと多くの人々に認識されると良いと思うのですが、こんなサイトを見つけましたのでリンク貼ってみますね。

 

 

NHKが時事問題をわかりやすく解説したサイト。

www3.nhk.or.jp

「就活応援ゼミ」とあるので、就職活動をする大学生の年代の人々むけなのかなとは思うのですが、サイトの画面左上にはNHK のロゴの脇に「おうちで学ぼう!for school!」なんて書いてあって、バナーの中央にも漫画のキャラクターみたいなものが描かれていたりして、ぱっと見子供向けにも見えます。

 

これってなんですかね?

設定している年齢が低いように見せてわかりやすそうな印象を与えようっていうことでしょうか?

 

と、ちょっと引っかかりはするものの、わかりやすく解説、というのは大いに結構。

ただ、本当にこれが就職活動をするくらいの大学生の世代をターゲットにしている記事なのだったら、例えば海洋プラスティックの話に触れている部分で「毎年800万トンのプラスティックが流入していると推定されている」など言及したところにもっと詳細を知ることのできる参照先のリンクをつけるなどして、きちんと詳しく知れるように構成するべきでは。

 

マイクロプラスティックの海洋における濃度の世界地図など、ショッキングですが、その引用元の研究者の名前などは地図のグラフィックの大元が地図の下に記載したものですから、どこのサイトに行けばこの地図を見られるのかリンクをつけることはむしろ転載する側の義務、というより著作権大丈夫なのか。(と思ってググってみたら簡単に出てきました、環境省のpdf。)

 

気候のことを学んでいる学生や環境に関係する仕事をしたい人たちがこの記事を情報源として読んでるわけはないですから、こういうのを読もうとする学生というのは、目指す業種も普段の生活も環境問題と直接係関わりのない人たちなのかもしれませんが、どこでどんな人がこういうページに刺激を受けてインスパイアされるかはわかりません。

 

こういう話題だからこそ情報源もはっきりと表示して透明度を上げてほしいと感じます。

 

 

日本政府の取り組みは

 

こちらもNHKですが、国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター 副センター長の寺園 淳さんという方が「プラスティック循環促進で新法案、何がどう変わるか、変えられるか」というタイトルでお話しされているという情報をえまして、喜んでクリックしてみましたが、日本にいないのがバレたのか、プレイヤーが正しく表示されず、聞くことができません。

 

プラスティック循環促進で新法案、何それ、と、新法案自体知らなかったので、ググりました。

日本のプラスティックゴミの『リサイクル率の高さ』は上のリンクでも指摘されていますが、実際は焼却した際の熱エネルギーを利用しているだけのものですから、本質的な対策が必要だと政府もやっと動き出すのかな、、、、どうかな、、、どうだろう、、、と興味があります。

 

www.nhk.or.jp

 

新法案のことを検索して出てきたいくつかのリンクの中の一つがこの記事↓

www.sustainablebrands.jp

 

環境省のリンクも出てきますが、「日本は**年までにこうします」という目標が出てこないのが不思議。

先のNHKの(1)には(2)へのリンクがあって、そこには「政府は2030年までに使い捨てプラ排出量を25%減らす目標」とありますが、他には見当たらない。

 

 

ますますNHKのラジオで寺園さんが何をおっしゃってるのか知りたくなりました。

国立の機関の方だから政府のスポークスマン的な発言のみなのか、意味のある内容を伝えていらっしゃるのか。

 

 

 

個人レベルで参加できること

 

ゼロウェイストを目指していらっしゃる方々が存在します。

ゼロまで行かずとも「不要な使い捨てプラスティックをなるべく減らそう」という発想で暮らし始めることで、問題の根の深さというか巨大さというか、そこに気がついて驚きます。

 

避けられるものを避けるようになると、自分の消費パターンも自覚できるし、要らないものがわかってくる。

  

ラップはもう10年以上使っていません。

ラップは大変簡単に脱却できる便利商品です。

昔は便利そうだと買って使ったこともある使い捨てのワイプなどもなくても平気ですし、買い物には布バッグを持っていけば何の問題もない。

 

使い捨てストローだとかフォークなんてものは真っ先に辞めることのできるアイテムですし、

プラスティックボトル入りの水に関しては、被災地など非常時でなければ家で水道水を水筒に入れたら済むだけのこと。

 

一方で、これなしで生きていくのは難しいな、というプラスティック製品にも気がつきます。

医療関係はもちろん、パンデミックになって以来、使い捨てワイプやマスク、手袋など、「使わなくても大丈夫」とは言えないものの需要が急増しましたし。

 

衣料品などでは綿100%など天然素材だけで作られているものは案外見つけにくいし、靴、カバン、自転車、車、ありとあらゆるものにプラスティック部品が使われていますから、完全脱プラスティックは難しい。

長く使えるものを大切に長く使おうという気持ちになります。

 

 

パンデミックでサワドーブレッドを焼き始める人が急増した去年、ゼロウェイストに挑戦した記者のお話しです↓

www.nationalobserver.com

 

 

レジ袋有料に怒ってる場合ではありません


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ふわふわサワドーとセント・パトリックス和食

 

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ブワッと膨らみました
パンメモ

同じ配合のパンを何度も焼き続けております。

 

 

成形後、冷蔵庫で発酵させて焼くことにしてから、時間の調整がしやすくなり、最近はランチタイムに仕込んでから仕事の合間にちょっと様子を見たり手を加えてやったりして、夕飯の後くらいに成形、冷蔵庫で一晩おいてから翌日焼くという塩梅です。

 

問題は、冷蔵庫から取り出してどれくらい置いておけば一番良い状態に焼き上がるのか。

 

取り出した直後だと、切り込みは真っ直ぐきれいに入るが、膨らみがいまいち

取り出して30分くらいおくと、刃先が生地に引っかかってすっと切れず、見かけが格好悪いだけじゃなくて膨らみ方にも若干影響を与えている気がします(切り込みがうまく入っていない部分から切り込みが入っている方へ生地が飛び出す感じ、、、)

 

あと、成形後すぐに冷蔵庫に入れるよりも、若干室温に置いておいてから冷蔵庫に入れたほうが良さそうな感じがしますが、冷蔵庫に入れておいた時間(長いほど冷える)と出してから焼くまでの時間(徐々に室温に戻る)の関係なんかも興味深いところです、、、が、同じ生地を用意して比較実験するほどの熱意はないので、毎回若干違う条件になりつつメモしてみて模索しています。

 

 

今回、ラミネーションというプロセスを試してみました。

そのせいなのかどうなのか、焼き上がりは皮がパリパリ中はふわふわ。

 

夫に「今回は前のよりも良くなった」と言いましたら、「穴が少なくなった?」と。

水分量の多い生地のパンを焼いている人たちの間ではやっぱり穴がぼこぼこと開いてるものの方が完成度高いようにみなされてますが、夫のこの基準はベイカーではなくて、ただ単にサンドイッチを食べたい人の意見。

 

穴がないのはサンドイッチブレッドで提供してますから、サワドーは穴ぼこぼこを楽しんでもらいましょう。

 

 

 

ふわふわのカリカリでイタタタ

 

そして、このパンを切ろうとしましたら、手を切りました。

 

ものすごく良く切れるパン切り包丁を使っているのですが、ほんのちょっと油断したらその刃が左手にあたり、パサっと当たっただけなのに結構深く切りまして。

 

水分量の多いブールやバゲット的なパンは、皮がカリカリと硬いのでサンドイッチ用のパンよりも切りづらいものです。

その上中身がふわっとしていると、刃を入れている時にふにゃふにゃと動くので余計切りにくい。

最後に底の部分を切り分けるのも、ぐいぐいぐいっとノコギリを引くようにして。

 

濃く焼き上げたくて5分長く焼いた時に本当に切りにくくて焦って以来、最後の焼き色をつける時間を若干短くしていますが、普段よりもふわふわに焼き上がった今回、さらに切りにくくて。

 

 

ずるして電動パン切り包丁を買おうかという思いが脳裏をよぎります。

 

今回は普段以上に切りにくかったので(負傷したし)真剣にリサーチしてみました。

どれも似たような評価で似たようなデザインです。

値段は四十ドル〜三百ドルくらいまで。

 

どれも刃渡り9インチで「刃が長い」と自称しています。

9インチ=22〜23センチくらい、、ではパンにはギリギリかも。

電動だから、手動みたいに押して引いての動きを激しくしなくっても良いから大丈夫なのかもしれませんけれど、11インチくらいは欲しいもの。

 

こういう時は、ユーチューバーで買った商品のレビューする人たちいるかもしれないな、とYouTubeで検索してみたんですが、電動ナイフのレビュ−なんかは人気がなさそうなのか、参考になるものは見つかりませんでした。

 

で、探しているときに見つけたのが、加水率70%以上のパンのスライスの仕方のビデオです。

これ、頭いい!

ひょっとしたらこれで次回からは楽にきれるかも?

電動ナイフを妥協して買わなくても済むかも?

 

 

 

久々の和食

セントパティーズディは何時もなら緑色を身につけて出かけたり、アイリッシュ系のアルコール、ギネスなどスタウトやアイリッシュウィスキー、ベイリーズなどをたのしんだり。

パレードもありますが、酔っ払い続出で、しかもこの時期のモントリオールはまだまだ野外でリラックスするには寒いので、個人的にはパレードに出かけるのはすきではありません。

 

本国アイルランドではこの日はそれほど大した祝日じゃないらしいのですが、アイルランドからの移民が多い北米の東部各都市では結構な盛り上がりです。

 

酔っ払いの日、みたいなことになっちゃってて、なんだかねえ、っていう祝日(仕事が休みの祝日というわけではありません。)

 

どこに出かけるわけでもありませんが、今日は私は緑色のズボンで、夫は緑のTシャツとスカーフを着用して、ギネスとジェイムソンと、夫だけベイリーズをいただいて盛り上がりましたとさ。

 

 

怪我の回復途中の私は、野菜の下拵えや洗い物を全部夫にお願いして、久々に和食の夕飯を作りました。

 

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こうしてみるとやっぱり質素ですね。うふふ

セントパトリックス和食メニューは、ご飯、粕汁、ナスの煮浸し、切り干し大根。

切り干し大根は以前韓国スーパーで買ってきた、太い切り干し大根です。

日本の切り干し大根よりうんと太くて歯応えがあって好みなのですが、ちょっと高いんですよ。

韓国スーパーに行って見かけた時しか買わないので高くても、そういうもんかな、という気もしますが、大根が安売りの時に買い込んで庭で干して自分で作れそうかも、と密かに計画中です。

夏になったらね。

 

ナスの煮浸しは、煮浸しにし始めて15分で夕飯時間になったので、味見程度にちょっとだけ。

夫はおかわりがほしそうでしたけど「冷やして明日出しますから、これは味見」と。

 

でもそうすると粕汁と切り干し大根だけしかおかずがないという、貧相な食卓ですけれども、ギネスを3パイントくらい飲んでますからお腹はいっぱいなはず。

 

ちなみにギネスはアルコール度数が比較的低めなので、他のビールに比べればダメージは低めです。

 

 

 粕汁にネギの代わりにニラを浮かせてセントパティーの緑


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