食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ヴィーガン・サンクスギビングディナーのメニュー・2021

f:id:casse-pied:20211012040702j:plain

当日は暗すぎて写真撮れず、これは翌日残り物をチンする前の皿

去年のサンクスギビングは、パンデミックの第二波が荒れ狂う感じで、当然誰も集まれない状況でしたが、今年はみんなワクチン接種してて、街のあちこちが再開していて、アメリカから入国した義姉と義妹も参加して、割と昔に近い雰囲気での集まりとなりました。

 

でも我が家にはディナーテーブルに使える椅子が6つしかなくて、じゃあカウチに腰掛けて膝の上に皿を置いて食べてもらうか?なんて考えましたが、それもねえ、、、で、時期外れの暖かさだし、食事は庭のピクニックテーブルに庭用の椅子を両サイドにくっつけていただきましょう、と言うことに。

 

キャンドルライトで食事って、雰囲気良さそうな響きがありますが、実際には私は暗過ぎると感じます、が、結構こっちの人たちってみんなキャンドルライト程度の明るさでも平気なんです。

野外用のLEDライトのガーランドもあるので、まあそこそこの明るさではあるのですが、食事の前に写真撮ってみましたけど、くらくってダメダメ。

翌日残り物を各自皿によそってチンして食べるときに上の写真を撮ってみました。

 

メニューは、全部ヴィーガンで、

(時計回り)

  • スイートポテト・キャセロール
  • スタッフィングとグレイヴィー
  • レンティルローフ
  • 野菜各種のロースト(ビートルート、パースニップ、ニンジン、ターニップ)
  • クリーム・スピニッチ
  • ヒヨコ豆のサラダ(この皿には乗っておりません)

スイートポテト・キャセロールは義妹作

スタッフィングは夫作、義母がいつも作っていたやり方で

グレイヴィーは義妹が初めて試したレシピで

レンティルローフは私のおなじみレシピ

野菜各種のローストは夫作

クリーム・スピニッチは義妹作

ヒヨコ豆のサラダは私作

当日食べ切ってしまったパンプキンパイ

 

義妹がものすごく活躍しました。

私は助手役に徹しつつ、自分が作り慣れててささっと合間にできるものを二種類作りました。

 

ヒット作はクリーム・スピニッチです。

これはヴィーガンじゃない昔からあるサイドディッシュなのですが、ヴィーガンじゃないヤツはクリームとバターがたっぷり入っていて、何しろ重たいのです。

せっかくほうれん草をたっぷり使うのに、なんでわざわざ胃にもたれるような作り方なんだろうと思うのですが、ヴィーガンバージョンはほうれん草の味もしっかり味わえて美味しく楽しめました。

 

義妹が作ったクリーム・スピニッチ

下のリンクのレシピ通りに作り始めましたが、とろみがつかず汁っぽ過ぎると判断して若干変更しました。

 八人分にした量(変更後)

  • 冷凍のほうれん草みじん切り4パック(1パック300グラム)
  • カシュークリーム(1カップを浸水させてふやかしたものをプロセスしてクリーミーにしたもの)x2 (とろとろっとならなかったため増量)
  • 玉ねぎ 一個
  • ニンニク
  • ニュートリショナル・イースト
  • 塩、ナツメグ、胡椒、
  • フラックス・シードの粉末(とろみをつけるために)大体大さじ1杯くらい

veeatcookbake.com

 

クリーミーさを出すためのカシュウナッツは、生産工程での労働者搾取が酷く、個人的に使いたくないので、次回挑戦するときにはココナッツクリームとか豆乳とかで代用して片栗粉とか澱粉系もしくは寒天系でとろみを出す方法を選んでみたいと思います。

 

もう一つのヒット作はグレイヴィー。

自分がいつも作ってるものとは違うのを食べると参考になりますよね。

義妹のグレイヴィー(レシピを参考にしつつ義妹流にかなり変更されている)はこんな感じ:

 

マッシュルーム16オンス

玉ねぎ一つ、みじん切り

ニンニクいくつか

ヴェジ・ブロス 4〜5カップ

セージ、タイム、ローズマリー、それぞれ生の葉っぱをみじん切りにしたもの。

小麦粉と片栗粉の水溶き(とろっとさせるため)

とろみがつかなかったため入れたカシュークリーム  

 

 

夫がいつも作るスタッフィングは、ターキーなど鳥を丸ごと焼くときに詰めるものなのですが、我が家は鳥は食べないので、スタッフィングだけ作ってオーブンで焼きます。

いつも夫が作るのは、子供の頃から家で食べ慣れていたレシピ。

毎回同じものを作ってくれるのですが、今回義妹と義姉が「お母さんのスタッフィング」と呼んでいたので、なるほど、みんな子供の頃いつもこれを食べていたんだなあと確認。

 

 

みんなで集まる

パンデミックが始まってからこっち、「集まる」「近づく」は危険行為になりましたね。

だから家族がバラバラで、友達と外出してわいわい、なんてことも一切できないでずっと過ごしてきましたが、ワクチン接種が広まって、ワクチン・パスポートなんてのも開始になって、段々と人々の警戒心は低くなってきたというか、まだ終わってないとはいえ前ほどの恐怖心とか警戒心はいらないんだ、という安心感を共有している気がします。

 

昨日の時点で、24時間以内のケベック州での感染者数は643人。

 

一時期に比べればかなり減りましたが、思ったよりも多いように感じます。

少なくとも100人を切って希望を感じた去年の夏よりは数倍も多い。

 

それでも、ワクチン接種対象人口の85%以上が2回の摂取を終えていて、年齢や健康上の理由などで受けられない人々を含めた全人口で見ても75%近くが二度の摂取を終えている現在、感染者の多くは重症化しないし、死者の数も比較的落ち着いている状況なので、恐怖感は確実に減っています。

 

そうは言っても感染したくはないですけどね。

私の場合、職場は常に人手不足だし、病欠の保証を受けられる日数は最低限(年間2日)なので、感染してしまうと困ります。

だからやっぱり再開していても映画館やレストランに入る気にはなれません。

 

今回のサンクスギビングの家族行事、調理はみんなで台所でやりましたが、食事は野外で、食後のおしゃべりも庭の片隅で焚き火を囲んで。

COVID対策的には悪くはなかったと思います。

 

 

 

さあ次の連休はクリスマスだー。


ヴィーガン ブログランキングへ

 

カナダはサンクスギビング三連休

f:id:casse-pied:20211010212500j:plain

ウェディング写真撮影に遭遇、天気が良くて何より。
サンクスギビング・ディナー

アメリカのは11月ですが、カナダは寒い土地なので、毎年ひと月早く、10月です。

 

この日に落ち着くまで、実はカナダのサンクスギビングは4月の週半ばだったり11月の木曜日だったりと、色々な変遷があったようですが、1957年に連邦政府により10月の第二月曜日ということに定まったそうです。

 

4月なんて、収穫どころか種植えつけたばっかり、っていう時期ですけども、サンクスギビングデーと収穫祭とを兼ねたお祭り、という性格のあるこの祝日、昔はそういうわけじゃなかったってことでしょうかね。

 

この記事によると、カナダのサンクスギビングホリデーはアメリカのとは起源が若干異なる上、実はアメリカのピルグリム・ファーザーズのサンクスギビングよりも前まで遡るのだ、というお話です。

興味のある方はぜひどうぞ。

www.almanac.com

 

 

我が家は夫婦二人だけなので、市内の弟夫婦が催す義妹の両親や子供達のいる大人数のサンクスギビングに参加したりしなかったり、友達を読んで4〜6人くらいでこじんまりやったり、あまり大変なことはないのですが、家族で集まる習慣のある人たち(義妹もそう)の家庭では大きなターキーを買ってきたり下拵えをしておいたりして週末の始まりと共に準備が始まり、当日はオーブンフル回転でかなり大変な調理大会になる模様。

日本の正月の準備みたいな感じに似ていると思います。

 

で、今年は事情があって我が家に夫の家族が集まることになりまして、ヴィーガン・サンクスギビングの準備に追われることに。

 

皿が足らないんですけど、、、。

椅子も足らないですよ、、、。

でもまあ、適当になんとかしましょう。

 

というわけで、家族が出入りしているのでブログ読んだり書いたりするいとまがありません。

料理もしなきゃいけませんしね。

これがまた、いつも一緒に暮らしてるわけじゃない親戚と一緒の作業なので、芋を茹でるときに水から派(私)とお湯から派(義妹)とか、皮は剥きたくないは(義姉)とか、色々あって、「ええ?うっそお〜それ変だよ」なんていいながら適当に相手のやり方に合わせたり合わせてもらったりして台所がしっちゃかめっちゃかになりながら大忙しです。

 

料理の写真、忘れないようにしなきゃー。

 

ということで、今日は手短に昨日みんなで近所を散歩した時の紅葉の様子をば。

 

f:id:casse-pied:20211010214825j:plain

雰囲気はまあまあ良いですよね

国境の南のアメリカは、この週末はコロンバス・デーか何かでやっぱり三連休です。

アメリカのサンクスギビングは11月の第四木曜日で、今年は11月25日です。

木曜日に祝日を持ってくるってどういうことなんでしょう。

間の金曜日に休みをとって長期連休にできる人は帰省してやっぱり家族でサンクスギビングディナーをしますから、アメリカではこの日はカナダよりももっと大規模な正月的な祝日ですし、空港が忙しくなる時期です。

 

カナダはこの祝日を過ぎると、クリスマスまで祝日がないのでつまりません。

日本はなんだかんだ言って祝日の数、多いですよね。

 

 

10月10日は世界メンタル・ヘルス・デーでもあります。


ヴィーガン ブログランキングへ

 

インターネット環境向上?と野菜

f:id:casse-pied:20211007060636j:plain

新しいデバイス、これで仕事環境が快適になるのかな?

去年の春からのパンデミック。

当初は何はともあれロックダウンですから、家に仕事のラップトップを持って帰って、ズームでミーティングして、必死に対応しました。

で、ズームで仕事、ズームで各地の友達や家族とおしゃべり、ズームで飲み会、ズームズーム、、、ってやってるうちに、段々「あれ、画面がフリーズした」「あれ、音が途切れるよ?」「あれれ?またフリーズしたよ」という頻度が増えてきました。

 

テクノロジーに詳しい人たちから「あなたの家のインターネットが遅いからだよ」と指摘されました。

 

元々そんなに高速大容量のサービスではありませんでしたけど、写真やビデオをアップロードしても大丈夫だったし、映画を見たりするのにも不満はなかったんですけれど、ここ数ヶ月でズーム環境が最悪に。

 

久々にズームで会った友人に「何いってるのかお互いわかんないし、もうやめよう」と言われてしまったのをきっかけにインターネット環境の改善を図ることにしました。

 

そして、今までのサービス(カスタマーサービスの人に「それは遅すぎる、ズームは無理」と断言された)から、最近一押しのサービスに切り替えることに。

 

でもねえ、昔のインターネットからこっち、年々スピードは早くなり、ウェブサイトなどの容量も増え続けてて、便利さも向上しているかもしれませんけれども、基本的にはいらないものに容量を取られ、どうでも良いことにスピードを必要とされ、不便な思いをさせられ、それで対応しなくては行けなくて、とうとう押し切られた、という感覚です。

 

HDの画像とか、うわーすごい、クリスプで、目の前に本物があるみたい!

とか売り込んできますけど、そんなものいらないんですけど。

 

そのクオリティでこのビデオや写真だとこれくらいのスピードになるから、あなたのインターネットは遅すぎよ、と言われても、そのクオリティがそもそも押し付けられたものなんです。

 

テクノロジー関連の消費サイクルの速さ、ほとほと嫌になるんですけども。

 

 

自分でインストール

仕事の日の昼前に新しい箱が届きました。

古いラウターやなんやらを外して、新しいのを繋げてセットアップしたらすぐに最新のサービスに切り替えられますよという売り込みなんですが、届いたのが11時半で、次のズームが1時半。

2時間あればできそうな気もしますが、やり方の手順をしっかりわかってるわけじゃないし、古いのを取り外す(インターネットが断絶する)時点から、新しいのを繋げてサービス再開できるまでの間のギャップ、大丈夫かしら、ちゃんと繋げられるかしらと不安だったのですよ。

 

プロバイダーのサイトでやり方の説明を読み、ネットが断絶してる間もその画面が見えるように画面を読み込んだブラウザーはそのまま開けておき、紙の説明書もじっくり眺め、解説ビデオもみて、古いデバイスを置いてある棚を動かし、、、、で、1時になりました。

何しろ何かを読み込むのも遅かったですし。

 

 

「この次の作業全部を30分でできるかな?」

 

できない場合、ズーム会議は欠席か遅刻。

それはできない。

 

なので、遅くて音声が途切れ途切れになりフリーズしまくるとはいえ使えている古いサービスでズーム会議をこなし、メールのやりとりやオンライン上の処理仕事を全て済ませ、終業後に再び接続作業をし、、、、、1時間くらいかかって無事にサービス向上に成功しました。

 

あ〜疲れた。

 

これをテクニシャンに来てお願いしたら、60ドルかかるそうなのです。

 

作業そのものには1時間くらい、作業の準備にもそれくらいかかったので、2時間かかったとして、時給30ドルだったわけですね。

 

プロがきたら2時間もかからないでしょうけども。

 

それにしてもいろんなものがオンラインで処理されるようになった昨今。

これがいつまで続くのだろうか、と思います。

良いとか悪いとかではなく、いつまでこのシステムが継続可能なのかしらと。

 

取り外したラウターは、プロバイダーに返却します。

リサイクルには限りがありますし、こういうゴミが日々排出されることに抵抗を感じます。

 

車でも家具でも家でも、大事に手入れして修理して長く使い続けることができるのに、コミュニケーションの道具とされるパソコンや携帯電話はサイクルの早い消耗品で、大事に使って見た目が新品同様であろうとなんであろうと、時期が来ればこうやってゴミになるの、本当になんとかならないでしょうか。

 

 

野菜です

 

いつも買い物してる中華系スーパーでは、たまに謎の野菜や魚などが陳列されていて「なんていうものなんだろう?」とラベルを見ると「野菜(魚)」などという投げやりな分類をされていて、笑ってしまうということがあります。

 

なんなんだろうこの葉っぱ。

これを見たお客さんの中で「ああ、私これ好きなのよ〜」ってカゴに入れる人は十人中何人くらいいるのだろう。

 

f:id:casse-pied:20211007062254j:plain

この葉っぱはなんだろう?え?野菜?そうですか。

随分前に、両親が遊びに来たときに、うちの庭を散策した母に「ここに蕗がたくさんあるよ、これ、もう少し大きくなったら収穫して、煮たら美味しいよ」と言われたことがあります。

 

ええ?蕗がモントリオールにあるの?

と驚いて、そうなのか、久しぶりに蕗が食べられるのなら嬉しいね、と思ったのですが、母が帰った後の庭で「あれ?どれが蕗なんだったっけ?」とまずそこで挫けまして、探しつつも「仮に母が蕗だと思ったのが似たような見てくれの別物だったとしたらどうなるんだろう?」と思いまして、結局庭の片隅の蕗を収穫することはありませんでした。

 

 

山菜やら野菜やら海藻やら、最初に食べた人間はものすごく勇気のある方だったはず。


ヴィーガン ブログランキングへ

Freekeh+ほうれん草+豆のスープと、オートミール商法

f:id:casse-pied:20211006020438j:plain

今日もスープ




ほうれん草たっぷり購入+肌寒い+ああ疲れた

 

連日疲れたーって言ってるみたいですけれども、気温が下がり始めると体がちょっとキュッと固まるというか、夏みたいにリラックスしていられなくなるような、なんとなくちょっと活動的ではなくなるような感じがします。

 

病気じゃないですし、人生楽しんでますけども。

疲れたからってそれは悪いことじゃないですしね。

そう言う時に無理して頑張る必要はないや、と思うのです。

 

そんな時の夕ご飯は、手抜きでも美味しい、シンプルでも美味しい、楽ちんでも美味しい、、というようなものを求めます。

 

で、先週買い出しに行った折、鮮度がとても良いほうれん草がとても安かったのです。

行きつけのその店は、野菜類は1キロくらいギュウギュウに詰めてる?と思うような大きな袋詰めで陳列してあって、なるべく軽いのを選んでも、かなりな量なんです。

 

だからその店で一度の買い出しで買う青菜は一種類まで。

もしくは、使い道がはっきりしているもの、買ってすぐに洗って小分けして冷凍しておけるもの、もしくは、大好きなもの、たまにしか鮮度の良いのとお目にかかれないもの、、、というのに限定しています。

 

というわけで、買ってきたほうれん草は早速ザブザブ洗い、小分けして冷凍庫へ。

翌日に早速使い、冷凍していない残りはスープにしよう、という予定で。

 

本当なら、豆とほうれん草とせいぜい玉ねぎ程度のシンプルなスープにするつもりで。

 

 

でもね、最近そういえば中近東系食べてないようで、無性にレバノン系などのスパイスが効いていて、プチプチしたものが食べたくなりましたよ。

 

両立するためにこのレシピを採用。

 

この方のレシピは簡単なものが多くて、割と親しみやすいので好きです。

で、今日はこれに前から計画していたほうれん草と豆を組み合わせます。

しかも、手抜き及び家にあるインスタントポット活用も意識して。

 

ほうれん草と豆とFreekehのスープ

材料

  • 玉ねぎ 小さめ3つを粗みじん切り
  • 豆、乾燥1〜2カップほどを一晩水につけてから調理(インスタントポット利用)
  • ほうれん草 4株分ほど綺麗に洗ってぶつ切り。茎は荒みじん
  • 野菜の出汁
  • 昆布出汁
  • Freekeh(なければFarroや米で代用)

 

一晩浸水してあった豆はインスタントポットで水煮にする。(自分メモ:豆の設定で15分加熱したらちょっと軟かったので次はもう少し時間を減らしましょう)

玉ねぎは粗みじん切りして厚手の鍋(今回はインスタントポットの炒めモード)で狐色目指してじっくり炒めておく。

今回はほうれん草の茎粗みじん切りも出汁を入れる前に追加。

ここにFreekehを入れ、豆を入れ、野菜だし(リークの葉っぱ、ブロッコリの茎の皮、レモングラスの茎みじん切り大匙1杯分ほど、、スパイス類適当に、ベイリーフ、など。スープの設定で15分くらい加熱。)と昆布出汁を適当に入れてスープの設定にして加熱開始。

 

ほうれん草の葉っぱはインスタントポットによる圧力調理が終わってから投入することで、あまり加熱しすぎず鮮やかな緑のうちに食べられるようにしましょう、、、と思っていたら、出来上がって圧が抜けて「さあできたよ、食べましょう」とすっかり忘れてしまいました。

なので上の写真のスープにはほうれん草の葉っぱが不在なのです。

 

Freekehが手に入らない場合はFarroや米で代用すれば良いのですが、プチプチの舌触りを再現するには米の場合は玄米など、皮がついているものの方が良いと思います。

 

 

オートミールについて知らなかったこと(記事)

オートミールって日本でも近年かなり広まっているのでしょうか、ネット検索で日本語でも色々なレシピや「痩せる!」なんていう記事が出てきました。

 

痩せるかどうかは食べ物次第ではないような気がするのですが、まあ揚げ物ばかり食べてるよりはマシだし、悪い食べ物じゃないですけどね。

 

白米ばっかり食べてるよりは、もしくは真っ白い食パンとかうどんとか、そういう炭水化物よりかは栄養もあって良い食べ物ではありますが、なんだか目新しい食品を「痩せる秘薬」みたいに持ち上げて紹介する商法っていつまで経っても消え去らないんですね。

日本では一般的に身近ではない食品ですが、欧米では昔からあって、地味で、医者に勧められるけど不健康な食事が好きな人には受けの良くない食品、、、健康に気を遣う層には受け入れられてて、ちょっとこれから気をつけてオートミールに切り替えようか、なんていう人も常にいて、店にはインスタントオートミールから普通のもの、スティールカットの歯応えのあるもの、と何種類か並んでいます。

 

お湯を注ぐだけで良いものや糖分**%オフのものなども。

 

で、こんな記事を見つけましたよ。

boingboing.net

このサイトは、オニオンというサイトよりは真面目よりな記事が載っているのですが基本的には冗談というか、少し斜に構えて世間を笑ってる面のあるサイトだと思います。

で、オートミールに関しても、世間の健康志向で「これさえ食べておけば健康なんでしょ」というマインドレスな行動を笑っている感じです。

 

Quakerというのが小麦大麦製品の大有名ブランドなのですが、ここの35%糖分オフという商品は、なんと、オートミール成分も35%減量されてるんですってよ!という話。

 

こういう加工品の油脂**%オフとか糖分**%オフっていうのは実際別のものを添付してこちらを減らし、という手品のようなまやかし紛いなものばかりですから、まともに受け止めて大喜びして罪悪感なしに食べ放題、、にはならないんですよ、ていう話です。

 

 

 

加工品を減らすのが第一


ヴィーガン ブログランキングへ

普段のヴィーガンご飯と、大根収穫とお客様

f:id:casse-pied:20211003235600j:plain

お鍋の最後はうどんを入れます。
普段のヴィーガンご飯

皆様もうご存知かと思いますが、私、品数少なめです。

昔は食いしん坊で大喰らいだったんですが、このところ量はそれほど食べられません。

ああこんなセリフを自分が言う日が来るとは!

 

日本のご飯はどこのお宅でも結構品数多く、その上お漬物とか佃煮まで添えてあったりして、食べきれないわー、とうれしい悲鳴をあげることが結構あります。

 

私の品数が少ないのは手間かけてられないわ、というそれだけの理由ですけれども。

 

 

それはさておき、最近の日常ヴィーガンご飯の話です。

涼しい日々が続いていますので、鍋、もう3回もやりました。

 

写真を撮るのを忘れていたので、最後にうどんを入れて盛りつけた(でもうどんが見えていない)丼の俯瞰写真を一枚。

 

リークのぶつ切りが溢れるほど乗っています。

夫も大好きなので、一度に3本くらい使います。

しっかり火を通してクタクタになったところがトロッとして美味しいのです。

 

去年あたりに発見した湯葉を揚げたもの、台湾のものらしいんですが、商品名は中国語で書いてあって発音が不明なため、記憶にも残っていません「あれあれ、あの、湯葉を揚げたやつ」で通しています。

これをタンパク源を兼ねて入れております。

これ自体に味がついているわけではないので、ググって出てきた調理写真などを見る限り、かなり濃く味付けして使われているのかな、と思うのですが、うちではこれをお湯で戻しただけのをどかどか入れています。

f:id:casse-pied:20211004021810p:plain

写真は台湾のスーパーのサイトから拝借

鍋の味付けはリークの出汁、あとは素材から出る出しという意味で、椎茸及び各種キノコ類や白菜、春菊など。

あとは大根おろしと酢醤油で食べます。

最後にはうどんを入れ、味噌も入れて食べます。

絶対に食べきれないので、翌日は出汁をちょっと足してうどんも新たに茹でて、ランチに写真のような残り物鍋うどんを食べるのが楽しみでもあります。

 

ある日の朝食

f:id:casse-pied:20211004032301j:plain

 

ベイクトビーンズ、ジャガイモのホームフライ、焼きトマトとトースト。 

ベイクト・ビーンズはオーブンでじっくり長時間加熱するので冬場は家が暖まる便利メニュー。

こういうメニューは英国に行くと、これにソーセージとかベーコン、目玉焼きなどがついてイングリッシュ・ブレックファストになりますが、ケベックの朝食もこんな感じです。

ホームフライはずーっと夫が担当していて、私がやるよりも美味しくカリッとほくほくっと作ってくれます。

フライと言っていますが揚げてるのではなく、油少なめでフライパンで焼きます。

焼きトマトは、生で食べるよりも美味しいトマトの食べ方だと密かに思っています。

これはフライパンでチャチャっと焼きましたが、オーブンでローストしても良いですし、何しろ加熱することで味がグッと深くなると私は思います。

 

 

大根収穫

f:id:casse-pied:20211004033328j:plain

今年の大根とターニっプの収穫

ものすごく貧相ですが、大根と、ターニップ(日本の蕪と同類だと思います)を収穫しました。

大根、二度目の挑戦なんですが、前回はこれよりももっと貧相な上、親指くらいのサイズなのにすでにとうが立っていて食べられたものではなかったのです。

だから今年も期待はしておりませんでした、、というか、見た目は大根ぽいですが、切って口に入れてみるまで安心はできません。

それよりも、葉っぱが新鮮でシャキッと美味しそうなので、大根葉のふりかけを作って混ぜご飯にしようとワクワクしております。

 

お客さんが!

f:id:casse-pied:20211004033839j:plain

マクロ設定にしたのに全然ピントが合いませんよ!小さなカタツムリ。

昨日今日と雨が降ったり曇り空だったり。

畑から抜いて持ってきた大根とターニップの葉っぱにくっついてたのでしょう。

ボケちゃってよくわかりませんが、小さいながらも立派にカタツムリの全てを備えていて、可愛かったんですよ。

庭にお引き取り願いましたけども。

 

このあと、シンクのなかで葉っぱをガシガシ洗ってボウルにあげてみたら、シンクの排水溝のところにはこのお客さんの親戚ですか?殻のついていない方のニュルッとしたあの方も。

こちらは写真なしで庭にお引き取り願いました。

 

 

殻がついていないとなぜ気持ち悪く見えるのでしょう。


ヴィーガン ブログランキングへ