食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

夏の夕飯・庭で食べる手軽なメニューを探しています

ミニ春巻の揚げ焼き

具沢山、カリフラワー・タブリ

まだ夏じゃないんですけど、気温が上がってきて気分も上がってきたので夏宣言。

夕方、1日で一番気温が上がってる時間帯の最高気温が大体15度を超えてくると、人々は夏気分になるモントリオール。

 

夏が来た、と日本の友人に言ったら「カナダは夏が来るのが早いねえ」と言われ、は、そうだった、これはまだ夏じゃないんだった、と。

 

でも昨日今日の最高気温は23度くらいと、やっぱり夏らしくなってきてます。

仕事に行ったら同僚男性一名とクライアントの一名が半ズボンできてました。

夫も半ズボンで仕事いってます。

 

カナダでは、半ズボンに切り替えて夏が終わるまでずっと半ズボンで通すぞと宣言することで夏が来ます。

と言うので、そういうことにしておきます。

 

冒頭の写真は冷凍庫に忘れられていた春巻きの皮を使うために急遽こしらえたヴィーガン春巻き。

具はフードプロセッサーで粉砕してつぶつぶにした高野豆腐、生椎茸、キクラゲ、にんじん、白菜、青ネギ、ニンニク、などなど。

反省点:高野豆腐は煮るなどして汁気を吸わせておかないと、もそもそした食感になりますね。

 

2枚目はお隣さんが差し入れしてくれて、庭のピクニックテーブルでおしゃべりしながら食べ尽くしてしまった、日曜の夕飯のアペタイザーとなったサラダ。

 

カリフラワーをライス化して作る料理が最近流行ってますが、これをブルガーウィート(茹でてから砕いて粒状にした小麦)に見立てて、タブリにしたレシピをお隣さんが自己流にして作ってみたのだそうです。

 

美味しかったのでうちもいつか真似するかも。

晴れて暖かい日は外で食べるのが本当に美味しいです。

そんなわけで夏はバーベキューが急増するのですが、なるべく加工品(インポッシブルバーガーとか)は食べたくないので、色々と夏むけメニュー開発せねば!

 

 

 

毎年言ってますが。


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住んでて文句も一杯なのに好きな街

 

向日葵、朝顔、豆、を植えました

水菜、ケール、赤シソも


種を植えたら室内で苗が育つのを見守り、5月下旬に庭に植え替えます。

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今週のお題「好きな街」

 
避寒地、もしくは老後を過ごすならどこか 

冬が終わったばかりの現在、もうあと何年こんなところに住み続けるつもりなんだ自分、もうヤダヤダ、という気分が盛り上がってる時期です。

 

「老後をどこか温暖な土地に引っ越して過ごすならどこにする?」

と夢見るのは楽しい。

 

 

老後じゃなくても、冬をフロリダで過ごして暖かくなってから帰えってくる人たちがケベック州にはたくさんいます。

義両親も生前は毎年カリフォルニア州に住む義姉の家に冬の間滞在していました。

そんな人たちのことをスノーバード(渡鳥みたいだから)と呼びます。

 

 

 

ペンシルヴァニア州に住んでいる義妹とズームで話していると、春は早くくるし冬もマイルドだし、通年裏庭で鶏を飼ってるし、すごく素敵な家なんですよ!

アメリカでも経済的に活気のある土地は物価が高くてびっくりしますが、義妹が住んでいる街は物価も比較的落ち着いていて住宅も手頃な値段。

義妹が住んでいる場所からはパブとか小さな商店に買い物に行くのも徒歩圏内で、車社会のアメリカでも歩ける方。

 

「いいなあ〜〜、私もそこに住みたい」と思いますが、アメリカに住むと州営の健康保険制度がないから病気するとホームレスになる可能性あるよね、銃を持ってる人がどこにいるかわからないしね、、、ということで、本気で住みたい街、とまではいきません。

 

カナダ国内でもブリティッシュコロンビア(BC)の南の方は温暖だから良いよねえ、なんて思いますが、冬は凍らないけど雨ばっかりだとか、緯度でいえばきちんと北部に位置するわけだから、気温は暖かいけど冬の夜の長さは同じか、場所によったらもっと長いとか、とどめは、気候が良いから老後を過ごしたい人が集まってくるから、住宅価格も高いよ、とか。

 

 

 

結局モントリオールが一番だよね、と思います。

住めば都で手前味噌なんですけど。

 

 

モントリオールの魅力は色々ありますが、遊びにきたアメリカ人やアジア人の観光客に受けるのは「おおお〜ヨーロッパみたい」な雰囲気。

 

とはいえモントリオールでヨーロッパに通じる古い建築スタイルを今でも保っている地域はほんの一部分で、その地域を出るとやはり近代建築の方が多いですし、雰囲気の良い地域(オールドモントリオールとかプラトーやその付近)は家賃が高いですし、現在では賃貸で住めるところもかなり減ってるんではないでしょうか。

 

市民の大多数が住んでいる現実のモントリオール(プラトーに住んでる人ももちろん現実に存在しますけど)の良さ、雰囲気以外に何が良いのかといえば、

 

  1. 治安が比較的良いこと。
  2. 物価が他の州に比べると結構安いこと。
  3. 小規模な都市だから、スキーやハイキングやキャンプをしに田舎に行きやすいこと。
  4. 小規模とはいえ都市だから、世界中から人々がやってきて多様性が豊かなこと。
  5. 昔からあるフランス系と英語系の住民の歴史があるため、多様性の受け皿自体が一枚岩なアングロ文化ではないということ。

 

こんな感じでしょうか。

 

1)治安

カナダでは拳銃の所持は違法です。

犯罪が全くないわけではありませんが、普段の暮らしで身近に感じることではありません。

ただ、治安が良いのとスリ、置き引き、泥棒があることは両立するというか、盗むチャンスがあったら盗む、という人は多分日本にもいると思うのですが、モントリオールにもいます。

 

駐車してある車の中に金目のものを置いたままにしてはいけない、という意識は日本の人にはあんまり感じられませんが、こちらでは基本です。

カフェなどで鞄を椅子に置いて勉強を頑張ってたら、気づいたら財布が無くなってたという話はよく聞きます。

ヨーロッパの観光地で集団スリに狙われてしまう話などをよく聞きますが、ああいうレベルのプロ集団がうろうろしている、、というほどではないと思いますが。

 

大前提としては、貴重品は常に身につけておくべきですが、私がよく行くカフェではマックブックをテーブルに置きっぱなしにしてトイレに行く人も割といるので、場所次第?

金周りのよい(と思われている)留学生が多い地域(英語系の大学があるあたり)は置き引きが多いようです。

仏語系大学があるあたりはどうなのか、私が単にアングロ系社会にどっぷりなので耳に入ってこないだけかもしれません。

 

自転車泥棒も多いです。

転売しやすいものは狙われやすいし、元々中古で買う人が結構多いところへ個人で出品する転売サイトが一般的になっているので、最新型のものや多くの人々が欲しがってるものを所有している物質リッチな方は要注意。

 

あれ、治安が良いっていう話でしたね。

本当に治安は良いんですよ。

 

 
2)物価

物価が安いということは、給料の相場も安いので、手放しで喜んで良いのかどうか。

州外から遊びにきた人と食料品を買いに行くと「うわ、安い!」とものすごく喜ばれます。

 

住宅価格はパンデミックでかなり急騰したようで、モントリオールの不動産も凄いことになってるらしいのですが、基本的に物価は他所の州より安く、学生にはとても良いところだと思います。

 

 

3)小さな町である

これを地元の人たちに言うとムッとされるか否定されるか。

モントリオールは昔はカナダで一番大きな都市だったのですけれど、ケベック分離独立の機運が盛り上がり、英語の利用を制限する言語関係の法律ができた頃、英語系住民や企業が大挙してオンタリオなど英語圏に流出したため、現在では第二位?第三位?くらいです。

 

とはいえサバービアの拡大傾向は今も続いていて、市町村の区画とは別に、「モントリオール経済圏」と言うのか、通勤先と住居を結ぶ半径は伸び続けていて、渋滞なしでも車で三十分くらいはかかるだろうところに住んでモントリオールに通勤している人もザラです。

 

モントリオール圏付近の田舎はそのためなんとなくサバービア感が拭いきれなくて、バーモント州やニューヨーク州の田舎に比べるとあんまり素敵ではありません。

手近な山にハイキングに行って山頂から麓を眺めると、サバービアが広がってるんですよ。

これはちょっとゲンナリです。

 

山頂からの素敵な景色をあんまり期待しない、もしくはサバービアが目に入らないように眺めるようにするならば、ハイキングしに行く場所はたくさんありますし、冬はクロスカントリースキーをする場所もあちこちにあります。

ダウンヒルはやらないのでよく知りませんが、スキーヒルはあちこちにありますよ。

ロッキー山脈やアディロンダックのような大きな山々はないので、比較的中級者向けの丘が多いような話も聞きます。

 

州や連邦政府が管理する自然保護公園で自然を楽しむことができますし、市町村が管理している森林公園もなかなか良いし、キャンプに行けば森の中で静かな時間を楽しめます(うるさい場所もありますが。)

 

4)世界中から人々がやってきている多様性豊かな町である

これは欧米のどこの大都市でも多かれ少なかれ似たようなものだと思いますが。

多様性の豊かな場所にいると自由な気持ちでいられて、楽です。

 

5)多様性の受け皿自体が一枚岩なアングロ文化ではない

英語圏に限らずマジョリティの中に異質なものとして入っていけば誰もが経験するものですが、英語圏しか知らなくて、自分がマジョリティ文化の中の蛙だと気がつかない人たちの相手をするのが疲れることもままあります。

 

ケベック州はフランス語がマジョリティですが、モントリオールはそのケベック内では異質で、英語話者の割合が比較的多いです。

 

基本的にモントリオールに住む英語話者の大半は英語を絶対的な言語ではなく、多様な言語の中の一つにしかすぎないということを身をもって認識しているので、英語圏で出会う英語人よりも若干開かれている部分があると感じます。

 

英仏両言語を使える人と英語だけ、フランス語だけ、というユニリンガル話者とでは、ケベック、中でもモントリオールでの生きやすさが若干違います。

 

両方わかってる方がやっぱり楽しい。

 

英語メディアで報道されることと仏語メディアの報道内容と、重なる部分ももちろんありますが、内容は結構違います。

自分と母国語が違う人たちとも積極的に交流することで、同じ街に住んでいながら世界がちょっと広がります。

 

 

もちろん良いことばかりではない

メトロはしょっちゅう止まるし遅れるし、停電やら水道停止やら、困ることもしょっちゅうあるし、できれば道路のあちこちにできてる穴を早急に埋めてほしいし、道路工事にまつわる汚職問題どうにかならないものか、などなど、文句は沢山あります。

 

でも完璧な土地などないし、この土地のこれらの問題に対処して生活するのに慣れているので、まあそれくらいなら大丈夫かな、なんて。

 

 

住めば都


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Carrefour Lavalに行ってきた・おかしな言葉が商品に

冬の間はこういうモール内で散歩するご老人グループも 
Carrefour Laval

モントリオールの北に隣接するラヴァル市の、高速道路15号と440号が交差する辺りにあるこの界隈では多分一番大きなショッピングモール。

モールとか巨大なショッピングセンターとか嫌いなので普段はできるだけ避けていますが、この日はアップルストアに用事があって、我が家からだとこのモール内にある支店が近いので初めて行ってきました。

 

モールが嫌いな理由はズバリ、人混みが嫌いだから。

でもたまにどうしても避けられなくて足を運ぶと意外なほど閑古鳥だったりすることも。

こんなんでどうやって家賃と人件費払ってるのかな、なんて思うのですが、混んでる時間帯とか曜日とかもあるんでしょうね。

 

人がいなければいないで建物内の壁や什器の汚れが目に入ってゲンナリするし、どこへ行っても同じチェーン店の店が軒並み入っていて面白くもなんともないですしね。

世界中どこへ行ってもZ*RAとか  H*Mとか、カナダ内だったらHudson's Bayとか、同じブランド や店が並んでるの、どうにかならないかなといつも思います。

 

 

で、用事を済ませてさっさとモールから出ようと思ったら、私よりモール嫌いなはずな夫が「せっかくだからぐるーっとひと回りしてからでよう。」ですと。

 

二人してキョロキョロしていたら、迷ってるのかと思われたらしく、インフォメーションカウンターの(カウンターの外に立って迷ってるらしき人々に声をかけていた)マダムに声をかけられました。

 

迷ってるわけではないので、マダムに世話をかけないようにと思って咄嗟に「いえいえ見てるだけなんで」と言った私の隣で夫が「私たち観光客なんですよ」なんて言い出しまして。

 

マダム「あらまあ!どちらからお越しですか?」と表情がイキイキと。

夫「モントリオールです」

私「そう、ただのモントリオールなので(すみませんねえという気持ちで)」

 

モントリオールかよ、なーんだ、と思われるかと思いきや、マダムも暇だったのか、「あらまあ、それは素晴らしい。モントリオールのどこから?」

 

で、マダムとひとしきり世間話をしまして、マダムがお勧めする当モール名物の素敵なガーデンを眺めて帰ることにして、再び歩き出しました。

そのガーデンが冒頭の写真。

なーんだ、ってガッカリしますけど、一日中モールでご案内係の仕事をしていたら、休憩時間にちょっと緑を眺められるこんな場所があったら嬉しいかもしれませんね。

 

そして、ガーデンを目指して歩いていたら、そのすぐ前に日本のユニクロが出店してるのを見つけましたよ。

アメリカ、フランスなどに進出してたのは聞いてましたけど、カナダの、しかもこんな田舎にまで!と我が目を疑いましたが、紛うことなきユニクロ。

見慣れたユニクロのロゴが目の前に。

写真だけ撮って通り過ぎようと思ったら、日本でユニクロに一緒に行ったことのある夫が「おお〜ユニクロ〜」と言いながらふらふらと吸い寄せられて中に入って行ってしまいましたので、私もとりあえずついて行って、買う気のないものを触らないように、とか小言を言ってついて回りました。

 

日本国外のユニクロは単価が若干高いという噂は聞いていましたが、現地の他のブランド品に比べたらやはり格安です、が、ファーストファッション系の店と比較したらどうなのかはショッピングしない私には知る由もなし。

 

今のとこ洋服は足りてますので夫も私も純粋に冷やかし。

 

東京からラヴァルへ、というメッセージと、カナダ国内の支店の所在地リスト
DE TOKYO À LAVAL

ユニクロって東京じゃなくてどっか別の地方都市で始まったと思うんですが、まあ外国の人にはわからないからとりあえず東京ってことにしとこか、ってことでしょうか。

 

ケベックだけでも4店舗も展開されてるんですねえ。

儲かってるんでしょうか。

他にはオンタリオ、アルバーター、BCに店舗がいくつかあるようですね。

 

ただただ「わー、日本のユニクロっぽいなー、やっぱり日本から陳列の仕方とか統一してこうしてくださいなんて言われてるのかなー、日本のユニクロにいるみたい〜」としばし楽しみました。

 

 

 

その日本語は?

いつも買い物に行くアジグロには食材以外にもちょっとした食器や台所用品が置いてあります。

棚の商品をふと見ると日本語が。

 

日本語を勉強している夫がひらがなに気がついてじーっと見つめて「ヨー、カー、レー、トー、、、この漢字は知らない、、リーつーつー?」と読み上げていました。

どういう意味なのか、と聞かれましたが、こういうのはどう答えれば良いやら。

良かれと思いつつ、神に祈りつつ、を混ぜて二で割った?

買い物の途中ですからね、じっくり説明してる暇はない(さっさと買い物して帰りたい)ので「間違ってるからよくわからない」と誤魔化して、気になるなら写真撮っとくからこれを日本語の先生にメールして聞いてくれ、と言っておきました。

でも毎回変な日本語見るたびにメールしてたらきっと先生も嫌になりますね。

 

 

帰宅後夫はすっかり忘れていたので、写真はお蔵入りです。

 

これは英語ですけれど、なになに?

バーベキューのシーズンを前に、スーパーにもバーベキュー用品が陳列され始めました。

日本の商品のパッケージなどにへんな英語が印字されてるのはよく見かけますけれど、それは周辺アジア諸国でも同じなようです。

ポータブル・ストーブである、という商品名(というか商品の正体?)の左下のリスト、リストじゃなくて文章を三つにぶつ切りにしただけ?

  • No need install, easy useful
  • Especially designed for the
  • People who drive by themselves

 

こういう変な英語を集めたサイトが以前ありましたけど、今もあるのでしょうか。

 

 

商品そのものは中に炭火を入れて使うバーベキューのようです。

バーベキュー好きな人々に買われていくことでしょう。


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春とバーベキューと温暖な季節の家事

daffodil、水仙が花盛りです。 

ようやく前庭の春の花が咲き始めました。

最初はクロッカス、徐々にヒヤシンス、次は水仙、そしてチューリップです。

現在は水仙が花盛り。

16年前に引っ越してきた家ですが、前の住人が植えたであろう球根をそのまま放置してあるのですが、なんだか近年数が増えている様子。

 

ヒヤシンスなんか小学校の頃に水栽培した記憶しかないのですが、地面に埋まっている球根から毎年勝手に出てきてくれてて、これもなんだか増えてる模様。

この後チューリップがパーっと花盛りになったら、あとはボタンとホスタに切り替わります。

どれも手入れをろくにしなくても元気に咲いてくれるものばかり。

 

春満喫。

日本もゴールデンウィークに入って春真っ盛りですね。

日曜の午後、まだ暖かいうちにバーヴェキューランチ。これはビヨンド・ソーセージ


気候が良くなってくると夫の「今日はバーベキューやろう」に火がつきます。

写真は日曜のランチ・バーベキューのホットドッグ。

ビヨンド・ソーセージなので味も食感も肉そのもの。

なのでヴィーガンじゃない夫も友人たちも、これを好みます。

 

私はこういうのよりも野菜とか豆腐とか豆の方が嬉しいのですが、バーベキューの時にそれらを使って自分好みなものを作り出す知恵がまだついておりません。

野菜のグリルとかは美味しいんですけれど、タンパク源も欲しいですから。

野菜のグリルをつまみながら豆乳飲む、とかちょっと無理がありますから。

 

 

家事のパターンを春夏モードに

季節が変われば旬に合わせて作るおかずも変わりますし、夏は冷やし中華や冷奴、冬は鍋物や煮込みが増える、と傾向がグッと変化しますけれど、私が住んでるこの界隈では、春夏モードで洗濯物を外に干すという楽しみが増えます。

秋冬は我が家は地下室に干していますが、乾燥機で済ます人がかなり多い昨今。

春夏になっても洗濯物を干していないお宅もあります。

 

我が家は先週から洗濯物を外で干し始めました。

天気が良い日は乾くのが早いし、お日様の元で乾いた衣服は匂いも良い。

 

冬は全く手を出していなかった庭のメンテナンスも家事に加わります。

冬は雪かきがメインなので夫におまかせしていますが(男だからじゃないですよ、私は腰痛持ちなので雪かきできないのです。)夏場は庭のデッキの水拭きとか、ちょっとだけですが園芸関係も。

外で過ごす時間が増えるのは心にも体にも良いですね。

外で過ごす時間が増えるのでヴィーガン・バーベキューのアイデアをググったりする時間も減るのですね。

 

 

ハッピー・ゴールデンウィーク!


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テンペ丼と雪道バイクパス

具はサイコロに切って表面をカリカリっと焼いたテンペとチャイニーズブロッコリ
テンペ丼

タンパク源として優秀な大豆製品の中で、テンペは西洋人にも比較的簡単に受け入れられやすい発酵大豆食品です。

が、我が夫はテンペは好きではないそうです。

臭いがダメなんだとか。

無理に食べてもらわなくても私一人で楽しめますけれど、個別に別の食べ物を用意するのは面倒なので、テンペが夕飯に登場するのは稀。

 

そんなテンペですが、薄切りにしてカリカリに焼いたテンペチップスはおつまみに良し。

サイコロに切って表面をカリカリに焼いて、別に炒めた野菜と一緒にご飯に乗っけてテンペ丼も良し。

サイコロに切ると、外はカリカリ中はフワッとモチっとして二倍嬉しい。

 

味付けは塩水でマリネして焼いただけ、とか、醤油を最後に回しかけて、とか、そんなシンプルなのが一番合ってる気がします。

 

ただ、テンペを肉に見立てて煮込む料理(シチュウとかチリとかカリーとか)に入れると、ちょっとエグく感じるので、個人的には好みません。

でもそう感じるのは私だけなのか、ヴィーガンカフェなどでテンペ入りグリーンカリーとか、そんなメニューを見ることもあります。

煮込んでもエグみが出ないような、何か秘密があるのかもしれません。

 

テンペを初めて食べた友人が「チキンみたい」というのを聞いたことがありますが、私はチキンを食べなくなって7年目で記憶が怪しいのか、テンペを咀嚼しながらどう想像してもチキンらしさは感じません。

 

プラスティックフリーテンペは作れないものか

インドネシア発祥のテンペは、元々はバナナの葉っぱ?何かの葉っぱに包まれて発酵されていたそうですが、北米で製品化されて流通しているものはどれもプラスティックの袋に入っていて、その袋がまた分厚いんです。

 

ググって出てきた自家製テンペの作り方を見ても、大体がプラスティック製のジップロックバッグにゆでてテンペ菌を振りかけた大豆を入れて平にならし、袋に所々爪楊枝のようなもので穴を開けてから発酵させますので、多分工場で作られるものもそうやって個別に袋に入った状態で発酵されているのでしょう。

 

使い捨てプラスティックを使うのが前提のレシピってどうしても罪悪感を感じるので、自宅でテンペを作るのも習慣にはなっていません。

 

納豆を作るのに使用しているヨーグルトメーカーではどうかと思いますが、テンペ菌を分けていただいた方によると、一旦納豆菌に触れたヨーグルトメーカーでは成功した人がいないそう。

 

元々はバナナ(多分)の葉っぱに包んで発酵させたものですから、近代化とともにプラスティックを使うようになったとはいえ、プラ無しで作ることが不可能ということはなさそうです。

常に暖かいインドネシアと北米の東北部のモントリオールでは環境が違いすぎますから、やっぱり発酵させる時には発泡スチロールの箱なり布団なりで蒸し暑い環境を作ってやらなきゃいけないですけれど。

 

とまあ色々考えてはおりますが、面倒臭いし何日かかかるプロジェクトなので休みの日との兼ね合いもあるし、、、でプラスティックフリー自作テンペプロジェクトは構想段階から先に進みません。

 

仕方なくプラスティック二重包装(発酵用プラスティックは細かな穴が開いているので、その上にもう一枚袋が被せてあります)入りの市販のテンペを買っていますが、罪悪感もあるため、月に一回買うかどうか、、、程度の頻度なのでした。

 

考えてみれば豆腐でも油揚げでも味噌でも、市販品はどれも使い捨てるしかないプラスティックで包装されてるんですけどね。

 

 

雪道だった

先週は暖かい日が続き、やっと春らしくなりました。

勢いに乗って夫が「P'tit Train du Nordにバイクライドに行こう」と言い出しまして、St-Jeromeまで出かけてきました。

白いアスファルトじゃないですよ、まだ溶けていない雪です。

 

P'tit Train du Nordというのは、昔鉄道だった(=全体的に平坦な一本道)ところの線路を除去し、夏は自転車で冬はスキーで森の中を楽しめる200キロのトレイル。

オフィシャルサイトから拝借した地図

モントリオールからちょっと北上したボワ・デ・フィリオンという街からモント・ロリエまで延々と続くトレイルの沿道には、デパナ(コンビニ)やカフェ、パブ、ベッド&ブレックファスト、キャンプ場などなどが点在しています。

 

何しろ平坦だし森の中を抜けていくので夏場も割と涼しいし、天気の良い週末は親子連れも多く、家族みんなでのんびりゆったり楽しめるトレイル。

 

ツールドフランスに出場しそうなハードコアな人たちには物足りないし、スピードを出す人がいるとかなり危ない(舗装されていないトレイルもかなりあります)ためか、あんまりそういう方たちは見かけません。

ptittraindunord.com

 

「スペクタキュラーな景色が見られる」とお褒めいただいてる解説はこちら↓ですが、そんなに素晴らしい景色を期待して来られるとガッカリするかもしれません(素敵な場所ももちろんありますが、ロッキー山脈とかアディロンダックとかではありませんから。)

gobiking.ca

 

この日はセント・ジェローム(トレイルの「出発点」的な扱いをされてますが、南端の出発点から32キロ北上した地点です)という街からトレイルに入りましたが、自転車に乗って二分もしないうちに雪道に遭遇。

マウンテンバイクやスノータイヤを履いてる自転車の人たちはスイスイ走り続けていましたが、我々はロードバイクなのでこれは無理。

さっさと駐車場へ戻って自転車を車に装着し、徒歩で散歩することにしました。

徒歩でも久々の森の中は気持ちよかったですけどね。

 

雪が溶けきって半袖で過ごせる気候になる頃には、今度はブラックフライの季節になります。

おおお、想像するだけでも痒くなります。

5月ごろのロレンシャン(このトレイルが走ってるあたり)地方は、ハイキングに出かける先としては控えめに言っても最悪。

もし行くのなら白めの装いで、決して黒いシャツや黒いキャップをお召しにならないで。

白いスポーツウェアってなかなかタンスに入ってないかもしれませんけれども。

 

 

蚊もブラックフライも、黒いものに吸い寄せられていきます。


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