食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

アボカドの代替案で、美味しいグアカモレを

今日もいだ変顔りんご。味は同じ。 
アボカド消費の功罪とヴィーガンの私 

ヴィーガンやローフード、ケトダイエットなどのレシピブログやユーチューブ、TikTokなどで大いに人気を博している美味しい食べ物、アボカド。

 

良質の脂肪が取れて、美味しくて、包丁を真ん中に入れてくるっと回せば簡単に半分に切り分けられ、大きな種一つも包丁をちょっと入れてくるっとすれば簡単に外せて、彩りも舌触りも何もかもが美味しい。

 

トーストの上に並べたり、ブラウニーの生地に混ぜ込んだり、マッシュしてディップにしたり、寿司の具にしたり、タコスの具にしたり、、、、果てしない可能性を秘めた食材。

 

私もアボカド大好きですが、アボカド一つを収穫するためには大量の水資源が使用されること、メキシコのアボカド生産は麻薬カルテルと深く結びついているらしく、農作業をする労働者への扱いなども問題らしいこと、世界的なアボカド人気のために単価が上がり、元々アボカドが食生活の一部だった地域の人々が以前のようには手を出せない代物になっているらしいという話、などなどを聞くにつれ、自由にアボカドを手に取ることができなくなりました。

 

全く食べなくったって私の人生にはあんまり影響ないし。

で、全く買うことなく一年以上過ごしたりもしました。

 

でもやっぱり美味しいし、たまに美味しそうなレシピを目にしたりして、たまーになら良いかな、なんて言ってたまーに買うこともあります。

 

地球環境や社会問題を考えると気がひけると思っている殊勝な人間は地球上で一人ぼっちで、世間ではまるでそんな問題は不在だというようにガンガンとアボカドのTikTokが延々と流れていっているような。

 

 

「アボカド生産をコントロールするのはその地域の政治に任せておけば良いよ、消費者ばっかりが気を遣ってられないよ。」と友人。

食糧生産問題は地雷のようにあちこちにありますから、全てをクリアした食品だけ食べて生きていこうと思ったら、食べられるものなんかないかもしれません。

 

友人のいうこともわかります。

 

で、また久々に私もアボカドを買ってみるのです。

 

 

脱アボカドの動き 

でもね、気がつきませんでしたけど、アボカド消費を控えよう、アボカドの代わりにあれこれ別の食材を使って美味しいディップを作ろう、というレストランのシェフやインフルエンサーが登場しつつあるようなのです。

 

2021年11月のガーディアンの記事によると、英国最大のメキシカン・レストランのチェーンであるWahacaという店では、メニューにあるグアカモレの材料に、アボカドの代わりにファヴァ・ビーンズ(そら豆)を使ったものを提供しているとか。

 

そら豆のディップは中近東のフルがりますが、あれは皮が茶色くなった豆を茹でてマッシュしたもの。

アボカドの代わりに使うそら豆は多分フレッシュなやつでしょうね。

www.theguardian.com

同じくガーディアンの記事によると、トロントのメキシカンレストランのシェフ、Aldo Camarena 氏はズッキーニとパンプキンシードを使ったディップを提案し、ロンドンのシェフ、Santiago Lastra 氏はピスタチオと発酵させたグースベリーのディップを発案されたり。

色々工夫していらっしゃる模様です。

ん、でもピスタチオはこれはこれでちょっと引っかかる気もしますが。

 

 

www.blogto.com

ガーディアンの記事にリンクされていた、トロントのシェフCamarena 氏のメッセージを扱った記事↑によると、カナダではここ20年ほど、毎年3億ドル近くのアボカドを消費し続けているそうです。Camarena 氏曰く「もしも地球環境に何か良いことをしたいと思うなら、アボカドの消費を減らすかキッパリとやめてしまうことです。アボカドをサステイナブルに消費する唯一の手段は地元産のものを節度を持って食べることです。」

In the United States, per capita consumption of avocados has increased by 440 per cent in the last 20 years. In Canada, we spend nearly $300 million on avocados per year. Our increased consumption of avocados is largely due to rebranding efforts including renaming from "alligator pear" and marketing schemes concocted for the Super Bowl

"If you want to do something nice for the earth today, either cut down on or entirely cut off your avocado consumption," Camarena says. "There is one sustainable way to consume avocados, and that is locally and in moderation."

 

Camarena 氏の脱アボカド・ディップは、ベネズエラのguasacacaとマヤの sikil p'ak (pumpkin seed paste) というディップからインスパイアされたもので、ズッキーニに似たメキシコの野菜かローストしたポブラノ・ペッパーとトマティーヨをブレンドしたもの。

 

記事にはレシピが載ってないので、ベネズエラとマヤのレシピを探してみましたら、ベネズエラのguasacacaはどうやらグアカモレのバリエーションでアボカド使用するものらしいですが、マヤのsikil p'ak はトマトとパンプキンシードが主な材料のようです。

www.brandnewvegan.com

 

ガーディアンの記事にあったTikTokのインフルエンサー動画はデイリーメイルの記事で観られます。

www.dailymail.co.uk

デイリー・メイルの記事に紹介されたVegan TikTok スター Calum Harris氏によるグリーンピーズを使ったピー・グアカモレのレシピはこちら

How to make pea guacamole 

  • 100g frozen peas
  • 2 tbsp runny tahini
  • 1 garlic clove
  • 10g fresh parsley
  • 1 lime
  • Salt and pepper
  • Pinch of chilli flakes

 Mix all the ingredients together in a blender and serve on sourdough toast

 

冷凍のグリーンピーズ、緩めのタヒニ(タヒニは瓶の底の方に固まっていくので、緩いのを使えってことですね)ニンニク、パセリ、塩胡椒とチリペッパーフレークをブレンダーでガガっと混ぜれば出来上がりだそうです。

 

 

地元でアボカドが採れる人はラッキー


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日本語の名前・外国語の名前

この日の夕食はペストでパスタ。野菜が少なく炭水化物が多いので、インゲン豆で麺を若干減らす作戦



名前は記号だが、難しい時もある

現在23歳の姪っ子が幼稚園に入る頃、兄が「最近はキラキラネームって言ってね、うちの子も結構斬新な方かなと思ったら、すごい名前の子がいるんだよ」と。

 

私が大学生くらいの頃にボランティアで出会った4歳くらいの女の子がアリスちゃんという名前で、「へー、そういう名前をつけちゃう人もいるんだ」と目から鱗が落ちたような気分でしたけど、兄曰く、そんなレベルじゃなくもっとすごいんだと。

 

 

親はどうやって子供の名前を選ぶんでしょう

 

こういう人間に育っておくれよ、という望みを託したり、

幸せになっておくれという願いがこめられたり、

こういう響きって可愛らしいよね、クールよね、とか、

 

親御さんの色々な条件に適った名前ですよね。

 

 

 

日本語の名前だから認知度が低いうえ発音しずらい

ヨーコーオーノー、とか、アキラークロサーワー、とか、知られた名前と同じならまだしも、日本語の名前の音の並びはやっぱり馴染みがなくて、私の名前を聞いてぱぱっと発音できる人は、今まで出会った英語話者にはほぼいません。

三音節なので英語だと真ん中が上がりますし。

 

フランス語を母国語とする人は比較的日本語に近く発音できますが、英語が上手な方の場合は、英語に引っ張られて英語訛りになります。

 

10年くらい前、北米でsudokuが大流行りした頃なんか、どうしても覚えられない方に「スードークー」と呼ばれたことも。

 

 

電話で名前を伝える

仕事関係で何度も電話してる相手などは私の名前の音の感じに耳が慣れてるので、間違っていてもなんとなく「ああ、それ、あの人の名前ね」程度に電話の向こうで取り次ぐ相手などにも伝わっているのですが、初めて聞いて、しかもきちんと綴を聞き取ってもらわなければならない場合は面倒臭い。

 

 

先日、ウェブサイトがなぜだかうまく機能しないために電話で航空券を購入した折にも、パスポート表記通りの間違いのない私の名前の綴り、ちゃんとと一文字ずつきっちり ”A as in apple” と確認しながら伝えるのがかなり面倒臭かった。

 

ミドルネームがなくて何より。

 

 

また別の時は、ちょっと問い合わせをした保険会社のオペレーターに名前を聞かれ、またかいな、と思いながら、でもまあ今この人から購入するつもりはないし、と、綴りは言ったものの、相手が本当にきちんと聞き取れていたかは曖昧なまま。

 

で、最後にオペレーター氏「では*&#さん(やっぱり最後のアルファベットを聞き違えてた)もしよければあなたのメールアドレスを教えてください。詳しい情報とメールでの問い合わせ先をこちらからメールしますよ」というので、いちいち電話して待たされるよりはと仕事のメールアドレスを伝えたのですが(仕事のアドレスは本名を使っている)その後一向にメールが届かないので、やっぱり綴を間違えたままだったんだろうと思います。

 

結局保険は別の会社のものを選ぶことにしたので問題ないんですけれども。

 

 

救急車だとか警察を呼ぶときも、オペレーターに名前を聞かれます。

 

昔住んでいたアパートの前の道ばたに血を流していた女性がいたので大慌てで911をダイヤルしたのですが、オペレーターに名前を聞かれたときには流石に「そんなことで時間を無駄にする間に救急車をよこすことはできませんか?」と言いましたが、ダメだそうです。

 

その時は普通に誰でも聞き取れる名前の持ち主に電話を代わってもらいましたけど。

 

 

英語名

こういうのが煩わしくて、英語名を名乗っているアジア人は結構多いですね。

中国系の方は9割方英語名を使ってるといえるかも。

 

私も以前夫の叔父に「レベッカなんてどう?」と言われましたが、はっきりキッパリお断りしました。

その場にいた夫の甥っ子が「全然違う〜」

と一緒に抗議してくれたのもあって無事勝手に変名されることなく済みました。

 

中国語や韓国語の名前は、私はそんなに難しくないと思いますが、世の中にはやっぱり耳馴染みがなさすぎて困る言語圏の名前があります。

 

向こうも慣れているので、似たような英語名やフランス語名っぽく呼んでくれたら良いよ、などとハードルを下げてくれます。

こちらもしょっちゅう間違われてる身なので、申し訳ないと思いつつも、そこまで気に病むこともないと思っています(だってお互い様。)

 

 

英語系ってやっぱり尊大?

名前が難しいのはアジア人だけではなく、東ヨーロッパの方とか、子音がやたら多くてどうやって発音したら良いのかまるでわからない、というケースも割とあります。

でもね、どう見ても簡単じゃん?と思われるオランダ語の名前でカナダにやってきた我が義父は、カナダの入管で名前を聞かれ、本名を言ったら

 

「、、、、今日からあなたはゴードンだ」と、勝手に名前をゴードンにされてしまったそうです。

 

義父は笑いながら教えてくれましたが、夫は「ね、ひどいよねえ。」と。

義父は酷いって思わなかったんだろうか、笑ってましたけど。

 

初めて夫に紹介された時もゴードンです、と名乗っていたし、義弟のパートナーたちもゴードン、と呼びかけていたし、ゴードンで生きてきたんですよ、彼は。

カナダ人はオランダ語の名前覚えられないのかもなあ、って思ったんでしょうか(個人的には全然難しい発音でもないと思うんですけども。)

 

 

日本的感覚で、義理の両親相手にファーストネームを使うのに若干抵抗を感じていたのもあり、私は夫と付き合いだしてから何年かは義両親の名前口にしずらかったのですが、義父はオランダ系の親戚や知人同士の間では本名に由来する通称 ”ケイス”と呼ばれていたので、私はそっちを使うことに。

ケイスという音から彼の本名は私には推測ができないので、なぜそれがあの名前の通称になるのか、謎なんですけどね。

 

 

ヨーロッパ言語の名前の普遍性

ヨーロッパ言語の名前、特にキリスト教の名前は言語を跨いで同じ名前が別の綴りや発音になって存在します。

 

ジョンがジャン、ヨハネ、イアン、ホアンだとか、エリザベスがイザベラ、チャールズがシャルル、マイケルがミシェル、ピーターはピエール、など色々あります。

 

 

また、ウィリアムがビルであったりウィルであったり、ロバートがロブやボブに変形したり、キャサリンがキャシーもしくはケイトになったり、本来の名前が通称に変化するパターンも色々。

大体はその本人が「私のことをウィリアムと呼んでくれるな、ビルと呼んでくれ」などと決めます。

 

知り合いのロブは「ボブなんて呼ばれたら気持ち悪い」別の知り合いのボブは「ロブなんて呼んだら返事しない」など、好みも人それぞれですので、仲良くなるまでこっちから勝手に相手の名前を通称に変えてしまうのは控える方が安全です。

 

 

変なニックネームをつけられた場合は返事しないに限ります


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豆乳とりんごとスムージーと、コモンウェルス

カナダの(旧)2ドル、(親・旧)20ドル、25セント
 
韓国式豆乳

韓国出身のユーチューバーさんが作ってたので、韓国式と勝手に呼んでます。

casse-pied.hatenablog.com

 

連日飲んでます。

市販の豆乳と違い、濾さないため食物繊維も入っているので、飲み物だけどきちんと大豆の全てが採れます。

 

元のレシピはユーチューバー、Maangchiさんのものでしたが、だんだん自己流になってきて、最近の私は大体こんな感じで作ってます↓

 

手作り豆乳

乾燥大豆 2カップ強 

茹でる水(豆の上2〜3センチくらい余裕ある程度)

ーーー

茹でた大豆 1カップ

水 2カップ半

胡麻 大体大さじ1(ちょっと多めかも)

ピーナッツ 大体4分の1カップ

ーーーーー

大豆は水をかえて鍋で加熱します。沸騰するまでは強火で、沸騰してきたら火を弱め(でも沸々と水面が沸いてる状態をキープ)吹きこぼれないようについていて、15分立ったら火を止めて水を切ります。

15分茹でるだけなのでかんたん。

 

茹でた大豆カップ1杯分と水、胡麻とピーナッツを全てブレンダーに入れてしっかり攪拌して滑らかになったら出来上がり。

 

 

オリジナルのレシピでは胡麻とカシューナッツだったっけな、なにやらナッツを使っていらっしゃいましたが、私はカシューナッツは使わないので、、、というか、ナッツを湯水のように(豆乳ですが)飲むのはなんだか申し訳ないので、ピーナッツを使います。

ピーナッツは木の実ではなくて地中で育つ野菜なのですが、比較的環境フットプリントが少ないかな、、、と思えるので。

 

こうして作った豆乳は、その場で三分の一ほど飲んだらもうお腹いっぱいになるので、残りは蓋つきの瓶に分けて後々のため冷蔵庫へ入れます。

保存料など入れないので、なるべく翌日には飲み切るように。

 

最近は小瓶に入れてチアシードをちょっと混ぜてチアプディングにしたものを弁当の添え物に職場に持って行ったりもしています。

そうすると、忙しくて弁当になるような残り物のない日の弁当にはフムスとクラッカーとチアプディング、とか、割と手抜きでもお昼にちゃんと食べるものが確保できるのでかなり便利です。

 

チアプディングは作る時には甘味料は入れず、食べる時にジャムやメープルシロップを入れて混ぜて食べます。

チアプディング(右)と庭のルバーブで作ったジャム
酸っぱいりんごと豆乳、ケールも

先日収穫したりんごは、味的には私はいいんですが、どうも酸味が強すぎて、かじった後の歯の表面のエナメルがちょっと大変なことに。

なので豆乳を作るときにりんごも一緒に入れてリンゴ豆乳ドリンクにしてみました。

酸味とミルクってことは分離するかしらと思ったら、まるで平気でした。

そしてついでに庭のケールを何枚かもいできて一緒に攪拌してみたら、見事に緑色のスムージー状態に!

うおー、スムージーだ〜。

ヴィーガンになって7年目にして初めてスムージー作っちゃいましたよ。

 

飲んでみて、ケールの青臭さが鼻について、どうにも苦しくて夫に半分飲んでもらいましたが。

涙目になりつつ飲み下したスムージー、もう2度と作りませんよ。

 

 

 

カナダはコモンウェルスの一部

大英帝国のコモンウェルスといえば、インドがまず頭に浮かびますが、パキスタン、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、他にもパプア・ニューギニア、ベリーズ、グレナダ、バハマ、ジャマイカ、、、後いくつありましたっけ、、、?

 

 

コモンウェルスのウェブサイトがありました!

すごい、そんなのあるんだ。

thecommonwealth.org

国旗と国名のリストがあります。

 

56カ国と32の小国に及ぶそうで、その総人口は2.5ビリオンですって。

すごい、こんなにたくさんあったんですねえ。

すごいなあ(褒めてません)大英帝国(褒めてません。)

 

 

コモンウェルスの発祥、歴史、法的な詳細などご興味のある方は上のリンクなどで読んでいただくとして、カナダなどコモンウェルスメンバーの国に生活していて身近に感じていることといえば、やっぱりお札やコインに女王が載ってるとか、たまに来訪なさってロイヤル・ファンの方々が喜んでるとか、あとはコモンウェルス・ゲームと言って、ワールドカップや地域的なトーナメントとは別に、コモンウェルス・メンバーの国々対抗で、英国的なスポーツ(クリケットとか)のトーナメントをやってる、、とか。

あ、あとはコモンウェルス・メンバーの国同士には大使館はなくて、カウンシルなんですよね。

 

 

日常生活ではほぼなにも感じませんが、エリザベス女王はカナダの女王でもありました。

形式だけですが。

 

で、普段カナダにいない女王の代理として、ガバナージェネラルgovernor generalという職種があって、総理大臣が任命するのですが、ガバナージェネラルの任期中に政権が変わる場合は、新総理を任命したり、新内閣が開始する場合の儀式があったりします。

こういう形式的な職種を維持し続ける必要はあるのか?と思いますが、歴史の浅いカナダで、何かの儀式に重みを感じさせたいからこういう形式が重要だと感じる人々が結構多いのかも。

 

 

女王が崩御されて新国王になりましたけど、お札にチャールズは嫌だなあ、と職場の人たち。

きっと彼はコインになる程度だよ、とか。

何しろ王位継承という行事も70年ぶりですから、お札のデザイン変えるのか?そんな必要あるのか?前例を覚えている人もあんまりいなさそうです。

 

カナダのお札にはよくありがちな歴史上の政治家の肖像が印刷されているのですが、近年政治家のみならず、黒人の人権運動の盛り上がりのきっかけとなった一般市民の女性の肖像とか、カナダ・ミント(造幣局)も時代に合わせて柔軟になっている模様。

 

 

女王の肖像に未練はありませんが、別に世代交代したからってチャールズさんの肖像を札にしなくったって良いと思います。

 

 

冒頭の写真は、旧2ドル札(現在はコイン)旧20ドル札(このデザインの後にもう一つ新しいデザインの紙の紙幣が出回りました)現在流通している20ドル札(プラスティックの札)と25セント硬貨(片面が女王のプロフィール、片面はヘラジカだったり、色々)

 

そういえば日本では二千円札が全く普及しなかったというか、皆さんに受け入れられずじまいでしたね。

 

 

 

カナダでは20ドル札が一番頻出する紙幣だと思います。


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自宅で一人でリンゴ狩り・アップルバター

7キロほど収穫。
今年は当たり年

りんごって、毎年豊作じゃなくて、一年ごとに豊作と不作が繰り返すような、ひょっとすると一年ごとじゃなくて、豊作、不作不作、豊作、と2年おきだったりするかもしれませんが、とにかく毎年じゃないことは確かです。

 

しかもうちの木が不作だからと言って、周辺のりんご全てがダメとは限らない。

去年はうちの木は一つも取れず。

花が咲いた記憶さえない。

地元の林檎農家に林檎狩りに行きましたから、もちろん玄人さんの林檎は豊作。

 

そんな我が家も今年は当たり年です。

 

 

例年、たっぷり実ってもふと気がつくとリスにかなり食べられますが、今年はリスの味見も割と控えめな気がします。

 

ウッドチャックがいるせいかな?

 

被害がないわけではないのですが、いまだにちゃんと実がついてます。

 

数年前にはあれよあれよという間に残り5つくらいになっちゃったこともあるので、油断は禁物、食べられるようになったら速攻収穫しなきゃ、でもまだ早いかな。

 

 

と思っていたら、夫が「そろそろいいんじゃない?味見して食べられるようだったら」

というので味見して、酸っぱいけれど食べられないほどじゃないので早速一人で梯子を取り出して、一人でアップルピッキングしました。

 

 

間引きなど一切やっていないので、実はどれも小さめで、上の方にポツンポツンと大きめなのがある、という感じなのですが、赤くて立派に育ったやつを手を伸ばしてもいでみると、大体はりす若しくは鳥に突かれていたりします。

 

悔しいけど、彼らは毎日チェックしにきてるし、そりゃ先に見つけられてしまいます。

ほぼ全部食べられた年はかなりムッとしましたが、今年は豊作だから、かなり気分もおおらかです。

 

赤い部分があんまりない実や小さめなのは置いといて、大きめで赤いのを狙って収穫してみましたが、まだまだ取りたい実はありますが、カゴがいっぱいになってしまったので今日はここで終了。

 

リンゴ狩りに行って食べきれないほどもいで帰ってきて困る、ということがありますが、自宅で同じことするなんて、自制心がなさすぎか。

 

本日の収穫は約7キロほど。

青い実も味見してみましたが、私好みの酸っぱさ。

 

夫にあげたら、夫にはちょっと酸っぱすぎるようで、まだ木に残っている分はもうちょっと熟すまで待つことに。

 

変な形、虫がちょっと食ってるし(それ以外は可食部分です)
アップルバター

齧って食べるには虫が食ってる部分があったり小ぶりだったりする分をアップルバターにしました。

 

夫にはちょっと酸っぱすぎるので、鍋一杯のりんごに大匙2杯の砂糖を(焼け石に水?)入れ、シナモン小さじ1杯強とナツメグ小さじ半分弱ほどをふりかけて弱火で煮詰めます。

 

アプルソースを作るときは水をちょっと入れますが、これは砂糖をふりかけてちょっと置いておいて、それだけで煮てみたので煮詰まるのも早かった、、ですが、ちょっと焦がしました。

 

 

使ったりんごの分量は軽量しませんでしたが、小さく切ったリンゴで3リットルの鍋の8割くらいが埋まるほど。

 

アップルバターと言いますが、バターじゃなくて単にアップルソースよりも煮詰まってる代物。

 

出来上がりは大体750ミリリットルくらいになりました。

現在の木の様子。もいだ時よりも確実に赤くなってます。

肥料をやるとか剪定するとか、そういうお世話をしないのにたくさんりんごを実らせてくれてありがたいことこの上ありません。

 

 

もう秋なんです。


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本当だった、スリラチャ価格高騰!

5ドル以上だったら買わない方針なんで、買いません。
いつの間にこんな値段に?

本当はこれ、そこまで好きなわけじゃないんです。

 

このソースを買うようになったのは、ズバリ、大きなボトルなのに安くてお得だったから。

タバスコとか、少量で良い値段するじゃありませんか。

 

段々と人気が出てきて、値段も段々と上がってきて、昔は3ドルでお釣りが来るようなものだったはずが、最近は4ドルでお釣りがくればまあいいか、っていう感じで、パンデミック前は多分うちの近所のスーパーの安いところでも4ドル数十セントの世界だったと思います。

じわじわ上がってきたなー、なんて思っていたんです。

 

それが先日、職場の誰かが、原料が不足しているらしくて、スリラチャは生産不能になってしまって、アマゾンなどでは10ドルくらいで出回っているらしい、という話をしていました。

 

嘘でしょ〜、ホットソースごときにそんな値段?

 

と思っていたのですが、近所のアジグロでの値段、9ドルですよ!

高すぎない?

 

 

夫がこれをバカスカかけるので、我が家には常に予備が2本くらいあるのですが、これを機にスリラチャを脱却しようと提案。

 

私はどちらかというと生のチリペッパーや乾燥のペッパーフレークや粉末のものを使う方が好きです。

これに限らずソースになってるものって、酢や糖分が加えられていて、いろんな味付けをした料理が同じ風味に変えられてしまうようで。

 

 

今年の夏のSriracha製造停止の理由は気候変動によるとみられるホットチリペッパーの生産不足とか。

www.ctvnews.ca

 

 

Sriracha、ブランド名かソースのタイプか?

我が家がずーっと買っていたこのプラスティックの寸胴ボトルと緑色のキャップのSriracha ソース、私はずっと製品名だと思っていたのですが、ここ最近になって、まるで別のメーカーやブランドのホットソースのラベルにも「Sriracha」ってついているものを見かけます。

先日は業務用スーパーへ出かけたんですが、Frank's Hot Sauceという北米でよく見かけるホットソースブランド、ブランド名の下にSrirachaとデカデカと表示してある業務用の2リットル入りのボトルが!

 

「これ買っとく?」と言う夫に「別ブランドのソースを試すなら小瓶から」と慎重に対処しました。

 

でもそこの棚にはいくつかの別メーカーのSrirachaソースが並んでいましたので、ひょっとしたらそういうカテゴリーのソースってことなのかも?と。

 

ウィキペディアのページをみましたら、ブランド名のSrirachaエントリーは別にあると表示が。

そうか、バンドエイド(登録商標)とバンドエイド(総称)みたいなもんなのかなやっぱり。

 

ウィキの記述によるとこうです↓

In a Bon Appétit magazine interview, US Asian-foods distributor Eastland Food Corporation asserted that the Thai brand of hot sauce Sriraja Panich, which Eastland distributes, is the original "sriracha sauce" and was created in Si Racha, Thailand, in the 1930s from the recipe of a housewife named Thanom Chakkapak

 

唯一無二だと私が思い込んでいたのはHuy Fong Foodsという会社によるこのボトルのソース↓で、ここのソースのウィキのエントリーにも The green cap and rooster logo are trademarked, but the U.S. Patent and Trademark Office considers "sriracha" a generic term.[8]  (緑のキャップと鶏のロゴは登録商標だが、米国特許商標庁によるとsrirachaは総称である)とあります。 

en.wikipedia.org

一方で、Huy Fong Foodsの創始者Tran氏は「地名(タイにある街の名称)を冠した商品名を登録商標にすることは難しいので登録をしなかった。これにより他の人々も同じ名前のホットソースを製造するようになった」という発言をしているようで、どっちが本当なのやら。

 

 

Sriracha、シラチャ? スリラチャ?

Sri ですからスリでしょ?と思っていたんですが、夫はシラチャと発音します。

Rがあるでしょ?インドの南にあるあの国だって、シランカじゃないでしょ??

と思っておりました。

 

しかしこれも、ウィキのエントリーに表示されている発音記号によると、タイでもベトナムでもRの音は発音されていないらしい。

 

え〜、ではなんでR入れるんでしょうか。

 

でも、アジア諸国でローマ字を使ってる国々のローマ字綴の言葉の発音は必ずしも英語やフランス語の発音のルールとは関係ありませんからね、Rがあろうがなかろうが、そこの国の人たちの発音の仕方が当然正しいことになるわけです。

 

まあね、中国語のピンインだって、ここにRがあるのに全然Rに聞こえないよ?なんてことありますし、色々と、ローマ字とアジア諸国語との関係は不思議なのです。

 

Srirachaの物語

上記のウィキペディア記事のHistoryのセクションは結構面白いのでお暇のある方はぜひ読んでみてください。

 

 

何でもかんでも値上がりする昨今ですが。


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