食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

庭で採れたビーツを最大限に食べ尽くす 

不慣れだけど美味しい赤いヤツ

ビーツは、オーブンでローストするのが一番美味しい食べ方だ、茹でちゃいけない、それはビーツの旨味や香りを逃してしまう調理法なんだ、、、というこだわりのある友人にビーツ調理法を教わったのが最初の出会いでした。

なので、大根やカブと同じような種類の野菜なのに、なんだか敷居が高く、美味しいと思うしビーツの入った料理をよそでご馳走になるたびに「こういうのをうちでも作ってみようかな」と思っているんだけれど、なんとなくやっぱり億劫に感じてしまっています。

でもビーツは夫の好物でもあるのです。ならば頑張ってたまには食卓に乗せてあげましょう。という健気な動機から、今年はビーツを種まきして、今収穫の時を迎えています。いつまで待っても大きくなってないのもありますが、結構立派に育ったものも。根菜類は土をきれいに洗い落とすのがわりと厄介ですが、新鮮なビーツを食べられるのだから文句は言いますまい(もう言ってますが。)

ビーツの葉っぱにも、鉄分など沢山含まれているそうなので、葉っぱも炒め物などに使います。大根葉みたいに菜飯にしてもいいかも、、ピンクのご飯になるかも?いつか試してみましょう。

サンクスギビングでローストしたり、根っこのほうをおいしくいただいたあと、葉っぱと茎が大量に残りましたので、先日はインド料理の、ほうれん草とパニールを一緒に炊いたんを、かわりにビーツの葉っぱと茎でやってみましたよ。パニールのかわりに固めの豆腐を切って入れました。

きっちりレシピをみて作らず、適当に残り物も入れてやりましたので覚書。

インド料理にインスパイアされたビーツの葉っぱの煮込みのレシピ

材料

  • 葉っぱと茎は荒く刻んで約8カップ〜10カップくらい
  • 玉ねぎ、大きめのを半分(冷蔵庫に残っていたので)刻む
  • セロリ 3本 刻む
  • にんにく、3かけほど刻む
  • 豆乳 1カップ足らず
  • ココナッツミルク 1缶
  • スパイス各種(マスタードシード、クミンシード、コリアンダーシード、ターメリック、、、)
  • 塩、胡椒など

手順

  1. 始めに鍋を温めておき、ココナツオイルを大さじ1ほどいれ、マスタードシード小さじ2杯くらいとクミンシード小さじ1くらいをいれ、マスタードシードがポップするまで20秒ほどまつ。
  2. 玉ねぎとセロリをいれ、塩小さじ1ほど加え、きつね色になるまで炒める。
  3. 粉末にしたクミン、コリダンダーシード、ターメリック、などお好みのスパイスを入れる。私はホットペッパーをたっぷり。
  4. ビーツの葉っぱとにんにくを加え、ざっとまぜて火を弱めたらふたをして3分くらい蒸らして葉っぱの量を減らす。
  5. 火を強めて全体をよく混ぜてから豆乳を入れてさらに5分くらい加熱。
  6. ココナッツオイルを半分ほど加え、ハンドブレンダーが使えるくらいの分量になったら、全体をなめらかにブレンドする。
  7. 豆腐を加え、火を弱め、残りのココナツミルクも加えて温める。
  8. 10分ほどして全体がちょうどよく温まったらバスマティライスとともに召し上がれ。

 

日本のカレーみたいにたっぷりかけると濃すぎるので、カップ半分から一杯くらいを一人分とみておくと丁度良い。

 

ビーツの葉っぱの栄養素

このサイトによると、葉っぱは根っこに負けず劣らず栄養に富んでいるような。茹でた1カップの葉っぱのなかに含まれている栄養素がリストしてありますので興味のある方はご覧あれ。こちらのサイトも参考になります、こちらには1カップの葉っぱに含有される絶対量(グラム数)が表記されています。

こちらもビートの葉っぱのありがたさを譜っていますね。

上記のレシピでは、生で8〜10カップくらい相当あったのですが、こういう葉っぱものは茹でると量がぐんとへるので、たぶん調理後の鍋には1カップ半くらいあったかなかったくらいだと思います。そう考えると、ココナッツミルクとかも入っているので、必ずしもありがたがってたくさん食べてもいいとは思いません。出来上がりは鍋に7〜8カップくらいかなあ、という程度ですので、このメニューから摂取できる量そのものはそれほどでもないかなあとも思います。

味はなかなかいけましたよ。

 

 

 


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