食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

Eat & Run の ミネソタ・ウィンター・チリ

チリは、野菜もたっぷり、豆もたっぷり(もしくはほどほどに)美味しくたくさん煮込めばとても便利なメニューですね。

チリが嫌いだ、という人には出会ったことが(今の所)ありません。

職場でもよくやるメニューです。

乾燥豆で作れば大変安価ですし。

 

我が家は、ヴィーガン転向以前から、肉を入れないチリでしたので、あえて「ベジタリアン・チリ」とか言うのが変な気持ちがするくらいですが、肉入りに慣れている人にしてみたら、材料が一つ不足しているチリ、となるのでしょうか。

いろんな人が作る、肉が入らないチリを食べてきましたが、美味しいバリエーション、たくさんありえますよね。

ヴィーガンでウルトラ・ランナーのスコット・ジュレク氏の自伝、Eat & Runには、彼がよく作って食べているヴィーガンな食事、スナック、ドリンク、などなど、のレシピがあちこちにちりばめられています。

その中で、彼の作る「ミネソタ・ウィンター・チリ」の記述とレシピを見て、ちょっと興味津々だったので、作ってみました。

いろんなフレーバーが混ざり合って美味しさ満点のチリを食べて、肉食の人が寂しいと感じるとすれば、それは多分肉の食感で、それを補うために、ブルガー・ウィートが入っています。

ジュレク氏のレシピは、細かく刻んだベルペッパーを1/2カップ、などとカップ表示でしたので、いちいち刻んだ野菜をカップに入れて計量しながら、なるべくレシピに忠実に作ってみました。

何せ、普通にうちで作ってるチリとの違いは、材料の比率くらいでしたので。

それでも、たまたま切らしていたキドニー・ビーンズの代わりにピント・ビーンズを使うなど、レシピに忠実と言い切れないこともありましたが。

 

出来上がったチリの感想は、「うん、美味しいね」

例えば、肉大好きな人がこれを食べて唸って「もう肉やめた!」と言うかどうかは計り知れませんが、美味しかったですよ。

うちでいつも作ってるのとは別の味わいでした。

チリって本当に、中身はみんな似たようなものを入れてるのに、作る人によって若干違いがあって、面白いですよね。味噌汁も作る人によってなんとなく味わいが違うと思うのですが、それに似ています。

きっとジュレク氏も自分で作る時には材料を計量したりはせず、適当にパッパッと入れてると思うんですが、なんとなくの比率として、「玉ねぎはこれくらいで、人参はこんな感じ、豆は全体の材料の中でこれくらいの比率」というのは好みというか、それぞれの人の判断って若干違いますから、そこが面白さなんでしょうね。

うちは多分、また「うちの味」に自然に戻ってしまうと思いますが、それはそれ、ジュレク氏に作ってもらわずに彼の味をなんとなく経験できたのは楽しかったです。

著作権に触れるといけませんので、レシピそのものは載せませんが、材料のリストだけ、続きでどうぞ。

 

スコット・ジュレク氏のミネソタ・ウィンター・チリ

ココナッツ・オイル又はオリーブオイル

ニンニク

玉ねぎ

マッシュルーム

グリーン・ベル・ペッパー

レッド・ベル・ペッパー

人参

ハラペニョ・ペッパーもしくは他のホットペッパー

コーン

クミン粉末

コリアンダー粉末

チリパウダー

胡椒

トマト缶

キドニー・ビーンズ

ブラック・ビーンズ

レッド・ビーンズ*

ブルガー・ウィート

好みでホットソースかカイエン・ペッパー

生のコリアンダー(最後に加える薬味として)

 

*レシピ中のレッド・ビーンズというのが、何なのか、ググってみましたがわかりませんでした。赤い豆一般のことを言うという説もあり、例えばキドニービーンズとか小豆とか、とあったのですが、キドニービーンズがすでにレシピに出てきているので、それでないなら小豆?

ジュレク氏は他のレシピで小豆も使っているのですが、それならこのレシピにも小豆って書くと思うんですよね。なので、この「赤い豆」が何なのか、不明です。

私は気にせずに勝手にチックピーで代用しました(赤くないですが)。

3種類中2種類の豆を代用してしまったので、実際に私が食べたのはジュレク氏が作るチリとはだいぶ違う可能性もありますが、まあおいしかったので良しとしましょう。

 


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