食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ヴィーガン、旅先での外食報告

小さな地方都市の旅から戻りました。

下調べしておいたレストランへは結局行かず。笑

予約しておいたほうがいいかなあ、とも思ったのですが、予約してしまうと「何時にあそこに行かなければいけない」とそれまで気にしながら過ごすことになるのがちょっと嫌だったので、一か八かでほっときました。笑

昼食を食べてから出発したのですが、夕方宿に到着して荷物を下ろしたら「あらー、小腹がすいたわあ」と。

私は食いしん坊なので、しょっちゅうお腹が減ってるんです。

スナック程度に何か買って食べてもいいけど、どうしよう?と夫と話しながら、まだ食事時でもないし、のんびりダウンタウンを散策して、風の向くまま気の向くまま、で行ってみようか、と。

事前にチェックした地元の観光局サイトで見かけたバーやパブ、レストラン、ビストロ、などが軒を連ねる、その街で唯一のダウンタウンというか目抜通りというか、その並びを冷やかして歩き、ヴァケーションだし、ちょっと早いけどビールでも飲みながら考える?ということで、バーに入りました。

そこでスナック代わりにフレンチフライでもつまみながらビールを飲めば、夕食どきにはまた小腹が空く程度でちょうどいいだろうと思っていたら、夫が「ここで夕ご飯にしちゃおうよ」

お年寄りみたいに早い時間ですけれど、、、まあいいか、お腹減ってるんだし。笑

 

パブメニューの定番といえば、バーガー、フライズ、フィッシュ&チップス(アイリッシュパブ風のところで人気だからか、最近は結構どんなバーでも見かけます)そして、サラダ。

考えてみれば、食事のメニューもあるようなバーやパブでは、何種類かのサラダとベジバーガーを置いてるところが結構増えてきてるかも。

というわけで、ベジバーガーのチェダーチーズを抜いてもらう、という策もあるなあなどと思いながらメニューをざっと眺め、注文を取りに来たバーメイドさんに聞いてみたら、結構融通がきくような感じでした。

そして、「アジア風・ヌードル入りチキンサラダ、、、」というのに惹かれ、チキンはサイドに分けてくれるようにお願いしてみました。

数日前に食べた、日本そば入りの麺がのびちゃったサラダを思い起こすような、やっぱりちょっとのびた麺が入っていましたが、こちらはフォークでくるくるっと巻ける程度に腰は残っており、まあまあ。

サイドにしてもらったチキンは小さな小鉢ごと夫にあげました。

アジア風というだけあって、ドレッシングがごま油と醤油入りだったのですが、私が自分でサラダを作る時、アジア風(というか中華風?)ドレッシングを使う時にはまず入れようと思わないような、アボカドやスプラウトが入っていて、「なるほど、別に中華風ドレッシングだってアボカドやスプラウトを合わせても美味しいじゃない」という発見があり。

今まで、中華風ドレッシングといえば、春雨サラダで、春雨サラダといえば、にんじん、青ネギ、キクラゲ、、、と具が決まっていたのですが、こういう風に自分の発想を超えた組み合わせを見せてもらえるのは、外食の利点の一つですよね。

 

ちなみに、夫は普通の牛肉のバーガーを頼んでいたのですが、私はサラダだけだとお腹にたまらないかもなあと思ったので、彼の付け合わせをフレンチフライにしてもらい、つまみ食いさせてもらったのですが、そのせいで彼の食事は野菜不足もいいところ。

申し訳ないので私のサラダもちょっと分けてあげましたが、私のサラダについてきたチキンの小鉢もあげたので、ビーフにチキンにと、いきなりちょっと肉過多でしたね。

 

翌日の朝は、目が覚めたらすぐにお腹が減るので、自宅からグラノーラと豆乳を持参していたのを食べ、お茶を入れてひと心地。

朝食は外食しなくてもいい方がやっぱり楽ですよね。

実は今回、キッチン付きの部屋に泊まったのでした。(万が一夕ご飯も外食できない時には、、という状況も考慮して)

お昼には、サラダの種類の豊富そうなバー(朝食とランチの時間も開いている)を見つけたので、そこでサラダを食べようと入りました。

いろいろなサラダがある中、アーティチョークが入ったのと、梨が入ったのとで悩んでいたら、ヴェジタリアンのクラブサンドイッチもあることに気がついたので、そちらのチーズクリームとマヨ抜きで、マヨの代わりにセサミ入りのドレッシングを入れてもらうようにお願いしてみました。

セサミ入りドレッシングはマヨベースではなくて酢とオイルベースにセサミがたくさん入っていて良かったのですが、チーズクリームでコクとボリュームを出すつもりのサンドイッチからそれを抜いたので、ちょっとバランスが良くなくて、サラダにしておいたほうが良かったかなあという感じでした。

そこのお店では、ベジのメニューにアボカドは使われてなく、代わりにアーティチョークとチーズを多用してるようでした。アーティチョークは私が住んでいる地方では新鮮なものを入手するのは難しいですが美味しいものがあったら、こういう使い方もできるなあと参考になりました。

 

そんな次第で、ヴィーガンの外食、バー、パブ、飲み屋系は意外と使えますね。他に入ってみたいお店がない時の保険代わりになると思いました。

でも、やっぱりパブ・フードですから、一晩くらいならいいですけど、これが続くとやっぱりキツイですよね。

アジア系のレストランなんかもどうなんだろう、と好奇心がありますが、ここの街のレストランに関しては、レヴューサイト各所で、かなりローカルに迎合した味付けになってるような(甘いソースとか)話がささやかれていたので、今回は見送りました。

アジア系は本当に見送りっぱなしになってるんですけれどね。笑

 

今回滞在した地方都市は、小さいゆえか、はたまた田舎でカソリックの習慣がまだ根強いからか、イースターの週末はほとんどの店が閉まっていました。それでも開いていたのは人気のあるパブやバーばかりというか、開いていたから大人気だったのか、土曜日の夕方、5時台から行列ができていたりして。

事前調査で見つけた、街で唯一のヴィーガンメニューのあるレストラン、ここにはまたいつか行ってみたいような気もしますね。

次に行く時まで生き残っていてくれることを祈ります。。。

 

 


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