食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

BBQに耐えられるベジバーガー

夏ですねえ、、、とつい言ってしまいそうな(寒くない)週末です。

例年、5月になって、気温が二十度を超える日々が続くと、こちらの皆さんは夏の装いになり、待ちかねていた夏の活動を始めるようになります。

そして、会話でも「夏」という言葉が頻出します。

実際は日本の「春」や「初夏」よりも涼しいんですけどね。

 

で、「夏」になると、やっぱりその貴重な温もりと太陽の光を楽しむべく、バーベキューをして、庭やベランダで食事をする、という機会が頻出します。

 

ヴィーガンになって以来の重要な課題、それは、美味しくて、BBQできるベジ・バーガーを作ること。

出来合いのベジ・バーガーもありますけれど、やはり自分できっちり中身がわかっているものを作りたい。

こんな話を耳にすると尚更、出来合いのをスーパーで手に取ることに抵抗を感じます。(Clear Labs の発表した The Hamburger Report によると、サンプルとしてDNAを調査した258のバーガー(ベジ・バーガーを含む)の幾つかから、原材料リストに載っていない動物のDNAが検出されたり、はたまたブラックビーン・バーガーとして販売されているとあるバーガーにはブラックビーンが入っていないことが判明したり、別のサンプルの一つからは人間のDNAが検出された、、、など。人間のDNAについては、多分素手で触った人のDNAが混入しただけであろうと言われていますが。。)

 

去年までにいろいろと試したレシピ、いろいろありますが、残念なことに、まだ これだ!と思うようなものには出会ったことがなく。

味や食感で言えば、どうしても豆系の味が強くて、飽きてしまいがちだったり、やはり豆系でモソモソした口当たりが気になるのです。

そして、自作のベジ・バーガーの最大の欠点は、BBQのグリルに置いて調理すると、ひっくり返すときにかなりの確率でちょこっと崩れてしまったりヘラで触ったところが欠けてしまったりするということ。

フライパンで調理する分には問題ないんですけど、室内でフライパンで調理するくらいならバーガーなんか食べる必要ありません。外で、BBQするからこそ登場するベジ・バーガー、グリルで崩れがちなバーガーは非常に扱いにくくて困りものだったのです。

味よりもむしろ、そっちの方が気になるくらい。笑

 

で、今年もベジ・バーガーのレシピ開発・お試しの旅が始まりました。笑

 

今日試してみたのは、こちらのレシピです。


こちらのレシピも、「グリルで崩れない」をテーマにしていますので、期待も大きく。

ただ、ブラック・ビーンのベジ・バーガーは、私個人の好みとしては、モソモソしてしまう感じだと思うのと、ブラック・ビーンを水に浸けておくのを忘れてしまったのとで、今日はレンティルで代用しました。

レンティルなら、30〜40分もあれば乾燥レンティルから始めてもすぐですから。

ブラウン・ライスは日本米の玄米でやりましたが、もうちょっと水多めに炊いて、べちゃっとするくらいでちょうどよかったかも。

 

レシピを簡単に日本語にしてみるとこんな感じです:

 

材料

玄米を炊いたの 1カップ

クルミ 1カップ

みじん切りにした玉ねぎ 55グラムほど

チリ・パウダー、クミン・パウダー、スモークト・パプリカ、砂糖それぞれ大さじ1

塩、胡椒、小さじ半分

調理後のブラックビーンズ(今回はレンティル) 1カップ半

パン粉 三分の一カップ

バーベキューソース(私は使わなかったのでどこで入れるのか忘れました)

 

作り方

くるみはフライパンで乾煎りして冷ましてから、スパイス、砂糖と一緒にフードプロセサーで細かくしておく

玄米、レンティル、炒めた玉ねぎ、パン粉、塩胡椒を混ぜ、そこにクルミとスパイスのミックスを混ぜ入れてよくこねる。

まとまりやすいくらいの固さになるように、水を足したりパン粉を足したりして調整して、ハンバーグ型に丸めて皿に並べる

 

BBQのグリルが温まったら調理して、召し上がれ

 

確かに、比較的マトマリのあるバーガーでした。

玄米の炊き方は、普通のご飯として食べる固さよりもかなり柔らかくしてもよかったかも。もしくは、フラックス・エッグなども入れて固めるといいかも。

ブラックビーンよりもレンティルの方が味的には好みかと。

 

今日は、このバーガーに、ポータベロ・マッシュルームと輪切りのナスとを同時にグリルしたのを合わせ、タヒニソースと一緒にいただきました。

ごちそうさまでした。

 

 


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