食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

良い種パンと安心のサワードー・ブレッド

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粉と水と塩だけの、サワードー・ブレッド。簡単だけど奥が深い。グルテンフリーなんて考えられません。

 

最近ちょっと仕事が立て込んでいて、パンを焼くスケジュールが滞りがちでした。

そうすると食べるパンが底をついてしまうので、焦ります。

 

うちの近所には美味しいパン屋さんが皆無なのです。メトロまたは自転車で30分くらい行った場所にはありますが、仕事の行き帰りに寄れるような場所には皆無。

 

なので、パンは自分で焼くのが一番。週に一つか二つ。

食べるのは主に夫で、私は週末の朝食だけトーストして食べます。

  

いつも焼いてるのは、だいぶ前にカリフォルニアばあさん(チブリッツさん)のブログでお見かけした、良い種いっぱいのサンドイッチ用のパンと、他には粉と塩と水だけのサワードーのパンです。

サンドイッチ用のパンはやっぱりサンドイッチにしやすいというか、穴があかないので、マスタードもマヨも漏れてこないし、使いやすいですよね。

サワードーを焼いて「おお!こんなに大きな穴が空いた!嬉しい!」と思ってると、夫に「こんなに大きな穴が空いてるとマスタードやマヨが漏れるし、サンドイッチを作るのにはあんまり適してない、、、、」と嫌がられるのです。笑

 

レシピのページのリンクを貼っておきますね。2012年11月15日付の記事です。 

blog.livedoor.jp

ちなみに、良い種いっぱいのパンは、カリフォルニアで市販されているパンを参考にチブリッツさんがレシピを開発されたそうなのです。

市販のものを食べて、それを再現するレシピを開発するってすごいですよね。

 

しかもこのパン、本当に美味しいのです。

義母の家に滞在するときなどには二斤くらい焼いて持っていきますが、パンは控えめにしているという義妹も美味しいのでお代わりします。

 

サワードーのレシピはいろんなサイトや本でいろんな方のを参考にして、色々と楽しませていただいております。

日本の子供の歌で、「パンの歌」がありますが、「エジプトの母さんたち」はよくもこういうものを発見したもんだなあ、なんて感心しますね。

今みたいに冷蔵庫とか温度設定のできるオーブンがあるわけでもないのに、これで家族を食べさせていたんだからすごいです。

 

一番安定して焼けるサワードーは、毎回安定した結果を生み出すClotildeさんのサワードー・レシピです。

これ、本当に毎回失敗しません。

しかもレシピも覚えやすい。

穴も小さめ。笑

サワードーの種はいつも冷蔵庫に入れてありますので、焼きたい日の前日に取り出して準備を始めればいいだけなので簡単です。

ちなみに、Clotildeさんの解説では、木のスプーンを使用して、スプーンを洗う時は洗剤を使わないように、、、などとわりと細かいですが、私は木の時もあるけれどステンレスのスプーンを使う時もあり、割り箸の時もあります。洗うときは毎回洗剤を使って洗い、すすぎをしっかりとするようにしています。

 

我が家は台所の気温が夏の暑いときでも25度くらい、冬は18度から20度くらいなので、発酵時間の長いパンはとことん発酵時間が長く、仕込みを始めるのが遅かったりすると、日曜の深夜過ぎに焼き始めることになってしまったりと、なかなかこちらの思うようにいかないときもあるのですが、作業そのものの時間はそれほどでもなく、タイミングをうまく見計らってやればこんな手抜きなパンは他にないのでは、と思います。 (捏ねないパンの方が楽だとも言えますが、生地の扱いやすさではこちらの方が断然楽です。)

 

あとは、うちのオーブンが温度設定通りに加熱してくれればありがたいのですが、結構北米のオーブンって、設定温度と実際の温度の差があることが多いようです。

でもね、温度設定できない石窯などで焼いていた昔の人のことを思えば文句は言えますまい。

 

土曜の朝は、スライスして冷凍してある先週のパンをトーストして朝食に食べるのですが、考えてみればその週末に焼いたパンを新鮮なうちに食べてないのはもったいないかも。

 

 


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