イースター4連休の義母宅訪問、いって来ました。
ああ、疲れた。笑
高速からの景色(というほどのものではありませんが。)水平線はオンタリオ湖です。いや、もっとマシな景色のポイントを過ぎたところで「写真とろ」と思いついたせいで、なんだかパッとしない絵柄です。
今回は、事情があってちょっと慌ただしく、出発前の荷造りなども大急ぎで片付け、持って行くのをうっかり忘れたものもありました。
が、そのぶん、訪問先での運というか、外食がだいたいいい感じだったので驚きでした。
これまで遭遇した外食経験はだいたい、田舎の本当にどうしようもない「ホワイトブレッド、ハンバーガー、フィッシュ&チップス、オニオンリングス」みたいな選択肢もしくはマクドナルドをはじめとするファーストフードチェーンばかり、、、という世界だったんですけれど、それが徐々に変わりつつあるような感じでした。
3ヶ月前に訪問した時には割と準備万端で外食しなかったんだろうと思います。
そのため、今回は田舎町の新鮮な驚き体験を楽しんで来ました。
今回は義姉妹や友人と外食する機会が何度かあり、外食するたびにいちいち「ヴィーガンでも行けるところにして、、」というのもいやらしいので、まあいいや、入った店でサラダを頼んで「チーズ、ベーコンビッツ、マヨネーズ、肉類、は入れないで」と頼めばいいや、と。
でもね、入ったお店にサラダのバリエーションが5種類くらいあって、それ以外にもアペタイザーで野菜のみに対応してもらえるものが何種類かあって、ウェイトレスが「ヴィーガン」という言葉に「ええ?なにそれ?」という反応をしない、という、そういう嬉しい経験が続きました。(なので、実際に湖の魚やフィッシュ&チップスが売りなお店にも入りましたが、サラダが豊富だったので全く困ることなく美味しく楽しみました。)
その上、ヴィーガン対応なヘルス・フード・ショップ&ちょっとしたカウンターで食べられる店、というのも、ものすごく小さな町(ダウンタウンがメインストリートの1ブロック分に収まるサイズ)の真ん中にあったのです。
左が私が注文したチックピー・バーガーのサンドイッチ。右が夫のブラックビーン・バーガーのサンドイッチ。夫が頼んだ一品は美味しかったです。私が頼んだチックピーの方は、ちょっとドライな上、レタスの水切りがしっかりできてなくて、水っぽく、ソースが水に薄められてバンの間から滴り落ちるという、残念な結果でした。でもこういうお店を応援したいので、これくらいは目をつむります。近場に競合店が出たらそっちに行っちゃいますけどね、きっと。
まだまだ新しいお店みたいでしたので、応援の気持ちを込めてチップも弾み、お店で扱っていたオーガニックの野菜の種をちょっと買って見ました。
Happy Cow のappで見つけましたよ。
お店のサイトもあります。
今までこういったコンセプトの店は大きめな街以外では本当に滅多に見かけなかったんですけれど、考えてみると不思議ですよね。
だって田舎にだって健康や動物愛護を考える人たちは住んでいるでしょうし、家族のことを考えてオーガニックのものを、なるべく植物性のものを、と思っているお母さんたちだってたくさんいそうですからね。
あとは、友人が住む地方都市で外食しました。
普通のパブでしたが、サラダをヴィーガナイズしてもらいました。
ビーツ、アボカド、枝豆、コーン、ブラックビーン、トマト、玉ねぎ、レタス、、、あとはナッツ少々。ヴィーガナイズしないバージョンを義妹が注文したのですが、それにはターキーとゴートチーズがふりかけてありました。私の分のターキーとゴートチーズはサイドにしてもらい(別皿)テーブルの真ん中に置いてみんなで分けてもらいました。
帰りがけに寄った別の友人のお宅では、以前友人のパートナーが「私は姪が二人ヴィーガンだから、ヴィーガン対応するのには慣れてるよ」と言っていたんですが、今回訪問したら、ティーネイジャーの娘の一人がヴィーガンになって毎日ヴィーガンクックブックから何かを作っているとかで、ヴィーガンなブランチを作っていただきました。
着実にヴィーガン人口、増えてる感じがしますね。ワクワク。
さて、帰りの道のりではランチが必要、ということで、友人宅のブランチを後に、友人オススメのオーガニックショップでパンとバナナ、ジェリー、オリーブなどを買い(ピーナツバターは持参してありました)車中ではピーナツバター&ジェリーのオープンサンドと、パンとオリーブ、という、まあ手抜きですが美味しいピクニックをしましたよ。
車中で食べると食べこぼしやクズが散らかりますので、ピクニックは新聞の上で広げます。知らない人の写真が写り込んでいますが、単なる新聞記事です。
ピーナツバター&ジェリーは北米人の手抜きランチですが、塩味と甘味が融合し、しかもそのままだと喉にくっついて食べにくピーナツバターを食べやすくするので、私は好きです。日本の方にはあちこちで嫌われてるような印象ですね。私の夫は生まれてこのかたカナダ人ですが、彼もこれ嫌いなんですと。まあいいです。一人で楽しみますから。笑