食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

3連休は再びオンタリオで

五月二十二日はヴィクトリア・デーという祝日のため、三連休でした。

連休を利用して再び南オンタリオの田舎町に住む義母を訪ねてきましたよ。

 

実は義母は、前回帰省した頃からいわゆる老人ホームというところに入っていまして、年寄りが新しい環境に移るのは古い木を植え替えるのと同じように、体にも心にも大きなショックなので、できる限り顔を出してサポートしてあげたいということで、訪問頻度が上がっているのです。

 

遠くに住んでるから、それくらいしかできることがないのが悔やまれるのですが、顔を見ると少しホッとしてくれるようで、別れ際にもお互いにかなり悲しい思いをするのですが、また来るからね〜と言ってたくさんハグとキスをして分かれます。

 

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土曜日は前回発見したHagersvilleのSweet Greensへお昼を食べに行きました。何度も来ることになるだろうから、毎回違うもの注文してせいぜい楽しもうと思います。

 

このお店、店内は明るいし働いてる人たちは気さくだし、なかなかいい店発見!と思うのですが、のんびりしてるのか、ちょっと抜けてるのか、今回はレタスの水切りはきっちりやってくれたようで、ソースが水っぽくなることはなかったものの、to go か for hereかって聞かれたから、for hereって言ったのに、なぜかしっかり持ち帰り用に包んでくれた上、包んだ紙の上にピクルスを乗っけて蓋をしてくれたので、包み紙の外側が濡れてて、包み紙をうまいこと使って汚れないように食べたかったんですが、紙が濡れてて食べにくかった。

まあ、味そのものは良かったので文句言うほどでもないんですが、できればこの使い捨ての紙のパッケージが無駄にゴミになるのは避けたかったなあと。

 

注文してから出来上がるまでの時間は、食材や種子などの棚を見て時間をつぶしましたが、ラピニのタネを発見したので買って見ましたよ。

うまく育つでしょうか。(その前に植えなきゃね。)

 

行ったのが土曜だったので、翌日もここにきて食べようと思って店の人に聞いたら、日曜は閉まってるんだとか。

そ、それは残念!

別にこの店じゃなくてもいいんですが、南オンタリオのものすごく小さな町(メインストリート一本の、1ブロックくらいの間に商店がちょこちょことあり、それがダウンタウン、というそういうレベル、もしくは、ダウンタウンなんかない集落とか)で、ヴィーガンの店があったこと自体奇跡ですが、ここが閉まってたらあとはどこで昼を食べればいいのでしょう!!!

 

Happy Cowで検索したら、この界隈、本当に何にもないんですよ。

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Hagersville周辺15マイルで検索すると、ヴェジ・フレンドリー含めてここ以外はゼロで、25マイルまで広げると、Brantford とか Hamiltonとかにも何件かあるんですけどね、そこまでわざわざ行くのもね。

1マイルは1,6キロですので、10マイルで16キロ、25マイルってことは40キロ先です。時速80キロでいけば30分先ですけど、そこまでお昼食べに行って、食べてから戻ってきて、往復1時間(プラス食べる時間)、ちょっとお昼食べて来るね〜、というには遠いですよね。

 

ま、ヴェジ・フレンドリーな店がないなら、バーとかパブとかでサラダを食べればいいんですけどね。

最近のパブ・フードは結構田舎でも頑張ってる店が多いですし。

 

あ、でも、Hagersvilleのサイズと比較すると、周辺の集落はものすごーく小さい(そのため、スモールタウンのHagersville がまるでマンハッタンかのように見えなくもない。)そういうレベルの田舎では、やっぱりすごく残念な店もまだまだ多いのは事実。

 

スーパーに行って果物とトマトとパンでも買って食べるのが一番安心かも。。。

 

そうそう、ヴィクトリア・デーって、私の住むケベック州では祝日ですけれど(名称もフランス語ではクイーン・ヴィクトリアの名前は跡形もない)普通に店は空いてます。

閉まってるのは銀行や政府のオフィスくらい。

州営のアルコール販売店もちゃんと開いてます。(だって三連休ですから、あちこちでパーティーやりますから、アルコール売ってくれなきゃ州民が困ります。)

 

でも、オンタリオでは、スーパーも小規模のグローサーも、州営酒店も、どこもかしこも閉店してたんですよ!

 

帰りのドライブ用に、前回みたいに美味しいパンを買って、果物やピーナツバター(これは持参しました)でサンドイッチ作って食べればいいやと思ってたんですが、怠け者のオンタリアン(冗談ですよ、州別のステレオタイプで言えば、ケベッカーの方が怠け者扱いが妥当)のおかげで、それも叶わず。

 

前回のイースターの時もそうだったんですが、やっぱりオンタリオとケベックは隣同士ですけれど、かなり文化が違います。

気候もほぼ同じ(南オンタリオの方が南ケベックよりも若干暖かい程度)だし、なんども行き来してるから、違うっていうことをたまに忘れてしまうんですけど、忘れてる時に気がつく違いって困るし、厄介だし、「なんだよ君たち」って感じてしまいますねえ。(あちらもそう思ってるんでしょうけどね。笑)」

 

日本から見ると「同じカナダ国内の東側の州でしょ」と思われると思いますが。