食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

加工食品の中身について

 暫く前に成りますが、SAVEURの記事でこんなものを見掛けました。

 「これらドイツの広告グラフィック・アートがあなたの好物の食べ物の中には実際に何が入っているのかをみせます」と云うようなタイトルです。

毎度思いますが、自然な日本語に訳すのって難しい。

国語の問題ですね。

記事は英語で書かれていますが、もともとのグラフィックスはドイツ語。

私はドイツ語はかじった事すらないので専ら英語の解説に依存しておりますが、まあ何語であろうと、これだけ視覚に訴えてあると何が言いたいのかは一目瞭然ですね。

 

記事の内容は、アメリカのFDA (Food and Drug Administration) が食品の成分表示に関する法を改編した(注)とはいうものの、その商品を手に取って、その製品の中身が本当は一体何なのかを消費者が理解しやすくするという目的にはまだまだ道程は長いという事を前提に書かれています。

(注)2016年に改編された表示により、消費者がその食品に含まれるカロリーや栄養価をパッと見て理解し、自分や家族のニーズにあわせて買い物しやすくすることを狙ったもの。くわしくはこちらを。↓

www.saveur.com

このお役所的なアプローチとは対照的にドイツの消費者擁護団体である Verbraucherzentrale Hamburgが2015年に展開した宣伝キャンペーンに使用されたグラフィックスは、一目瞭然、否応なく食品の実態が目に見えるので効果的です。

 

世界的に人気の高い有名ブランドの加工食品各種が選ばれておりますが、その類似品や似た様な食品類はまあ大体同じようなもんだろうと思います。

 

実際には製品の中の重量の比率が比較的に大きい材料や添加物がどんと目に留まりますが、少量でもあまり人体にとっては好ましくない化学調味料や薬品、色素などといったものに関しては残念ながら若干インパクトが弱いかな。

 

でもまあ、こんなものばっかり食べてるとどうなるか、わかるでしょ、という意味ではやっぱり分り易いですね。

 

このSAVEURの記事では最初の例としてヌ*ッラの写真を英語版で表示して有りますけれどページをスクロールして下の方を見て行くにつれ、「あ、Zuckerってドイツ語で砂糖っていう意味かしら?」と気が付いたりもします。

育ち盛りの子供達に、カルシウム始め栄養たっぷり尚且つ子供も大好きなこのスプレッドを、、、というようなイメージ操作のテレビ広告など記憶にありますが、これを見ると何てうそつきな、、と思わずにはいられまい。

 

イメージ操作、犯罪級なのもありますよね。


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