食いしん坊、北米でヴィーガンになる

北米で植物性食品を食べて強く生きる記録

ボクシングデーの朝、春の訪れ

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朝8時40分くらいのメトロです。普段はちゃんと人が乗ってるんですよ。


クリスマスも終わり、今年のボクシングデーは休日出勤扱いになると新任(でもベテラン)のアカウンタント氏から知らされ、春の訪れを感じているきゃすぴえです。

 

過去数年のボクシングデーの出勤ぶんは平日扱いだったので、それはどうなるのかという疑問もちらっと脳裏をかすめますが、所詮は組合のないノンプロフィット・オーガナイゼイションですので、そこらへんはまあ深く追求しないでおきましょう。

なにしろ、当てにしてなかったものがもらえるだけで嬉しいのです。

 

日本では年末は忙しい時期ですよね。

こちらは、なんでしょうか、松の内の所謂正月気分に似たような気分でしょうか。

出勤途中の通りも、メトロも、とても静か。

 

メトロは私が乗った時は車両には私一人っきりでしたが、写真を撮ったあとで一人乗ってきて、私しか居ないのに、なぜかぶつかってきてすぐそばに座ったおばちゃんが。笑。 酔っ払いじゃないようでしたよ。 

 

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先日の写真とどう違うんだと言われると返す言葉がございませんが、嬉しいのですよ、朝日が!こういう日差しの時は決まって寒いんですけれど、春だなあ、と感じるのです。


SAD (seasonal affective disorders)なんていう言葉も知られるようになって久しいですが、季節の変化が人の心に与える影響は馬鹿にならないのですよね。

 

北国の冬は日照時間不足で、鬱気味になる方が増えます。

SADじゃなくとも、朝起きると暗闇、仕事を終えて外に出ると暗闇、なんて生活は気が滅入りますよ。

 

クリスマスもとい、冬至のお祭りがひと段落したこの時期は、来年の夏へ向けて、日照時間が日に日に長くなっていく嬉しい時期なのです。

ふざけてるんじゃありませんよ、本当です。

日本ではお正月に迎春だなんて言いますけど、まさに春を感じます。

 

寒さはこれからもう一息深まりますけれど、明るさが増していくので、私はこの時期、嫌いじゃありません。

夏の真っ盛りが日曜日だとすると、今はちょうど木曜日の仕事の後って頃合いでしょうか。

後一日仕事したら週末だ!というような。笑

 

この勢いで、冬を思いっきり楽しむには、やっぱりウィンタースポーツを野外で楽しむ、これが一番です。

日光浴にもなりますからね。

 

先日、チルルさんのコメントで、雪の反射による日焼けというものがあるんだった、と思い出しましたけど、そういうことをこの土地で聞いた覚えがありません。

私は森の中でクロスカントリーをするので、そのせい?とも思いますが、たぶん緯度的に 冬の日光の強さ加減がそこまで強くないんだろうと思います。

日焼け自体、夏でもあまり気にしません。(肌は白いよりちょっと焼けてる方がいい、という感覚なんですけれど、、日本では白いのがとことん宜しいようですよね。)

むしろ、北国に住む人々は、ビタミンD不足対策が必要なのです。

 

ビタミンDが豊富な食品をググると、魚とか動物性食品が多いので、うちでは冬の間はビタミンB12と共にビタミンDもとっています。

他には、天気のいい日中はなるべく日光に当たるようにする、、、。

でもこれは、寒い時はなかなか難しいんですよね。

スキーやスケートをしに表に出ても、防寒着で肌を覆ってしまいますからね。

そういうわけで、ビタミン剤に頼りたくないとは思うものの、背に腹はかえられません。

 

春が来て、気温が氷点下からプラス一桁台に上がるといきなり半袖Tシャツに着替えてテラスで日光浴する人たちが出没するのは、北国の人々は基本的に太陽に飢えているからなんですよね。

 

ソーラーパワーの腕時計のバッテリー残量が減ってることが多いのはやっぱり冬場です。時計を外して日中窓辺に置いておかないとチャージするチャンスがないんです。


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