クリスマスも終わり、今年のボクシングデーは休日出勤扱いになると新任(でもベテラン)のアカウンタント氏から知らされ、春の訪れを感じているきゃすぴえです。
過去数年のボクシングデーの出勤ぶんは平日扱いだったので、それはどうなるのかという疑問もちらっと脳裏をかすめますが、所詮は組合のないノンプロフィット・オーガナイゼイションですので、そこらへんはまあ深く追求しないでおきましょう。
なにしろ、当てにしてなかったものがもらえるだけで嬉しいのです。
日本では年末は忙しい時期ですよね。
こちらは、なんでしょうか、松の内の所謂正月気分に似たような気分でしょうか。
出勤途中の通りも、メトロも、とても静か。
メトロは私が乗った時は車両には私一人っきりでしたが、写真を撮ったあとで一人乗ってきて、私しか居ないのに、なぜかぶつかってきてすぐそばに座ったおばちゃんが。笑。 酔っ払いじゃないようでしたよ。
SAD (seasonal affective disorders)なんていう言葉も知られるようになって久しいですが、季節の変化が人の心に与える影響は馬鹿にならないのですよね。
北国の冬は日照時間不足で、鬱気味になる方が増えます。
SADじゃなくとも、朝起きると暗闇、仕事を終えて外に出ると暗闇、なんて生活は気が滅入りますよ。
クリスマスもとい、冬至のお祭りがひと段落したこの時期は、来年の夏へ向けて、日照時間が日に日に長くなっていく嬉しい時期なのです。
ふざけてるんじゃありませんよ、本当です。
日本ではお正月に迎春だなんて言いますけど、まさに春を感じます。
寒さはこれからもう一息深まりますけれど、明るさが増していくので、私はこの時期、嫌いじゃありません。
夏の真っ盛りが日曜日だとすると、今はちょうど木曜日の仕事の後って頃合いでしょうか。
後一日仕事したら週末だ!というような。笑
この勢いで、冬を思いっきり楽しむには、やっぱりウィンタースポーツを野外で楽しむ、これが一番です。
日光浴にもなりますからね。
先日、チルルさんのコメントで、雪の反射による日焼けというものがあるんだった、と思い出しましたけど、そういうことをこの土地で聞いた覚えがありません。
私は森の中でクロスカントリーをするので、そのせい?とも思いますが、たぶん緯度的に 冬の日光の強さ加減がそこまで強くないんだろうと思います。
日焼け自体、夏でもあまり気にしません。(肌は白いよりちょっと焼けてる方がいい、という感覚なんですけれど、、日本では白いのがとことん宜しいようですよね。)
むしろ、北国に住む人々は、ビタミンD不足対策が必要なのです。
ビタミンDが豊富な食品をググると、魚とか動物性食品が多いので、うちでは冬の間はビタミンB12と共にビタミンDもとっています。
他には、天気のいい日中はなるべく日光に当たるようにする、、、。
でもこれは、寒い時はなかなか難しいんですよね。
スキーやスケートをしに表に出ても、防寒着で肌を覆ってしまいますからね。
そういうわけで、ビタミン剤に頼りたくないとは思うものの、背に腹はかえられません。
春が来て、気温が氷点下からプラス一桁台に上がるといきなり半袖Tシャツに着替えてテラスで日光浴する人たちが出没するのは、北国の人々は基本的に太陽に飢えているからなんですよね。
ソーラーパワーの腕時計のバッテリー残量が減ってることが多いのはやっぱり冬場です。時計を外して日中窓辺に置いておかないとチャージするチャンスがないんです。